
ニュージーのロマネ・コンティと呼ばれるアタランギのセカンドラベル!
アタ・ランギ クリムゾン ピノノワール
【味わい深い苦味】 ラズベリーやチェリーの果実にフローラルやミネラルのニュアンスが加わり、複雑で力強い香りが広がります。シルクの様に滑らかな口当たりはとろみを感じさせるほどトゲが全く無く、軽やかに広がります!凝縮した果実の味わいはみずみずしく、味わいが広がるにつれ果実味を背景に残したまま、独特の味わい深い苦味と大地のニュアンスが複雑に絡み合いながら奥行きのある味わいへ表情を変えていきます!長い余韻はフィニッシュまで芯のある味わいを楽しませてくれます。
ポークソテー・デミグラスソース、ラムとポテトのローズマリー焼き
- ワイン名
- アタ・ランギ クリムゾン ピノノワール
- 原語
- Ata Rangi Crimson Pinot Noir
- ヴィンテージ
- 2017年
- タイプ
- 赤ワイン
- 飲み口
- 辛口 ミディアムボディ
- 原産国・地域
- ニュージーランド、マーティンボロ
- 造り手
- アタ・ランギ<Ata Rangi>
- ぶどう品種
- ピノノワール100%
- 熟成
- フレンチオーク(20%新樽)にて9ヶ月熟成
- アルコール
- 13.0%
- 容量
- 750ml
- 飲み頃温度
- 14〜16℃
※実際のヴィンテージ につきましては画像と異なる場合がございます。
正確なヴィンテージにつきましては<ワインデータ>ヴィンテージ欄をご確認下さいませ。
【2013 jamessuckling 93点】 【2011 Wine Advocate 90点】 【2010 The Age & Sydney Morning Herald Good Wine Guide 93点】 【2009 UK Decanter's "Top 50 New World Pinots"選出】
“私の一番好きなニュージーランド・ワインは、おそらくアタ・ランギのピノ・ノワールだろう”
私の一番好きなニュージーランド・ワインは、おそらくアタ・ランギのピノ・ノワールだろう”クラウディ・ベイの醸造家ケヴィン・ジャッドがイヴニング・ポストのインタヴューにこう答えたことでもわかるように、アタ・ランギは消費者や評論家だけでなく、醸造家からも敬愛されているワインです。
1980 年クライヴ・ペイトン、妻のフィル、クライヴの妹のアリソンと彼女の夫オリヴァー・マスターズの4人によって設立されました。アタ・ランギとはマオリの言葉で“新しい始まり、夜明けの空”という意味。新しいワイン造りの出発点という気持ちを込めたネーミングでした。
妥協を許さぬ徹底した品質重視のブドウ栽培と醸造により、アタ・ランギのピノ・ノワールは瞬く間にニュージーランドのトップ・ワインと評されるようになりました。
またロンドンで開催される世界最大級のコンテスト、インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションで1995年、1996 年、2001 年と3度最優秀ピノノワール・トロフィーを受賞しました。これは同ショーの歴史のなかでも類をみない快挙です。しかしアタ・ランギの優れているのはピノノワールだけではありません。クレイグホール・シャルドネ、セレブレといずれも高い品質を誇ります。
ニュージーのロマネコンティ
マーティンボロの伝説的葡萄クローンに「エイベル・クローン」と言うのがあります。
自身のワイナリーを持つ税関職員エイベル氏がロマネ・コンティの畑から葡萄樹の枝を持ち込もうとした旅行者の切り枝を没収し、正式に検疫・通関し、畑に植えたものが元です。
そのワイナリーで勉強していたのがアタ・ランギのクライヴ・ペイトンです。
クライヴ氏はこのクローンを株分けしてもらい、自分の畑の中心に用いることにより、 独特の濃縮した深みのあるピノ・ノワールを誕生させたのです。
”ニュージーのロマネ・コンティ”と呼ばれるゆえんです。
これら全てのワインに天然酵母を使っているのがアタ・ランギの特徴でもあります。天然酵母は扱いにデリケートさを要求されますが、独特の複雑さと深みある風味を生み出すもととなっています。またサマー・ロゼとピノ・グリは果実香を重視しながらもアタ・ランギらしい洗練された味わいで定評があります。
“ビッグではないが濃縮した深みのあるワイン”がアタ・ランギの特徴であり目指しているスタイルであるとクライヴ・ペイトンは言っています。ワインはいずれもシルキーできめ細か。熟成するほどに複雑な香りが現われてきます。バラの花びら、チェリー、赤いフルーツ、スパイスの香りで口当たりはもっと深く旨みが感じられます。粉っぽいきめ細かく滑らかなタンニンが最後まで通った余韻の長いワインです。