
リッジのフラッグシップ白!カリフォルニアワインの至宝モンテベロ!
リッジ・ヴィンヤード シャルドネ ”モンテベロ” サンタクルーズマウンテン[2013]
【ミネラルと雄大さ】 アプリコットや洋梨、パイナップルにドライイチジクや濡れた石のニュアンス。粘性のある質感からしっかりした酸味を感じアプリコットや柑橘類の花の風味にミネラルの風味が凝縮した雄大なスケールのカリフォルニアを代表するシャルドネです。 優れた年にのみ生産される、モンテベロの自社畑産シャルドネのフラッグシップ。冷涼な気候と石灰岩土壌から生まれた、ミネラル風味の凝縮した雄大なる辛口白。
ロブスターのロースト・タラゴンレモンバター添え、スモークサーモン、季節の野菜とベーコンのグリル
- ワイン名
- リッジ・ヴィンヤード シャルドネ ”モンテベロ” サンタクルーズマウンテン
- 原語
- Ridge Vineyard Monte Bello Chardonnay
- ヴィンテージ
- 2013年
- タイプ
- 白ワイン
- 飲み口
- 辛口
- 原産国・地域
- カリフォルニア、サンルイスオビスポ、サンタクルーズマウンテン
- 造り手
- リッジ・ヴィンヤード<Ridge Vineyard >
- ぶどう品種
- シャルドネ100%
- 熟成
- 90%アメリカンオーク&10%フレンチオーク (14%新樽) にて17ヶ月熟成
- アルコール
- 14.5%
- 容量
- 750ml
- 飲み頃温度
- 10〜12℃
※実際のヴィンテージ につきましては画像と異なる場合がございます。
正確なヴィンテージにつきましては<ワインデータ>ヴィンテージ欄をご確認下さいませ。
【2014 Wine Spectator 94点】 【2014 Vinous 94点】 【2013 Wine Advocate 95点】 【2013 Vinous 95点】 【2012 Wine Advocate 94点】 【2012 Vinous 94+点】 【2011 Vinous 93点】 【2010 Vinous 94点】 【2008 Wine Advocate 95点】 【2006 Wine Spectator 95点】 【2004 Wine Advocate 95点】
リッジ・ヴィンヤーズはカリフォルニア州を代表する名門ワイナリーです。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴び続けています。
リッジを語るうえでワイナリーを牽引してきた立役者ポール・ドレーパー氏を語らない訳にはいきません。リッジ・ヴィンヤーズのCEO兼最高醸造責任者であったポール・ドレーパー氏は、「醸造家が選ぶ醸造家賞 2013 Winemakers’ Winemaker Award」を受賞しています。審査員を務めるのは、世界最難関のワイン資格マスター・オブ・ワインの称号を保持する醸造家たちと、過去の同賞受賞者です。そのため、「醸造家が選ぶ」という言葉が賞名の中に入っている大変栄誉ある賞です。ドレーパー氏がキャリアを通じて顕揚してきたアプローチ――「伝統的なワイン造り」、「持続可能なブドウ栽培」、「土地の個性の尊重」が、審査員に極めて高く評価された結果の受賞です。
さらにドレーパー氏は英国の権威あるワイン専門誌『Decanter』が2015年に発表した「醸造家が選ぶ最も尊敬する醸造家」のトップ5に選ばれました。また、ドレーパー氏はデカンター誌より2000年に「マン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれています。
ポール・ドレーパー氏の受賞からも分かるようにリッジのワイン造りは近代的な手法を取り入れないクラシックスタイルを貫いています。リッジでは、シャルドネを含むすべてのワインをアメリカンオークの樽で熟成させています。2016年この神話的醸造家とも例えられる聖人ポール・ドレーパー氏が現役を退きましたがその哲学はドレーパー氏の下で20年以上研鑽を積んだ2人の醸造家と1人の栽培家が受け継いでいます。ドレーパー氏は引退会見で「過去10年に関して言うならば、リッジのワインは彼らが造ってきたもので、私のものではありません。」と公言しています。新醸造責任者はエリック・ボーハー氏、そしてジョン・オルニー氏、栽培責任者のデヴィッド・ゲイツ氏の3人がリッジを牽引しています。
リッジのワインを世界最高峰のワインと世界に認知させたのはやはり1976年に行われたカリフォルニアワイン赤白とボルドーの赤及びブルゴーニュの白をブラインドテイスティングしたワインテイスティング通称パリスの審判です。審査を行ったのはフランスでも最高のワイン鑑定家たちでしたが、なんと赤ワイン部門、白ワイン部門の両方のトップはカリフォルニアで、カリフォルニアワインをフランスよりも高く評価しました。
「パリスの審判」として知られるようになり、「優れたワインはヨーロッパでしか生まれない」というのが通念だった時代がここに終わりましたが、この時のリッジの順位は5位で1位のカリフォルニアを除き2位から4位まではフランスのワイン、リッジより下位評価のフランスは1本のみと世界に大きなインパクトを与えた訳ではありませんでした。
ですがこのテイスティングの結果についてのフランス側の物言いで事態は大きく変わります。フランス人の審査員たちは、「カリフォルニアワインは熟成しない。30年後に同じワインを飲めば、フランスが勝つ」と述べた事です。
2006年5月24日、「パリスの審判」から30年後の再戦が開かれました。1976年のテイスティングと同じように、9人の優れた鑑定家が審査員を務め、30年前と同じ赤ワインを、30年熟成の進んだ状態で試飲するというものでした。
結果は驚くべきことにリッジのワイン”モンテベロ”が2位以下を大いに引き離す2位に18点もの差をつけ優勝する結果となりました。2位と5位の点数の差が13点でしたのでリッジのワインがいかに群を抜いていたかが分かります。
さらに同時に行われたカリフォルニアの若いカベルネを飲み比べるテイスティングでもリッジのワインが1位に輝きました。
2013年ヴィンテージのモンテベロ・カベルネソーヴィニヨンがデカンター誌より初のパーフェクトスコアとなる100点を獲得いたしました。
ロバート・パーカー氏監修ワインアドヴォケイト誌では同地区最高得点となる99点を獲得し、ワインスペクテイター誌では2007年の世界のトップ100ワンにて第2位に選出、そしてリッジを「ニュー・クラシック」と呼び称賛しています。さらに2016年にデカンター誌が発表したカリフォルニア・シャルドネのトップに選んだワインがリッジの”エステート”シャルドネとその名声は留まる事を知りません。
リッジのワインはホワイトハウスの晩餐会で用いられる事はもちろん、2008年7月に行われた北海道洞爺湖サミットの晩餐会においても、リッジのワインが主役を果たすなど外交の場をも彩っています。
モンテベロの畑には、わずかな量ですがシャルドネも植わっており、そこから二種類のワインが造られています。毎年生産されるエステート・シャルドネと、優れた年にのみ造られる白のフラッグシップ、モンテベロ・シャルドネです。リッジの造る白ワインはこのシャルドネのみで、全体生産量の数%を占めるにすぎませんが、世界中で高い評価を受けています。モンテベロの冷涼な気候と石灰岩土壌――ブルゴーニュと同じ――を考えれば、ここで偉大なシャルドネが生まれないはずはありません。
事実、しっかりとした酸と強いミネラル風味をたたえたエレガントなスタイルですが、豊富な果実味とアメリカンオークの風味が、ブルゴーニュとは異なる喜びを飲み手に与えてくれます。
リッジのシャルドネは2016年にデカンター誌が発表したカリフォルニア・シャルドネのトップに選ばれました。
優れた年にのみ生産される、モンテベロの自社畑産シャルドネのフラッグシップ。冷涼な気候と石灰岩土壌から生まれた、ミネラル風味の凝縮した雄大なる白ワインです。