カリフォルニア産ソーヴィニヨンブラン歴代1位得点を獲得するワイン

メリー・エドワーズといえばピノノワールの造り手として特に有名ですが、最も人気のあるワインは白ワインのソーヴィニヨンブランだという事実はとても珍しいです。

ソーヴィニヨンムスケという通常のソーヴィニヨンブランとは一線を画す亜種であるムスケクローンを使用し、アロマティックで華やかで通常の味わいとは異なります。

そのワインはワインスペクテーターが発表する2009年トップ100ワインでトップ10入りとなる9位、白ワインとしては第１位に選ばれる快挙を達成。

この時に獲得した96点はカリフォルニア産ソーヴィニヨンブラン過去最高得点であり現在も破られていません。

2016年にもワインスペクテイター2016年TOP100ワインにてカリフォルニアの白ワインでは第1位となる第17位に入賞いたしました。

メリー・エドワーズ女史は2020年に醸造家として47ヴィンテージのワイン造りを行い引退を表明。引退までに10年間ワイン造りを共にしたハイディ・フォン・デア・メーデンを後継者に指名しました。

後継者に選ばれたハイディはメリーの哲学を引き継ぎ2022年ヴィンテージではワインスペクテイターよりカリフォルニア産ソーヴィニヨンブラン史上、メリーが獲得した96点に次ぐ95点を獲得。 メリーの後もワイナリーは進化を続けています。