当醸造長のセドリック・ティエボーが考える醸造の技とは、ブドウ品種本来の個性を活かすため、ロラクティック発酵を行いません。これにより、フレッシュでフルーティーなエレガンス、生き生きとしたアタック、そしてアロマのより豊かな表現が実現します。丹念に造られるこれらのシャンパーニュは、50以上のクリュ（そのほとんどはプルミエ・クリュとグラン・クリュ）から厳選されたブドウを惜しみなく使用することで生まれます。ブルー・ブリュット・リザーヴワインは、約20年前から開始した「パーペチュアル・リザーヴ」ブレンドから生まれています。セドリック・ティエボーの目標は、真の熟成ポテンシャルを備えたワインを造ることです。

また、瓶内二次発酵時に加えるリキュール・ド・ティラージュの量を極めて少なく抑えます。この事により、ガス圧が4.5kg/cm2に抑えられ極めて軽やかで繊細かつクリーミーな泡が生まれます。 自社畑は35ha。加えて､主にマルヌ・ヴァレーにある約120のグロワーからの選りすぐりの葡萄が供給されます。