
WE98点!JD98点!WA97点!トップシラー生産者カユースを生み出したクリストフ・バロンが手掛ける新たなワイン!
ホースパワー ”シュール・エシャラ・ヴィンヤード” シラー ワラワラヴァレー[カユース][2016/2017]
【一貫して完璧な味わい】 圧倒されるほどの豊かな香りはブラックベリーに黒や緑のオリーブ、ポプリや砕いた岩など北ローヌを連想するいつまでも嗅ぎ続けたいアロマ。美しいほどのバランスの良いワインで滑らかで気品のあるシラーのスタイルを完璧に表現しています。余韻までポプリや燻した肉など一貫して完璧な味わいです。
ラムの蒸し煮、豚肉の低温調理、根菜のシチュー
- ワイン名
- ホースパワー ”シュール・エシャラ・ヴィンヤード” シラー ワラワラヴァレー
- 原語
- Horsepower Vineyards Syrah Sur Echalas Vineyard
- ヴィンテージ
- 2016/2017年
- タイプ
- 赤ワイン
- 飲み口
- 辛口 ミディアムフル
- 原産国・地域
- オレゴン、ワラワラヴァレー
- 造り手
- ホースパワー・ヴィンヤーズ<Horsepower Vineyards>
- ぶどう品種
- シラー100%
- 熟成
- ニュートラルのパンチョン樽(600L)で18カ月熟成
- アルコール
- 13.5%
- 容量
- 750ml
- 飲み頃温度
- 16〜18℃
※実際のヴィンテージ につきましては画像と異なる場合がございます。
正確なヴィンテージにつきましては<ワインデータ>ヴィンテージ欄をご確認下さいませ。
【2017 Jeb Dunnuck 96点】
【2017 Wine Advocate 96点】
【2016 Wine Enthusiast 98点】
【2016 Jeb Dunnuck 98点】
【2016 Wine Advocate 97点】
【2015 Wine Advocate 98点】
【2015 Wine Enthusiast 97点】
【2014 James Suckling 98点】
【2014 Wine Advocate 97点】
【2014 Wine Enthusiast 95点】
【2013 Wine Advocate 95点】
【2013 Wine Enthusiast 95点】
周りから狂人扱いされながらも石だらけの土地切り拓いた孤高の造り手
数百年続くシャンパン・ハウス、バロン・アルベールの長男に生まれたクリストフ・バロンのファミリーは1677年からフランスのマルヌヴァレーで土地を耕してきました。
クリストフは家業を引き継ぐつもりでいましたが、1996年4月の朝にオレゴン州とワシントン州の州境の近くにあるワラワラのソフトボール大の石が散在する野原をつぶさに見て、その計画は頓挫してしまいました。
そのテロワールは彼に祖国フランスのローヌ・ヴァレー南部とシャトー・ヌフ・デュパプの丸石を思い出させるものでした。クリストフは1997年にその土地を購入し葡萄樹を初めて植付けました。
それを見た周りの人からは”気が狂っている”と言われたそうです。ですがクリストフは最高の出来の葡萄を手にするには葡萄樹が困難な土地で苦闘する必要があることを理解していました。
彼はそこでワインを作る事を決め、ネイティブアメリカンの名前でフランス語の” 石”を意味するカイユー( c a i l l o u x)に因んでカユース・ヴィンヤードと名付けました。
唯一無二のテロワールを証明するアメリカを代表する造り手に昇り詰める
そのワインは2006年ヴィンテージでワインアドヴォケイトで初めての100点を獲得すると2007年、2008年に連続してワインエンスージアスト誌100点を獲得。
その後も100点を獲得し続け自身が展開する別ブランド、ホースパワーとオーカテゴリーでも100点を獲得し、通算8回もの100点を獲得するアメリカを代表するローヌ系品種の造り手となりました。
クリストフはビオディナミ農法を実践しその土地の特別なテロワールを証明したのです。
ワインスペクテイターはカユースを「もしも驚愕の新世界のテロワールを体験したいのならカユースを手に入れなさい」とまで称賛しています。事実、飲んでみるとその味わいに驚きを隠せないはずです。ワインアドヴォケイトの当時のレビュアーであったジェブ・ダナックは「これ以上はない天国のシラー」と表現しています。
そのワインは全て生産量が数百ケースの超少量生産。メーリングリストにて販売されますが長蛇の列をなします。カユースが手掛けるワインはどれも市場で見る事は困難ですが中でもカエルのラベルが特徴の超少量生産ワイン、バイオニックフロッグは市場で見つける事がまず不可能なほどカルト化しています。
クリストフは2002年に初めてワシントン州のワラワラヴァレーでビオディナミ農法を始めました。クリストフが手掛けるホースパワーに使われる葡萄は除草剤、化学肥料、殺虫剤や殺菌剤を一切使わないで二頭の農耕馬を使って0.9m X 0.9mのスペースの狭さでフランス語で"シュール・エシャラ"と呼ばれる一本の杭に葡萄樹を一本縛り付けた株仕立ての葡萄畑を耕作しています。
クリストフが生まれ育った祖国フランスのシャンパン・ハウス、バロン・アルベールでは1957年まで葡萄畑の耕作のすべてを馬がしてきました。ホースパワーはこの伝統、今ではほとんど失ってしまった職人気質のシンプルさとその目的に回帰することを表しています。それはニューワールドに根付いたオールドワールドの窓であると言えます。三つの畑のどこかで、来る日も来る日も聞こえてくる唯一の音はホースパワーの石ころだらけの畑を耕し、守り続けている伝統の蹄の響きです。
ホースパワーはワインアドヴォケイトでレビューが始まってから18本のワインに評価がついていますが未だに一度も95点を下回る点数がついたことが無く、これはホースパワーの類まれな高品質さを証明しています。2016年ヴィンテージでジェブ・ダナックより100点を獲得しています。