
GS97点!フレンチランドリーも認めたポールラトーの幻のオレンジワイン!
[オレンジワイン]ポール・ラトー ”バタナ” マルヴァジアビアンカ バラードキャニオン[2018]
【幻のオレンジワイン】 洋ナシや焼きリンゴにミカンの皮、マーマレード、ジンジャーや樹脂のようなスパイスのエキゾチックで力強い香りが広がります。味わいには張りがあり、新鮮で口の中が潤うような生き生きとした輝きを放ち、チェリーの皮やカリンの歯ごたえ、青リンゴ、パッションフルーツのシャーベットのような風味が溢れています。ピュアで濃厚、複雑な味わいです。
和食から中東料理、刺身からしっかりした肉料理まで幅広いお料理と
- ワイン名
- ポール・ラトー ”バタナ” マルヴァジアビアンカ バラードキャニオン
- 原語
- Paul Lato ”BATANA" Malvasia Bianca Ballard Canyon
- ヴィンテージ
- 2018年
- タイプ
- オレンジワイン
- 飲み口
- 辛口
- 原産国・地域
- カリフォルニア、サンタバーバラ、バラードキャニオン
- 造り手
- ポール・ラトー・ワインズ<Paul Lato Wines>
- ぶどう品種
- マルヴァジアビアンカ100%
- 熟成
- 粘土製のアンフォラにて22ヶ月熟成
- アルコール
- 13.5%
- 容量
- 750ml
- 飲み頃温度
- 14〜16℃
※実際のヴィンテージ につきましては画像と異なる場合がございます。
正確なヴィンテージにつきましては<ワインデータ>ヴィンテージ欄をご確認下さいませ。
【生産量は僅か1樽300本のみ】
【Greg Sherwood MW 97点】
無名の醸造家からパーカー氏に認められ世に広まったシンデレラワイン
ポール・ラトー氏はポーランド生まれ。ヨーロッパからカナダへ移り住み、プロフェショナルなソムリエとして研鑽を積みましたが、ワインを自分の手で造ってみたいとの思いに駆られ、カリフォルニア州セントラルコーストに移って来ました。
始まりは時給10ドルのセラーラットの仕事、そこからポールのワインメーカーとしてのキャリアがスタートしました。オーボンクリマやキュペで働き、2002年に初めてのワイン6樽を作りました。その味わいは素晴らしくオリジナルのウィリアムズ・セリエムに彼のワインを例える人達もいました。
そこでポール氏の人生を大きく変える出来事が起こります。初めての6樽のワインにロバート・パーカーが試飲に来たのです。
パーカーは「ワインを作るソムリエと言うのは君か。自分はテイスターだから何でも試飲する。君のワインを試飲してみたい。もし出来が良くなければ、そう言う。」と声を掛けました。
そして、パーカーは試飲した後、「ワイナリの名前はもう決めた?君はとても素晴らしい才能
を持っている。もしまだなら、早く決めなさい。私は君のワインを紹介する最初の人になりたい。」と言いました。
ポールははそれを聞いて涙がでるほど嬉しかったそうです。
以降、ロバート・パーカーのワインアドヴォケイトでは高評価を連続しがぜん注目されるようになりました。現在、最高得点98点を獲得しています。
また、カリフォルニアのラターシュと形容されるカリフォルニアを代表する葡萄栽培家ピゾーニから葡萄を供給される数少ない造り手の一つ
となっています。
2017年にはアメリカのピノノワール専門サイト”ピノ・ファイル”が毎年年末に1年間試飲して来た中で素晴らしい評価を下したワインを”All-American”として特集します。試飲本数はおよそ850本。 最高得点98点をとったワインは僅か3本。その3本の中の1本にポールラトーのアティクスが選出され、2017年最高のピノノワールの栄誉を獲得しました。
極少量生産で一般小売には流通しない。日本文化への憧憬の念により日本への輸出が実現
1種類のワインの生産量はせいぜい200ケースで、全て合わせても1,000ケース余りに過ぎない少量生産のワイナリーです。
その為、大半はメーリングリストで販売されるか、全米一予約の取れないナパヴァレーナパの3つ星レストラン、フレンチランドリーやニューヨークで最も有名な3つ星レストラン、パーセ等の有名レストランに販売され、一般のワインショップにはほとんど流通しません。
ポール・ラトー氏は日本文化への憧憬の念が深く、少ない生産量の中から日本への輸出が実現いたしました。
イタリア系品種のマルヴァジアビアンカはポールが大のお気に入りの葡萄品種です。銘醸畑ラーナー・ヴィンヤードの葡萄を粘土製のアンフォラで熟成しました。ワイン造りにおいて数千年前は盛んであった旧世界の伝統的な醸造スタイルのアンフォラに着想を得てワインを仕込みました。
ワインの最高権威であるマスターオブワインのグレッグ・シャーウッドMWはこちらのワインを試飲し「私がこれまでに味わった中で、最も印象的なワイン」と最大級のコメントを残し97点の高得点を与え、最も予約の取れないレストランと称されたナパの三ツ星フレンチランドリーでも最も高価なアメリカ産イタリア系品種白ワインとしてオンリストされています。
すでに生産終了となってしまった幻ともいえるオレンジワインです。