
今では造られていない中身はオー・ボン・クリマでラベルが違う超希少バックヴィンテージ
[熟成ワイン][1998]タリンダ・オークス by オー・ボン・クリマ サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤード” ピノノワール サンタリタヒルズ
【複雑で官能的】リリース直後は溌剌としていたクランベリーやマルベリーなどの果実味も落ち着きマッシュルームや森の林床など複雑かつ様々なアロマが次々と立ち上がります。熟成を経て落ち着いたベリーやブラッドオレンジの風味は心地よくほのかな焼いた肉やアニス、クローヴのニュアンスとともに広がります。濃密で官能的な味わいで驚くほどの深みを持つ、いつまでも飲みたくさせる味わいに仕上がっています。
キノコ料理や雉や鴨などの狩猟鳥、鹿肉のスローロースト
- ワイン名
- タリンダ・オークス by オー・ボン・クリマ サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤード” ピノノワール サンタリタヒルズ
- 原語
- Talinda by Au Bon Climat Oaks Sanford & Benedict Vineyard Pinot Noir
- ヴィンテージ
- 1998年
- タイプ
- 赤ワイン
- 飲み口
- 辛口 ミディアムボディ
- 原産国・地域
- カリフォルニア、サンタバーバラ、サンタリタヒルズ
- 造り手
- オーボンクリマ<Au Bon Climat>
- ぶどう品種
- ピノノワール100%
- 熟成
- フレンチオークにて熟成
- アルコール
- 13.5%
- 容量
- 750ml
- 飲み頃温度
- 14〜16℃
※実際のヴィンテージ につきましては画像と異なる場合がございます。
正確なヴィンテージにつきましては<ワインデータ>ヴィンテージ欄をご確認下さいませ。
ブルゴーニュの神アンリ・ジャイエを師と仰ぐカリフォルニアで表現するブルゴーニュスタイル
通称ABCと呼ばれる人気ワイナリーで、三角形のラベルが特徴です。
オーナー兼ワインメーカーであるジム・クレンデネン氏はブルゴーニュの神様と呼ばれるアンリ・ジャイエを師と仰ぎ、自身が大きく影響を受けたブルゴーニュ・スタイルのエレガントなワイン造りに徹しています。
オー・ボン・クリマは1989年と1990年ともにロバート・パーカーによって“世界のベストワイナリー”として掲載され、ワインスペクテーターからも「5スターワイナリー」にも選ばれています。
また、ジム・クレンデネン自身はロサンゼルスタイムズ で1992年の“ワインメーカーオブ・ザ・イヤー”、2001年にはフード&ワイン・マガジンで“ワインメーカーオブ・ザ・イヤー”に選ばれています。
ロマネ・コンティやアンリ・ジャイエと間違えられるワイン
ワインの特徴の1つにアルコール度の低さがあげられます。
新樽に過熟した葡萄を詰めることは彼の好みではなく“リッチでまろやかな要素のバランスがとれて、香りが個性的、育った土地のユニークさを持っているワイン”食卓で楽しめる飲み飽きないワインが、彼が探求するワインです。補糖や補酸それに培養酵母は基本的に使用せず、野生酵母のみで発酵させる昔ながらの手法を尊重しています。
1994年に行われたワインの最高峰資格マスター・オブ・ワインのブラインドテイスティングでロマネ・コンティやアンリ・ジャイエなどのグランクリュと間違えられたワイン があります。そのワインこそがオー・ボン・クリマ でした。今から20年以上も前の話です。
さらにカリフォルニアのワイナリーを代表する非営利団体ワインインスティテュート日本事務所の方がオー・ボン・クリマのイザベルをソムリエの方にブラインド・テイスティングで飲んでもらったところ、多くの方がロマネ・コンティと間違えたという逸話があります。
オー・ボン・クリマの元当主であった故ジム・クレンデネンは銘醸畑サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードの葡萄を使わせてもらう代わりに仕込んだワインの一部を畑の所有者が当時持っていたワイナリーのラベルで現金の代わりに渡していました。
熟成の状態は申し分ございません。今では造られていない中身はオー・ボン・クリマでラベルが違う今後二度と出てこないかも知れない超希少バックヴィンテージです。
※経年によりコルクが大変脆くなっております。抜栓の際は慎重にお願い致します。