女性に人気のカクテル、カルーアミルク。
今回は、カルーアミルクの度数、カロリーといった基礎知識から、作り方まで解説していきます。
カルーアミルクとは
カルーアミルクは、コーヒー豆をスピリッツに漬け込んだコーヒーリキュール「カルーア」と、濃厚な牛乳を割って作るカクテルです。
滑らかな飲み口と甘くて親しみやすい味わいで、女性を中心に幅広い世代に人気のカクテルです。
カルーアとは
カルーアはアラビア語でコーヒーを意味する「カフア(Kahua)」が由来になっています。
メキシコの高地にあるベラクルスという肥沃な丘陵地帯で収穫されたアラビア種のコーヒー豆を使ったリキュールです。
カルーアミルクの味
カルーアミルクは、小学生の頃に給食で出てきた「コーヒー牛乳」のような、親しみやすい味わいです。
コーヒーが苦手な人でも楽しめるマイルドな味わいで、食後にデザート感覚で飲むことができます。
夏は氷を入れて冷たく飲める上、冬は温めてホットドリンクとしても美味しく飲めるので、年中楽しめるカクテルと言えます。
カルーアミルクの度数
レシピにもよりますが、カルーアコーヒーリキュール自体のアルコール度数は20%なので、約5~8%になります。飲みやすさ抜群なゆえに何杯も飲めてしまうので注意が必要です。
カルーアミルクのカロリー
カルーアコーヒーリキュール30mlと牛乳90mlをスタンダードレシピとして考えると、カロリーはおよそ160~180kcalです。
糖質も高めになるので、ダイエット中の方は一杯までにしたほうが良いでしょう。
カルーアミルクの作り方
道具
・コリンズグラス(ロックグラスでも可)
・バースプーン(なければマドラーやストローでも可)
材料
・カルーア コーヒーリキュール
・牛乳
割合
・カルーアコーヒーリキュール:牛乳=1:3
作り方の手順
①グラスに氷を入れていく
できるだけ大きめの氷を2,3個程度入れるようにしましょう。
小さい氷だと溶けるスピードがはやく、水分が表面に浮いてしまいます。
そのため、家庭用冷蔵庫で作る氷でなく、市販のロックアイスがおすすめ。
家庭用冷蔵庫に入れる氷容器に濃い目に淹れたアイスコーヒーを凍らせて作る「コーヒー氷」も◎。
②カルーアコーヒーリキュールを45ml入れる
グラスの大きさにもよりますが、30~45ml程度入れましょう。
そのままロックスタイルで飲んでも美味しいので、通常のカクテルよりも多めに入れるのがポイント。
③牛乳を注ぐ
スタンダードなレシピだと1:3でちょうどよいですが、濃い目に作りたい場合は1:2でも。
コーヒーのニュアンスを控えめにしたいのであれば1:4で作っても美味しく飲むことができます。
④バースプーン(またはマドラー)でステアする。
コリンズグラス全体を手でしっかり握ってしまうと、手の温度でグラスが温まってしまいます。
ステアする際は、「コリンズグラスの底」だけを、親指と人さし指で押さえるようにしましょう。または取っ手だけを軽く持つのも良いでしょう。
ステアの際は、バースプーンの腹がグラスの縁を沿うような形で。最後は下にある氷を軽く持ち上げれば、均等に混ざります。
さらに美味しく仕上げるテクニック
カルーアミルクを更に美味しく仕上げるための、ちょっとしたプロのテクニックをご紹介します。
ご自宅にあるもので簡単にできるので、是非試してみてください。
シェイクして泡を作る
材料をシェイカーに入れて氷と一緒に勢いよくふると、ミルクが泡立って、ふわふわのカプチーノのような質感になります。
最初の一口目が滑らかでとてもおいしくなります。
生クリームを少しブレンドしてクリーミーさを出す
通常のレシピにプラスして少量の生クリーム(10ml程でよいです)を入れるだけで、濃厚さが増します。
こちらもシェイクすると更にクリーミーな舌触りに。
顆粒のインスタントコーヒーをいれる
通常のレシピに顆粒のインスタントコーヒーを小スプ―ン1杯分入れるだけで、コーヒーの香りが増して、少しだけビターな味わいにかわります。
仕上げにシナモンパウダーをふる
完成したカルーアミルクの上にシナモンパウダーをふりかけましょう。
シナモンの香りを楽しみながら飲むことができます。
その他、カカオパウダーやココアパウダー、バニラエッセンスなど、「ちょい足し」メニューはたくさんあるので、是非試してみて下さい。
カルーアミルクにおすすめのカルーアリキュール
定番!カルーアコーヒーリキュール
カルーア・コーヒー・リキュール 700ml
高品質のアラビア種のコーヒー豆をローストしてスピリッツに漬け込んだコーヒーリキュール。
メキシコのベラクルス州で収穫されたコーヒー豆とサトウキビを合わせて作られています。
カルーア 抹茶
カルーア 抹茶フレーバー
産地:アメリカ
日本人向けに独自に開発された抹茶フレーバーのカルーアコーヒーリキュール。
牛乳だけでなく豆乳と合わせても抜群の相性を発揮します。アイスでもホットでも。
お好みで粉末の抹茶をトッピングすれば、上品な和の味わいを楽しむことができます。
カルーア チリチョコレート
カルーア チリチョコレート
産地:アメリカ
カルーアの甘くてまろやかな味わいに、唐辛子のぴりっとした辛みが加わっています。
そこにチョコレートの甘みが相まって非常に美味しく仕上がったリキュール。
「辛み」×「甘み」がうまく融合していて、ロックスタイルでちびちび飲むのもオススメです。
カルーアミルクにおすすめの牛乳
牛乳といっても種類が多く、迷う方も多いかと思いますが、基本的にはカルーアミルクにはあじわいのしっかりした濃い牛乳が合います。
「低脂肪乳」や「成分調整牛乳」は除いて、「成分無調整牛乳」や濃厚タイプに仕上げた「加工乳」が良いです。
雪印メグミルク 特濃
雪印メグミルク 特濃 500ml
味わいがしっかりしていて甘みが強い牛乳なので、カルーアミルクにぴったり。
シェイクしてつくるとふわふわで口あたりがよりなめらかに仕上がります。
タカナシ 北海道4.0牛乳
タカナシ 北海道4.0牛乳 1000ml
北海道でのびのび育った牛で作った成分無調整牛乳です。
日本でも有名な「ラ・ベットラ」落合シェフも愛用して使っている、プロも認める牛乳です。
濃厚なカルーアミルクを作りたい場合にはオススメ。
さいごに
カルーアミルクはその飲みやすさと甘みから、老若男女問わず幅広い世代に愛されるカクテルです。
スタンダードに作るレシピはもちろん、いろんなちょい足しメニューを取り入れて、お好みの「オリジナルカルーアミルク」を作ってみてください。
牛乳だけでなく、お好みでソイミルクやアーモンドミルクで作ってたのしんでみてください!
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