「ウイスキーの価格の違いってなに?」
「たまに高いウイスキーが飲みたいから、おすすめを知りたい。」
「高級ウイスキーをプレゼントしたいけど、どれを選べば良いか分からない。」
など、高級ウイスキーに関して、疑問をお持ちの方も多いのでは?
今回は、高級ウイスキーと安いウイスキーの違いから、選び方、おすすめの高級ウイスキー21選をご紹介します。
目次
いくらから高級ウイスキー?
ウイスキーの価格はピンからキリまであります。
一般的な価格としては1,000~4,000円程度が相場です。
そのため、5,000円以上の価格のウイスキーは高級ウイスキーと言えるでしょう。
実際、5,000円以上のウイスキーは質の違いが分かりやすいです。
高級ウイスキーと安いウイスキーの違い
ここからは高級ウイスキーと安いウイスキーの違いを紹介していきます。
原材料の違い
ウイスキーは穀物を原料とした蒸留酒です。
大麦麦芽や小麦、ライ麦、トウモロコシなどが主に使われます。
名称 | 原料 |
モルトウイスキー | 大麦麦芽のみ |
グレーンウイスキー | 穀物(小麦やトウモロコシ) |
ブレンデッドウイスキー | モルトとグレーンの混合 |
大麦麦芽を多く使ったモルトウイスキーはリッチで風味豊かな仕上がりになります。
大麦麦芽の方が、小麦などより割高です。
そのため、高いウイスキーはモルトウイスキー、あるいはモルトの比率が多いブレンデッドウイスキーでうす。
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製法の違い
ウイスキーの蒸留方法は大きく分けて2つ、「単式蒸留」と「連続式蒸留」があります。
連続式蒸留は主にグレーンウイスキーに使われます。
連続して蒸留を行うことで生まれるクリアでクセのない味わいの原酒が生まれます。
連続蒸留のウイスキーは大量生産が可能です。
それに対して、単式蒸留とは原料の発酵液(もろみ)を一回の蒸留ごとに投入して行う蒸留方法です。
蒸留回数が少ないため、原材料の個性が残った銘柄が生まれやすく、高級ウイスキーの多くは単式蒸留が主流です。
熟成期間の違い
一般的に熟成年数を重ねたほうがウイスキーの香味は良くなりますので、年代もののウイスキーであるほど価格は高まっていきます。
さらに、熟成ウイスキーは完成までに長い時間を要するので、時間がかかるといった側面からも希少性は高まります。
高級ウイスキーの選び方
高級ウイスキーを選ぶ際には、まず産地ごとの高いウイスキーの特徴を知っておくことが重要です。
・熟成年数
・価格
後に紹介する人気おすすめウイスキーランキングにも反映されているので、ぜひ参考にしてください。
ではそれぞれみていきましょう。
種類から選ぶ
まずはウイスキーの産地ごとの種類から見ていきましょう。
スコッチ
スコッチには高品質なウイスキーが数え切れないほど存在します。
特に、単一の蒸留所のみのモルトウイスキー原酒を使った「シングルモルトウイスキー」の人気は高いです。
蒸留所の個性や風土をウイスキーから感じ取ることができます。
スコッチのシングルモルトウイスキーには長期熟成の銘柄が多くあります。
モルトウイスキーのみならず銘品と評されるブレンデットウイスキーも数多く、高級ウイスキーと言ったらスコッチは外せないでしょう。
スコッチウイスキーについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>スコッチ・ウイスキーとは?種類から、おすすめのスコッチ、飲み方まで徹底解説
アメリカン
バーボンがその代名詞となっているアメリカンウイスキー。
バーボンは、原材料の半分以上にトウモロコシを使い、新樽のホワイトオークで熟成されます。
バニラのような甘い風味と重厚感ある味わいが特徴です。
原材料の多くに安価なトウモロコシを使っているため、高級な銘柄でもモルトウイスキーに比べれば安価に購入することができます。
そのためバーボンの高級酒はコストパフォーマンスに優れているということが出来るでしょう。
アメリカウイスキーについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>アメリカンウイスキーとは?おすすめの銘柄から蒸溜所まで徹底解説!
アイリッシュ
アイリッシュウイスキーは穏やかな風味と飲みやすさが特徴です。
モルトのピュアな味わいを活かしたシングルモルトや、心地よいバランスのあるブレンデットウイスキーを幅広く揃えています。
一時は他国のウイスキー人気に押されて衰退の一途を辿っていましたが、近年はウイスキー愛好家から再評価を受けている状況です。
その大きな一因がアイリッシュウイスキーの伝統製法が用いられた「シングルポットスチルウイスキー」。
油を思わせる独特なオイリーな香りと雑味のない滑らかさが感じられます。
アイリッシュウイスキーについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>アイリッシュウイスキーとは?種類からおすすめのアイリッシュウイスキーまでご紹介!
ジャパニーズ
スコッチウイスキーを手本とし、独自の進化を遂げたジャパニーズウイスキーには他のウイスキーにはない繊細な風味が感じられます。
特に山崎や白州、竹鶴などのブランドは世界中のウイスキーファンの関心を集めており、一部原酒不足によって休売となるほどの人気ぶりです。
休売している商品のオークション価格は高騰が続いており、定価の数倍もの価格で取引されている銘柄も少なくありません。
そんなジャパニーズウイスキーは成長真っ只中で、日々新たなウイスキーメーカーが日本各地で誕生しています。
サントリーやニッカウイスキーなどの大手有名ブランドはもちろん、全国の地ウイスキーからリリースされる高品質な銘柄からも目が離せません。
ジャパニーズウイスキーについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>ジャパニーズウイスキー(日本)のおすすめランキング24選!特徴を徹底解説!
カナディアン
クセのないカジュアルな飲みやすさが特徴のカナディアンウイスキー。
カナディアンウイスキーの生産量の約7割はアメリカで消費されています。
そのため、日本に流通しているカナディアンウイスキーのブランドはそう多くはありません。
そんな中でも、熟成を重ねて風味に磨きがかかったカナディアンウイスキーの銘柄は高い評価を受けています。
フレーバリングウイスキーと呼ばれる香味が多彩な原酒と、ベースウイスキーと呼ばれるマイルドでクセのない原酒の絶妙なバランスの味わいを楽しむことができます。
カナディアンウイスキーについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>カナディアンウイスキーとは?特徴や魅力、おすすめ銘柄を徹底解説!
熟成年数
ウイスキーは熟成年数に比例して価格も上昇していきます。
樽の中でウイスキーを寝かせることで味わいは角がとれてまろやかになり、樽由来の豊かな風味を取り込むことができます。
一般的にはウイスキーの熟成のピークは10~20年です。
これらの熟成年数のウイスキーの相場価格はその熟成期間に合わせてだいたい5,000円~30,000円程度です。
年代もののウイスキーのなかには、30~40年以上の長期にわたった熟成を経た銘柄も存在します。
これらの長期熟成酒は味わいの評価はもちろん、希少性の面から数十万円を超える値段が付けられることがほとんどです。
価格で選ぶ
価格から選ぶ方法もおすすめです。
高級ウイスキーは先に紹介した通り、5,000円以上のものが多いです。
その中でも1万円を超えるウイスキーは香りや味わいが格別に上品に変わります。
3万円を超えるウイスキーとなると、一生に一度は飲んでみたい歴史ある一本ばかり。
ぜひ目的に合わせて予算を決め、ウイスキーを選びましょう。
高級ウイスキーのおすすめ人気ランキング21選!プレゼントにもぴったり
ここからは、価格帯別に高級ウイスキーをご紹介します。
今回は先に紹介した以下の高級ウイスキーの選び方を基準にしています。
・熟成年数
・価格
では早速見ていきましょう。
5,000円~10,000円で選ぶ高級ウイスキー
ここからは5,000円~10,000円の高級ウイスキーを紹介していきます。
「普段のウイスキーよりも少し豪華に楽しみたい!」とお考えの方は、こちらからご検討ください。
今回紹介するウイスキーは以下の通りです。
ではそれぞれ見ていきましょう。
9位 バーボンウイスキー ノブ クリーク シングルバレル

厳選の一樽から生まれたクラフトバーボン。
インパクトのありながらも上品な味わいが特徴です。
バニラやキャラメルのような甘さを楽しめるため、飲みやすいこともポイント。
イギリスで毎年開催される酒類のコンペティション、ISCではでは2014年に最高賞を受賞するほどの実力を持った一本です。
産地 | 熟成年数 |
アメリカ | 9年 |
8位 ティーリング ウイスキー シングルグレーン

複雑で滑らかな口当たりを楽しめる一本。
3回の蒸留後、カリフォルニア産カベルネ・ソーヴィニヨン赤ワイン樽のフレンチオークで熟成させるユニークな製法。
スパイスとフルーツの香りから、スイートさまでも感じられます。
赤ワインのタンニンによって、もう一度口に含みたくなるような余韻のある一本です。
産地 | 熟成年数 |
アイルランド | – |
7位 コーヴァル シングルバレル フォーグレーン

複雑な香りとまろやかな甘味が特徴のウイスキー。
選びぬかれた4種類の原料を混ぜ合わせることで、幅広い香りや味わいを感じられるように仕上げられています。
リンゴや麦を思わせるような香りが魅力的。
ヘビーチャード・オークの新樽で熟成することで、スモーキーさも含まれています。
産地 | 熟成年数 |
– | – |
6位 竹鶴ピュアモルト

日本ウイスキーの父、竹鶴政孝から名前が付けられた一本。
柔らかい香りにまろやかな口当たり、爽やかさまでも兼ね備えたバランスのとれたウイスキーです。
口に含むとスモーキーな感覚、さらにフルーティーさを覚えます。
熟成を重ねたピュアモルトの奥深さをお楽しみください。
産地 | 熟成年数 |
日本 | – |
5位 タラモアデュー シングルモルト 14年

ブレンデッドで有名なタラモアデューのつくるシングルモルトウイスキーです。
アイリッシュウイスキー伝統の3回蒸留が行われています。
りんごやチェリーのようなフルーツ香と、蜂蜜を思わせるなめらかな甘さが特徴。
穏やかでマイルドなだけではない、華やかで上品な飲み心地が感じられます。
産地 | 熟成年数 |
– | 14年 |
4位 アードベック 10年

強烈なピートの香りを楽しめるシングルモルトスコッチです。
スモーキーな風味が特徴のアイラ島原産のウイスキーのなかでも特に強い個性があります。
スパイシーで燻製や潮気のニュアンスを豊かに感じますが、その奥には柑橘類やバニラなどの心地よいフレーバーも隠れています。
深みのあるピート香を楽しむためにも飲み方はストレートでぜひ!
産地 | 熟成年数 |
スコットランド | 10年 |
3位 シングルモルト 余市

力強さとやわらかさを備えたジャパニーズウイスキーです。
バーボン樽、シェリー樽、新樽熟成の原酒を巧みにブレンド。
それぞれの原酒の個性が混ざりあい、果実の香りやハーブ、スモーキーさなどの風味を幾重にも感じることができます。
ジャパニーズウイスキーの多彩さを感じ取ることができる1本です。
産地 | 熟成年数 |
日本 | 1年 |
2位 ブラントン

ゴージャスな味わいが楽しめるプレミアムなバーボンです。
ドライフルーツやナッツ、バニラを感じる芳醇な風味があり、どっしりとした重厚な飲みごたえがあります。
ブラントンは他の原酒とのブレンドを行わない「シングルバレル」製法が採用されており、その樽の個性を存分に楽しむことができます。
味わいはもちろんボトルの形もユニークで高級感があるので、プレゼントにもおすすめ!
産地 | 熟成年数 |
アメリカ | – |
1位 ザ・マッカラン 12年

シングルモルト・スコッチウイスキーを代表する大人気の逸品。
原材料・製法・熟成に徹底したこだわりを持っており、その熱意が高品質なウイスキーを生み出しています。
シェリー樽熟成によるアンズやバニラなどの甘さと、シェリー酒やチョコレートのような大人な余韻が飲むものの多くを虜にします。
シングルモルトウイスキーの中では日本で最も輸入されている超人気商品です。
産地 | 熟成年数 |
イギリス | 12年 |
10,000円~30,000円で選ぶ高級ウイスキー
ここからは10,000円~30,000円の高級ウイスキーを紹介していきます。
香りや味わいはもちろん、ボトルのデザインや誕生の歴史に魅力のあるウイスキーばかり。
ぜひプレゼントや特別な日の一本としてご検討ください。
今回紹介するウイスキーは以下の通り。
では早速見ていきましょう。
8位 I.W.ハーパー
1961年当時、バーボンの長期熟成の意味はないと考えられていた中で発売された12年熟成のウイスキー。
12年の熟成によるメロンやバナナを思わせる、華やかな甘みがあります。
華美な外観からプレゼントにもぴったりな一本です。
産地 | 熟成年数 |
アメリカ | 12年 |
7位 ジョニーウォーカーブルーラベル

一万樽に一樽とも言われる希少な原酒を使用したウイスキー。
力強い味わいの中には、ほんの少しのスモーキーさと繊細な感覚があります。
バニラやはちみつを思わせる味わいのため、非常に親しみやすいこともポイント。
高品質の後味からなる、ゆったりとした余韻をお楽しみください。
産地 | 熟成年数 |
イギリス | 10年 |
6位 デュワーズ25年
25年の熟成を経た40種以上のモルトとグレーンウィスキーをブレンドした一本。
複雑で深い味わいが混ざり合い、品のある味わいに仕上がっています。
ブレンド後はさらにオーク樽に入れて熟成させることで、より深みを増しています。
上品なフルーティー・フローラル・ハニーの香りと甘さに、クリーミーさと複雑さのバランスがとれた味わいが魅力的です。
産地 | 熟成年数 |
アメリカ | 25年 |
5位 ブッカーズ

パワフルで深い味わいのバーボンウイスキー。
日本でも親しまれている「ジム・ビーム」の上級ボトルです。
6~8年間の熟成や加水と濾過を行わない昔ながらのバーボンの製法にこだわっています。
赤みがかった濃色の外観の通り、バナナやカラメル、バニラのような濃厚な風味を堪能できます。
アルコール度数は64%とかなり高めですが、それをほとんど感じさせないまろやかさはさすがのひと言!
産地 | 熟成年数 |
アメリカ | – |
4位 カナディアンクラブ 20年

カナディアンウイスキーの最高峰の味わいを楽しめる1本です。
選び抜かれたオーク樽での20年熟成により、円熟した落ち着きのある味わいへと変化しました。
いちごやプラムのような甘酸っぱい香りやバニラビーンズを思わせる甘さ、ナッツのような香ばしさが混然一体となった仕上がりです。
カナディアンクラブ愛飲者なら1度は飲んでおきたい逸品!
産地 | 熟成年数 |
カナダ | 20年 |
3位 バランタイン 30年

ブレンデッドスコッチの名門バランタインの傑作。
32種のモルト原酒と5種のグレーン原酒を絶妙にブレンド。
30年もの歳月をかけて仕上がったウイスキーは、あんずやレーズン、チョコレートやシェリー酒、わずかな潮味とスモークなど複雑なフレーバーを身に纏いました。
エレガントで複雑な香りと味わいがあるので、ストレートに水を少しずつ足しながらゆっくりお楽しみください。
産地 | 熟成年数 |
イギリス | 30年 |
2位 オクトモア 10.1
世界最高レベルのピート香を持つシングルモルト・スコッチです。
長時間ピートで燻されたモルトが使用されており、アイラウイスキーの中でも段違いなピート香を持っています。
レギュラーボトルが無いことも特徴で、その年の原酒の個性や熟成に使う樽によって味わいは多様に変化します。
とにかくピート香が好きでたまらない方におすすめ!
産地 | 熟成年数 |
– | – |
1位 イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ

今や世界的に有名になった蒸留所がつくる個性的な味わいのジャパニーズウイスキーです。
製造元は埼玉県の蒸留所「ベンチャーウイスキー」。
ミズナラ樽で熟成させた独特のウッディーな香り、干し葡萄やカラメルのような甘さを楽しむことができます。
多くのこだわりが詰め込まれた、国内外から高い評価を受けているウイスキーです。
産地 | 熟成年数 |
日本 | – |
3万円以上の超高級ウイスキー
最後に3万円以上の超高級ウイスキーを紹介します。
一生に一度は飲んでみたい歴史あるウイスキーばかりです。
今回紹介する超高級ウイスキーは以下の通りです。
では見ていきましょう。
ハイランドパーク 25年

美しい琥珀色の輝きを放つシングルモルト・スコッチウイスキー。
シェリー樽を使用した25年熟成の原酒を加水せずにボトリング。
香りにはバニラや干し草、しなやかなピート香を感じ、口に含むとレーズンやバニラ、紅茶のようなリッチな甘味がゆっくりと広がっていきます。
非常に長い余韻を楽しむことができるので、食後の贅沢な1杯にぜひ。
産地 | 熟成年数 |
イギリス | 25年 |
響 21年

ブレンデット・ジャパニーズウイスキーの最高峰。
響はサントリーの所有する山崎・白州のモルトウイスキー、知多のグレーンウイスキーをブレンドしてつくられます。
響き21年のベースはシェリー樽熟成の山崎です。
豊かなトロピカルフルーツの香り、胡椒などのスパイス、ヒノキやお香のようなエスニックなフレーバーなどバラエティに富んだ個性を持っています。
現在は休売中で価格が高騰している入手困難な銘柄の一つです。
>>響を徹底解説
産地 | 熟成年数 |
アメリカ | 9年 |
山崎 25年

いまや手にすることが非常に困難となった山崎の25年熟成。
シェリー樽熟成で25年寝かされたウイスキーからは、熟したいちごのような甘さとフレッシュさと、バターやナッツのような芳醇な風味を感じることができます。
チョコレートやカラメルのようなビターな苦味、ドライフルーツの甘味が複雑に絡み合う味わいはまさに感動レベルです。
間違いなく世界でも最高級品質の、人生で一度は飲んでみたいジャパニーズウイスキー!
産地 | 熟成年数 |
日本 | 25年 |
ザ・マッカラン30年 ファインオーク

世界的にも希少価値の高いマッカランの30年もの。
30年の間シェリー樽で寝かせられたことで外観は深い赤みを帯び、熟した果実のようなフレーバーを感じます。
熟成によって角がとれた口当たりは驚くほどなめらかです。
オレンジマーマレードを思わせる甘味と苦味、ウッディーでかすかにスモーキーな無骨さも備えた非常に複雑で奥行きのある余韻を楽しめます。
価格も高くお目にかかる機会も少ないかと思いますので、チャンスがあればぜひ飲んでみてください。
産地 | 熟成年数 |
イギリス | 30年 |
高級なウイスキーの美味しい飲み方
ウイスキーにはストレート、ロック、トワイスアップ、水割り、ソーダ割りなどさまざまな飲み方があります。
特に高級なウイスキーは香りの変化を楽しみやすいものが多いため、様々な飲み方で味わうことがおすすめ。
今回は以下の飲み方を紹介していきます。
・水割り
・トワイスアップ
・ハイボール
・オンザロック
・ミスト
ではそれぞれ見ていきましょう。
ストレート
他に手を加えずそのまま楽しむ基本的な飲み方です。
ウイスキーの味わいをそのまま楽しみたい際には、ストレートがおすすめです。
小振りのグラスに3分の1から2分の1ほど注ぐだけで完成です。
時間の経過によって香りが開いていくため、変化を楽しみやすい飲み方でもあります。
注意したい点は、割らないため度数が高いためこと。
ミネラルウォーター(チェイサー)を用意しながら、時間をかけて楽しみましょう。
水割り
ストレートの次に最も手軽に楽しめる飲み方「水割り」。
湿度の高い日本で生まれたとされています。
タンブラー型のグラスにウイスキーを注ぎ、お好みに合わせてミネラルウォーターを加えましょう。
ミネラルウォーターの量を自由に調整できるため、他の割り方に比べて度数の高いウイスキーでも楽しみやすいことがポイント。
お好みで氷を入れてもよいですが、ウイスキーの香りを楽しみたい方は常温のミネラルウォーターがおすすめです。
トワイスアップ
ワイングラスのようなグラスにウイスキーを注ぎ、同量の常温の水を注ぐ「トワイス・アップ」。
ウイスキーと水を1:1で注ぐことでより、ウイスキーの香りが開きやすいことが特徴。
水割りの一種ですが、ブレンダーのテイスティングによく用いられます。
初めて飲むウイスキーの香りを楽しみたい時はもちろん、度数の強いウイスキーをゆったり楽しみたい際にもおすすめです。
ハイボール
ソーダで割ることで爽やかな味わいを楽しめる「ハイボール」。
グラスに氷をたっぷりと詰め、ウイスキーを3分の1くらいまで注ぎます。
そこへウイスキーの倍量ほどのよく冷えたソーダを注ぐだけで完成です。
喉越しや爽快感を楽しむことができ、お好みでレモンなどを加えることで一層さっぱりとした感覚を楽しめるためおすすめ。
オンザロック
ロックグラスに大振りな氷を入れて、グラスの半分ほどまでウイスキーを注ぐ、オンザロックスタイル。
氷が溶けて変化するごとに、ウイスキーの味わいや香りがまろやかになっていく様を楽しめます。
溶けづらい氷を使うことでゆったりと長く楽しめるため、氷選びも意識してみください。
ミスト
細かく砕いたクラッシュアイスをグラスに入れる「ミスト」。
グラスが霧のような水滴に包まれるためミストと呼ばれています。
涼しい外見から、夏場などによく嗜まれることが多いことが特徴。
細かい氷を使用しており、溶ける速度が早いので水っぽくなる前に飲み切りましょう。
高級なウイスキーを楽しもう!
高級ウイスキーはほかのお酒にはない複雑で奥行きのある味わいが感じられます。
日本ではハイボールの飲み方でウイスキーは親しまれてますが、ストレートやロックで飲む高級ウイスキーの味わいはまた格別です。
プレミアムなお酒を飲みたいとき、お酒好きな方への贈りものとして、ぜひ高級ウイスキーを検討してみてください!
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