ジンベースの定番カクテル、ジンバック。
「飲んだことはあるけど、作り方が分からない。」、「どのジンを使えばいいんだろう。」など、疑問を持っている方も多いのでは?
今回は、ジンバックの味、度数、由来といった基礎知識から、作り方、アレンジレシピまでご紹介します。
ジンバックとは
ジンバックとは、ジンにジンジャエールとレモンジュースを加えたカクテルです。
ジンジャエールのピリッとしたスパイシーさもありながら、ほんのりした甘さも感じられます。
ジンバックの由来や意味
ジンバックはロンドン発祥であることから別名で「ロンドンバック」と呼ばれることもあるそうです。
バックは後ろの意味の「Back」ではなく「 Buck」という単語で、雄鹿と言う意味があります。
ジン自体の度数が高く酔いやすいお酒でキックがあるカクテルであることに由来すると言われているようです。
ジンバックの度数
ジンバックの度数は14%前後です。
ジンとジンジャエールの割合によっても度数が変わってきます。
14度ですと、赤ワインや日本酒と同じくらいです。
ジンバックのカロリー
ジンバック1杯のカロリーは174kcalほどと意外と高めです。
ソーダ割りなどとは違い、ジンジャエールを使っているため少し高めのカロリーになっています。
ジンバックの作り方
道具
・タンブラーグラス
・バースプーン(なければマドラーやストローでも可)
材料
・ジン:45ml
・レモンジュース:20ml
・ジンジャーエール:適量
・カットレモン
割合
ジン:ジンジャエール=1:4
作り方の手順
①氷を入れたタンブラーにジン、レモンジュース、ジンジャエールを入れる。
②バースプーンで優しくステアする。
③カットレモンを入れるか、グラスのフチにつける。
作り方のコツ
炭酸が抜けたジンジャエールを使うとおいしくないので注意してください。
そして、ステアは混ぜることですが炭酸をキープするために1回だけ優しくそっと混ぜましょう。
またはバースプーンでアイスを浮かせるだけでも問題ありません。
混ぜすぎると炭酸が抜けてしまうので気をつけてくださいね。
アレンジレシピ
簡単にできるアレンジとしては、ジンジャエールを甘口から辛口に変えるまたは辛口から甘口に変えることです。
ジンジャエールの味次第でかなり出来上がりの味わいが違ってきます。
甘めが好きな方は甘口で、ドライな味がお好みの方は辛口で作りましょう。
ジンバックにおすすめのジン
スターオブボンベイ
スターオブボンベイ
10種類のボタニカルで作られているボンベイ・サファイアにさらにプラス2種類を加えたジンです。
蒸留にも通常より1.5倍の時間をかけて、職人が拘って作っているだけあり味わいは豊です。
通常のボンベイ・サファイアしか飲んだことがない方にはぜひこちらのスターオブボンベイを試してみてください。
ジンジャエールの刺激はありながらも、すっきりとした味で飲み口がスムーズなジンバックが完成します。
オピア オリエンタル スパイスド
オピア オリエンタル スパイスド
1761年創業のイギリスで2番目に大きい老舗のジン・ウォッカメーカーが作ったドライジンです。
サンフランシスコのワールドスピリッツコンペティションで2015年に金賞も受賞。
世界中のスパイスなどボタニカルが使われており、特にクミンやカルダモンが入っていることから不思議とカレー風味のするエキゾチックなジンです。
ジンバックにしても後味にほんのりとスパイスやカレー味を感じることができますよ。
桜尾ジン オリジナル
桜尾ジン オリジナル
2018年に発売されたばかりの、まだ新しい広島発純国産のジン。
広島産柑橘類や9種類のボタニカルなど計14種類の素材を使用した、香りゆたかなアロマが特徴です。
2020年の東京ウイスキー&スピリッツコンペティションの金賞を受賞。
日本国産ジンとジンジャエール相性もかなり良いです。
ジンバックにおすすめのジンジェーエール
フィーバーツリー プレミアム・ジンジャービア
フィーバーツリー プレミアム・ジンジャービア
2005年に設立されたフィーバーツリー社のジンジャーエールです。
世界中の3種類の生姜を使い拘って作られただけあって、かなり生姜感をダイレクトに感じることができます。
ジン自体も数多くのボタニカルを使用して作られている独特なフレーバーのお酒なので、フィーバーツリーのような味がしっかりした独特なジンジャエールはとても相性がいいです。
ウィルキンソン ジンジャエール
ウィルキンソン ジンジャエール
ウィルキンソンといえば炭酸水も有名で炭酸飲料の有名老舗ブランドで、世界中のプロのバーテンダーから支持されています。
大人向けのジンジャエールで、炭酸が強めでかなりドライな味わいです。
ウィルキンソンのジンジャエールを使うと、爽快感がガツンとくるカクテルに仕上がるでしょう。
さいごに
ジンバックはジンジャエールの炭酸の刺激と爽快感にハマってしまう人もたくさんいます。
普段からジンジャエール好き、生姜の味好きな方にはとてもおすすめです。
夏にぴったりなカクテルなので、ぜひ暑い日にはジンバックでリフレッシュな気分を味わってみてくださいね。
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