「焼酎といっても、種類が多く、芋、麦、米….、どれを選べばよいか分からない。」
「焼酎の甲乙ってなに?」
「どんな飲み方があるの?」
こんな疑問をお持ちの方も多いのでは?
今回は、焼酎の種類から、おすすめの焼酎、飲み方まで、焼酎について徹底解説します。
※監修者は「選び方」について監修をおこなっています。ランキングに掲載している商品は監修者が選定したものではなく、編集部が独自に集計と商品説明を加えたものです。また商品に関するコメントは編集部コメントになります。
焼酎とは
焼酎は日本で生まれた固有の蒸留酒です。
主原材料には芋や麦、米などが使われ、原材料に由来する様々な風味を感じることができます。
九州地方が焼酎の発祥とされており、各地でさまざまな原材料が使われていたため、多種多様な焼酎が誕生しました。
九州地方は温暖な気候であるため日本酒造りが難しく、そのため焼酎文化が発展していったという背景があります。
焼酎の度数
焼酎のアルコール度数は20~25%程度です。
全国的には焼酎のアルコール度数は25%が主流です。
ただ、九州の大分県や宮崎県では昔から20%の焼酎が飲まれていたようです。
25%の焼酎のほうがしっかりとしたコクが感じられ、一方、20%のほうはマイルドな飲み口があります。
焼酎のカロリー
焼酎のカロリーはアルコール度数20%の焼酎の100mlあたりのカロリーの場合、112kcalとなります。
商品によって差異がある場合もあるため、25%は140kcal前後、20%は112kcal前後と考えるのが良いでしょう。
参照:いいちこスタイル
蒸留酒である焼酎には糖質やプリン体が含まれていません。
焼酎の作り方
焼酎は大まかに「発酵」、「蒸留」、「熟成」という工程を経てつくられます。
発酵
発酵とは、原材料の糖分を焼酎酵母がアルコールに変換することです。
焼酎の原材料は、主原料(芋や麦など)、麹、水、焼酎酵母の4つです。
一次仕込みとして麹、水、焼酎酵母を混ぜ合わせて発酵を進める素をつくります。
二次仕込みとしてそこに主原料を加え、本格的な発酵を進めます。
この発酵された液体は醪(もろみ)と呼ばれます。
蒸留
醪が完成したら次はいよいよ蒸留です。
蒸留とは、液体を熱して蒸気に変換させ、その蒸気を冷やすことで再び液体に戻す作業のことです。
液体が蒸発する温度は成分によって異なります。
焼酎の醪を蒸留することは、アルコールや香り成分のみを分離させて純度を高めることが目的です。
蒸留には大きく分けて減圧蒸留と常圧蒸留の2種類があります。
すっきりと仕上がる「減圧蒸留」
減圧蒸留とは、蒸留機に圧力をかけることで沸点の温度を下げ、低温で蒸留を行う蒸留方法です。
減圧蒸留でつくられた焼酎はフルーティーな香りが抽出されやすく、味わいは雑味が少なくクリアになります。
すっきりタイプの焼酎を飲みたいときは減圧蒸留の銘柄を選ぶと良いです。
力強く仕上がる「常圧蒸留」
常圧蒸留とは伝統的な蒸留方法です。
高温で蒸留をするため、加熱による様々な成分が焼酎へと与えられます。
常圧蒸留でつくられた焼酎は香ばしい風味や力強い味わいが特徴です。
個性的で飲みごたえのある焼酎を飲みたいときは常圧蒸留の焼酎がおすすめです。
熟成
蒸留が終わった焼酎は熟成が行われます。
蒸留したての焼酎はまだ味わいが荒々しく、数か月寝かせることでその味わいと香りはまろやかになっていきます。
熟成が終わった焼酎は最適な味わいにブレンドされ、飲みやすいアルコール度数に加水調整された後に瓶詰めされます。
焼酎のおすすめの選び方
ここからは焼酎のおすすめの選び方について紹介していきます。
今回紹介する選び方は以下の通りです。
・焼酎の種類から選ぶ
・価格から選ぶ
後に紹介する人気おすすめ焼酎まとめにも反映されているので、ぜひ参考にしてみてください。
ではそれぞれ見ていきましょう。
甲類焼酎と乙類焼酎
まずは甲類と乙類から選ぶ方法です。
甲乙の違いは使用している蒸留機にあり、結果として味わいの特徴が異なります。
そのため目的に合わせて選ぶことが大切です。
では1つずつ解説していきます。
甲類焼酎
甲類焼酎はシンプルでさらりとした味わいが特徴です。
連続式蒸留機を使用した蒸留が行われます。
そのため、何度も蒸留を繰り返すことで生まれる純度の高いアルコールの風味を感じることができます。
甲類焼酎はほのかな甘みとクセのない香りから、サワーやカクテルのベースとしてよく使われています。
また甲類焼酎について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>甲類焼酎とは?甲乙の違いからおすすめの甲類焼酎10選まで徹底解説
乙類焼酎
乙類焼酎は、原材料の個性をはっきりと感じることのできる個性的な焼酎です。
蒸留には単式蒸留機が使用されており、原材料由来の香りや味わいを焼酎から感じることができます。
多種多様な原材料が使われた種類の豊富さが特徴で、本格焼酎と呼ばれることもあります。
焼酎の種類から選ぶ
次は焼酎の種類から選ぶ方法を見ていきます。
今回紹介する種類は以下の通りです。
・麦焼酎
・米焼酎
・そば焼酎
・黒糖焼酎
・泡盛
・その他
最も有名で人気があるのは芋・麦・米の3種類。
しかしそば焼酎や泡盛なども人気があるため、ある程度焼酎が好きな方はチャレンジてみても良いでしょう。
では1つずつ紹介していきます。
芋焼酎
芋焼酎は蒸した芋の風味が特徴の焼酎です。
鹿児島県と宮崎県南部が主な産地で、原材料にはさつま芋が使われます。
さつま芋の優しい甘味が感じられ、どんな飲み方でも割り負けしないしっかりとした味わいがあります。
近年は原材料のさつま芋の品種改良が進んでおり、オレンジやマスカット、ライチなどのフルーティーな香りの芋焼酎が注目を集めています。
また芋焼酎について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>【最新版】芋焼酎の人気おすすめランキング20選!特徴や選び方も解説
麦焼酎
麦焼酎は香ばしい風味とやさしい飲み口が特徴です。
大麦を原料とした焼酎で、大分県や長崎県が麦焼酎の主な産地とされています。
麦の軽い風味が楽しめるライトなタイプから、樫樽熟成させたウイスキーのようなタイプのものまで様々あります。
個性はありますが飲み飽きしない味わいから、麦焼酎を晩酌酒としている方も多いです。
また麦焼酎について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>麦焼酎の人気おすすめランキング22選!特徴や選び方も徹底解説!
米焼酎
米焼酎は爽やかでライトな味わいの焼酎です。
さらりとした軽快な飲み口があり、日本酒に感じるフルーティーな吟醸香に似た風味を持っています。
熊本県の球磨地方が発祥とされています。
軽い味わいなので焼酎に慣れていない方におすすめです。
また米焼酎について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>【唎酒師選定】おすすめの米焼酎15選!米焼酎の種類から、飲み方まで徹底解説!
そば焼酎
そば焼酎はあっさりとした独特の風味を楽しめる焼酎です。
そばならではの固有の香りと飲みやすさがあります。
主要産地は、発祥地である宮崎県、そばの産地である長野県や北海道などです。
そば焼酎をそば湯で割った「そば湯割り」というツウな飲み方もあります。
黒糖焼酎
黒糖焼酎は奄美地方で生産される甘い風味の焼酎です。
鹿児島県にある奄美諸島で、サトウキビからつくられる黒糖焼酎は「奄美黒糖焼酎」と呼ばれています。
ほのかに甘く爽やかな口当たりの黒糖焼酎は、奄美諸島の特産品として全国的に有名になりました。
また黒糖焼酎について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>黒糖焼酎とは?種類から、おすすめの黒糖焼酎、飲み方まで徹底解説!
泡盛
泡盛は沖縄県で親しまれている焼酎です。
原材料にはタイ米を使った黒麹米のみが使われるのが特徴で、独特の甘い香りと厚みのある味わいが特徴です。
3年以上熟成された泡盛は「古酒(クース)」と呼ばれ、バニラのような上品な香りとまろやかな口当たりを楽しむことができます。
また泡盛について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>泡盛とは?種類から、おすすめの泡盛、飲み方まで徹底解説!
その他の焼酎
焼酎には非常に多様な原材料が使われています。
これまで紹介した芋や麦などの種類以外では、胡麻焼酎や、栗焼酎、酒粕焼酎、里芋焼酎、紫蘇焼酎などがあります。
価格で選ぶ
最後は価格から選ぶ方法です。
焼酎は720mlで2,000~3,000円あたりから高級焼酎と呼ばれるようになります。
そのためプレゼントや特別な日の一本には3,000円以上の焼酎を選ぶと良いでしょう。
逆に毎日の食卓用なら1,000円前後でも十分に楽しめる焼酎は豊富にあります。
目的に合わせて価格を考えると、ぐっと焼酎が選びやすくなりますよ。
予算3,000円未満!おすすめの安くて美味しい焼酎14選
ここからは安くて美味しいおすすめの焼酎を紹介していきます。
今回は先ほど紹介した以下の選び方を基準にしています。
・焼酎の種類から選ぶ
・価格から選ぶ(3,000円未満)
予算は720mlで3,000円未満となっております。
今回紹介する焼酎は以下の通りです。
商品画像 | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | いいちこ | 本格霧島 | 茜霧島 | 伊佐美 | 鍛高譚 | れんと | 紅乙女 | 壱岐 スーパーゴールド | 雲海 | 瑞泉 | 二階堂 | だいやめ | 白岳 しろ | 黒霧島 |
詳細 | 製造元:三和酒類 生産地:大分県 アルコール度数:25% | 製造元:霧島酒造 生産地:宮崎県 アルコール度数:20% | 製造元:霧島酒造 生産地:宮崎県 アルコール度数:25% | 製造元:甲斐商店 生産地:鹿児島県 アルコール度数:25% 容量:720ml | 製造元:合同酒精 生産地:北海道 アルコール度数:20% 容量:720ml | 製造元:開運酒造 生産地:鹿児島県 アルコール度数:25% 容量:720ml | 製造元:紅乙女酒造 生産地:福岡県 アルコール度数:25% 容量:720ml | 製造元:玄海酒造 生産地:長崎県 アルコール度数:22% 容量:720ml | 製造元:雲海酒造 生産地:宮崎県 アルコール度数:25% 容量:900ml | 製造元:瑞泉酒造 生産地:沖縄県 アルコール度数:30% 容量:600ml | 製造元:二階堂酒造 生産地:大分県 アルコール度数:25% 容量:900ml | 製造元:濱田酒造 生産地:鹿児島県 アルコール度数:25% 容量:900ml | 製造元:高橋酒造 生産地:熊本県 アルコール度数:25% 容量:720ml | 製造元:霧島酒造 生産地:宮崎県 アルコール度数:25% 容量:900ml |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ではそれぞれ見ていきましょう。
※ECサイトによって容量・価格が異なる場合があります
1.いいちこ
いいちこ
「下町のナポレオン」というキャッチコピーで親しまれる、リーズナブルかつ美味しい焼酎。
いいちこは原料も大麦を使って造っているため本格派麦焼酎です。
紙パックのタイプなら手軽に楽しめるため、焼酎初心者にもおすすめ。
アルコール度数も25度と強すぎず、すっきりとした口当たりです。
焼酎が初めての方から、日々の食卓用にリーズナブルな麦焼酎を探している方はぜひ。
種類 | 甲・乙 |
麦焼酎 | 乙類 |
香り | 麦 |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
2.霧島 宮崎限定
本格霧島
霧島シリーズの宮崎限定タイプ。
地元宮崎のファンに感謝を伝えるべくして生まれた焼酎は黄金千貫と霧島裂罅水(きりしまれっかすい)を使っています。
ずっしりとした本格的な味わいが特徴的で、長く深い余韻を楽しめます。
ふんわりと広がる芋の香りが魅力的なため、お湯割りでぜひお楽しみください。
種類 | 甲・乙 |
芋焼酎 | – |
香り | さつまいも、土 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
3.茜霧島
茜霧島
焼酎の中ではフルーティーな感覚が特徴的な本格芋焼酎。
芋焼酎の多くはクセのある味わいですが、茜霧島は南国を思わせるような華やかさが魅力的です。
オレンジ色をしたサツマイモ「タマアカネ」を使っていることから、芋焼酎の魅力を残しつつフルーティーな味わいに仕上がっています。
芋焼酎が苦手でも飲みやすくおすすめです。
また普通の芋焼酎に飽きた方にも新鮮な感覚で楽しめるため、ぜひ味わっていただきたい一本です。
種類 | 甲・乙 |
芋焼酎 | 乙類 |
香り | トロピカルフルーツ、芋 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
4.伊佐美
伊佐美
地元ですら入手困難な元祖プレミアム焼酎です。
芋焼酎ならではの強いコクがありながらクセを感じさせない品質は、芋焼酎ファンの間で瞬く間に評価を集めました。
芋の主張がしっかりと感じられ、それでいてしつこすぎないバランスの良さが伊佐美の特徴です。
芋焼酎好きならきっと気に入るはず!
種類 | 甲・乙 |
芋焼酎 | 乙類 |
香り | 芋、熟れたりんご |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
5.鍛高譚
鍛高譚
爽やかな紫蘇の香りを楽しめる紫蘇焼酎です。
北海道産の赤紫蘇が原材料に使われており、豊かな紫蘇の風味が醸し出されています。
アルコール度数は20%と低く、華やかで軽い飲み口です。
ソーダ割にすることでよりカジュアルに飲むことができます。
梅干しを入れたお湯割りも紫蘇焼酎と相性抜群!
種類 | 甲・乙 |
紫蘇焼酎 | 焼酎甲類乙類混和 |
香り | 梅、紫蘇 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
6.れんと
れんと
まろやかで優しい味わいの黒糖焼酎です。
奄美大島の黒糖によるほのかな甘味が特徴。
貯蔵タンクの熟成を促進させる「音響熟成」により、まろやかで深い味わいに仕上げました。
ストレートやロックで飲むことで黒糖由来の甘味を存分に楽しむことができます。
種類 | 甲・乙 |
黒糖焼酎 | 乙類 |
香り | 黒蜜、ビターチョコ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
7.紅乙女
紅乙女
豊かな香ばしさがクセになる胡麻焼酎です。
原材料の一部に焙煎した胡麻を使用することで、より風味の高い焼酎に仕上がりました。
3年以上の長期熟成が施されており、味わいのコクもしっかりと感じられます。
お湯割りで飲むことで、胡麻のふんわりとした香りを楽しむことができます。
種類 | 甲・乙 |
胡麻焼酎 | 乙類 |
香り | 胡麻、ナッツ |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
8.壱岐 スーパーゴールド
壱岐 スーパーゴールド
芳醇な香りが楽しめるオーク樽熟成の麦焼酎です。
麦焼酎をオーク樽熟成することによって、琥珀色の外観と華やかで甘さのある香りに仕上げました。
まろやかでリッチでありながら、強すぎない味わいのバランスが秀逸。
炭酸割りやロックで香りを楽しみながら飲むのがおすすめです。
種類 | 甲・乙 |
麦焼酎 | 乙類 |
香り | 麦、オーク |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
9.雲海
雲海
清らかな甘味のあるそば焼酎発祥の銘柄です。
厳選したそば使い、宮崎県の仙境・高千穂の雄大な自然の中でゆっくりと仕込まれました。
すっきりとした味わいと、ほのかなそばの味わいは深い飲み心地。
爽快に味わいたいならロック、そばの滋味を楽しみたいならお湯割りがおすすめです。
種類 | 甲・乙 |
そば焼酎 | 乙類 |
香り | 蕎麦、麦 |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
10.瑞泉
瑞泉
キレの良さとコク深さを備えた泡盛です。
泡盛の独特な甘い風味がありながら、後味はすっきりとした飲みやすさがあります。
戦前から沖縄県民に愛飲されてきた歴史ある銘柄です。
購入してからすぐに飲んでも良し、数年寝かして自分だけの古酒に仕上げるのもおすすめです!
種類 | 甲・乙 |
泡盛 | 乙類 |
香り | 米、バニラ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
11.二階堂
二階堂
麦焼酎を代表する定番の銘柄です。
原材料は選び抜かれた大麦100%仕込み。
麹も米麹ではなく麦麹が使われており、麦の甘味と心地よい香ばしさを十分に感じることができます。
発売以来、多くの人に愛されている麦焼酎の定番中の定番です。
種類 | 甲・乙 |
麦焼酎 | 乙類 |
香り | 麦、くるみ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
12.だいやめ
だいやめ
熟成した芋を使ったフルーティーな芋焼酎です。
独自開発した熟成方法で香りを引き出した「香熟芋」を使用。
ライチや花のような高貴な香りが感じられ、新しい芋焼酎の風味を楽しむことができます。
飲めば芋焼酎の感覚が変わる、ぜひ一度飲んで見てほしい銘柄です。
種類 | 甲・乙 |
芋焼酎 | 乙類 |
香り | 芋、モモ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
13.白岳 しろ
白岳 しろ
淡麗でクリアな味わいの米焼酎です。
落ち着いた上品な香りと、軽やかさの中にあるほのかな米の甘味を感じることができます。
クセの無い透明感のある味わいは、料理の素材本来の味を引き立てます。
ロックか水割りにして食中酒としてぜひ。
種類 | 甲・乙 |
米焼酎 | 乙類 |
香り | 米、白い花 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
14.黒霧島
黒霧島
黒麹仕込みの歴史ある芋焼酎です。
とろりとした食感とキレのいい後味があり、クセのない非常に飲みやすい仕上がり。
毎日の晩酌や、食中酒にロックやソーダ割で爽やかに飲むのがおすすめ。
芋焼酎の定番銘柄なので、初心者におすすめ。
>>黒霧島はどんな焼酎?人気の理由、値段、味、飲み方を徹底解説!
種類 | 甲・乙 |
芋焼酎 | 乙類 |
香り | 芋、熟れた柑橘類 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
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人気おすすめの高級焼酎12選
ここから、プレゼントや特別な日におすすめの高級焼酎をご紹介します。
また先ほども紹介した以下の選び方を反映させています。
・焼酎の種類から選ぶ
・価格から選ぶ(3,000円以上)
また今回紹介する焼酎は以下のとおりです。
商品画像 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | 魔王 | 村尾 | 森伊蔵 | 百年の孤独 | 天使の誘惑 | 千年の眠り | 兼八 | 人夢可酒 | 獺祭 焼酎 | 野うさぎの走り | いごっそう | 十四代 秘蔵焼酎 |
詳細 | 製造元:白玉醸造 生産地:鹿児島県 アルコール度数:25% 容量:720ml | 製造元:村尾酒造 生産地:鹿児島県 アルコール度数:25% 容量:900ml | 製造元:森伊蔵酒造 生産地:鹿児島県 アルコール度数:25% 容量:720ml | 製造元:黒木本店 生産地:鹿児島 アルコール度数:40% 容量:720ml | 製造元:西酒造 生産地:鹿児島県 アルコール度数:40% | 製造元:篠崎 生産地:福岡県 アルコール度数:40% | 製造元:四ツ谷酒造 生産地:大分県 アルコール度数:25% | 生産地:日本 アルコール度数:40% | 製造元:旭酒造 生産地:日本 アルコール度数:39% | 製造元:黒木本店 生産地:宮崎県 アルコール度数:37% | 製造元:司牡丹酒造 生産地:高知県 アルコール度数:43% | 製造元:高木酒造 生産地:山形県 アルコール度数:25% |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ではそれぞれ見ていきましょう。
※ECサイトによって容量・価格が異なる場合があります
また一部ECサイトでは3,000円を下回る商品もあるためご注意ください
1.魔王
魔王
洗練されたクリアな味わいのプレミアム芋焼酎です。
オレンジや栗を思わせるような豊かな香りと、切れ味鋭い飲み口は気品を感じさせます。
芋焼酎の芋臭いというイメージを取り払った、超人気の銘柄です。
3Mと呼ばれる希少な芋焼酎ですので、機会があればぜひ飲んでみてください!
種類 | 甲・乙 |
芋焼酎 | 乙類 |
香り | 芋、栗 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
2.村尾
村尾
3Mの一角を担う幻の芋焼酎です。
甕壺を使った仕込みと熟成によって生まれる深いコクと香ばしさが特徴。
芋の風味だけでなく甘味やさわやかさなど、飲み心地の良さも兼ね備えています。
現在も超品薄状態が続いている、一度は飲んでみたい人気銘柄です。
種類 | 甲・乙 |
芋焼酎 | 乙類 |
香り | 芋、野花 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
3.森伊蔵
森伊蔵
伝説とも呼ばれるこだわりの製法を守った芋焼酎です。
3Mのひとつに数えられる希少な銘柄で、臭みのないまろやかで優雅な味わいがあります。
少量生産・高品質の酒造りを守り続け、その品質はいまも多くの焼酎ファンを虜にしています。
いまもなお正規価格の数倍で取引されている、正真正銘のプレミアム焼酎です。
種類 | 甲・乙 |
芋焼酎 | 乙類 |
香り | 芋、トロピカルフルーツ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
4.百年の孤独
百年の孤独
ホワイトオークの樽で長期熟成させた麦焼酎です。
オーク樽由来のココナッツのような甘い風味や、麦の香ばしい風味が感じられます。
通常の麦焼酎では感じられない、複雑で長い余韻が特徴です。
人気が高く製造に時間がかかることから、希少価値が非常に高まっているブランドです。
種類 | 甲・乙 |
麦焼酎 | 乙類 |
香り | 麦、ナッツ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
5.天使の誘惑
天使の誘惑
シェリー樽とオーク樽で9年寝かせることにより、他には無い魅力的な香りを実現した焼酎。
香りから味わいまで普通の焼酎とは思えないほど品のある感覚を楽しめます。
高級ブランデーやウイスキーに似ていることから、特に洋酒好きの方へのプレゼントに大変おすすめです。
口当たりは非常に滑らかで飲みやすく、濃厚な味わいが魅力的。
まるで天使からの誘惑を受けたかのような幸せな気持ちになることでしょう。
種類 | 甲・乙 |
芋焼酎 | 乙類 |
香り | いちじく、バニラ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
6.千年の眠り
千年の眠り
丁寧に選びぬかれた大麦を使用し、長期間熟成することで品のある仕上がりが魅力的な焼酎。
千年の眠りは名前のとおり、長期の熟成によって造られる古酒の麦焼酎です。
熟成期間に合わせて複雑さを増していく味わい、琥珀色に変化する色合いは芸術品とも言えます。
2000年・2014年度には、モンド・セレクション 最高金賞と、美味しさも実証済みです。
熟成された焼酎がお好きな方はぜひ一度お試してください。
種類 | 甲・乙 |
麦焼酎 | 乙類 |
香り | クローブ、オーク |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
7.兼八
兼八
トップクラスの麦焼酎と言えば名前が上がる「兼八」。
伝統的な造り方を重んじており、現在でも昔ながらの製法を採用しています。
兼八は「はだか麦」を使用しているため香ばしさが魅力的です。
さらに麦焼酎の中では珍しいガツンとした味わいに仕上げられているため、本格的な麦焼酎を味わい尽くしたい方にはおすすめ。
香ばし麦の香りを感じながら、ゆっくり香りの変化を楽しんでください。
種類 | 甲・乙 |
麦焼酎 | 乙類 |
香り | 麦、アーモンド |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
8.人夢可酒
人夢可酒
老舗酒蔵で長期間の熟成を経て造られている焼酎。
樫樽で長期熟成されることで深く、品のある香りを実現しています。
熟成由来の豊かな香りと、まろやかな味わいが魅力的です。
人夢可酒(ひとむかし)という名前もユニークで素敵なため、プレゼントにもぴったり。
種類 | 甲・乙 |
麦焼酎 | – |
香り | 麦、バニラ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
9.獺祭 米焼酎
獺祭 焼酎
日本酒で名高い「獺祭」の酒粕を蒸留することで生まれた「獺祭 焼酎」。
日本酒のような一面を残しつつも、焼酎の魅力を発揮していることが特徴です。
また大量生産の難しい製法のため、大変希少な種類の焼酎であることも特徴の1つ。
日本酒らしさを感じるお米の甘味と、吟醸由来の軽やかかつ品のある味わいを楽しめるストレートでお楽しみください。
種類 | 甲・乙 |
米焼酎 | 乙類 |
香り | 米、お花 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
10.野うさぎの走り
野うさぎの走り
日本酒の吟醸酒のような味わいが特徴の米焼酎。
甕壺熟成させた米焼酎の古酒にもち米焼酎をブレンドすることでバランスの良い味わいに仕上げられています。
キリッとした爽快な味わいの中にナッツやミネラル感を覚えます。
しっかりと軸のある風味が、麹や米由来のほのかな甘味をより引き立てていることが魅力的。
温度によって変化を楽しめることも特徴の1つ。
ストレートやロックだけでなく、お湯割りなど様々な方法でお楽しみください。
種類 | 甲・乙 |
米焼酎 | 乙類 |
香り | 米、クルミ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
11.いごっそう 43度
いごっそう
10年以上も熟成させた贅沢な焼酎「司牡丹 いごっそう」。
「いごっそう」とは土佐弁で「頑固者」を意味しています。
しかし味わいは、名前に似合わず滑らかな口当たりと繊細な味わいが特徴的。
長く続く余韻はしなやかな「いごっそう」ならではの魅力です。
焼酎の大吟醸とも評される蔵元至極の一本、ぜひ一度はお楽しみください。
種類 | 甲・乙 |
米焼酎 | 乙類 |
香り | 米、パン |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
12.高木酒造 十四代 秘蔵焼酎
十四代 秘蔵焼酎
日本酒のプレミアム銘柄「十四代」の焼酎タイプ。
日本酒の「十四代」のように雑味がなく、飲みやすい味わいが特徴です。
口当たりが良く、後味もすっきりとしているため焼酎初心者にもおすすめ。
白ワインや日本酒好きの方にも一度味わっていただきたい、魅力的な焼酎です。
種類 | 甲・乙 |
米焼酎 | 乙類 |
香り | 米、野花 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
焼酎のおすすめの飲み方(割り方)
ここからは焼酎の飲み方(割り方)について紹介していきます。
今回紹介する割り方は以下の通りです。
・ストレート
・ロック
・お湯
・水
・炭酸
ではそれぞれ見ていきましょう。
ストレート
ストレートは焼酎本来の味わいをしっかりと楽しめる飲み方です。
原材料の風味、熟成によるまろやかさ、木樽や甕からくる味わいなどをダイレクトに味わえます。
初めて飲む焼酎や希少価値のある銘柄を飲むときはまずストレートで飲むことをおすすめします。
ロック
焼酎の個性を感じつつ、ほどよく飲みやすくした飲み方です。
氷によって冷やされることで味はキリリと引き締まり、少しずつ氷が溶けていくことで温度変化も楽しむことができます。
どんな焼酎にでも合いますので、飲み方に困ったときはロックがおすすめ。
水割り
水割りは口当たりの良いすっきりとした飲み方です。
水で割ることでアルコール度数は抑えられ、味わいもライトになって飲みやすくなります。
どんな食事とも合わせやすく、食中酒として最適な飲み方です。
水の分量を自分で調節できるので、アルコールが苦手な方にもおすすめ。
お湯割り
お湯割りは焼酎の本場、九州で人気の飲み方です。
香りを引き出す飲み方で、焼酎の風味をよりいっそう強く感じることができます。
お湯割りをつくる際は、「お湯が先、焼酎は後」が鉄則です。
香りや味わいの濃厚な芋焼酎や泡盛、または常圧蒸留タイプの焼酎がお湯割りにおすすめです。
炭酸割り
炭酸割りは焼酎を最もカジュアルに飲める飲み方です。
炭酸の泡が焼酎の風味を立ち上がらせ、すっきりとした味わいを生み出してくれます。
樽熟成の麦焼酎はソーダ割にすることでハイボールのような味わいになるので特におすすめです。
自分だけのおすすめ焼酎を見つけよう!
本格焼酎は日本酒と並ぶ日本の國酒です。
原材料や製法、熟成方法などによって味わいは変わりますし、多彩な飲み方もあります。
今までは焼酎を避けていた方も、この機会に焼酎の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
ぜひ今回紹介した焼酎の中から、自分だけのおすすめ焼酎を見つけてください。
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