トマト風味の人気カクテル、ブラッディメアリー。
今回は、ブラッディメアリーについて、由来、度数といった基礎知識から、作り方、アレンジレシピまでご紹介します。
ブラッディメアリーとは
ブラッディメアリー(ブラッディメリーと呼ばれることも)は、ウォッカにトマトジュースを混ぜたカクテルです。
一見シンプルに感じますが、いろいろな調味料を入れ、野菜や食べ物で飾りつけできます。
バーテンダーや飲む人の好みで、いくらでもアレンジが可能なカクテルです。
ブラッディメアリーの由来や意味
「Bloody Mary」は「血まみれのメアリー」という意味です。
16世紀のイングランドの女王、メアリー1世がこのように呼ばれていました。
メアリー1世は女王即位後に、女性や子供含むプロテスタントの信者を300人も死刑にした人物です。
女王の残虐な追害から「血まみれのメアリー」と知られるようになりました。
真っ赤なトマトジュースを血のように見立てて、メアリー1世が呼ばれていた名前が由来になったと言われています。
ブラッディメアリーの味わい
トマトジュースがレモンですっきりとした味わいになり、とても飲みやすいカクテルです。
お好みで塩、胡椒、タバスコ、ウスターソースなどいろいろな調味料を入れると、カクテルと言うよりはまるで冷製トマトスープを飲んでいる気分になります。
ブラッディメアリーの度数
ブラッディメアリーのアルコール度数は、約12%〜18%です。
ブラッディメアリーのカロリー
ブラッディメアリーのカロリーは一杯あたり、約126kcalです。
お酒のみのカロリーなので、いろいろなトッピングを付け加えればその分カロリーは高くなります。
ブラッディメアリーの作り方
道具
・タンブラーグラス
・バースプーン(なければマドラーやストローでも可)
材料
・ウォッカ:45ml
・トマトジュース:適量
・レモンジュース:1tsp
・塩:お好みで
・胡椒:お好みで
・タバスコ:お好みで
割合
ウォッカ:トマトジュース=1:3
作り方の手順
①氷を入れたグラスを用意する。
②ウォッカ、トマトジュース、レモンジュースを入れてステアする。
③お好みで好きな調味料を加える。
作り方のコツ
ウォッカはお好みで30ml〜45mlに調節してください。
レモンジュースは市販のものでも問題ありませんが、生のレモンを絞るとより一層味が締まります。
アレンジレシピ
レッドバード
簡単に言えばブラッディメアリーをビールで割ったカクテルです。
このレシピからウォッカを抜くとレッドアイと言うビールベースのカクテルにもなります。
割合は、ウォッカ:ビール:トマトジュース=1:2:2です。
ブラッディ・サム
ブラッディメアリーのウォッカをジンに変えたレシピです。
ベースのスピリッツが変わるとメアリーからサムに名前も変わります。
ブラッディサムはアメリカでブラッディメアリーがアレンジされて作られていたカクテルです。
お酒が禁止されていた禁酒時代にトマトジュースに偽り、飲まれていたと言われています。
ブラッディメアリーパーティー
海外では「Bloody Mary Party」と言って、自分で好みのブラッディメアリーを作って楽しむパーティーが開催されます。
バーで基本のカクテルをもらい、その後調味料やトッピングの野菜や食べ物など自由に加えられるビュッフェスタイルのパーティー。
例えば、レモン、ライム、オリーブ、セロリ、カリカリのベーコン、トマト、アボカド、チーズなど好きなものを好きなだけトッピングしてアレンジできます。
自宅のホームパーティーでも簡単に用意出来るので、盛り上がること間違いなしです。
ブラッディメアリーにおすすめのウォッカ
スカイ ウォッカ

アメリカ国内では主流、アメリカ産の定番ウォッカ。
スミノフと並ぶ人気のウォッカで、価格もお手頃で手に入れやすいです。
リーズナブルなウォッカにも関わらず4回蒸留と3回ろ過をされ、こだわりの製法で作られています。
不純物のないクリアな味わいでカクテル作り重宝します。
スミノフ ウォッカ

ロシア生まれのウォッカです。
ロシア皇帝アレキサンダー3世に気に入られ、ロシア皇帝御用達のウォッカとしてロシアでの知名度を確立。
その後アメリカに渡りクリアでなんのミキサーにも合うので、カクテルに最適なウォッカとして人気になりました。
今では世界中のバーで使われ、販売量も世界トップクラスです。
フィンランディア ウォッカ
フィンランド産の老舗メーカーが作るプレミアムウォッカです。
販売量はヨーロッパで第2位、世界では第5のウォッカで、世界130か国以上で販売しています。
北欧らしい洗練されたスタイリッシュなボトルデザインも人気です。
クリアでキレのある味わいは、どんなカクテルにも使いやすいと定評があります。
ブラッディメアリーにおすすめのトマトジュース

一般的な果汁100%のトマトジュースがオススメです。
無塩のトマトジュースを使うお店もあり、お好みで後から塩胡椒で味を調節してください。
こだわり派の方はぜひ生のトマトをジュースにしたり、フルーツトマトをジュースにしても違った味わいになります。
さいごに
イギリスでブラッディメアリーは二日酔いの時、迎え酒としても親しまれています。
トマトには栄養がたくさん含まれていてお酒分解や、肝臓機能向上を助けてくれる役割があるためのようです。
ただし、お酒が入っているので、体調が良くなる保証はないのでご注意くださいね。
日本ではまだこのカクテルの知名度はそこまで高くないかもしれませんが、アレンジ性の高いカクテルなのでぜひ自分好みのブラッディメアリーを作ってみてください。
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