「安くて美味しいワインはどうやって選べばいい?」
「安いワインのおすすめは?」
ワイン好きな人からワイン初心者の人も、日常的に手に取るのは2,000円以下のワインがほとんどではないでしょうか。
特に白ワインはすっきりとしたものが多いので、気軽に飲めるのも魅力のひとつです。
そこでこの記事では、ランキング形式で安くて美味しいワインをご紹介しますので、あなた好みの白ワインを見つける参考にしてみてください。
安くて美味しい白ワインの選び方
合わせる料理で選ぶ
ワインを選ぶなら、まずは今日の食事に合わせて選んでみましょう。
ざっくりと分類するなら料理の味わいと似たようなワインを選ぶということです。一般的にお肉なら赤ワイン、お魚なら白ワインと言われています。素材や色で合わせてワインを選ぶのもコツの一つです。
また、食材だけではなく味付けも大きなポイントとなります。
塩コショウ、レモンなどさっぱりとした味付けには酸味がきいていてフレッシュな若い白ワインをおすすめします。
ホワイトソースのようなクリーミーな味には、ふっくらした味わいのある樽熟成の白ワインがぴったりです。
予算で選ぶ
500円以下の赤ワインはだめ!?
ディスカウントストアやスーパーなどで売られている低価格ワインの中には、コストパフォーマンスが高くて美味しいと評判のワインがたくさん販売されています。
その低価格ワインの中でも底値に近い500円以下がありますが、「ワイン自体の味を楽しむ」という観点ではおすすめしません。
料理に使ったり、カクテルやホットワインを作る場合は問題ないです。
もし、こういった価格帯のワインを飲むのであれば、しっかりと冷やして飲むことをおすすめします。
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安くて美味しいおすすめ白ワイン10選
とにかく安い!予算1000円
5位
イタリアでいちばん飲まれているデイリーワインです。甘くなく、さっぱりしていて食事に合います。フレッシュで白い花や柑橘を思わせるイキイキとした香りで、軽やかですっきりとした味わいです。
癖もなくスイスイ飲めてしまうのでワインビギナーにおすすめです。
4位
冷涼な北の畑のぶどうに、澱と寝かせて旨みを引き出すシュール・リー製法により、フレッシュなミュスカデの魅力と、奥行きのある味わいを生み出した、金賞受賞のお墨付きミュスカデです。
フレッシュな果実の風味が楽しめる、爽やかな口当たりのワインです。ミュスカデとはいえ酸味がきつくないので男女問わず好かれるワインだと思います。
3位
毎年多くの金賞を受賞している実力派白ワインです。「高品質であると同時に低価格であること」をコンセプトにしたクロード・ヴァルの大人気スタンダードシリーズ。
南フランスの気候を表現した柑橘系の味わいが爽やかなタイプです。
丸みのある酸味とやさしい喉越しは毎日の食卓にぴったりです。
2位
オーストラリアの国民的ワインです。
切れが良くエレガントな、ライトボディの辛口リースリングです。ライムなど柑橘類果実のフレーバーが感じられます。
シーフードやスパイスの効いたアジア料理とも良く合います。
1位
常に時代を先取りするイノベーティブな生産者「コノスル」のハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワインです。
この自転車のラベルを見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。この自転車はコノスルのコンセプトである自然のサイクルを尊重したぶどう栽培と自転車にのって畑へ行く人達を表しています。
爽やかなシトラスの香りに、マンゴーやパインなどの果実味が感じられる豊かでバランスのよい白ワインです。
この値段で、しっかりとした香りと果実味、デイリーの白として優等生なワイン。
キリッと冷やして飲みたい一本です。
予算2,000円
5位
レモンのような酸のキリッとした果実、白い花やミネラルの香りがとても印象的です。洋ナシやメロンを想わせるような果実味が豊かで、夏野菜のような瑞々しさが素晴らしい白ワイン。
「料理との相性の良いワインを造る」 という明確なコンセプトがあるので、毎日の食事のお供に気軽に楽しめるワインです。
4位
柑橘系の香りとさっぱりした味わいが特徴の1本。このすっきり爽やか感にハマります。酸も柔らかなので飲みやすいタイプです。
酸味と果実味のバランスがいいので数々の受賞歴があります。
ランチにぴったりなので女性同士で楽しむのにおすすめです。
3位
星付きレストランに支持されるアルザスの名門、トリンバックのリースリングです。リースリングの魅力を世界に知らしめたワイナリーです。
グレープフルーツやレモンなどの柑橘系の香りと上質な酸味が広がり、程よい熟成感が感じられるバランスのいい白ワインです。
このワインは和食との相性が抜群でお寿司やお刺身、天ぷらなどと一緒に飲むのがおすすめ。
2位
白ワインといえばシャブリ、という方も多いのではないでしょうか。
このシャブリはハーブやレモンなどの柑橘系の香りにトーストやはちみつなどの香りが混ざった複雑なタイプの白ワインです。まろやかで豪華な果実の余韻が長く味わえます。
シャブリは石灰質の土壌で造られたぶどうを使用しているので、生牡蠣と相性抜群です。
クリスマスや年末など生牡蠣を食べる時にオシャレに合わせたいですね。
1位
最高水準のブルゴーニュ辛口白ワインの造り手として定評がある、ルイ・ラトゥールのシャルドネです。ルイ・ラトゥールは家族経営を200年以上も貫く、ブルゴーニュの名門中の名門です。
フレッシュな果実味と香りが感じられ、アプリコットのようなニュアンスが口に広がります。辛口でしっかりとした酸があり、ややオイリーで少しの苦みがある締まった印象で、魚介と相性が抜群です。
ブルゴーニュ屈指の造り手のワインですので、気の置けない友人との食事などにぴったりです。
安い白ワインと高い白ワインの違い

安いワインと高いワインは何が違うの?
ワインの値段の違いは大きく以下の4つです。
・畑の違い
・造り手の違い
・生産コストの違い
1つずつ見ていきましょう。
ぶどうの違い

ワインは一部の添加剤を除いてほぼぶどうのみで造られるので、原料の良し悪しがワインの味にダイレクトに響きます。品質の良いぶどうは高いと言うのが前提となるのです。
ぶどうというのは栽培される土壌によって味わいが大きく異なります。良い土壌の畑で育てられたぶどうや手間をかけて育てられたぶどうは品質が良いと考えられています。
収穫される畑の違い

収穫される地域や畑が限定されるほどワインの値段は上がります。
安いワインはボトルに記載されている生産地が国名となっていることがほとんど。逆に高いワインには畑名が記載されます。
収穫される場所が狭くなればなるほど高いワインということになるのです。
例えばあの有名な「ロマネ・コンティ」の畑は野球場ほどの広さしかなく、生産本数は多くありません。その希少性や歴史のある畑から収穫されるというのは一つのメリットとなります。
造り手の違い

高いワインの造り手の多くは先祖代々から続く良い土壌の畑を所有しています。
また、栽培、収穫、醸造、熟成、瓶詰めなどの工程に生産者のこだわりや手間が反映されています。
名門と呼ばれる生産者や会社で造られるワインは製法にも独自のこだわりや技を持っているので、同じ品質のぶどうを使ってもより美味しいワインを作ることが出来ます。
コストの違い

経済的理由
生産される国によって人件費や税金などコスト面でも違いが出ます。
国によっても人件費に差があります。
例えば、最低賃金を比べてもヨーロッパ圏では他の国に比べて高いです。反対にニューワールドと呼ばれるチリや南アフリカなどでは低くなっています。これだけを比べても差があります。
機械か手摘みか
それに収穫を機械でするか、人の手でするかによっても違います。急な斜面の収穫やぶどうの剪定などは機械では出来ないので人が手で作業。
原料となるぶどうの収穫量を比べても機械と人とでは違いが出ます。手摘みで、良い粒や房だけを残し、悪いものを剪定する過程では収穫できるぶどうの量も質も変わってきます。
ソムリエ直伝!安い白ワインを美味しく飲む方法
温度

飲み頃は7~14℃
ワインは温度がわずかに変化しても、味も香りも大きく変化してしまいます。
白ワインのもつ酸味は特に温度によって味がぐっと変わってきます。低い温度であれば酸が引き締まった印象になり、やや高い温度では柔らかな酸味を味わうことが出来るのです。
ワインによっても異なりますが、一般的に白ワインは7~14℃くらいが飲み頃だと言われています。
安いワインは少し冷たい温度で
安い白ワインは少し冷やしたほうが美味しくいただけます。安いワインはフレッシュなものが多く、熟成させたタイプや味の濃い目のタイプは少ないので低めの温度が適しています。
グラスを選ぶ

ワインはグラスで味が変わることをご存知でしょうか。
安い白ワインはグラスのボウル形状が小さめのモノをおすすめします。小さいグラスを使うことによって、冷たい温度が保ちやすくなり、冷たいうちに飲みきることができます。
普通のコップと違い、ワイングラスに足が付いているのも手の温度をワインに伝えないためと言われています。
そして、グラスの厚みが薄いものを選ぶといいと思います。
グラスに厚みがあると、グラス自体の熱がワインにすぐ伝わってしまいます。せっかく冷やしておいた白ワインも、分厚いグラスに注ぐとすぐに温くなってしまうのです。
薄く繊細なグラスを使うと、ワインを注がれるとすぐにグラスが同じ温度になじむため、適温でおいしく飲むことができます。
安くて美味しい白ワインまとめ
今回は安くて美味しい白ワインおすすめ10選をご紹介しました。
2000円以下とはいえ、コスパの良いニューワールドワインから名門のワインまで様々なタイプを選ぶことができます。
飲むシチュエーションやお料理によって楽しんで選んでみてくださいね。
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