「安くて美味しいワインはある?」
「スーパーで購入できる美味しいワインは?」
ワインを楽しみたいけど、できるだけ安く美味しいワインを飲みたいという方も多いのではないでしょうか。
安いワインであれば、スーパーやコンビニでも購入することができますが、美味しいかどうかはわかりません。
そこでこの記事では、安くて美味しい赤ワインを紹介していきます。
さらには、ワインの選び方や安いワインと高いワインの違いについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事を最後まで読むことで、今すぐ飲んでみたいお気に入りの1本が見つかります。
\すぐにワインを見たい方はこちら/
安くて美味しいワインを探す
目次
[PR]
安い赤ワインと高い赤ワインの違い
同じ国で同じブドウのワインなのに、値段が全然違うのは不思議ですよね。
まずは、安いワインと高いワインの違いを見てみましょう。ポイントは以下の4つです。
・畑の違い
・造り手の違い
・生産コストの違い
一つずつ見てみましょう。
ブドウの違い
ワインは一部の添加剤を除いてほぼブドウのみで造られます。原料の良し悪しがワインの味にダイレクトに響きます。品質の良いブドウは高いと言うのが前提となります。
ブドウというのは栽培される土壌によって味わいが大きく異なります。良い土壌の畑で育てられたブドウや手間をかけて育てられたブドウは品質が良いと考えられています。
収穫される畑の違い
収穫される地域や畑が限定されるほどワインの値段は上がります。
安いワインはボトルに記載されている生産地が国名となっているのがほとんどだと思います。
逆に高いワインには畑名が記載されます。収穫される場所が狭くなればなるほど高いワインということになります。
例えばあの有名な「ロマネ・コンティ」の畑は野球場ほどの広さしかなく、生産本数は多くありません。その希少性や歴史のある畑から収穫されるというの点は一つのメリットとなります。
造り手の違い
高いワインの造り手の多くは先祖代々から続く良い土壌の畑を所有しています。
また、栽培、収穫、醸造、熟成、瓶詰めなどの工程に生産者のこだわりや手間が反映されています。
名門と呼ばれる生産者や会社が造っているワインは製法にも独自のこだわりや技を持っていますので、同じ品質のブドウを使ってもより美味しいワインを造ることが出来ます。
コストの違い
経済的理由
生産される国によって人件費や税金などコスト面でも違いが出ます。
例えば、最低賃金を比べてもヨーロッパ圏は他の国に比べて高いです。反対にニューワールドと呼ばれるチリや南アフリカなどは賃金が低くなっています。これだけを比べてもかなりの差がでます。
機械か手摘みか
それに収穫を機械でするか、人の手でするかによっても違います。急な斜面の収穫やぶどうの剪定などは機械では出来ませんので、人が手で作業します。
原料となるブドウの収穫量を比べても機械と人とでは違いが出ます。手摘みで、良い粒や房だけを残し、悪いものを剪定する過程では収穫できるブドウの量も質も変わってきます。
\すぐにワインを見たい方はこちら/
安くて美味しいワインを探す
安くて美味しい赤ワインの選び方
ここでは安くて美味しい赤ワインの選び方について解説していきます。
今回紹介するポイントは以下の通りです。
・ボディ
・価格
それでは早速見ていきましょう!
ボディで選ぶ
赤ワインの味わいを表わす時は「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」といったように、「ボディ」という表現を使います。
簡単に言うと、「赤ワインがこってりしているか、あっさりしているか」ということを表現しているのです。
味わい | 度数 | |
---|---|---|
フルボディ | 色が濃い渋みが強くどっしり | 15%前後 |
ミディアムボディ | フルとライトの中間 | 13%前後 |
ライトボディ | 1色は薄め・渋みは弱く軽やか | 11%前後 |
自分の好みに合わせて、選んでみてください。
価格で選ぶ
500円以下の赤ワインはだめ!?
ディスカウントストアやスーパーなどで売られている低価格ワインの中には、コストパフォーマンスが高くて美味しいと評判のワインがたくさん販売されています。
その低価格ワインの中でも底値に近い500円以下のものがありますが、「ワイン自体の味を楽しむ」という観点ではおすすめしません。
料理に使ったり、カクテルやホットワインを作る場合は問題ないです。
もし、こういった価格帯のワインを飲むのであれば、しっかりと冷やして飲むのをおすすめします。
安くて美味しいおすすめ赤ワイン16選
今回は安くて美味しいおすすめ赤ワインを16選紹介していきます!
予算を1,000円、2,000円に分けて紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
それでは早速見ていきましょう!
安い!予算1,000円の赤ワインランキング
6位 コノスル レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン
チリワインを代表するコノスルの上級バージョン
チリワインの代名詞的存在となったコノスルの上級バージョン、「レゼルバシリーズ」のカベルネ・ソーヴィニヨンです。
カシスやブラックチェリーといった黒果実の濃厚な香りと黒胡椒、ミント、タバコといったアロマの複雑性を持ち合わせています。
豊富なタンニンと酸味があり、長い余韻を楽しむことができます。
香り | ブラックベリー、キノコ |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★★ |
コメント | 大人気ワインのコノスル。 ガーネットの色調に黒系果実の香りが感じられます。 力強い味わいなので、お肉料理やブルーチーズと相性が良くなっています。 |
5位 ドンナ・マルツィア ネグロアマーロ
果実味が繰り出すエレガントな余韻が至高
南イタリアの地ぶどう、ネグロアマーロ種から造られています。
熟したベリーやチェリーなどの香りにエレガントな余韻が特徴です。
しっかりとした味わいですが重すぎずジューシーなので、女性が好きな味わいとなっています。
香り | ブルーベリー、コーヒー |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★☆ |
コメント | 南イタリアの恵まれた環境で作られているので、濃厚な果実味を全開に感じることが出来ます。 価格もリーズナブルなので毎日でも飲みたい一本です。 |
4位 ボデガス・カンポス・レアレス グラディウム ホーヴェン テンプラニーリョ
若々しさの中にも、しっかり感じ取れる凝縮感が秀逸
渋みも滑らかなので口当たりはとてもスムースです。フルボディ寄りのワインですがほのかな甘みもあります。
飽きのこない美味しいワインです。
果実の凝縮さや渋みがあるタイプですので、赤ワインを少し飲み慣れてきた方におすすめです。
香り | プラム、ゼラニウム |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
コメント | スペイン ラマンチャ地方で作られるワイン。 重ためのワインと思われがちですが、果実味とタンニンのバランスが取れた飲みやすいワインに仕上がっています。 |
3位 デ ボルトリ ディービー ファミリーセレクション シラーズ カベルネ
デボルトリ社が造るデイリーワイン
デボルトリ社は国内外から高い評価を得ていることで有名なワイナリー。
胡椒やスパイスのニュアンスと厚みのあるベリーの味わいがバランス良く表現されています。
濃密な果実味と樽の香りからは清涼感が感じられるので、魚介のトマト煮などによく合います。
数々の受賞歴のあるワインですが肩ひじ張らずに楽しめるワインです。
香り | ブラックベリー、ユーカリ |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
コメント | オーストラリアで非常に多く作られているシラーズ。 凝縮された香りの中にユーカリのようなスッキリとした香りを感じることが出来ます。 |
2位 イエローテイル シラーズ
デイリーワインの定番
イエローテイルシリーズはスーパーやネットで簡単に手に入ることが魅力の一つです。
このシラーズは果実が熟するまで待って収穫し、豊かな味わいと香りを追求したミディアムボディタイプのワインです。
香り高いベリーとバニラの香り、口の中に広がる熟した果実の甘みが、程よく抑えられた渋みと見事なまでの調和を奏でます。赤身の刺身、パスタ全般、ハンバーグなど日々の夕食にも合います。
インパクト抜群のオーストラリアワインの代表格です。
香り | ドライハーブ、黒胡椒 |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
コメント | リーズナブルで購入しやすいオーストラリアワイン。 シラーズの特徴が非常に表れているので、シラーズを飲んだことがない方に是非試して頂きたい一本です。 |
1位 コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ヴァラエタル
プロやワイン通も唸るほどの一本
常に時代を先取りするイノベーティブな生産者「コノスル」のハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワインです。
この自転車のラベルを見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。この自転車はコノスルのコンセプトである自然のサイクルを尊重したぶどう栽培と、自転車にのって畑へ行く人達を表しています。
鮮烈なカシス、チェリー、プラムの香りにスパイスの香りが複雑性を与えています。エレガントでしっかりとした骨格を持つ、果実味豊かで深い味わいのワインです。
その価格に見合わない安定したバランスと美味しさは価格を超えたものがあります。
コスパに優れた鉄板ワインですので、初めて赤ワインを飲む方にぴったりです。
香り | ブラックベリー、ミント |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★☆ |
コメント | コノスルを代表する一本。非常に濃厚な外観と味わい。 コンビニなどでも購入することが出来るので、重ためのワインが好きな方におすすめ。 |
予算2,000円の安い赤ワインランキング
[PR]
詳細情報
度数:14.6%
味わい:フルボディ
産地:アメリカ、カリフォルニア、ナパヴァレー
品種:カベルネソーヴィニヨン
価格が高いナパワインの中でも、ハイコスパでお値段以上と噂のワインがあります。
そのワインが、「シックス・エイト・ナイン」。
アメリカらしい力強い果実味と重厚感のあるボディが特徴で、フルボディ好きにはたまらない味わいです。
香り | ブラックベリー、バニラ |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
10位 ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ カベルネソーヴィニョン
ロバート・モンダヴィが手掛けた赤ワイン
「カリフォルニアワインの父」と称されるロバート・モンダヴィによるカジュアルラインの赤ワインです。
シダーのリッチで上品な香りと、ドライチェリーのフルーティーな味わいが価格以上の魅力を表しています。
バランスの良いブラックベリーの奥深い風味が特徴の、ミディアムボディの赤ワインです。
香り | ナツメグ、スギ |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
コメント | 人気のカリフォルニアワイン。 恵まれた環境で作られるワインは力強いリッチな味わいに仕上がっています。 カリフォルニアワインが好きな方におすすめです。 |
9位 ポークパインリッジ シラー
ハリネズミのラベルが人気の南アフリカワイン
南アフリカのカリスマ生産者である、マークケント氏が手掛けるブーケンハーツクルーフ社による1本。
デイリーワインとして手軽に楽しめる価格帯でありながらも、高品質で上品なワインを生産しています。
カシス、チェリーといった溢れんばかりの果実味が魅力であり、ニューワールドのシラーながら、フランスのローヌのようなスパイシーさと甘苦さを感じさせてくれます。
香り | カシス、スパイス |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
コメント | 南アフリカで作られるシラーズ。 果実味が豊富なオーストラリアとはまた違い、 エレガントさも兼ね備えたシラーズに仕上がっています。 |
8位 グレネリー グラスコレクション・シラー
ボルドー2級シャトーの元オーナーが手がける南アフリカのシラー
ボルドー2級シャトー、ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの元オーナーが南アフリカで始めたワイナリーがグレネリーです。
南アフリカのワインでありながら、どこかフランスを感じさせてくれる一本。
白胡椒のスパイシーさとプラムの果実味を持ち、クラシックで上品なスタイルです。
香り | ブラックベリー、黒胡椒 |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
コメント | フランス ローヌを意識して作られている一本です。 力強い果実味となめらかなタンニン。 是非ローヌのワインと飲み比べてみて下さい。 |
7位 ファイアーブランド ピノ・ノワール
カリフォルニアのオーニールヴィントナーズが手掛けるピノ・ノワール
アロヨ・セコ、モントレー、ローダイからブドウを収穫し、発酵はステンレスタンクで行われます。
収穫した区画ごとにアメリカンオークとフレンチオークを使い分けて熟成していることが特徴。
果実味を感じるエレガントな造りながら、気持ちの良いオークの香りが本格的な一面を感じさせてくれます。
サステナブル農法の認証を受けているので、体にも地球にも配慮して造られていることも魅力の1つですね。
ローストした鶏肉や、トマトソースなどと相性の良い一本です。
香り | チェリー、紅茶 |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
コメント | カリフォルニアで作られるピノ・ノワールです。 赤系果実の香りが感じられ、程よい酸味も味わえます。 重ためのワインが苦手な方におすすめです。 |
6位 シャトー モンペラ ルージュ
一級シャトー、ラフィットやマルゴーを上回るポテンシャルを秘めた一本
あのル・パンをも手がけた天才醸造家ミッシェル・ロラン氏が、コンサルティングすることによって生まれ変わったシャトー・モンペラ。
マルゴーやラフィットといった一級シャトーを上回る評価を得ており、価格からは想像できないほど優秀な潜在性を持った赤ワインです。
ボルドー右岸らしくメルローを中心としたセパージュは、果実味と滑らかなタンニンが絶妙のバランスを保ち、デイリーワインの域を完全に超えた一本となっています。
香り | カシス、ミント |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
コメント | 常に人気のあるシャトー・モンペラ。 重ためのイメージのあるボルドーワインですが、果実味とタンニンのバランスがとても良くエレガントな仕上がりになっています。 |
5位 グラン タラパカ メルロー
果実味が豊富で、柔らかなタンニンのしっかりしたタイプ
ソフトで優しい口当たりが特長的なコスパ抜群なチリのメルローです。
タラパカ社は歴史、クオリティ、技術、名実ともにニューワールド、チリを代表するワイナリーです。
黒い果実の豊かな香りが魅力的かつフルーティーでありながら、複雑味を兼ね備えるワインに仕上がっています。
すき焼き、しゃぶしゃぶなどちょっと豪華な夕食と一緒にお楽しみください。
香り | プラム、ハーブ |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
コメント | 温暖な気候のチリで作られるワイン。 チリならではのジューシーな味わいのメルローに仕上がっています。 程よいタンニンと豊富な果実味が感じられます。 |
4位 メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ラフォーレ ブルゴーニュ ピノ・ノアール
軽やかなピノ・ノワールの味わいが特徴
有名な三ツ星レストランのワインリストに必ずと言っていいほど名を連ねる、超名門ワイナリー「ジョゼフ・ドルーアン」の低価格帯のワインです。
ラズベリーやさくらんぼなどのフレッシュな果実味、エレガントな酸味、やわらかなタンニンを持っています。
上品なタイプですので、重みのある力強いワインが苦手な方におすすめです。
香り | さくらんぼ、バラ |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
コメント | ブルゴーニュ屈指の名門ワイナリーで作られるワインです。 グラスに注ぐと華やかな香りが広がります。 大きめのバルーングラスで飲むのがおすすめです。 |
3位 モンテス アルファ カベルネ・ソーヴィニョン
チリワインの実力を世界に認めさせた偉大なモンテスの優秀赤ワイン
世界中から愛されるチリ生まれのカベルネ・ソーヴィニヨンは、好き嫌いを選ばない味に仕上がっています。
色合いは紫がかった濃いルビー色が特徴で、赤いフルーツの香りやチョコレートやシガーのニュアンスが、フレンチオークの香ばしい香りと見事に調和しています。
フルボディながらもカベルネ・ソーヴィニヨンのエレガントさが表現されているワインです。
チリワインにトライしようとしている方にまず最初におすすめしたいワインです。
香り | カシス、チョコレート |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★★ |
コメント | 大人気のモンテスシリーズです。 非常に濃いガーネットの色合い。 口に含むとパワフルな味わいが感じられます。 重ためのワインが好きな方におすすめです。 |
2位 ドメーヌ・ブラハム ピノタージュ
丁寧なオーガニック栽培による一本
南アフリカ最優秀女性ワインメーカーに選ばれた、女性弁護士が造る濃厚でフルボディなピノタージュ100%のワインです。
南アフリカで生まれたハイブリッド品種であるピノタージュは、南仏でよく使われるサンソーとピノ・ノワールを掛け合わせたものです。
ずっしりとした完熟果実の香り高い華やかさにコーヒーやチョコレートの甘みが加わり、湿った土の香りとフレーバーが全体をまとめていて、『洗練』という言葉がぴったりのワインです。
複雑で濃厚な味わいは癖になる美味しさですので、是非一度飲んでみていただきたい1本です。
香り | ラズベリー、スパイス |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
コメント | 南アフリカ原産のピノタージュから作られるワイン。 サンソーの持つ野生的なスパイシーなニュアンスが感じられます。 スパイス系の料理と合わせるのがおすすめです。 |
1位 カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチャーノ・ダブルッツォ
イタリアで3年連続で最優秀生産者賞を受賞のファルネーゼの最強赤ワイン
収穫は全て手摘みで、ぶどうの木の1枝から4房収穫しています。樹齢の高い木から収穫されるぶどうは,味が凝縮されて旨味溢れる深い味わいになると言われています。
色も濃く、香りも際立っており、味わいは驚くほど凝縮されています。
口の中でひろがる香りも味も、明らかに普段飲んでるワインと違うのが、ワインビギナーでもはっきりとわかる仕上がりになっています。
濃厚で濃密、渋味は抑えめでワインの楽しさを率直に教えてくれる1本です。
ワインに苦手意識がある方でもわかりやすく美味しいと思える優秀なワインです。
香り | ブラックチェリー、スモーク |
酸味 | ★★★☆☆ |
タンニン | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
コメント | 南イタリアで作られる果実味全開のワインです。 樽熟成からくるスモークの香りも感じられ、とても複雑な仕上がりです。 大きめのチューリップ型のグラスで飲むのがおすすめです。 |
安くて美味しい赤ワインの楽しみ方
ここでは安くて美味しい赤ワインをさらに楽しむための方法について紹介していきます。
今回紹介する内容は以下の通りです。
・温度
・デキャンタージュ
・ワイングラス
それでは解説していきましょう。
一般的には赤ワインは13~18℃が飲み頃
ワインによっても異なりますが、一般的に赤ワインは13〜18℃くらいが飲み頃だといわれています。
長時間冷蔵庫に入れて、出してすぐ飲むのは冷え過ぎておすすめしません。
逆に常温に置いといたワインは温かすぎます。
そのため、ワインセラーを使って保存しておくことがおすすめです。
ワインセラーを利用すれば赤ワインはもちろん、白ワインなどの他のワインも適切に保存できますよ。
家庭用のワインセラーについてはコチラを参考にしてみてください。
>>【ソムリエセレクト】おすすめワインセラー17選!家庭用にはコレ!
安い赤ワインは通常よりも低い温度で
安めの赤ワインは少し冷やしたほうが美味しくいただけます。
空気に触れる
ワインボトルから別の容器にワインを移すことでワインを空気に触れさせることが出来ます。専門的に言うと「デキャンタージュ」と呼びます。
デキャンタージュをするのはほとんどが赤ワインです。
多くの空気とワインを触れさせる事で、短時間でワインの本来のポテンシャルを引き出し味をまろやかにすると言われています。
ご家庭には大きなデキャンタなどはないと思いますので、麦茶を入れるボトル等を代用してもいいと思います。
他の容器に移し替えた後、再度ワインボトルに戻すと雰囲気を損なわず楽しむことが出来ます。
しかし空気に触れさせる時間が長時間にわたってしまうと酸化が進み、味が落ちてしまうので注意しましょう。
口の広いグラスがおすすめ
赤ワインを飲むときは口の広いグラスがおすすめです。
赤ワインを飲むときは、ワイングラスの口が広いものを選ぶことで、香りをより楽しむことができます。
基本的に口が広ければ広いほど香りを強く感じられるうえ、酸化スピードも速いため香りの変化を感じやすい傾向があります。
ボディによってグラスを使い分ける
赤ワインのグラスにこだわりたい方は、赤ワインのボディによってグラスを使い分けることがおすすめです。
フルボディなら香りを強く感じられるブルゴーニュ型やボルドー型、対してライトボディならどんなワインでも楽しめる万能型のグラスを使いましょう。
赤ワインの色によってグラスを使い分けると香りを強く感じられたり、風味を損なわずに楽しむことができます。
ただし1本しかグラスを選べないなら、万能型グラスを選ぶと、どのようなワインにも対応できるのでおすすめです。
ぜひ自分に合ったワイングラスを選んでみてください。
またワイングラスについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
>>【ソムリエセレクト】おすすめのワイングラス15選!種類とブランドも紹介
安くて美味しい赤ワインと相性が良い料理
赤ワインと合う料理は色の濃さによって少しだけ変わります。
そこで今回はボディ別に、相性の良い料理を紹介していきます!
それでは早速見ていきましょう。
フルボディ
まずはフルボディに合う料理について見ていきましょう。
・ワインを加えてよく煮込んだシチュー
・鹿肉ステーキ赤ワインソース
・肉汁溢れる手作りハンバーガー
・牛肉、豚肉をワインやトマトでじっくり煮込んだ料理
・マグロのレアカツ
・濃厚なソースのハンバーグステーキ
濃い赤ワインに合う料理は、濃い味付けの物が多いです。
理由はフルボディの赤ワイン自体の主張が強いため、料理も同じように主張の強いものだとうまくマッチするからです。
ライトボディ
次はライトボディに合う料理について見ていきましょう。
・優しい味のシチュー
・ハンバーグ
・エビチリ
・お好み焼き
・鳥の唐揚げ
・サラダ
薄い赤ワインに合う料理は、フルボディ赤ワインに比べてやや優しい味付けの料理が多いです。
味の濃いフルボディ赤ワインに比べて多少インパクトの弱いライトボディの赤ワインを楽しむためには、少しさっぱり・優しい料理が適しています。
とは言っても、料理全体で見ればフルボディ・ライトボディどちらの赤ワインに合う料理も味が濃いものが多いです。
基本的に上記の料理であれば、どんな赤ワインとも美味しくいただけるため安心してください。
また、ミディアムボディはフルボディ・ライトボディの性質を併せ持つため、今回紹介した料理全てが相性が良いです。
補足しておくと、濃すぎずさっぱりしすぎてないバランスの良い料理とミディアムボディの赤ワインはマッチします。
また赤ワインを飲むなら、おつまみが必須という方もいるでしょう。
赤ワインに合わせるおつまみが気になる方はコチラを参考にしてみてください。
安くて美味しい赤ワインを楽しもう!
今回は安くて美味しい赤ワインのおすすめ16選をご紹介しました。
2000円以下のワインでも、チリやオーストラリアなどのニューワールドと呼ばれる地域のものから、伝統的なヨーロッパの地域のものまで幅広く美味しいワインを選ぶことが出来ます。
赤ワインと言っても味わいや香りなどタイプが全く違うものが多いので、場面や料理によってお好みのワインを選んでみてくださいね。
[PR]
関連記事
3,000円前後のおすすめ赤ワイン10本をソムリエが厳選!選び方のコツも解説
「3,000円ぐらいでワインは買える?」「予算3,000円で赤ワインを購入したい...」 ワインは価格帯
【ソムリエ監修】アルパカワインとは?どれが美味しい?特徴やおすすめ16選を紹介!
アルパカのワインは今大人気の、気軽に飲めるチリワインです。 豊かな果実味とまろやかな味わいで、どんな料理に
安くて美味しい白ワインのおすすめ10選|1,000円以下のコスパ最強もピックアップ
ワイン好きな人からワイン初心者の人も日常的に手に取るのは2,000円以下のワインがほとんどではないでしょうか。
【ソムリエ厳選】安くて美味しいロゼワイン人気おすすめ10選!
世界的には大ブームが起きているものの、まだまだ日本では市民権を得ていないように見えるロゼワイン。 価格も手頃な
【ソムリエ監修】コノスルのおすすめワイン徹底解説!種類や価格も紹介
コノスルは人気急上昇中のチリワインです。1993年の設立から現在では、チリで第2位の輸出量になるなどの急成長を遂
販売量世界一のチリワイン、フロンテラとは?全ラインアップをご紹介!
フロンテラは、チリで一番人気のあるカジュアルなワインです。 「クオリティ&フリースタイル」をキーワ
【ソムリエ監修】イエローテイルとは?味、種類、品種を解説!おすすめワインも紹介
世界中で愛されているオーストラリアワインのイエローテイル。リーズナブルなのに美味しいワインということで、日本でも大人
ワインの美味しい飲み方をソムリエが伝授!温度・グラス・保存方法にこだわろう
ワインは飲む時にいくつか気をつけておきたいポイントがあります。ワインはたった少しのことで味が大きく変化する飲み物