「有名なワインといえばなに?」
「高級ワインのおすすめは?」
数多くのワインがある中で、なかなか手が出しにくいのが高級ワイン。
高級ワインと言っても、デイリーなものと同様に、ピンからキリまであり、どれがいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、高級白ワインの人気おすすめ20本をソムリエが厳選して紹介しています。
高級ワインが安価なものとどう違うのかや、選び方のコツなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事を最後まで読むことで、飲んでみたいお気に入りの高級白ワインが見つかります。
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目次
高級ワインっていくらから?
どのくらいの価格帯から上を高級ワインと呼ぶのかはとても主観的なものかもしれませんが、一般的な感覚でいうと5,000円以上のものを高級と呼ぶのではないかと思います。
実際に、5,000円以上出すと、ワインの味わいがぐんと違ってくるのも感じられるかと思います。
高いワインと安いワインの違いとは?おすすめの白ワインの前に知っておこう
ワインの価格の違いがどうして出てくるのかにはいろいろな理由があります。
その地域によって生産コストが違ったり、需給バランスから高額になるものもあります。
もちろん、その品質の高さが伴うから高額になるのは当然のことです。
その味わいの繊細さやバランスの良さなど、味わいに差が出てくるのが高級ワインだとも言えます。
実際に購入して試してみると、その差がはっきりとしていることに驚くことでしょう。
コストの差による違い
地理的条件による違い
どの国のどんな地域のどういう畑でブドウを育てるかといった事柄は、製品の価格にも関わってきます。
ワイン1本ができるまでのコストは、すべてワインの価格に反映されています。
たとえばブドウ畑の土地代や土地の維持費、働く人の人件費の高低などはヨーロッパと南米では違います。
有名な畑を維持するためのコストなどもワインの価格には含まれています。
ぶどうの樹や、作り方(収穫高)による違い
ブドウの樹は年をとるとブドウが取れなくなってくることから、定期的な植え替えが必要になり、その都度新たな苗木の代金なども当然必要になります。
また、高級なワインはかなり収穫量を抑えて栽培をしているものが多いため、ブドウの樹1本あたりからとれるブドウの量が限られます。
そのため、ワイン1本に対してのコストが多くかかることになります。高級ワインは通常の10分の1程度に収穫量を制限するものもあるため、そうしたコストも含まれてくることになります。
ワインの造り方による違い
ワインを醸造するのにはさまざまな方法があり、新しい技術を導入するために最新鋭の機器を購入する必要が出ることもあります。
高級ワインの生産者は、最新の技術を取り入れているところが多いため、こうした費用が常に必要になります。
また、樽は修理しながら使えるものではありますが、新しい樽を使うのであれば、その都度購入費用がかかります。
細やかな樽の管理が必要なものが高級ワインには多いため、それらのコストが反映されたものになることが多いと言えます。
ブランド力と評価による違い
ワイン好きでなくても誰もがその名前を知っているワインというものがあります。
例えばロマネ・コンティや5大シャトーなどはそのひとつ。
「有名=おいしい」ということはブランド力でもあり、ブランド構築に成功したといえます。
近年は、ロバート・パーカーなどの有名評論家が高得点をつけることで市場価値が上がり、価格が高くなったものが数多くあります。有名評論家に試飲してもらうにはコストも必要になるため、そうしたブランド構築のためのコストもワインには含まれています。
希少価値による違い
あらゆる製品がそうであるように、ワインも需要と供給のバランスで価格が変わります。
例えばロマネ・コンティは小さな畑のブドウから造っているので量が少なく、世界中から求められるため、それが価格に跳ね返ってきます。
またワインは農産物であるという側面が強いため、作柄が良くても霜やひょうなどの影響を受けて収穫量が減っていれば、できるワインも少なくなるため価格は上がります。
こうした要素がいくつも重なり、ワインの価格は決まってくるのだと言えます。
高級白ワインの選び方のコツは産地
高級ワインの選び方でキーになるのは産地なのではないでしょうか。
ワインは産地ごとに品種やスタイルが異なり、違った世界が見えてきます。
その代表的な産地と品種について取り上げてみましょう。
品質の確かさで知られるフランス
高級ワインと言ってフランスのことを思い浮かべるひとも多いのではないかと思いますが、実際にモンラッシェやシャブリなど、語られることが多いワインがたくさんあるのも事実です。
主要産地であるボルドーやブルゴーニュのワインには高級なものが多く、品質が高いと言えるのは事実です。
白ワインではブルゴーニュが主な銘醸地となりますが、シャルドネを使ったワインが多く生まれています。
その他にはソーヴィニヨン・ブランやセミヨンを使ったものが多いと言えるでしょう。
しっかりとした味わいのシャルドネ
主にブルゴーニュのワインに使われているのがシャルドネです。
柑橘類の香りや、バターやナッツのような風味が感じられる複雑で繊細な味わいのワインが数多く生まれます。
とろりと甘いワインを生むセミヨン
主にボルドーのソーテルヌ地区で貴腐ブドウから造られる、極甘口のワインの主体となっているのがセミヨンです。
とろりとした口当たりとはちみつのような香りが特徴で、とても高価なことで知られています。
芳醇なものが多いアメリカ
ニューワールドと言われる産地の中では歴史が古いことで知られているアメリカは、個性豊かなワインを造っている産地のひとつです。
特にナパやソノマといったカリフォルニアの産地で高級なものが造られています。
しっかりとした味わいで凝縮感の強いワインは評価も高く、品種もバラエティに富んでいるのが特徴です。
濃厚な味わいのシャルドネ
ナパやソノマで多く造られているのが、世界品種でもあるシャルドネ。しっかりしたボディの、濃厚でどっしりしたワインが造られています。
新樽を使う比率が高く、バニラの香りが感じられたりするのもカリフォルニアのワインの特徴です。
すっきりした味わいのソーヴィニヨン・ブラン
シャルドネに次いで多く育てられているのがソーヴィニヨン・ブラン。
グレープフルーツのような香りが華やかですっきりした味わいのワインが数多く生まれています。
カリフォルニアらしく、果実の凝縮感が強くしっかりしているのも特徴です。
ドイツ
糖度に従って価格が高くなるような、確かなワイン法があることでも知られているのがドイツ。
現在の主流は辛口のワインであるドイツでも、高級ワインというと極甘口ワインが挙げられます。
主要産地であるライン川周辺で、リースリングやミュラー・トゥルガウといった品種で素晴らしいワインが造られています。
風味の豊かさで知られるリースリング
ドイツの主要品種でもあるリースリングは、主要産地とも言えるラインガウやラインヘッセンで多く育てられていることでも知られています。
りんごのような香りが豊かで酸味がさわやかなワインが多いですが、高級とされるものは格付けが上位の極甘口のものに多いと言えます。
みずみずしい味わいのミュラー・トゥルガウ
ドイツで2番目に多く作られているブドウ品種でもあるミュラー・トゥルガウは、リースリングと同様にラインガウやラインヘッセンなどで多く育てられている品種です。
青りんごやマスカットのような香りが高く、みずみずしいワインが多いですが、こちらも高級と言われるものは極甘口のものになります。
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おすすめの高級白ワイン18選
プレゼントにおすすめ!5,000円~10,000円
9位 シャトー ラ トゥール ブランシュ
柑橘系の貴腐ワイン
ロバート・パーカー氏から高評価を受けた貴腐ワインは、文句なしの味わいを提供してくれます。
ソーテルヌ 格付1級のワインとなっており、レモンやライムのような柑橘系の香りが魅力的です。
フォアグラと合わせて楽しむもよし、食前酒として味わうのも良いでしょう。
香り | レモン、ハチミツ、べっこう飴 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
8位 シャブリ・プルミエ・クリュ・レ・ヴァイヨン・ヴィエイユ・ヴィーニュ
老舗ドメーヌが提供するシャブリ
ドメーヌ・ラロッシュはブドウ栽培においてサステイナブル、除草剤・殺虫剤・防腐剤等を使用していません。
そのため白桃やりんごの自然豊かな味わいをダイレクトに感じられます。
すっきりとした辛口の酸味と、ミネラルの生き生きとした感覚を味わえることが魅力です。
香り | レモン、ヘーゼルナッツ、貝殻 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
7位 シャトー リューセック
はちみつのような味わいとさわやかな余韻
シャトー・リューセックの貴腐ワインは、厳粛な選別を経てソーテルヌの中でも最上級の品質として人気があります。
熟成したはちみつの甘さを充分に口の中で感じつつも、爽やかな余韻を楽しめるため飲みやすいです。
アルコールが苦手な方でも楽しみやすくなっており、ぜひ一度は試してみたい味わいです。
香り | レモンドロップ、サフラン |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
6位 オー・ボン・クリマ ニュイ ブランシュ シャルドネ
プレゼントにおすすめ
ブルゴーニュの神様であるアンリ・ジャイエの下で修業を積んだジム・クレンデネン氏によって造られた一本。
洋梨のフルーティーさを感じつつ、アーモンドの苦さが絶妙なバランスを取っています。
酸味も強すぎず飲みやすいため、プレゼントにもおすすめです。
香り | リンゴ、炒ったアーモンド |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
5位 シャサーニュ・モンラッシェ レ・ショーム ジャン・マルク・ピヨ
家族経営の小さなドメーヌのシャサーニュ・モンラッシェ
ロバート・パーカーも高評価のジャン・マルク・ピヨのワインです。
家族経営の小さなドメーヌが生むワインは年間6万本ほどと少なめなので、貴重なキュヴェでもあります。
アカシアや白い花の香りと樽の香りが溶け合う、ふっくらとした飲み心地のワイン。
豚肉のソテーなどとともに味わってください。
香り | 青リンゴ、アーモンド、石灰 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
4位 ポール・ジャブレ・エネ シャトーヌフ・デュ・パプ レ・セードル・ブラン
南フランスの有名な造り手のシャトーヌフ・デュ・パプ
シャトーヌフ・デュ・パプというと赤ワインを連想する方も多いのではないかと思いますが、白ワインもあります。
水仙やスイカズラのような華やかな香りと、洋梨や白桃のような香り。フレッシュさと丸みのある味わいで、余韻が長いのが特徴。
仔牛を使った料理や、鶏肉のクリーム煮などとともにお楽しみください。
香り | 洋ナシ、白桃、白い花 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
3位 シェーファー シャルドネ レッドショルダー・ランチ
ナパのカーネロスで造られる至高のシャルドネ
ナパ・ヴァレーのカーネロスにあるシェーファーの自社畑の、シングルヴィンヤードのシャルドネです。
凝縮感が高く、複雑で繊細な香りが印象的な白ワインは、すっきりとした酸味もあるリッチなスタイルのワイン。
いい鶏肉を使った塩の焼鳥などにもよく合います。
香り | レモン、炒ったアーモンド、バニラ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
2位 シャトー・ギロー
さまざまな果実の香りに彩られる貴腐ワイン
ソーテルヌ格付け1級のシャトーの中でも評価が高いのに、価格が比較的割安なことで知られているシャトーの2003年ヴィンテージ。
完熟したリンゴやレモンのタルト、パイナップルのようなアロマに、バニラやアーモンドのような風味が感じられ、はちみつのようなニュアンスの味わい。
そのままデザートワインとして、また、ブルーチーズと合わせても相性抜群です。
香り | アンズ、ハチミツ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
1位 ロッシュ ド ベレーヌ サン トーバン ブラン プルミエ クリュ
ビッグヴィンテージでもある2003年の秘蔵コレクションもの
「もし黄金に味がするならば、ムルソーの味がするだろう」と言われ名高いムルソー。中でも2003年は100年に一度とも言われる当たり年となっています。
ニコラ・ポテル氏の秘蔵コレクションでもあるワインは、はちみつやコーヒー、ミネラル、バターだけでなく、シナモンのようなスパイスの香りも溶け合う複雑さ。
合わせるのなら脂の乗った白身魚のムニエルとともにお楽しみください。
香り | オートミール、マッシュルーム、ミルク |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
特別な日に飲みたい!10,000円以上
9位 レイミー リッチー・ヴィンヤード シャルドネ
複雑な風味とクリーミーさでエレガントな気分を
複雑な風味とクリーミーさは、フレンチ&ハンガリアンオークの樽で20ヶ月も熟成させたことが理由です。
冷涼な土地で育ったシャルドネは最高級の風格を醸し出しており、エレガントな雰囲気を楽しめます。
大切な人と、記念日にぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
香り | 黄桃、カフェオレ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
8位 コンドリュー ドリアーヌ
女性におすすめの一本
E.ギガルは1946年の創業後、わずか半世紀ほどで北部ローヌ有数の生産者となりました。
白桃や白いバラの香りを感じられ、華やかさが魅力の一本です。
ラベルもきらびやかなことから、女性へのプレゼントとしておすすめです。
香り | 白桃のエッセンス、金木犀 |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
7位 キスラー・ヴィンヤーズ シャルドネ レ・ノワゼッティエール
ナッツの香りを感じられる一本
レ・ノワゼッティエールは、フランス語でヘーゼルナッツを意味しており、ナッツの香りを楽しめる一本です。
ミネラル感に溢れた味わいは、ナッツと絶妙にマッチしており、リッチな気分を味わえます。
老舗ワイナリーのキスラーによるこのワインは生産量が少ないため、出会うことが難しいと言われています。
お目にかかれた際は、一度は飲んでみたいワインですね。
香り | パイナップル、ヘーゼルナッツ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★★ |
6位 シャトー・ディケム
口に広がる世界最高峰の甘さ
世界最高峰の貴腐ワインとして、ソーテルヌ(フランス)の中でも注目を集めています。
ハチミツやバニラ、トロピカルフルーツの甘い香りを感じながら、完熟果実の味わいをお楽しみいただけます。
まろやかで口当たりの良い酸味と、上品に絡み合う蜜の甘味が長く続くことが特徴。
口の中に広がる世界最高峰の甘みは絶品というほかないでしょう。
有名なシャトーで気品に満ちた一本となっているため、一生に一度の記念日に用意してみてはいかがでしょうか。
香り | アプリコット、ハチミツ、バニラ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
5位 ドメーヌ・ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェ
ブルゴーニュ最高の造り手が生む秀逸なピュリニー
ピュリニー・モンラッシェ随一の生産者とされるルフレーヴの手になるピュリニー・モンラッシェ。
トロピカルフルーツや柑橘類の香りとともに、樽の香りと僅かなスパイスが香り、生き生きとした果実味と酸のバランスが絶妙な1本。
ハーブを使ったシンプルな鶏のローストなどと一緒にどうぞ。
香り | 洋ナシ、くるみ、ナツメグ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
4位 マンブール グラン・クリュ マルセル・ダイス
アルザスで最も賞賛と尊敬を集める造り手の白
アルザスに初めてテロワールの概念を持ち込み大論争を起こし、ついにはAOC法の改正までを成し遂げたアルザスの頂点とも言える造り手の白。
熟したトロピカルフルーツや白桃、りんごのタルトのような香りが濃密。
透明感のある口当たりとやさしい甘み、ミネラルのニュアンスが感じられる深遠な1本。
豚肉のシンプルなローストなどと合わせたいワインです。
香り | レモンタルト、菩提樹、火打石 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
3位 ムルソー プルミエ・クリュ ジュヌヴリエール イヴ・ボワイエ・マルトノ
ムルソー3大プルミエクリュを所有するドメーヌのジュヌヴリエール
イヴ・ボワイエ・マルトノはムルソーの中でも3大プルミエ・クリュと言われる畑をすべて所有する歴史あるドメーヌ。
そのうちのジュヌヴリエールは、バラの花やアプリコット、マンダリンオレンジが香る繊細でまろやかな味わい。
ヘーゼルナッツやはちみつのニュアンスもあり、洗練された味わいです。
サーモンのムニエルや海老のテルミドールなどと一緒にお楽しみください。
香り | オレンジ、ヘーゼルナッツ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
2位 キスラー シャルドネ デュレル・ヴィンヤード
カリフォルニアの至宝と呼ばれるワイナリーの絶品シャルドネ
ソノマのカーネロス地区西側にあるワイナリーのシャルドネは、ブルゴーニュの白ワインに引けを取らない濃密で深い味わい。
ふんだんなトロピカルフルーツやはちみつの香りが印象的で、ミネラルを感じる上品な味わい。
バランスもよく優美なワインです。
合わせるのならしっかりした魚料理や、オマール海老などと一緒にお楽しみください。
香り | パッションフルーツ、シナモン |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★★ |
1位 ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ
ブルゴーニュ最大のネゴシアンが造る繊細な白
ルイ・ラトゥールはブルゴーニュで最大規模のグラン・クリュの畑を所有する生産者でネゴシアン。
フルーツやはちみつのような香りと、とろりとした舌触りのワインは、コルトンの丘の南東側でさんさんと輝く太陽の恵みを受けて育った完熟のブドウならでは。
チキンやうさぎのクリーム煮などとともにいただきたい一本。
香り | 洋ナシ、乳製品、くるみ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
知っておくべきおすすめの超高級白ワインベスト2
2位 シャトー・オー・ブリオン・ブラン
ボルドーの名門シャトーが生み出す希少な白
ボルドーの5大シャトーのひとつとして知られるシャトー・オー・ブリオンが造っている白ワインです。
わずか2.7haの畑から生まれる白ワインは常にボルドー白のトップとも言えます。
白ワインとしては長い樽熟成期間を経て瓶詰めされたワインは、驚くほどふくよかで力強いものです。
香り | 青リンゴ、カルダモン、ソーダ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
1位 モンラッシェ ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
最も偉大な白ワインは世界で一番希少なワイン
なんといっても1位はこのワイン。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティが造るモンラッシェです。
わずか0.7haの畑から生まれるのは、年産3000本に満たないとても希少なワイン。
豊かなアロマと圧倒的なボリューム感は、まさに世界最高のワインと言えるものです。
香り | レモン、小石 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
高級白ワインの美味しい飲み方
ここからは辛口の白ワインの美味しい飲み方について紹介していきます。
今回はワイングラス・保存温度を解説します。
ではそれぞれ見ていきましょう。
ワイングラスは万能型がおすすめ
高級白ワインを飲むときは、万能型のワイングラスを用意しましょう。
万能型のワイングラスであれば、どのような高級白ワインであっても充分に味わえます。
また白ワインの香りを楽しみたいと考えている方は、モンフラッシュ型のワイングラスを使ってみることも1つの手です。
モンフラッシュ型は強い丸みを帯びた形が特徴的で香りを感じやすいワイングラスとなっています。
花や果実の香りが特徴的な高級白ワインを楽しむ際には、モンフラッシュ型を用意してはいかがでしょうか。
ただ基本的には万能型グラスを用意しておけば、充分に辛口の白ワインを楽しむことができますよ。
甘口ならデザートグラス
甘口の高級白ワインなら、デザートグラスのように小さめのグラスを用意することがおすすめです。
小さめのグラスを用意することで、甘口ワインの温度が上昇するのを防ぎ、味がぼやける心配がありません。
特に高級白ワインには、貴腐ワインのような甘口ワインが多数あるため、デザートグラスを1つ用意しておくとより楽しめるでしょう。
またワイングラスについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらも参考にしてください。
>>【ソムリエセレクト】おすすめのワイングラス15選!種類とブランドも紹介
保存温度は8〜14℃前後に
高級白ワインの保存温度は8〜14℃前後を目安にすることがおすすめです。
低い温度で保存しておくことで、キリッとした味わいや酸味をそのまま感じられますよ。
特に貴腐ワインのような甘口ワインの場合は、温度を下げて保存しましょう。
冷やすことで糖度が増し甘みが凝縮されるため、甘口ワインを最大限に楽しめます。
また高級白ワインにはワインセラーを使用することがおすすめです。
せっかくの高級白ワインを温度の変化で台無しにしないように、最善のサポートをしてあげましょう。
家庭用のワインセラーについてはコチラを参考にしてみてください。
>>【ソムリエセレクト】おすすめワインセラー17選!家庭用にはコレ!
高級白ワインを楽しみつくそう!
高級とひとくちにいってもその幅がとても広い高級ワインの世界。
今回は2万円以内で購入できるものをご紹介しましたが、これはほんの一部に過ぎず、もっと高額なものもたくさんあるのが高級ワインです。
高級ワインはこの程度の価格帯から始まり、その楽しみはもっともっと奥が深いものです。
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