「長野にもおすすめの赤ワインはある?」
「お土産に贈るならどんなワインがいい?」
日本ワインブームの今、トップランナーとなっているのが長野県のワイン。
県内の4地域を中心に、それぞれ個性を持ったワインが作られており、質の高さは世界でも認められています。
この記事では、そんな長野県の赤ワインの特徴やおすすめのワイナリー、銘柄をご紹介します。
ぜひ、ワイン選びの参考にしてください。
長野の赤ワインの特徴
日照時間も長く、昼夜の気温差も大きな長野では良いブドウが取れると言われています。
火山灰の土壌で小石が交じる水はけの良い土地で生まれるブドウから出来上がるのは、上品で繊細なワイン。
ここではそんな長野の赤ワインで使用される品種と生産地について解説します。
使用される品種
長野の赤ワインで使用される品種は主にアメリカ系品種のコンコードやヨーロッパ系品種のメルローやカベルネ・ソーヴィニヨン。
中でもメルローは、口当たりがよくエレガントで繊細、世界的にも評価の高いワインが続々と生まれています。
主な生産地
長野県の主なワイン生産地は以下の4地域。
・桔梗ヶ原ワインバレー:ワイン生産の発祥地で現在はメルローの生産が有名
・千曲川ワインバレー:大手から個人経営までワイナリーの設立が続いている
・日本アルプスワインバレー:アメリカ系品種の栽培が主
・天竜川ワインバレー:シードルをはじめ、多様な果実酒が作られている
上記は長野県が県の方針として提示した「信州ワインバレー構想」で分けられた地域区分です。
「信州ワインバレー構想」とは、上記4つの地域(バレー)ごとにそれぞれ協力し合い、世界中の人たちが訪れたくなるようなワイナリーにしようという指針。
各地域にワイナリーが集結しており、個性豊かなワイン作りを行っています。
長野の赤ワインの歴史
長野県は現在、日本国内でのワインの生産量が山梨県に次いで2番目に多いワイン県。
そんな長野県のワイン作りは、明治時代に桔梗ヶ原で始まりました。
当時の日本は政府が様々な産業政策を出していた時期、その中の1つに果樹の栽培やワイン作りを奨励するものがありました。
初めは寒さに弱いヨーロッパ系の品種が育ちにくいこともあり、アメリカ系の品種(コンコード、ナイアガラなど)の栽培で栄えましたが、現在は寒さに耐性のあるヨーロッパ系品種(メルロー)が高い評価を得ています。
こうして今日では、お酒の流行の影響なども受けながら、日本の主要ワイン産地としての地位を高めています。
長野ワインは入手困難?
長野ワインは、入手困難な時もありましたが、以前に比べて大幅に改善されています。
生産量の増加、品質向上による知名度の上昇、オンライン販売の普及により、多くの長野ワインが比較的容易に入手可能になりました。
ワインショップやインターネット通販で幅広く取り扱われていますが、一部の人気商品や限定品、季節限定の商品については依然として入手困難な場合もあります。
長野の赤ワインの選び方
長野の赤ワインといってもさまざまなタイプのワインがあります。
どのようなワインを選ぶかの目安として、ワインのボディ・使用品種・価格が挙げられます。
ここで上記3つの目安について解説します。
ボディで選ぶ
赤ワインを選ぶときに目安になるのがボディの強さです。
ボディの種類によって、合う料理も変わってくることや、好みもあるので参考にしたいところですね。
フルーティーで軽やかなライトボディ
渋みが少なく、口当たりが軽やかなタイプのワインは、ライトな料理に合います。
長野のライトボディのワインは軽やかでフルーティーなものが多く、家庭料理などに合わせやすいものが多いのが特徴です。
料理と合わせやすく、渋みや飲み口も程よいミディアムボディ
渋みや重さも中庸で、程よいタイプのワインをミディアムボディといいます。
長野の赤ワインは、ミディアムボディのものが多いのですが、家庭料理だけでなく本格的なフレンチにもよく合うエレガントなものが多いのが特徴です。
しっかりとした重みのあるフルボディ
飲んだときに重厚感が感じられ、渋みもしっかりあるタイプです。
長野のフルボディのワインは長期熟成にも向くものが多く、料理もしっかりとした肉料理などとよく合うものが多いと言えます。
長野ワインの産地から選ぶ
日本アルプスワインバレー
長野県中西部に位置し、北アルプスの麓に広がるワイン産地です。
塩尻市、松本市、安曇野市などが含まれます。
標高が高く、昼夜の寒暖差が大きいため、ブドウの栽培に適した環境で、メルロやシャルドネなどの品種が有名です。
日本アルプスワインバレーは、フルーティーでバランスの取れたワインが特徴です。
桔梗ヶ原ワインバレー
長野県塩尻市を中心とする日本最大級のワイン産地です。
桔梗ヶ原台地の砂礫質土壌と内陸性気候が、高品質なブドウ栽培に適しています。
メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなどの欧州系品種が主に栽培されています。
歴史ある名門ワイナリーが多く、力強く凝縮感のあるワインが特徴です。
千曲川ワインバレー
長野県東部の千曲川流域に広がるワイン産地で、上田市、東御市、小布施町などが含まれます。
河岸段丘の土壌と盆地特有の気候が、ブドウ栽培に適した環境を生み出しています。
ソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールなどの栽培が盛んで、爽やかな酸味と豊かな香りが特徴的なワインが多く生産されています。
天竜川ワインバレー
長野県南部の天竜川流域に位置するワイン産地で、飯田市や駒ヶ根市などが含まれます。
温暖な気候と日照時間の長さが特徴で、マスカット・ベーリーAやナイアガラなどの日本固有品種の栽培が盛んです。
フルーティーで飲みやすい味わいのワインが多く生産されています。
品種で選ぶ
フルーティーで親しみやすいコンコード
桔梗ヶ原地区で多く植えられているコンコードは、白品種のナイアガラに次いで2位の生産量を誇ります。
軽やかで渋みが少なく、ブドウの香りがそのままにフレッシュな赤ワインが出来上がります。
まろやかな口当たりのメルロー
フランス、ボルドーで栽培されているブドウで、世界各国で栽培されています。
口当たりがなめらかで、やわらかなワインが出来上がるこの品種は、長野県のものもとても世界的に評価が高いことでも知られています。
重みがあり骨格がしっかりしたカベルネ・ソーヴィニヨン
フランス、ボルドーで栽培されているブドウで、メルローと同様に世界各国で栽培されている品種です。
渋み、香り、重みのあるブドウ品種として知られ、高級ワインに多いブドウ品種でもあります。
日本での栽培面積は少ないのですが、長野県では少しずつ増えつつあります。
日本独自の多様な味わいが楽しめる日本固有品種
長野の赤ワインでは日本独自で栽培している品種も多く使われており、主な品種・特徴は以下の通り。
・マスカット・ベリーA:甘い香りとフルーティーな味わい
・ブラッククイーン:しっかりとしたタンニンで、ボディ感のあるふくよかな味わい
・富士の夢:ザクロを思わせるフレッシュな甘酸っぱさを感じる味わい
日本固有品種の多くは、日本のワインの父と呼ばれた川上善兵衛氏によって生み出されたものです。
生み出した品種の数は数十種類にも及び、現在日本で栽培されている品種のうち約6割に川上善兵衛氏の関わりがあるとされています。
価格で選ぶ
予算次第で購入できるワインの品質も比例するように変わっていくのが世界各国のワインを考えると常識。
しかし、長野のワインの場合、それぞれのワインの生産量が少ないということもあり玉石混交だといえます。
高いワインだからといって必ずしも品質が高いとは限らず、安いからといって質が低いかというとそうではないことが多いので、選び方が難しいかもしれません。
予算も重要なのですが、どこのワインがどのような品質で好みのものなのかを知り、上手に選ぶことがとても大切になってきます。
独自の認定マークがあるものを選ぶのもよし!
長野ワインの商品を見ていると度々目にする「長野県原産地呼称管理委員会・認定」マーク。
これは長野県が消費者の信頼を得ながら生産者の生産意欲を高め、日本酒やワインなど、県の農産物のブランド化を図ることを目的として付けられているマークです。
マークの有無で商品の優劣が示されるものではありませんが、県からの認定を得ているという安心感と特別感を得ながら楽しめるので、選ぶ際の基準にするのも良いですね!
長野のおすすめ赤ワイン25選|希少なものから有名なものまで
ここからは実際におすすめの長野の赤ワインを25本ご紹介します。
価格ごとに分けているので、ぜひ購入の際の参考にしてください!
- ・高い
- ・飲み切るのが大変
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という悩みがありますよね。
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10位
コンコード100%の飲みやすい味わい
信州産のコンコードを100%使用しており、酸化防止剤は不使用のコスパ最高の1本です。
産地の特徴でもある昼夜の寒暖差の大きさや日照量の豊富さにより、糖度の高いブドウを作ることができます。
よって、ふくよかなフルーティーさと甘みのある味わいが生まれ、ミディアムボディの飲みやすさも魅力となっています。
ボディ | 品種 |
---|---|
ライトボディ | コンコード |
香り | 野いちご、レッドベリー |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★☆☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

9位
多数の賞を受賞している実力派
信州松本平産のブラッククイーンを100%使用したミディアムボディです。
ブラッククイーンとは、日本ワインの父と呼ばれる川上善兵衛氏によって生まれた日本の赤ワインの固有品種。
味わいはふくよかな黒系果実の果実味とややスパイシーな深みが特徴です。
日本のワインコンクールでも高評価を得ている、上品かつ飲みやすい1本となっています。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | ブラッククイーン |
香り | カシス、ハーブ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

8位

長野県で初めてメルローの栽培を始めた作り手
長野ワインの銘醸地としても知られる塩尻市のメルロを100%使用しています。
樽熟成はやや少なめの4ヶ月、よって生まれる味わいは、まとまりのある柔らかいものになります。
スッキリと楽しめるので、ゴクゴク飲みたい時におすすめの1本です。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | メルロー |
香り | プラム、クローブ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

7位
タンニン少なめのジューシーな味わい
豊かな果実味と香りが楽しめる1本です。
口に含むとさっぱりとした飲み口で、ブドウ本来の果実味を豊かに感じることができます。
アルコールをそこまで感じないので、ワインがあまり得意ではない方とも楽しんでいただける1本です。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | コンコード |
香り | チェリー、草木 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

6位
甘みのある赤ワイン好きにおすすめの1本
メルローの特徴でもある柔らかな渋みと、爽快感を感じさせる程よい酸味、特有の風味が味わえます。
口に含むとブドウ本来の甘みが広がるので、飲みやすさを感じることもでき、ワイン単体でも楽しめる1本です。
もちろん食事と合わせて楽しむ際でも、場面を選ばず味わえる万能な1本です。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | メルロー |
香り | ブルーベリー、カシス |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

5位
フルーティーで親しみやすい味は和食にも
千曲川ワインバレーにあるはすみふぁーむが造っているコンコードの辛口です。
キャンディのような香りやブドウらしいフレッシュな甘い香りと、フルーティーで軽快な飲み口のすっきりした辛口のワイン。
少し冷やしてぶりの照焼などと一緒にどうぞ。
ボディ | 品種 |
---|---|
ライトボディ | コンコード |
香り | イチゴキャンディ、チェリー |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

4位
信州まし野ワイン ピオニエ メルロ
チャーミングな果実味が堪能できるワイン
シードル特区にある生産者ですが、シードルだけではなくワインも造っています。
プルーンやプラムのような豊かな果実の香りに、ほんの少しミントのような香りが残ります。
程よいタンニンと果実味のバランスが良いミディアムボディのワインです。
豚肉のソテーにフルーツのソースを添えたものなどと一緒にどうぞ。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | メルロー |
香り | カシス、ミント |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

3位
ちょっとだけ贅沢な週末の夜に飲みたいワイン
サッポロビールが全国に4ヶ所持っている圃場のうち、長野で栽培しているブドウのみで造ったデイリーラインのワインです。
プラムのような香りとやわらかな口当たり、しっかりとしたタンニンのバランスが良く、普段よりちょっと贅沢な食事をしたいときにぴったりの味わいです。
合わせるなら牛肉のタリアータにたっぷりの野菜を添えたものを。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン |
香り | レッドプラム、トマトの葉 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

2位
メルローの守備範囲の広さを感じられるワイン
塩尻にあるワイナリーで造られる、塩尻産のメルロー100%のワイン。
メルローらしい、プラムやプルーンなどの香りが豊かで、タンニンのきめも細やかでエレガントな印象のワインです。
意外と中華料理にも相性がよく、回鍋肉などもしっくり来ます。
ボディ | 品種 |
---|---|
フルボディ | メルロー |
香り | ブラックチェリー、プラム |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

1位
メルロー主体のブレンドの妙を味わう
高社山の南麓にあるワイナリーの赤ワイン。
メルローの持つプラムのような香りと、富士の夢のしっかりしたタンニン、ツヴァイゲルトレーベの酸が織りなすバランスの良さを、ゆっくり楽しみたい1本です。
牛肉のしゃぶしゃぶなどとも相性が良いと思います。
ボディ | 品種 |
---|---|
ライトボディ | ツヴァイゲルトレーベ、メルロー、富士の夢 |
香り | 青ピーマン、カシス |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

来客用におすすめ!2,000円~5,000円ベスト10
10位
長野の気温差が生むさっぱりとした酸が特徴
メルローの優しい味わいが楽しめる1本です。
テロワールは日による気温差が大きく、よって程よい酸がブドウに残りさっぱりとした味わいを生み出します。
小樽でゆっくり熟成を行うことによる熟成感とブドウの凝縮感、飲みやすいミディアムボディの味わいはテーブルワインにぴったりです。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | メルロー |
香り | カシス、クローブ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

9位
世界からも注目され始めている日本ワイン
長野県の地元農家4組が共同で立ち上げた「たかやしろファーム」の商品。
世界中で栽培されている国際品種のピノ・ノワールですが、日本ならではの優しくまろやかなライトボディに仕上がっています。
赤系果実のフレッシュな果実味が特徴で、細かいタンニンとスムースな口当たりのため、ゴクゴク飲みやすい味わいです。
ボディ | 品種 |
---|---|
ライトボディ | ピノ・ノワール |
香り | レッドベリー、植物の葉や茎 |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

8位
すぐにも、熟成後にも楽しめる
塩尻市の桔梗ヶ原地区産のメルローを100%使用しています。
上品さを感じるやや滑らかなテクスチャーで、優しくリッチな風味を感じます。
すぐにでも楽しめますが、少し熟成させるとより深みが増し、濃厚なメルローを感じられるのでおすすめです。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアム+ボディ | メルロー |
香り | プラム、トースト |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

7位
ふくよかで凝縮されたメルローの味わい
口に含むと黒系果実のふくよかな果実味や上品なアロマ、鼻からは樽由来の香りが抜けていきます。
タンニンは穏やかで全体的にリッチな味わい。
牛肉のステーキやハンバーグなどの肉汁が溢れる料理と一緒に贅沢に味わいたい1本です。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | メルロー |
香り | ブラックチェリー、クローブ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

6位
力強さと甘美な味わいが魅力
こだわりは新樽ではなく、古樽を使用して熟成を行う点。
よって生まれる味わいは、ワイン自体のまろやかさと落ち着きを生み出してくれます。
口に含むと感じる黒系果実のジューシー感、穏やかなタンニンと渋みはボルドーワインを思わせる味わい。
余韻は長く、最後まで果実の風味を残したバランスの良さは、食中酒としてもおすすめです。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | メルロー |
香り | 草木、プルーン |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

5位
長野のメルローを試すなら少し手頃なメルシャンのワインを
長野県産のメルローを使ったシャトー・メルシャンの比較的手頃なラインのワインです。
プラムやカシスの香りに加えて、なめし革や腐葉土を思わせる香りも。
豊かな果実味としっかりとしたタンニンのバランスが良いエレガントな味わい。
仔牛肉のソテーや、牛ヒレ肉のステーキに合います。
ボディ | 品種 |
---|---|
フルボディ | メルロー |
香り | カシス、土っぽさ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

4位
とてもやさしい味わいの上品なピノ・ノワール
北安曇郡池田町にある小さなワイナリーで造られるピノ・ノワール。
イチゴジャムのような香りとやわらかなタンニンの、とてもやさしい味わいがしみじみおいしいワインです。
少し冷やしてトマトソースのスパゲティなどと一緒に。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | ピノ・ノワール |
香り | 完熟したイチゴ、ラズベリー |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

3位
ア・エ・イグレック 鞍掛ルージュ ピノ・ノワール
ハートが隠れたエチケットも可愛らしいワイン
東御市にあるぼんじゅーる農園のワインは、ベリーや花のような香りと上品な口当たり。
グラスに移してからの変化も楽しいやさしい味わいのワインです。
トマトソースのパスタやローストビーフのサラダなどと一緒に。
ボディ | 品種 |
---|---|
ライトボディ | ピノ・ノワール |
香り | 木苺、ラズベリー |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

2位
余計なものは極力足さない、やさしい味のワイン
東御市にある民間初のワインアカデミーを持つワイナリーが造るメルローです。
母体がエッセイストの玉村豊男氏の持つヴィラデストワイナリーで、こちらでは小さなロットのワインの委託醸造を受けたりしています。
ブラックベリーやカシスの香りと、樽のバニラの香りが絡まり、やさしくやわらかな口当たりと程よいタンニンの味わい深いワインです。
自然酵母で無濾過、亜硫酸添加は最小限にとどめたワイン造りをしています。
シンプルな牛肉のステーキとともにどうぞ。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | メルロー |
香り | カシス、トースト |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★★☆ |

1位
ミズナラ樽で熟成させた珍しいワイン
通常、ワインはオーク樽で熟成させるのですが、こちらはミズナラの樽で熟成させたワインです。
フランボワーズやあんずジャムのような香りに、ミズナラ樽由来のココナッツのような香りが絡まり、角の取れた酸味とやわらかな味わいが絶妙です。
合わせるなら、豚肉にフルーツのソースを合わせたソテーなどがおすすめです。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | マスカット・ベリーA |
香り | いちごジャム、アーモンド |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

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5位
玉村豊男氏のワイナリーが造る「自然派」ワイン
エッセイストとして知られる玉村豊男氏が営むワイナリーのワインです。
東御市の田沢地区の自社畑で、有機合成農薬や化学肥料、除草剤を使用せずにブドウを栽培。
畑に自生する酵母で発酵を行い、酸化防止剤(亜硫酸)の使用量も最小限にとどめた無濾過のワインは、とてもやさしい印象。
カシスやプラムのような香りとやわらかな口当たり、おだやかなタンニンがとてもまろやかです。
トマトソースのパスタやピッツァとともにどうぞ。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | メルロー |
香り | ブラックプラム、草木 |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

4位
マンズワインのフラッグシップとも言えるワイン
マンズワインの小諸ワイナリーで造られるメルローは、しっかりと熟したブドウを使った印象。
熟したプラムのような香りと、腐葉土のような香り、樽由来の香りややわらかな口当たりが魅力的です。
しっかりとした渋みもありますが、バランスが良いワインです。
合わせるのなら上質な牛肉のサーロインステーキとともに。
ボディ | 品種 |
---|---|
フルボディ | メルロー |
香り | 熟れたプラム、スパイス |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★★ |

3位
しっかりした味わいのメルローならこれ!
上田市にある自社管理畑「椀子(まりこ)ヴィンヤード」のブドウを100%使用したワインです。
ドライフルーツを思わせる香りと、果実の凝縮感が感じられる味わい、力強いタンニンのバランスがとても良いです。
ちょっといいお肉を使ったすき焼きなどとぴったりです。
ボディ | 品種 |
---|---|
ミディアムボディ | メルロー |
香り | ブラックカラント、土っぽさ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

2位
塩尻市にあるワイナリーの入手しにくいワイン
塩尻市にあるサンサンワイナリーは、レストランを併設した小さなワイナリー。
生産量が少ないため、ワインも手に入りにくいことで知られています。
シラーはスパイシーな香りと、樽のバニラの香りが絡まる複雑な香りと味わいが魅力的です。
仔羊のシンプルなローストなどと一緒に合わせたい1本です。
ボディ | 品種 |
---|---|
フルボディ | シラー |
香り | スミレ、クローブ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
渋み | ★★★★★ |

1位
標高の高い畑の生むポテンシャルの高いメルロー
サントリー塩尻ワイナリーの岩垂原にある自社畑のメルロー100%で造られたワインです。
スパイシーでカシスなどの黒い果実の香りと、樽由来のバニラやナッツの香りが絡まり、全体的にやわらかな印象。
仔羊のローストや鴨のローストなど、少し癖のあるジビエにも負けません。
ボディ | 品種 |
---|---|
フルボディ | メルロー |
香り | ブラックベリー、ヴァニラ |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★★ |
渋み | ★★★★☆ |

国内トップレベルの長野の赤ワインを味わい尽くそう!

いかがでしたか?
長野の赤ワインは、今や品種のバラエティも豊富。
造り手も従来の造り方のワイナリーだけでなく、自然派のワイナリーも増えています。
やさしい味わいのものからパワフルなものまで、さまざまなものがありますが、生産量が少ないのが難点。
ちょっと凝り始めると、ネットで手に入れるだけではなく、現地に行って購入したいな、と思うようになるかもしれません。
産地に思いを馳せながら飲むワインのおいしさは、格別なものですよ。
日本ワインで人気の高い山梨県の赤ワインもぜひご覧ください。
>>【ソムリエ厳選】山梨のおすすめ赤ワイン20選!選び方のコツも解説
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