酸味がフレッシュで、爽やかなソーヴィニヨン・ブラン!
世界各地で栽培されている人気の白ブドウです。
今回は、ソーヴィニヨン・ブランの特徴の解説から、おすすめのソーヴィニヨン・ブラン、マリアージュまでご紹介します。
ソーヴィニヨン・ブランとは
ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)は白ワインの国際品種です。
ワインのぶどう品種としては世界で8番目に多く栽培されている品種になります。
ちなみに、黒ブドウで有名なカベルネ・ソーヴィニヨンは、ソーヴィニヨン・ブランと黒ブドウのカベルネ・フランから生まれたものです。
原産地と主要産地
原産地はフランス西部とされています。主要産地は、フランスのロワール、ボルドー、ニュージーランド、チリです。
ソーヴィニヨン・ブランの特徴
ここからはソーヴィニヨン・ブランの特徴を解説していきます。
品種の特徴
果粒は小さく、緑がかった黄色で、房は小さいです。
石灰質土壌を好むことの特徴の1つ。
早熟な白ぶどう品種のため、冷涼な産地で栽培されることが多いです。
ワインの特徴
ソーヴィニヨン・ブランは酸がとても豊かで、ハーブや緑の野菜のような清涼感のある香りがします。
たいていの場合ソーヴィニヨン・ブランは樽で熟成はされません。
フレッシュな果実の味わいを生かした、早飲みタイプの辛口ワインが造られることが多いです。
ソーヴィニヨン・ブランで造られるワインは、単一品種の場合と、他の品種とブレンドされる場合と両方あります。
ブレンドは産地によって異なります。
シャルドネとの違い
白ワインに使用される品種としてはシャルドネも非常に有名ですが、両者は異なった性質を持っています。
ソーヴィヨン・ブランは先述の通り、酸味が豊かでハーブのようなさっぱり感があります。
対してシャルドネは品種自体の個性が強くありません。
そのためシャルドネは生産者によって味わいに特徴が出ることに対して、ソーヴィニヨン・ブランは概ね同じ特徴を持っています。
シャルドネについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>
ソーヴィニヨン・ブランの選び方
ここからはソーヴィニヨン・ブランの選び方について紹介していきます。
今回紹介する選び方は以下の通りです。
・ブレンドor単一種で選ぶ
・価格で選ぶ
後ほど紹介するソーヴィニヨン・ブランの人気おすすめまとめにも反映されいてるので、ぜひ参考にしてください。
ではそれぞれ見ていきましょう。
産地で選ぶ
ソーヴィニヨン・ブランは産地や価格帯によって味わいの特徴が異なります。
まずソーヴィニヨン・ブランの代表的な産地を見ていきましょう。
今回紹介するのは以下の通りです。
・ボルドー
・スペイン
・アメリカ
・オーストラリア
・ニュージーランド
・チリ
ではそれぞれ見ていきましょう。
フランス・ロワール
ロワールのソーヴィニヨン・ブランは、グリーン・アスパラガスのような野菜っぽい風味と濡れた石のようなシャープなミネラル感があります。
特に有名な地区はサンセールやプイィ・フュメです。ヤギのチーズや白身魚などと合わせるとおいしいです。
フランス・ボルドー
ボルドーでは、ソーヴィニヨン・ブランはセミヨンとブレンドされ、樽熟成をさせることが多いです。
また、ロワールと比べると温暖なため果実のボリューム感があります。
ボルドーのソーヴィニヨン・ブランを使ったワインは、杉の木の香りがし、余韻の長いものが多いです。鶏肉、豚肉などと相性が良いです。
また、ソーヴィニヨン・ブランを使った貴腐ぶどう(果皮に菌がついて糖度が高まったぶどう)からは甘口の貴腐ワインも造られます。
甘口ワインの場合は食後にデザートワインとして楽しむのがおすすめです。
スペイン
スペインでも内陸部から北西部を中心に、ソーヴィニヨン・ブランが栽培されています。
品質が安定しているとして、特に有名な産地はルエダです。
ステンレスタンクで醸造されるフレッシュなタイプが多く、ミネラリーでほのかに感じる心地よい苦味が出やすくなります。
アメリカ
アメリカでもソーヴィニヨン・ブランはメジャーな品種であり、フュメブランとも呼ばれています。
特に有名な産地は、ナパとソノマです。
アメリカのソーヴィニヨンブランは、爽やかな柑橘系の香りに加えパッションフルーツなどのニュアンスが出やすくなります。
造り手によっては樽で熟成させているので、リッチで複雑さも兼ね備えたワインに仕上がります。
オーストラリア
オーストラリア国内では最近、シャルドネに続いてソーヴィニヨン・ブランの人気が高まっています。
特に有名な産地はマーガレットリヴァーです。
日照量が長く降雨量が少ないので、果実味の豊かなスタイルに仕上がる傾向があります。
グレープフルーツ、パッションフルーツ、白桃、ライチなどの華やかなアロマが特徴的。コスパに優れたアイテムが多いのも魅力です!
ニュージーランド
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランは、しっかりとしたパッション・フルーツの果実味があります。
特に有名な地区は、マルボロです。
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランは香りがとても豊かです。
ハーブ、レモン、ライムをたっぷりときかせた料理と合います。
チリ
コストパフォーマンスの良いワインが多いチリでも、ソーヴィニヨン・ブランが造られています。
特にソーヴィニヨン・ブランが多く造られているのは、カサブランカ・バレーやサンアントニオ・バレーです。
チリのソーヴィニヨン・ブランは、白い花やかんきつ類の酸味とともに、トロピカルフルーツのような果実味があります。
スモークサーモンなどと相性が良いです。
ブレンドor単一種で選ぶ
ソーヴィニヨン・ブランだけの単一種ではなく、ブレンドを選ぶのもおすすめです。
ブレンドにより味わいがマイルドになるため、飲みやすくなります。
単一種の場合はソーヴィニヨン・ブランの魅力をダイレクトに感じられるため、産地などで比較検討したい方はぜひ。
価格から選ぶ
ソーヴィニヨン・ブランとひとくちに言っても、価格はピンキリ。
迷った際は3,000円を基準にしてみてください。
3,000円以上のソーヴィニヨン・ブランは高品質なものが多く、特別な日やプレゼントにおすすめです。
もちろん、3,000円未満でも魅力的なワインも多いため、デイリーワインをお探しの方は予算3,000円でお探しください。
ソーヴィニヨン・ブランのおすすめワイン18選
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デイリーワインに!予算3,000円のおすすめ11選
まずはデイリーワインワインにおすすめの3,000円未満のワインを紹介していきます。
今回紹介するのは以下の通り。
商品画像 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | クラウディー・ ベイ ソーヴィニヨン・ブラン マルボロ | シャトー ラグランジュ | ドメーヌ ミショー トゥレーヌ ソーヴィニヨン | コノスル ソーヴィニヨン・ブラン オーガニック 2018 | レ タンヌ オクシタン ソーヴィニヨン・ブラン | シレーニ セラー・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン | ムートン・カデ ソーヴィニヨン・ブラン | ピエール&レミー・ゴーティエ ソーヴィニヨン・ブラン | サンタ・ヘレナ アルパカ ソーヴィニヨン・ブラン | マトゥア ソーヴィニヨン・ブラン マルボロ | シャトー ボーモン レ ピエリエール |
詳細 | 味わい:辛口 産地:ニュージーランド、マールボロ 品種:ソーヴィニヨン・ブラン | 度数:12.5 % 味わい:辛口 産地:フランス、ボルドー | 味わい:辛口 産地:フランス、ロワール 品種:ソーヴィニヨン・ブラン | 度数:13 % 味わい:辛口 産地:チリ、サンアントニオ・ヴァレー 品種:ソーヴィニヨン・ブラン | 味わい:やや辛口 産地:フランス、ラングドック・ルーション 品種:ソーヴィニヨン・ブラン100% | 味わい:辛口 産地:マルボロ 品種:ソーヴィニヨンブラン | 味わい:辛口 産地:フランス 品種:ソーヴィニヨンブラン | 味わい:辛口 産地:フランス 品種:ソーヴィニヨンブラン | 味わい:辛口 産地:チリ 品種:ソーヴィニヨンブラン | 味わい:辛口 産地:マルボロ 品種:ソーヴィニヨンブラン | 味わい:辛口 産地:フランス、ボルドー 品種:ソーヴィニヨンブラン90%・セミヨン10% |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ではそれぞれ見ていきましょう。
11位
シャトー ボーモン レ ピエリエール
さっぱりとしたまろやかなワイン
近年高い評価を受けているシャトー ボーモン レ ピエリエールによる一本。
柑橘系のさっぱりとした風味の中に香ばしさを兼ね備えています。
優しい味わいでまろやかさが魅力です。
産地 | 品種 |
フランス・ボルドー | ソーヴィニヨンブラン90%・セミヨン10% |
香り | レモン、モモ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
10位
マトゥア ソーヴィニヨン・ブラン マルボロ
ソーヴィニヨン・ブランの総本家
マオリ語で総本家を意味するMATUA。
ニュージーランドで初めてソーヴィニヨン・ブランを生産したワイナリーで知られています。
ソーヴィニヨン・ブランらしいフレッシュな味わいが魅力的です。
ハーブのニュアンスとシトラスフルーツのような味わい、程よい酸味のバランスをお楽しみください。
産地 | 品種 |
マルボロ | ソーヴィニヨンブラン |
香り | ハーブ、パッションフルーツ |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
9位
サンタ・ヘレナ アルパカ ソーヴィニヨン・ブラン
カジュアルに楽しむならこの一本
大人気シリーズ「アルパカ」のソーヴィニヨン・ブラン。
リーズナブルながらも質の高いアルパカシリーズですが、例に漏れずこちらも本格派な一本です。
ハーブや若草など、さっぱりとした心地の良い風味が特徴的。
日々の癒やしにいかがでしょうか。
産地 | 品種 |
チリ | ソーヴィニヨンブラン |
香り | ハーブ、レモン |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
8位
ピエール&レミー・ゴーティエ ソーヴィニヨン・ブラン
ラングドック地区を中心にワイン造りをしているゴーティエ家による一本。
南仏で栽培されたソーヴィニヨン・ブランを使いフレッシュで芳醇な柑橘系果実のアロマを感じられます。
プラムや白い花を思わせる、ゆったりとした酸味と濃厚なのある味わいをお楽しみください。
産地 | 品種 |
フランス | ソーヴィニヨンブラン |
香り | レモンピール、ミネラル |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
7位
ムートン・カデ ソーヴィニヨン・ブラン
デイリーワインとして優秀な一本
リーズナブルながらも高品質で人気のムートン・カデからおすすめの一本。
ソーヴィニヨン・ブランらしいフルーティーでさっぱりとした味わいが魅力的です。
テーブルワインとして優秀なため、迷われた際はぜひ一度お手に取ってみてください。
産地 | 品種 |
フランス | ソーヴィニヨンブラン |
香り | シトラス、フェンネル |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
6位
シレーニ セラー・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン
甘みと酸味の絶妙なバランス
ソーヴィニヨン・ブランの聖地であるマルボロからの一本。
トロピカルフルーツのフレッシュな味わいにキリッとした酸味のちょうどよいバランスが特徴です。
ほのかな甘みが口の中に広がりつつも、豊かな酸味が味わいを引き締めます。
ドライな後味のため料理とも合わせやすく、デイリーワインにおすすめです。
産地 | 品種 |
ニュージーランド | ソーヴィニヨンブラン |
香り | 青草、パッションフルーツ |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |
5位
レ タンヌ オクシタン ソーヴィニヨン・ブラン
自然派なのにコスパ抜群
生産者は120年以上続く伝統あるワイナリーで、国際的なコンクールでも複数の賞を受賞しています。
このワインは「リュット・レゾネ」と言われる自然派農法で農薬を極力減らして栽培されたぶどうから造られています。
果実味がしっかりしていて、すっきりしていながらも少し甘さを感じる味わいです。
海鮮お好み焼きなどと相性が良いです。
産地 | 品種 |
フランス | ソーヴィニヨンブラン |
香り | グレープフルーツ、フェンネル |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
4位
コノスル ソーヴィニヨン・ブラン オーガニック 2018
有機ぶどうのフレッシュ感
チリの人気ブランド、コノスルのワイン。コノスルのラベルの自転車は、自然環境を尊重して自転車でぶどう畑に通う農夫の象徴です。
ぶどうはチリの中でも冷涼なサンアントニオ・バレーで有機栽培されたものを使用しています。
有機栽培ならではの新鮮さ、みずみずしさが感じられます。
有機野菜をたっぷり使ったサラダと合わせるとおいしいです。
産地 | 品種 |
チリ | ソーヴィニヨンブラン |
香り | レモン、グリーンアスパラ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
3位
ドメーヌ ミショー トゥレーヌ ソーヴィニヨン
コスパの良いロワール
同じロワール地方でもトゥーレーヌはサンセールやプイィ・フュメほど有名な地区ではありません。
そのため、トゥーレーヌのソーヴィニヨン・ブランは、サンセールなどと比べると手頃です。
それでもトゥーレーヌの生産者が決して手を抜いているわけではありません。
ドメーヌ ミショーは現在の当主ティエリー・ミショーになってから名声を上げている生産者です。
環境に配慮したぶどう栽培をおこない、ギリギリまで完熟させたぶどうを使っているため果実味が豊か。
出荷されるワインの品質保つために、発注があった数量分のみ瓶詰めを行っています。
果実味、酸味、ミネラル感のバランスが良い味わいです。
白身魚のカルパッチョなどと合わせてお楽しみください。
産地 | 品種 |
フランス・ロワール | ソーヴィニヨンブラン |
香り | グレープフルーツ、白桃 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
2位
シャトー ラグランジュ
ラグランジュ違い?
商品名を見て驚かれた方がいるかもしれません。
この「シャトー ラグランジュ」は、フランスのボルドー・メドック地区の格付けシャトーとは別の「シャトー ラグランジュ」です
この生産者は同じボルドーのアントル ドゥ メールという地区を拠点にしている家族経営のワイナリーです。
アントル ドゥ メールのワインは価格的に親しみやすいものが多いです。
洋ナシの果実味と樽熟成による香ばしさが重なったコクのある味わいです。
スモークサーモンのマリネなどと合わせるとおいしいです。
産地 | 品種 |
フランス・ボルドー | ソーヴィニヨンブラン |
香り | シトラス、トースト |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
1位
クラウディー・ ベイ ソーヴィニヨン・ブラン マルボロ
ニュージーランドワインの地位を高めたワイン
クラウディ・ベイは、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの地位を高めたワイナリーとして評価されています。
設立は1985年なので、それほど古いワイナリーではありません。
現在はオーストラリアのケープ・メンタル社と、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトングループの傘下にあります。
このワインは、新鮮なハーブとパッション・フルーツの香りがとても強烈で、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランのお手本のようなワインです。
スダチやレモンを絞った魚料理などと相性が良いです。
産地 | 品種 |
マルボロ | ソーヴィニヨンブラン |
香り | レモングラス、メロン |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |
プレゼントや特別な日に!3,000円~10,000円のおすすめ7選
ここからはプレゼントや特別な日におすすめ3,000~10,000円のワインを紹介していきます。
今回紹介するのは以下の通り。
商品画像 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | ウ゛ァランドロー ブラン 2015 | ディディエ ダグノー ブラン フュメ ド プイィ | シャトー クーアン リュルトン ブラン 2007 | ヴァンサン ピナールサンセール ブラン ニュアンス 2014 | ドッグポイント セクション94 ソーヴィニヨン・ブラン 2014 | サンセール・ブラン ドメーヌ・ランボー | グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン |
詳細 | 味わい:辛口 産地:フランス、ボルドー 品種:セミヨン、ソーヴィニョンブラン | 産地:フランス、ロワール 品種:ソーヴィニヨン・ブラン | 度数:14 % 味わい:辛口 産地:フランス、ボルドー 品種:ソーヴィニヨン・ブラン | 味わい:辛口 産地:フランス、ロワール 品種:ソーヴィニヨン・ブラン | 味わい:辛口 産地:ニュージーランド、マールボロ 品種:ソーヴィニヨン・ブラン | 味わい:辛口 産地:フランス・ロワール 品種:ソーヴィニヨンブラン | 味わい:辛口 産地:長野県 品種:ソーヴィニヨンブラン |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ではそれぞれ見ていきましょう。
7位
グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン
和食に合う白ワイン
長野県の安曇野池田ヴィンヤードで作られた一本。
白桃やツゲの新芽のような豊かな香りと生き生きとした酸味が魅力的です。
口に含めば柑橘系の程よく苦味を感じる爽快感が広がり、キリッとした感覚を覚えます。
日本ワインのため和食との相性も抜群、ワンランク上のテーブルワインにどうぞ。
産地 | 品種 |
長野県 | ソーヴィニヨンブラン |
香り | シトラス、グレープフルーツ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
6位
サンセール・ブラン ドメーヌ・ランボー
サンセールのソーヴィニヨン・ブラン
白ワインで有名なサンセール地方のソーヴィニヨン・ブランを使った一本。
3世代も続く小さな家族経営の造り手、ドメーヌ・ランボー・ピノーが手掛けています。
光り輝く黄色を帯びた深い色合いからは、レモンやグレープフルーツなど柑橘系とハーブの香りを感じられます。
豊かなミネラル感に凝縮された味わい、引き締まる酸味が特徴です。
サンセールの白ワインについて、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
>>白ワインで有名なサンセールとは?特徴からおすすめ・飲み方まで紹介
産地 | 品種 |
フランス・ロワール | ソーヴィニヨンブラン |
香り | フェンネル、石灰 |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |
5位
ドッグポイント セクション94 ソーヴィニヨン・ブラン 2014
フルボディのNZソーヴィニヨン・ブラン
このワイナリーは、クラウディ・ベイの醸造家だった2人が独立して造ったワイナリーです。
商品名にある「セクション94」とは畑の区画の名前です。
特定の区画のぶどうのみを使用していることを表しています。
また、このワインは、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランとしては珍しく樽熟成をさせています。
白い花やグレープフルーツの味わいがあります。
とても力強い味わいなので、豚肉などの肉料理と合わせても負けません。
また、「ソーヴィニヨン・ブランは軽すぎて嫌い」という方にこそ飲んでいただきたいワインです。
産地 | 品種 |
マルボロ | ソーヴィニヨンブラン |
香り | シトラス、トースト |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |
4位
ヴァンサン ピナールサンセール ブラン ニュアンス 2014
サンセール好きに
ロワールの中でもソーヴィニヨン・ブランの産地として名高いサンセールのワインです。
そして、このワイナリーはサンセールを代表するワイナリー。
畑仕事のほとんどは手作業で行っており、収穫も手摘みです。
このワインも樽熟成をさせており、豊かな味わいが特徴的。
サンセールらしいミネラル感もありながら、熟したトロピカルフルーツのような果実味もしっかりとあります。
熟成したヤギのチーズと楽しみたいワインです。
産地 | 品種 |
フランス・ロワール | ソーヴィニヨンブラン |
香り | トロピカルフルーツ、火打ち石 |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |
3位
シャトー クーアン リュルトン ブラン 2007
優雅で上質な味わいなのに開けやすい!
シャトー クーアン リュルトンは、フランスのボルドー ・グラーヴ地区の格付けシャトーです。
グレープフルーツや白桃、ハチミツなどの風味がし、10か月の樽熟成により味に奥行きが現れていますが、樽の香りは強すぎません。
ボルドーの中でもグラーヴ地区の白は、特に優雅で上質な味わいです。
ボルドーの格付けシャトーには珍しいスクリューキャップですので、開けやすいです。
「良いワインが飲みたいけど、コルクを開けるのが苦手」という方におすすめです。
産地 | 品種 |
フランス・ボルドー | ソーヴィニヨンブラン |
香り | りんごの蜜、スパイス |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
2位
ディディエ ダグノー ブラン フュメ ド プイィ
ロワールの天才が造るワイン
生産者は「ロワールの天才」と呼ばれています。ぶどう畑は区画ごとに専門のスタッフ、農機具を配置してきめ細かく管理。
スタッフの数も農機具の数も非常に多く、畑仕事に手を抜かない姿勢が現れています。
このワインは4区画の畑のぶどうをブレンドし、12か月樽熟成させています。
硬いミネラル感、豊かな酸、果実実のどれもが力強いです。
職人気質で頑固者な方へのプレゼントにどうぞ。
産地 | 品種 |
フランス・ロワール | ソーヴィニヨンブラン |
香り | グレープフルーツ、トースト |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |
1位
ウ゛ァランドロー ブラン 2015
レアもの好きの方へのプレゼントに
シャトー ヴァランドローは、フランスのボルドー ・サンテミリオン地区のワイナリーです。2012年の格付け更新でサンテミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに昇格しました。
もともとガレージを借りてワイン造りを始めた生産者で、現在もワインの生産量はそれほど多くはありません。
この白ワインも市場に出回ることが少ないです。特に2015年ヴィンテージは評価の高い年です。
グレープフルーツの果実味、トーストやバターの香りがする厚みのある味わいです。
レアものに目がない方へのプレゼントにどうぞ。
産地 | 品種 |
フランス・ボルドー | ソーヴィニヨンブラン・セミヨン |
香り | 焼きリンゴ、ハーブ |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★☆ |
ソーヴィニヨン・ブランに合う料理
ソーヴィニヨン・ブランは柑橘系にアロマが爽やかなので、基本的にハーブやレモンを効かせた白身魚や白身肉、グリーンの野菜などと好相性です。
ここではソーヴィニヨン・ブランのタイプに合わせて、マリアージュを紹介していきます。
樽熟成させていないフレッシュタイプ
軽やかな飲み口なので、魚介系のアペタイザーや白身のお刺身、お鮨などと好相性です。
ミネラル感の強いワインには、生ガキもオススメします。
・ハーブを効かせたホタテやスズキ、真鯛などのカルパッチョ・シーフードマリネ
・野菜のセイロ蒸し
・白身魚のポワレ(ソースはハーブなどのさっぱり系)又はシンプルなグリルやムニエル
・生ガキ
・シェーブルチーズ
樽熟成させたオークの香りが香ばしく複雑味のあるタイプ
ボルドーでは樽香を効かせたソーヴィニヨン・ブランが多く造られます。
カリフォルニアでも造り手によっては樽香が強い仕上がりのワインもあります。
そのように樽熟成させたソーヴィニヨンブラン・は、特にスモークや炭火焼きと好相性です。
口当たりもしっかり感じますので、こくのあるソースにも合わせやすくなります。
・塩でいただく炭火焼き鳥・ハーブとバターを効かせたチキンのグリル
・厚切りベーコンのシンプルなグリルステーキ
・甲殻類のサラダ
ソーヴィニヨン・ブランの貴腐ワイン
貴腐ワインは、フォアグラとの相性が抜群です。
また、青カビチーズと合わせるのも鉄板。
ソーヴィニヨン・ブランの比率が多いと、爽やかな甘さに仕上がりますので、濃厚過ぎない甘さのデザートともよく合います。
・フォアグラのソテー
・ロックフォールチーズ
・ゴルゴンゾーラ ピカンテ
・いちじくやリンゴのタルト
・プティフル
・タルト オー フロマージュブラン(チーズケーキ)
ソーヴィニヨン・ブランを楽しみつくそう!
ソーヴィニヨン・ブランは、リフレッシュ効果満点です。
また、産地や醸造法のバラエティが豊富なので飽きることなく楽しめます。
ぜひ上記の記事を参考に、お好みのソーヴィニヨン・ブランをお選びください。お読みいただき、ありがとうございました。
他の白ワイン品種も知りたい方はこちらをどうぞ。
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