スコッチウイスキーを代表する人気銘柄であるグレンモーレンジィ。
蒸留所設立以来、「完璧すぎるウイスキー」として今もなお人気が絶えません。
今回はそんなグレンモーレンジィを構築する数々の秘密を中心に、全ラインナップの特徴やおすすめ料理まで一挙にご紹介していきます。
目次
グレンモーレンジィとは
グレンモーレンジィとは、シングルモルトスコッチを代表する人気銘柄の一つ。
そんなグレンモーレンジィの歴史は、1843年、スコットランドハイランド地方にグレンモーレンジィ蒸留所が設立された所に始まります。
味わいは、なめらかな口当たりに果実やお花、バニラを思わせるフルーティーな香りが際立っているのが特徴。
また、スコッチウイスキーに多くみられるピート香が控えめな点も多くのウイスキー初心者から支持される理由となっています。
次は、そんなグレンモーレンジィの味わいを生み出す秘密を深掘りしてみていきましょう。
“完璧すぎるウイスキー”を生む4つの特徴
グレンモーレンジィが「完璧すぎるウイスキー」と言われる所以や、そのスムースな味わいは一体どのように生まれるのでしょうか。
実は、これから紹介する4つの要素にその秘密がすべて集約されています。
この背景をおさえて再びグレンモーレンジィを飲んでみると、また一段と味の深みが増すはずです。
【特徴1】ビル・ラムズデン博士
ビル・ラムズデン博士とは、グレンモーレンジィとアードベッグの両方で最高蒸留責任者を務める人物。
今日におけるグレンモーレンジィは、彼のウイスキー造りにおける「情熱」「哲学」「知識」「技術」あっての賜物といえます。
またその実力を裏付けるように、マスターディスティラー・オブ・ザ・イヤーという世界のウイスキー蒸留責任者のトップに贈られる賞を史上初、4度も受賞しています。
ウイスキー業界で彼の名を知らない人はいないほど、世界トップのウイスキークリエイターと言っても過言ではありません。
【豆知識1】化学者とウイスキークリエイターの二刀流
ビル・ラムズデン博士はなんと、生化学の博士というバックグラウンドを持ち合わせています。
ウイスキーは熟成過程において、複雑多岐にわたる化学反応によって味わいが変化していきます。
化学的要素への深い理解とそれらを巧みにウイスキー造りへ反映させる彼の技術こそ、根源的なグレンモーレンジィの美味しさの秘密と言えるでしょう。
また、後に紹介する彼の実験製作シリーズ「プライベートエディション」もこうした化学者の実験好きなスピリッツが反映されているのかもしれません。
【特徴2】キリンと同じ高さの蒸留器を使用
グレンモーレンジィ蒸留所は、高さ5.41mにも及ぶスコットランドで最も背の高いポットスチル(単式蒸留器)を使用することで知られています。
蒸留過程で抽出されるアルコールの中でも重たいアルコール分は雑味を多く含むうえ、その高さを登れず結果的に抽出されにくくなります。
反対に、軽いアルコール分の中にはフルーティーかつフローラルな香気成分がより多く残り、抽出も容易に。
グレンモーレンジィらしいあの軽やかでフルーティーな味わいは、こうした独自の蒸留器に由来するのです。
蒸留とは、ある液体を熱して一度気体にし、それを冷やすことで再び液体に戻すこと。
お酒造りにおいては、アルコールと水の沸点の違いを利用。
・アルコール→78.3℃ ・水→100℃
【豆知識2】元々はジン専用の蒸留器だった!?
あの背の高いポットスチル、実は元々チェルシーにあるジン蒸留所から購入したのがきっかけ。
当時のグレンモーレンジィ蒸留所は資金力に乏しかったためウイスキー専用のスチルを購入できず、苦し紛れにジン用を購入。
しかしそれが功を奏し、実際に製品化すると非常に上品でフルーティーな仕上がりとなった事で、今もなお引き続き当時と同じ型のものを利用しています。
また、2004年にはMHD(モエ ヘネシー ディアジオ)の傘下に入ったことで莫大な資本が投入されており、ますます蒸留設備が整ってきています。
確かなウイスキー造りの技術と資金力により、今後も安定的に高品質な商品が期待できます。
【特徴3】スコッチでは珍しい硬水を利用
ウイスキー造りにおいて重要なポイントとなる「仕込み水」。
仕込み水は通称「マザーウォーター」と呼ばれるほど、ウイスキーの出来を左右する重要な要素の一つです。
グレンモーレンジィでは、敷地内にあるターロギーの泉の湧水を利用しており、これはスコットランドでは珍しく硬水となっています。
石灰岩や砂礫層を通じ、100年以上もの月日をかけて濾過された清美な水はミネラル分を豊富に含みます。
これがグレンモーレンジィのなめらかな質感や、フルーティーながらも骨格のある味わいに大きく貢献しているのです。
【豆知識3】スコットランドの水は汚いがおいしい!?
スコットランドの雄大な自然があってこそのスコッチウイスキーであるということを再認識させてくれる、ちょっとした豆知識となります。
「スコットランドの水は汚いけど美味しい」という一見矛盾した言葉ですが、実はスコッチウイスキーにも関わる重要なポイント。
上記写真はスコットランド・ハイランド地方にあるウラプール町の滝の様子ですが、水が茶色味を帯びていますよね。
これは、スコッチウイスキーのピート香にも由来するピート層(泥炭)によって濾過されているためです。
スコットランドに行くとホテルでも関わらず、水道水やお風呂の水にこうした砂礫色の水が出てくるのは日常茶飯事。
見た目はまるで土砂混じりの汚い印象を受けますが、ピートによって濾過されているためむしろ綺麗で、なおかつおいしいのです。
【特徴4】こだわり抜いたオーク樽
「ウイスキーの味わいを決めるのは7割が樽」と言われるほど、樽熟成はウイスキー造りの肝となる部分。
そんな中、グレンモーレンジィではデザイナーカスクと呼ばれるほど樽へのこだわりは群を抜いています。
年輪の密集度などを考慮し、厳選したオーク樽は一度バーボンメーカに貸し出すことで新樽由来のパワフルな樽要素を一度落ち着かせます。
そして、やっと戻ってきたオーク樽は贅沢にも2度までしか使用しません(通常3〜5回)。
なぜなら、樽は利用すればするほど樽から抽出される効果が薄れてしまうから。
これによってグレンモーレンジィに相応しい適度なヴァニラやスパイス香、木材からのタンニンがもたらされます。
また、スコッチウイスキーでバーボン樽を最初に使い始めたのはグレンモーレンジィらしいですよ。
【豆知識4】世界中を巡って樽探し
グレンモーレンジィのラインナップを見ると、異なるお酒に用いた樽を再利用していることに気づきます。
これはビル・ラムズデン博士のこだわりで、グレンモーレンジィに合う樽材を求めて世界各地のワイン・スピリッツ産地を巡っているほど。
そこで見つけたポートやシェリー、世界三大貴腐ワインの一つであるソーテルヌの熟成樽を利用した製品は、瞬く間に人気銘柄となっています。
各樽の個性を見抜き、もたらされる芳香成分などを化学的要素に裏付けしながら醸造に落とし込むことで、あの上品で繊細な樽香をまとったグレンモーレンジィが生まれています。
【通常ラインナップ】グレンモーレンジィのおすすめ7銘柄
それでは、グレンモーレンジィの通常ラインナップ7銘柄を一挙にご紹介していきます。
どれもグレンモーレンジィらしさの詰まった優美な品ばかりです。
気になったものがあれば、ぜひ一度手に取って味わってみてくださいね。
商品画像 | |||||||
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商品名 | グレンモーレンジィ シグネット | グレンモーレンジィ ネクター・ドール ソーテルヌカスク | グレンモーレンジ エックス バイ グレンモーレンジィ | グレンモーレンジィ 18年 | グレンモーレンジィ キンタ・ルバン 14年 ポートカスク フィニッシュ | グレンモーレンジ ラサンタ 12年 | グレンモーレンジィ オリジナル 10年 |
詳細 | ◾️アルコール度数:46% ◾️タイプ:シングルモルト | ◾️アルコール度数:46% ◾️タイプ:シングルモルト・ソーテルヌカスク | ◾️アルコール度数:40% ◾️タイプ:シングルモルト | ◾️アルコール度数:43% ◾️タイプ:シングルモルト | ◾️アルコール度数:46% ◾️タイプ:シングルモルト・ポートカスク | ◾️アルコール度数:43% ◾️タイプ:シングルモルト・シェリーカスク | ◾️アルコール度数:40% ◾️タイプ:シングルモルト |
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グレンモーレンジィ オリジナル 10年
グレンモーレンジィ オリジナル 10年
グレンモーレンジィを代表する一本。
ふわっと広がる爽やかなシトラスの香りに、洋梨のような果実感、優しいヴァニラやナツメグのスパイスの風味が余韻に続きます。
また味わいのみならず、洗練されたボトルデザインも大変魅力的です。
最低熟成年数 | 使用樽 |
10年 | バーボン樽 |
グレンモーレンジ ラサンタ 12年
グレンモーレンジ ラサンタ 12年
オリジナルとはまたガラリと違う顔を見せてくれる一本。
最後にシェリー樽を施すことで生まれる、アプリコットやイチジク、レーズンを思わせる果実感が印象的。
また、ロックやトワイスアップで際立つ、ヘーゼルナッツの香ばしさとほのかなマンダリンの苦味が奥行きを与えてくれています。
最低熟成年数 | 使用樽 |
12年 | バーボン樽、シェリー樽 |
グレンモーレンジィ キンタ・ルバン 14年 ポートカスク フィニッシュ
グレンモーレンジィ キンタ・ルバン 14年 ポートカスク フィニッシュ
上質なルビーポートの熟成樽で仕上げた一本。
なめらかな口当たりから、チョコレートやコーヒー、ドライフルーツの甘美な風味に満ち、余韻にはミントのような爽やかさも感じられます。
最低14年熟成による落ち着いた酒質と質感を堪能するためにも、まずはストレートでいただくのがおすすめです。
最低熟成年数 | 使用樽 |
14年 | バーボン樽、ポート樽 |
グレンモーレンジィ 18年
グレンモーレンジィ 18年
グレンモーレンジィの中でも一段と深みを増した長期熟成の一本。
エキゾチックな南国フルーツを思わせるリッチな果実感が印象的ですがしつこさはなく、上品に流れます。
繊細なシトラス香、ドライフルーツ、リッチかつ上品な熟成風味を堪能していただくためにも、ストレートがおすすめです。
最低熟成年数 | 使用樽 |
18年 | バーボン樽、シェリー樽 |
グレンモーレンジ エックス バイ グレンモーレンジィ
グレンモーレンジ エックス バイ グレンモーレンジィ
カクテル用として生み出された新感覚シングルモルトがこちら。
バーボン樽で熟成を経たのち、再び樽に入れ味わいを深めているため、チョコレートやヴァニラ、マンダリンのニュアンスが強まり、より一層甘味が増しています。
また、そのままでもお楽しみいただけますがカクテルの割材としても非常に優秀な一本となっています。
最低熟成年数 | 使用樽 |
– | バーボン樽 |
グレンモーレンジィ ネクター・ドール ソーテルヌカスク
グレンモーレンジィ ネクター・ドール ソーテルヌカスク
高級貴腐ワインであるソーテルヌの樽で仕上げられた一本。
原酒をバーボン樽で10年ねかせた後、ソーテルヌ樽で2年追加熟成されています。
繊細かつ濃厚なアロマが何とも印象的で、レモンタルトやジンジャー、キャラメルのような甘美な風味が豊かに広がります。
また、少し飲み方を変えるだけでまるで万華鏡のような変化を見せてくれるのも魅力の一つ。
ぜひ、自分好みの飲み方を見つけてみてくださいね。
最低熟成年数 | 使用樽 |
12年 | バーボン樽、ソーテルヌ樽 |
グレンモーレンジィ シグネット
グレンモーレンジィ シグネット
長年の試行錯誤とビル博士のコーヒーへの不満のもと生まれたという裏エピソード付きの一本。
エスプレッソやチョコミント、香ばしいヴァニラを彷彿させる豊かな風味を醸す元となっているのがチョコレートモルト。
深みのある琥珀色の色調、複雑で優美、かつ幾重にも重なり合う芳醇なアロマは一度飲むと忘れられません。
晩酌でゆっくり、チョコレートと一緒にそのままストレートでお楽しみください。
大麦麦芽(モルト)をローストし、チョコやカカオのような香ばしい風味を呈したモルトのこと。
黒ビールで有名なギネスもこのチョコレートモルトが約10%ほどブレンドされています。
最低熟成年数 | 使用樽 |
– | バーボン樽 |
【希少】グレンモーレンジィ・プライベートエディション
プライベートエディションとは、ビル・ラムズデン博士がわずかな数量しか仕込まない、彼の創造性、独自性、好奇心の詰まった実験的シリーズ。
市場から姿を消してしまったものも多くありますが、今回はその中でも比較的手に入りやすいものをピックアップしています。
造り手のアイデアや創造性溢れるものばかりなので、気になる方はぜひ一度手に取ってみてくださいね。
商品画像 | |||
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商品名 | グレンモーレンジ アルタ | グレンモーレンジ スピオス | グレンモーレンジ トゥサイル |
詳細 | ◾️アルコール度数:51.2% ◾️タイプ:シングルモルト | ◾️アルコール度数:46% ◾️タイプ:シングルモルト | ◾️アルコール度数:46% ◾️タイプ:シングルモルト |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
第6弾 グレンモーレンジィ トゥサイル
グレンモーレンジ トゥサイル
希少なビール原料として知られる「マリオ・オッター大麦」を使用した贅沢な一本。
グレンモーレンジィシリーズの中でも1、2位を争うほど芳醇な麦芽の風味が印象的です。
また、銘柄名の「トゥサイル」はゲール語で「原点」を意味します。
ウイスキー造りの原点である大麦に再注目した、生産者のこだわりが詰まった品となっています。
最低熟成年数 | 使用樽 |
– | バーボン樽 |
第9弾 グレンモーレンジィ スピオス
グレンモーレンジ スピオス
スコッチでは珍しく、ライウイスキーの熟成に使われた樽でねかせた一本。
グレンモーレンジィらしいシトラスの香りはやや落ち着きを見せ、エキゾチックなスパイス香や芯のある爽やかな仕上がりとなっています。
銘柄名である「スピオス」がゲール語で「スパイス」を意味するのも納得の一品です。
最低熟成年数 | 使用樽 |
– | ライウイスキー樽 |
第10弾 グレンモーレンジィ アルタ
グレンモーレンジ アルタ
グレンモーレンジィ所有の畑から新しく採取された野生酵母を用いて造られた一本。
野生酵母は個性的な味わいが出やすくなり、しっかりした麦芽感、オレンジの皮、香ばしいヴァニラの印象が強く出ています。
「アルタ」はゲール語で「野生」を意味するように、やや自然味、野生味溢れる味わいは通常の「オリジナル」と比べて新鮮な印象を受けます。
最低熟成年数 | 使用樽 |
– | バーボン樽 |
グレンモーレンジィをおいしく飲む方法
グレンモーレンジィを最大限楽しんでいただくために欠かせないのが「飲み方」。
オーソドックスな飲み方でももちろんおいしくいただけますが、実はカクテルなどのバリエーションも豊かにしてくれる点もグレンモーレンジィならではの魅力です。
【飲み方1】ストレート&トワイスアップ
グレンモーレンジィのありのままの味わいを堪能するためにも、まずは「ストレート」がおすすめ。
比較的刺激やクセが少なく、柑橘やオレンジ、リンゴやヴァニラの風味が豊かなため、初心者の方でもまずはそのまま試してみて欲しい飲み方です。
そしてその後は、お猪口半分ぐらいの水を加水する「トワイスアップ」という飲み方がおすすめです。
加水によってウイスキーの風味はより香り高くなり、これまで感じられなかった風味も際立つようになります。
【飲み方2】ロック
時間と共に香味の変化を楽しめる飲み方が「ロック」。
口当たりがよくなり、アルコール感も和らぐため、ウイスキー初心者の方にはハイボールの次におすすめの飲み方です。
また、飲む際に拘って欲しい唯一のポイントが丸氷を使用することです。
家庭氷ではすぐに溶けてしまい、味わいがぼやけて水っぽくなってしまいます。
その点、丸氷では表面積が小さくなる事で溶けにくくなり、ゆっくり時間をかけて味わうことができるのでおすすめです。
【飲み方3】ハイボール
グレンモーレンジィで最も推奨されている飲み方が実は「ハイボール」。
氷と一緒にグレンモーレンジィとソーダを1:3で割るだけで本当においしいです。
ハイボールにしては濃いめの比率ですが、グレンモーレンジィは繊細で上品な味わいのためこれぐらいが丁度ベスト。
また、より美味しい頂き方として、最後にレモンかもしくはオレンジピールをグラスの内側と外側でキュッと一度絞り、そのままグラスに入れてみてください。
元々のグレンモーレンジィに感じられるシトラス風味とうまく相まり、手軽にバーで飲むようなハイボールクオリティに昇華します。
【飲み方4】カクテル
グレンモーレンジィはスムースな飲み口と、そのフルーティーな味わいのためカクテルの割材としても非常に重宝します。
中でもエックス・バイ・グレンモーレンジィを使うのがとくにおすすめ。
実際に、グレンモーレンジィの公式サイトではおすすめカクテルレシピがいくつか紹介されています。
気になる方は、こちらの公式サイトでほかのレシピもご覧になってみてくださいね。
グレンモーレンジィに合うおつまみ3選
ここではグレンモーレンジィと好相性を見せてくれるおつまみを紹介していきます。
どれもコンビニやスーパーで手に入るものを中心に厳選していますので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
【組み合わせ1】カナッペ
カナッペのような前菜料理とも、上品な味わいを持つグレンモーレンジィはマッチしてくれます。
具材はクリームチーズでもいいですが、意外とブルーチーズのようなクセのあるものも合います。
筆者のおすすめは、フレッシュチーズ、スモークサーモンに軽くレモンを絞る組み合わせ。
グレンモーレンジィと共通するシトラスの風味に、燻製とクラッカーのほのかな香ばしさがウイスキーの麦と樽香を引き立ててくれます。
【組み合わせ2】香草ソテー
グレンモーレンジィのハイボールと相性抜群なのが、レモンや香草で風味付けした料理。
これはサーモンやチキン、ホタテや牡蠣など、何でもマッチしてくれます。
1番大事なポイントはレモンやレモングラス、バジル、ローズマリーといった爽やかなタイプの香り付けを行うこと。
口中の脂身をハイボールの泡がさらっと流し、ウイスキーと料理の両者の個性が爽快感ある余韻をもたらしてくれます。
【組み合わせ3】チョコレート
鉄板組み合わせではありますが、絶対にハズレないペアリング。
なかでもレモンやオレンジピール入りのチョコはグレンモーレンジィの風味と相まり、とても好相性。
もちろん、コンビニに置いてある「麦チョコ」や「アーモンドチョコ」、「チョコレート効果 72%」なども両者の甘さがマッチします。
「ソーテルヌカスク」や「シグネット」はラインナップの中でも特に相性抜群ですので、ぜひお試しください。
まとめ
スコッチとは思えないほど、スムースで上品な味わいが魅力的なグレンモーレンジィ。
その味わいの裏側を知ると、より美味しく感じられるのがウイスキーのみならずお酒の魅力ですよね。
グレンモーレンジィの魅力を知る第一歩として、まずは看板商品の「オリジナル10年」から始めてみてはいかがでしょうか。
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