ウイスキーは世代を問わずファンが多く、人を選ばずにすむのでギフトにはぴったりなアイテムです。
ウイスキーは何年もかけて造られるのでプレゼントすれば「このご縁が長く続きますように」という気持ちも伝えられるからです。
しかし、ウイスキーは種類も多く選ぶには知識も要するので迷ってしまうかも知れません。
そこで今回はBarの経営者であり毎月ウイスキーに15万円費やす筆者が、ギフト用に選ぶ時のポイントと、おすすめをご紹介します。
大切なお相手に贈り物をされたい方は、是非参考にしてみて下さい!
ウイスキーの種類
ウイスキーは製造原料によって「シングルモルトウイスキー」「グレーンウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」などに大別されます。
それぞれ造られる材料によって、味が全く異なります。
贈る方の好みによって、選ぶウイスキーの種類も変えなければなりません。
特徴をご紹介しますので参考にしてみて下さい。
シングルモルトウイスキー
シングルモルトウイスキーとは大麦麦芽だけを使い、単一の蒸留所でつくられたウイスキーの事。
製造した蒸留所の個性を存分に楽しめるのが魅力です。
蒸溜所ごとの製造工程の違いや風土がダイレクトに酒質に影響を及ぼします。
クセのある物も多いので、初心者には向かないと思われがちですが飲み方を変えると楽しめる銘柄あります。
製法などを調べながら蒸留所別に飲み比べてみると、ウイスキーライフが広がるのでおすすめです。
グレーンウイスキー
グレーンウイスキーとはトウモロコシ、小麦などの穀類を連続式蒸留機で蒸留したウイスキーの事。
1831年に連続式蒸留機が発明され、生産されるようになりました。
酒質の特徴はアルコール度数が高い事、香味成分が少なく個性に乏しい事が挙げられます。
単体で売られる事はほとんどなく、ブレンデッドウイスキーの原酒として生産されて来ました。
価格の安い穀物を原料に採用出来、連続的に処理出来る蒸留機で製造されるためローコストで大量生産出来ます。
蒸留所によって独自のノウハウを持ち、常に改良を行っているため製造設備や方法について公開されていない部分も多々あります。
ブレンデッドウイスキー
ブレンデッドウイスキーとは数種類の異なるシングルモルト原酒とグレーン原酒をブレンドして造られたウイスキーの事。
前述の通りシングルモルトはクセが強く、グレーンは没個性です。
これらの欠点を補うためブレンドし、巨大市場であったロンドンで売り捌こうとして19世紀に考案されました。
相互作用により、香味豊かでありながら口当たりのよりテイストが特徴。
最初は「異なるウイスキーを混ぜ合わせてはならない」という法律がネックとなっておりなかなか製品化まで辿り着けませんでした。
その後1860年、保税倉庫内であればブレンドしても構わないと改正。
モルトウイスキーとグレーンウイスキーがブレンドされた「ブレンデッドウイスキー」が誕生しました。
誰にでも受け入れられるようなラインナップが揃っています。
ブレンデッドモルトウイスキー
「ブレンデッドモルトウイスキー」とは複数の蒸留所のシングルモルト原酒を混ぜ合わせたウイスキーの事。
こちらのアイテムにグレーンウイスキーは使用されません。
有名なものには「竹鶴ピュアモルト」「モンキーショルダー」などがあります。
以前はヴァッテッドモルトウイスキーと呼称されていましたが、現在は「ブレンデッドモルトウイスキー」と呼ばれる事が増えて来ました。
ブレンデッドモルトウイスキーの風味はシングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーの間ぐらいです。
シングルモルトウイスキーのような個性を保ちつつ、それぞれの原酒が手を取り合っています。
本格的にウイスキーのテイストを楽しむ事が出来るにも関わらず、リーズナブルに販売されているのも魅力でしょう。
ティースプーンモルトウイスキー
ティースプーンモルトウイスキーとはシングルモルト原酒にティースプーン一杯程異なるモルト原酒をブレンドしたウイスキーの事。
ティースプーン一杯程度しか混ぜていないのでほとんどシングルモルトと言っても良いでしょう。
蒸留所によっては、シングルモルトとし販売する事を禁止しているところもあります。
そこで、業者はティースプーン一杯程度別の原酒を混ぜて商標を変更して販売しているのです。
レアなウイスキーをお手頃な価格で堪能出来るので、愛好家に非常に人気です。
しかし、どのウイスキー原酒がボトリングされているのかよく分からない事も多いのでしっかり調べてから購入された方が良いでしょう。
熟成樽の種類
熟成樽の種類によってウイスキーは風味が異なります。
蒸留された原酒は一定期間樽に詰めて熟成されます。
熟成される事によって、樹脂や有機酸や樽に含まれている成分がゆっくりウイスキーに染みこんでいきます。
樽によって、ウイスキーの酒質が最終決定されると言っても過言はないでしょう。
「バーボン樽」「シェリー樽」「ワイン樽」「ラム樽」に分けてご説明致します。
バーボン樽で熟成されたウイスキー
バーボンウイスキーを貯蔵した後の樽に詰めて、熟成させるウイスキーもあります。
アメリカの法律上バーボンウイスキーの製造には新樽しか使えません。
しかし使用した樽は、乾かした後バーナーなどで内側を焦がしてから他のウイスキーの熟成に再利用されます。
バーナーで炙った事によって得られる、バニラを彷彿させる甘い香りや燻したような香りが特徴。
90%以上のウイスキーは熟成にバーボン樽を使用しています。
バーボン樽はウイスキー造りにおいて今や欠かせ無いようになって来ました。
シェリー樽で熟成されたウイスキー
シェリーを練かせた後の樽を再利用して熟成させたウイスキーもあります。
シェリーとは醸造工程中にアルコールを添加させ、味にコクを持たせたスペインの「酒精強化ワイン」の事。
残念ながら1986年に、樽ごと輸出する事が法律により禁じられ、シェリー樽が入手困難となってしまいました。
頭を悩ませた蒸留所各社は、シェリー会社に協力を仰ぎウイスキー熟成用のシェリー樽を製造して貰い樽のみ購入しているそうです。
このウイスキー熟成用シェリー樽を「シーズニングシェリーカスク」と呼びます。
近年出回っているシェリー樽熟成ウイスキーは「シーズニングシェリーカスク」を使用した物がほとんど。
シェリーの品種としては「オロロソ」「フィノ」「ペドロヒメネス」などがよく使われます。
どれも、甘くドライフルーツのようなテイストが特徴です。
甘いウイスキーがお好きな方や、食後にデザートウイスキーとして楽しむにはぴったりでしょう。
ワイン樽で熟成されたウイスキー
ワインを貯蔵した後の樽を再利用して熟成させたウイスキーもあります。
特に、ポートワイン、マデイラワイン、ソーテルヌワインなどがよく使われます。
ワイン樽で熟成したウイスキーは、瑞々しいブドウのような甘さとほんのり煙を感じる香味が特徴。
ワイン樽で熟成すると、短期間でもアルコール臭がなくなるのでマイルドなウイスキーがお好きな方にはおすすめです。
ラム樽で熟成されたウイスキー
ラム酒を熟成した後の樽でウイスキーを練かせる事もあります。
ラム酒とは、サトウキビから造られる蒸留酒。
通例、ラム樽で熟成させたウイスキーはパイナップルやマンゴーのようなトロピカルな風味に仕上がると言われています。
ボディが肉厚でソーダーで割ってもブレ無いタイプが多いので、ハイボール好きな方は是非お試し下さい。
ウイスキーの生産国
一般的に、世界の主要なウイスキーを「世界5大ウイスキー」と呼ばれています。
世界中のウイスキー生産量の90%以上が「スコットランド」「アイルランド」「アメリカ」「カナダ」「日本」の5カ国で製造されているそうです。
プレゼントするお相手の好みが分からなくても、思い出の国のウイスキーをプレゼントしたら喜ばれるかも知れません。
本稿を参考にそれぞれの国で造られるウイスキーの特徴もおさえておくと良いでしょう。
スコットランド
世界5大ウイスキーの中で圧倒的に多数生産され知名度も高いのが、スコットランドです。
まさにウイスキーの代名詞とも言える存在。
スコットランドで製造されたウイスキーを「スコッチ」と言います。
スコッチは種類もたくさんあり、原料や産地によって味わいが大きく異なるのでゆっくり探してみて下さい。
アイルランド
アイルランド共和国とイギリス領土の北アイルランドで製造されているウイスキーを「アイリッシュ」と呼びます。
5大ウイスキーの中で一番歴史が古く、文献には1172年に蒸留所が造られていたという記録が。
一般的には三回蒸留し、大麦麦芽以外の穀物も使用するなど独特の工程で作られています。
酒質はライトで非常に口当たりがよく後味もスッキリしています。
近年、新しい蒸留所がどんどん出来ているので、調べてレアアイテムをウイスキー愛好家の方に贈られると喜ばれるでしょう。
アメリカ
アメリカでもウイスキーは造られており、それらを「アメリカンウイスキー」と呼びます。
その中でも、バーボンウイスキーは特に有名で世界中にファンがたくさんいます。
1780年頃、バーボンウイスキーはアイルランドやスコットランドから渡った移民が祖国で製造していたウイスキーをアメリカでも作ったのが始まり。
材料は主にとうもろこしを使いますが、製造方法は両国と似た点がたくさんあります。
風味が甘いので、コーラで割ったりレモンやライムを足してカクテルにして楽しむのもおすすめです。
カナダ
18世紀、アメリカとほぼ同時期にカナダでもウイスキー造りが始まりました。
造られるウイスキーは「カナディアン」と呼称されています。
ほとんどが、ライ麦やとうもろこしを主原料に使用したライトタイプ。
香りの強いウイスキーと、とうもろこしを主原料としたウイスキーを混ぜ合わせたブレンデッドウイスキーが主力商品となっています。
日本
日本のウイスキー造りは、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏がスコットランドの技術を持ち帰り模倣する事で始まりました。
今や数々の賞を総なめにし、人気が急上昇したため需要と供給のバランスが崩れ品薄になってしまった程。
スコッチに見られるような燻した香りは控えめ、後味もスッキリしているので食中酒としてもピッタリな物がたくさんあります。
他、何種類もの香りが複雑に絡み合った、奥深い物もあり愛好家の中で人気です。
ギフト用ウイスキーを選ぶ際のポイント
産地で選ぶ
ウイスキーを購入する場合、産地もチェックしてみると良いでしょう。
ウイスキーの個性は産地よる所が大きいからです。
特に「アイルランド」「スコットランド」「日本」「アメリカ」「カナダ」は世界5大ウイスキーとして知られています。
是非国ごとの特徴も確認して、お相手に合ったウイスキーを選んでみて下さい。
原料の種類で選ぶ
原料の種類によってウイスキーのテイストは異なるので、そこに着目するのも良いかも知れません。
なぜなら、使用する原料によって製造方法も変わってくるからです。
例えば、大麦麦芽のみを使用した「シングル」と他の穀物も原料とした「ブレンデッドウイスキー」では味わいは全く違います。
ボトルのラベルにある原材料表示などでチェックしてみて下さい。
◆「モルト」大麦麦芽のみ 「グレーン」穀物全般
熟成樽で選ぶ
ウイスキーを購入する場合は、どんな樽で貯蔵されたかもチェックすると良いでしょう。
貯蔵する樽はウイスキーのフレーバーに無限に影響を与えると言われているからです。
例えば熟成する樽の木材や大きさや再利用前の酒の種類によって、完成したウイスキーの酒質は変化します。
購入するウイスキーのテイストに合わせて、樽にフィーチャーするのもおすすめです。
ボトラーズアイテムを選ぶ
ウイスキー愛好家に贈る場合はボトラーズアイテムを選ぶのも良いでしょう。
(ボトラーズというのは、蒸留所から直接樽原酒を買い付け独自の方法で熟成・ボトリングする「独立瓶詰業者」の事)
ボトラーズアイテムはオフィシャルボトルでは味わえ無いようなラインナップが豊富で、愛好家の方は集めていらっしゃ事も多いからです。
ボトラーズアイテムは入手困難で、まさに「一期一会」という言葉がぴったりな物がたくさんあります。
お相手が欲しくても手に入らなかった物を贈れば、喜んで頂けるのは間違いありません。
初心者にとっては購入するのが難しく感じるかもしれませんが、本稿を参考にチャレンジしてみて下さい。
ギフトにおすすめの高級ウイスキーランキング15選
ここからは、特別なシーンに贈るのにぴったりなギフト用ウイスキーをランキング形式でご紹介致します。
大切な方へに贈る際に参考にしてみて下さい。
15位 山崎
山崎
シングルモルトウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
43度
日本で一番有名なウイスキーといっても過言ではないアイテムです。
いちごのような甘さと滑らかな口当たりが特徴。
クセもないので万人受けするタイプのウイスキーでしょう。
また、ラベルに書かれた山崎の「崎」の字には「寿」が隠されているのでお祝いにはぴったりなギフトです。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
シングルモルトウイスキー | 赤ワイン樽・ミズナラ樽 etc |
14位 グレンモーレンジィ ラサンタ 12年
グレンモーレンジィ ラサンタ 12年
シングルモルトウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
43度
スコットランドにある「グレンモーレンジ」蒸留所のアイテムです。
バーボン樽で練かせた後、シェリー樽で追加熟成して仕上げています。
ラムレーズンのような甘さとバニラがハーモニーを奏で、いつまでも続くかのような長い余韻が特徴。
「ラサンタ」とは情熱の意味。情熱を伝えたい方に意味を添えてプレゼントするのも良いでしょう。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
シングルモルトウイスキー | バーボン樽・シェリー樽 |
13位 タリスカー ポートリー
タリスカー ポートリー
シングルモルトウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
45.8度
スコットランドのスカイ島にある「タリスカー」蒸留所が製造した商品です。
アメリカンオークとヨーロピアンオーク樽で熟成させた原酒を混ぜ合わせ、その後ポートワイン樽で追加熟成させたウイスキーです。
ポートリーとは、スカイ島最大の港町から名付けられました。
タリスカー独特の黒胡椒の風味と、ポートワイン樽由来のプラムを彷彿させる甘さが調和。
タリスカーは世界中にファンが沢山いる有名なウイスキーですが、こちらのアイテムはあまり知られていません。
是非、一味違ったタリスカーをファンの方に贈ると喜ばれるかも知れません。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
シングルモルトウイスキー | アメリカンオーク・ヨーロピアンオーク・ポートワイン樽 |
12位 コンパスボックス ストレンジャー&ストレンジャー モルト&グレーン ニュースピリッツ
コンパスボックス ストレンジャー&ストレンジャー モルト&グレーン ニュースピリッツ
ブレンデッドウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
46度
ボトラーズのコンパスボックスのブレンデッドウイスキーです。
種類のモルトに1年熟成のグレーンスピリッツを1%あえて加えてボトリングされています。
使われている原酒は、グレンロッシー、グレンエルギン、リンクウッドのモルト原酒、加えてグレーンウイスキー。
グラスに鼻を近づけると、グレンロッシーらしい洋梨やマスカットのようなフレッシュな香りがあふれてています。
華やかな香りをじっくりと味わいたい方におすすめなウイスキーです。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
ブレンデッドウイスキー | ー |
11位 レア パーフェクション 14年
zレア パーフェクション 14年
シングルモルトウイスキー
■内容量
750ml
■アルコール度数
50.3度
アメリカの「レアパーフェクション」蒸留所で造られ、カナダで熟成・ボトリングされているためカナディアンウイスキーとして販売されているレアウイスキーです。
中身はバーボンなので一般的なカナディアンと違い、とうもろこしを80%以上使用しています。
テイストはオレンジのような甘みの中にレモンやシトラスの香りが溶け込んでいるのが特徴。
珍しいウイスキーをプレゼントされたい場合におすすめです。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
シングルモルトウイスキー | ー |
10位 クーリー アイリッシュシングルモルト 20年 2001 カスクNo.3144 ウイスキーギャラリー
クーリー アイリッシュシングルモルト 20年 2001 カスクNo.3144 ウイスキーギャラリー
シングルモルトウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
51.2度
輸入販売会社でもある「ウイスク・イー株式会社」からリリースされている「ウイスキーギャラリー」シリーズの一つです。
アイルランドのクーリー蒸留所のウイスキーがボトリングされています。
ボトルの中身も逸品ながら、ラベルに描かれている中のウイスキーを表現した絵もとても人気。
バーボンバレル樽で20年熟成し、一つの樽から加水する事なく贅沢にそのままボトリングしました。
香りはマンゴー、ビスケットを少し焦がしたようなスモーキーさが混ざり合います。
風味はマンゴーのようなトロピカルさとトースト香が混じり合い、芳醇です。
その中にクーリー蒸留所らしくピートスモークを感じます。
まるで赤と黒が同居したようなコントラスのはっきりしたウイスキー。
数量限定商品なので、是非ウイスキー愛好家へのギフトにご検討下さい!
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
シングルモルトウイスキー | バーボンバレル樽 |
9位 メルシャン 軽井沢 15年 シェリー樽貯蔵
メルシャン 軽井沢 15年 シェリー樽貯蔵
シングルモルトウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
40度
今となっては幻となってしまった、2012年に閉鎖した軽井沢蒸留所のシングルモルトウイスキー。
少し口に含めば芳醇なラムレーズンチョコレートが広がり、いつまでも続きます。
現在、メルシャン軽井沢蒸留所の最後の工場長だった中里美行氏をお招きして、復活計画がなされています。
プレミアがつき高級なウイスキーになってしまいました。
しかし、昔からウイスキーをずっと飲み続けていらっしゃるような方に贈れば間違いなしの逸品です。
今後リリースされる新しいウイスキーと飲み比べても面白いでしょう。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
シングルモルトウイスキー | シェリー樽 |
8位 ガイアフロー シングルモルトウイスキー 静岡 プロローグK
ガイアフロー シングルモルトウイスキー 静岡 プロローグK
シングルモルトウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
55.5度
軽井沢蒸留所からガイアフロー蒸留所に譲られた蒸留機「K」で製造されたウイスキー。原材料には、国産大麦麦芽を50%以上贅沢に使用。
他そこに、英国産やカナダ産の麦芽を原料とした原酒を混ぜ合わせました。
麦芽由来の甘みとスモーキーさが調和した一本です。
バランスの良いウイスキーなので、ハーフソーダなどでもお楽しみ頂けるでしょう。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
シングルモルトウイスキー | バーボン樽 |
7位 アードベッグ 20年 2001 オールド モルト カスク Y’sカスク ハンターレイン
アードベッグ 20年 2001 オールド モルト カスク Y’sカスク ハンターレイン
シングルモルトウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
49.3度
ボトラーズのハンターレイン社からリリースされた「アードベッグ」蒸留所のシングルモルトウイスキー。
アードベッグ蒸留所といえば、燻したウイスキーの代表格。とても有名なウイスキーです。
アードベッグ蒸留所はほとんどボトラーズに卸す事はないのでこちらは非常に貴重なアイテムです。
アードベギャンと呼ばれる熱狂的なアードベッグファンの方は蒸留所の製品を集め、飲み比べる事がお好きです。
もしギフトする相手がアードベック愛好家であれば、コレクションの中に加えてもらえるようプレゼントするのもおすすめです。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
シングルモルトウイスキー | バーボン バレル樽 |
6位 ラッセルズ リザーブ 10年
ラッセルズ リザーブ 10年
シングルモルトウイスキー
■内容量
750ml
■アルコール度数
45度
ワイルドターキー蒸留所責任者の息子、エディ・ラッセル氏が「バーボンは10年熟成した時が最高潮だ」と父ジミー氏に提案して製品化されたバーボンウイスキー。
まろやかで甘く、なめらかながらコーヒーのような苦味がアクセントとなった風味が特徴。
親子で共同開発した事から姓をとって「ラッセルズ・リザーブ」と名付けられました。
ジミー・ラッセル氏の技と親子の絆から生まれたウイスキーです。
このエピソードを添えて、お父様にプレゼントされたらきっと喜ばれるでしょう。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
シングルモルトウイスキー | バーボン樽 |
5位 カバラン ラム トリプルシェリーカスク
カバラン トリプルシェリーカスク
シングルモルトウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
40度
台湾の宜蘭県(ぎらんけん)建てられた蒸留所で造られたウイスキー。
宜蘭県は年間気候のパラダイムがスコットランドと似ています。
加えて、平均気温がスコットランドより15°C程高い事により熟成期間を3倍ほどカット出来るのが特徴です。
オロロソ品種のシェリー樽 原酒を軸に、ペドロヒメネスやモスカテルのシェリー樽で熟成されたウイスキーをブレンド。
ドライフルーツの上に蜂蜜の甘さが感じられ、多層ながら完璧なシンフォニーを形成しています。
甘さがいつまでも続くので食後にじっくり語り合いたい時に、ぴったりなウイスキー。
それ故、自宅に食事などで呼ばれた際、お土産としてもっていくのにおすすめです。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
シングルモルトウイスキー | シェリー樽 |
4位 アイラ ティースプーンモルト #3 13年 バッチ5 ブティックウイスキー
アイラ ブレンデッドモルト #3 13年 バッチ5 ブティックウイスキー
ティースプーンモルトウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
47.8度
ボトラーズの「ブティックウイスキーカンパニー」からリリースされた、ティースプーンモルト。
こちらは“音楽と共に楽しんで欲しい”という想いがこめられた「ブティック レコード」シリーズよりリリース。
ラベルに記載されたQRコードを読み込むと「ブティック レコード」から出版されている音楽を楽しむ事が出来ます。
ボトルの中身は、アイラ島南岸に聳え立つ蒸溜所のシングルモルトを中心にブレンドされています。
オロロソシェリー樽で熟成されている事による甘さと、焦げたトースト香とピート香が見事に共演。
ボトラーズならではの面白さが詰まったウイスキーです。
通常の物では満足して頂けない通の方へ贈っても、きっと喜んで頂ける逸品でしょう。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
ティースプーンモルトウイスキー | バーボン樽・オロロソシェリー樽 |
3位 ロイヤルサルート 21年 モルトブレンド
ロイヤルサルート 21年 モルトブレンド
ブレンデッドモルトウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
40度
お祝いへのギフトにぴったりの最高級ブレンデッドモルトウイスキーです。
「ロイヤルサルート」とは英国女王エリザベス2世の戴冠式で放たれた21回の皇礼砲に由来します。
戴冠式のお祝いを連想させるのでお祝いにはぴったりでしょう。
スコットランドの5つの地域から厳選された、21年以上熟成させたモルトウイスキー原酒をブレンド。
気品溢れたウイスキーなので、結婚式のお祝いなどにも良いかも知れません。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
ブレンデッドモルトウイスキー | アメリカンオーク・ヨーロピアンオーク・ポートワイン樽 |
2位 ロイヤルハウスホールド
ロイヤルハウスホールド
ブレンデッドウイスキー
■内容量
750ml
■アルコール度数
43度
お祝いギフト用ウイスキーの代名詞とも言えるウイスキーです。
プレゼントやお祝いのシーンでよく利用されています。
「ロイヤルハウスホールド」とは「英王室」の意で元々はイギリス王室御用達のウイスキーでした。
以前は日本を含む世界の3か所でしか飲むこ事が出来ませんでした。
昭和天皇が皇太子時代に英国を訪問した際、イギリス王室からロイヤルハウスホールドプレゼントされました。
それ以来、日本だけで特別販売が許可されているそうです。
そんなエピソードにより、ギフトによく選ばれるウイスキーとなりました。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
ブレンデッドウイスキー | ー |
1位 サントリー ウイスキー 響 JAPANESE HARMONY
サントリー ウイスキー 響 JAPANESE HARMONY
ブレンデッドウイスキー
■内容量
700ml
■アルコール度数
43度
手を取り合い、響き合いたい方へのギフト用にピッタリのウイスキー。
なぜなら、このウイスキーには「人と自然が共鳴し合い手を取り合って生きていきたい」という想いが込められています。
世界的にも最高級と名高く、10年熟成されたモルト原酒を中心に匠の技でバランス良くブレンド。
グラスに鼻を近づけると、みかんを彷彿させる香りに包まれその後蜂蜜とビター感が顔を出します。
名が知られているので、ウイスキーファンの方だけでなく何方へのギフトにもおすすめ出来るウイスキーです。
ウイスキーの種類 | 熟成樽 |
ブレンデッドウイスキー | ー |
ギフトする時は少しだけ工夫する
贈る方の好みをしっかりリサーチする
お相手の好みをしっかり確認しておくのは何より重要です。
サプライズで贈りたい時など、リサーチしにくい場合はSNSなどをチェックするのも良いでしょう。
しっかりリサーチしてウイスキーを選ぶ際に役立てて下さい。
ボトルの彫刻サービスを入れる
名前や絵などをボトルに彫刻してくれるサービスを利用するのもおすすめです。
例えば似顔絵などを彫って貰えば、唯一無二のギフトになるでしょう。
彫刻サービスをしてくれる店舗はネットで検索出来ますので、探してみて下さい。
ラッピングにこだわる
特にお祝いのギフトの場合、華やかにラッピングした方が喜ばれるでしょう。
ラッピングサービスを行なっている店もあります。
また、100円均一ショップなどで簡単にラッピングを行えアイテムも販売されています。
華やかに彩るようラッピングにも挑戦してみて下さい。
一緒に楽しめるおつまみも贈る
ウイスキーと一緒に堪能出来るおつまみも一緒に贈るのもおすすめです。
おつまみと一緒に贈る事で相乗効果により、何倍もお相手に楽しんで貰う事が出来るかも知れません。
ウイスキーとセットにして販売されている事もありますので、探してみて下さい。
まとめ
ウイスキーはギフトにピッタリなアイテムです。
なぜなら、高級感溢れるデザインの物も多いのでプレゼントするときっと大切に思っている気持ちが伝わると思います。
お相手に喜んで頂くためには、まずしっかり好みをリサーチしそこからウイスキー種類などを絞ると良いでしょう。
その後具体的に、本稿のランキングを参考にウイスキーを選んでみて下さい。
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