プレミアム日本酒のおすすめ15選!選び方や購入方法を徹底解説

2023/04/27
日本酒

人気が高くなかなか手に入れることができないプレミアム日本酒。

プレミアム日本酒は品質はもちろん希少価値も高いことから、自分へのご褒美やプレゼントに最適です。

今回はそんなプレミアム日本酒について、おすすめ銘柄の紹介や入手方法についてご紹介します。

プレミアム日本酒とは?

そもそもプレミアム日本酒とはどんな日本酒なのでしょうか?

2つの意味からプレミアムについてこちらでご紹介します。

入手困難な日本酒

プレミアム日本酒は一般的に入手困難な銘柄であることが多いです。

人気のあるプレミアム日本酒は日本全国各地にあり、そのほとんどが小規模な生産者となります。

小規模な酒蔵は日本酒の生産量が限られるため、一度人気に火が付くとすぐに品切れ状態を起こしてしまいます。

品切れが続くことで市場価格が高騰、口コミの拡散などでさらに需要が上昇。

需要が増えたとしても、プレミアム日本酒の生産者は品質を守ることを優先する場合がほとんどです。

需要と供給のバランスが崩れることで、プレミア化がさらに加速していきます。

特別な製法で造られる高級な日本酒

特別な製法で造られた、いわゆる高級な日本酒もプレミアム日本酒と呼ばれます。

日本酒はお酒の中でも複雑な製造工程があり、その製法は非常に様々です。

プレミアム日本酒と呼ばれる銘柄は以下のような製法で造られることがあります。

 

プレミアム日本酒の製法の一例
・雑味を極限まで削り落とした超高精米酒
・華やかな香りを生み出した長期低温発酵酒
・先端技術や添加物に頼らない伝統製法

このように、高い技術力や手間暇のかかる製法で造られた日本酒はコストが高くなります。

高級感溢れる仕上がりの日本酒もまたプレミアムと呼ばれることが多いです。

プレミアム日本酒の選び方

こちらでプレミアム日本酒の選び方についてご紹介します。

日本酒の好みや利用シーンに合わせて、最適な銘柄を選ぶようにしましょう。

日本酒の種類で選ぶ

吟醸酒

吟醸酒は高貴な味わいを楽しめる日本酒です。

酒米の精米歩合が60%以下のものを使用することで、日本酒に果実を思わせる華やかな香りを与えます。

また、低温長期発酵が行われることも特徴で、穏やかな発酵が繊細でやわらかな味わいを生み出します。

軽やかでフルーティーな日本酒が好みの方は吟醸酒がおすすめです。

手間暇をかけた上品な味わいのため、プレミアム日本酒の多くは吟醸酒に当たります。

 

吟醸酒系の日本酒

・吟醸酒
・大吟醸酒
・純米吟醸酒
・純米大吟醸酒

 

純米酒

純米酒はその名の通り米だけを使った日本酒です。

酒米と米麹のみを原料とし、アルコールを添加せずに製造されます。

お米の旨味や風味が豊かで、コクがありまろやかな口当たりが特徴です。

一般的に純米酒の香りは控えめとされていますが、プレミアム日本酒の場合は華やかなタイプも少なくありません。

プレミアム日本酒は吟醸系と純米系の合わさった「純米吟醸」「純米大吟醸」などが多くなります。

 

純米酒系の日本酒

・純米酒
・特別純米酒
・純米吟醸酒
・純米大吟醸酒

 

無濾過生原酒

無濾過生原酒はフレッシュで力強い味わいの日本酒です。

一般的な日本酒は瓶詰めされる前に、加熱殺菌・濾過・加水調整が行われます。

これらの処理を行わずに、出来たままの状態で出荷されるのが無濾過生原酒です。

出来立てのフレッシュでフルーティーな味わいと、無濾過による旨味と強いアルコール感を楽しむことができます。

新鮮かつ飲みごたえのある日本酒として、無濾過生原酒は1990年代から人気が出始めました。

プレミアム日本酒の中でも無濾過生原酒の銘柄は少なくありません。

銘柄で選ぶ

【獺祭】プレミアム日本酒の代表格

プレミアム日本酒といえば獺祭(だっさい)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

山口県に拠点を構える旭酒造が醸しだす獺祭は、そのすべてのラインナップが純米大吟醸酒

酔うため・売るための酒ではなく、味わう酒造りに取り組んだことで、その品質はいまや日本だけでなく世界から認められています。

現在は増産体制が整っており入手しやすい環境が整っていますが、プレミアム日本酒=獺祭の世間的なイメージは現在でも変わっていないでしょう。

>>日本酒の獺祭とは?人気の秘密から、種類、値段、美味しい飲み方まで徹底解説

 

【新政】洗練&挑戦的なラインナップ

秋田県の新政(あらまさ)酒造は現在の日本酒業界をリードする酒蔵と言えます。

生酛造り・木桶仕込みなどの伝統にこだわった製法を推進しているのが、新政の大きな特徴。

その一方で、新しい麹や樽熟成などを用いた最先端の日本酒造りにも取り組んでいます。

新政の銘柄はそのどれもが洗練された味わいや意外性を含んでおり、取引価格は定価の3~5倍にまで膨れ上がっています。

品質だけでなく、日本酒造りにかける想いやこだわりも新政が支持されている理由のひとつです。

>>新政ってどんな日本酒?特徴や種類、購入方法まで日本酒ソムリエが徹底解説!

 

【十四代】誰もが知るプレミアム日本酒

プレミアム日本酒として絶大な人気を誇る銘柄のひとつが十四代(じゅうよんだい)です。

山形県・高木酒造で生まれた十四代は、フルーティーな香りがその人気の大きな理由。

十四代が誕生した当時は、淡麗辛口ブームでクリアな辛口酒が主流でした。

そんな中、果実の華やかな香りが豊かな十四代が東京に進出すると、瞬く間にその人気が広がっていきました。

現在ネットでは定価の5~10倍の価格で取引されており、プレミアム日本酒の中でもトップクラスに高額な銘柄となっています。

>>幻の高級日本酒「十四代」のおすすめ人気ランキング15線!特徴を解説

 

【而今】華やかでジューシーな味わい

三重県・木屋正酒造が生み出す而今。

而今とは、「今この瞬間を一生懸命に生きる」という意味が込められています。

華やかな果実の香りをふんだんに感じる仕上がりで、ジューシー&フルーティーな味わいが人気です。

生酒でなく、加熱殺菌した火入れであってもフレッシュ感が強い点も而今の特徴。

2016年の伊勢志摩サミットで乾杯酒に選ばれたことから、国内外から問い合わせが殺到してさらに人気の銘柄となりました。

>>【日本酒ファン絶賛】而今(じこん)のおすすめ人気銘柄ランキング10選

 

【飛露喜】無濾過生原酒で大ヒット

廣木酒造が生産する飛露喜は、無濾過生原酒ブームを巻き起こした福島県の銘酒です。

無濾過生原酒とは、完成した日本酒を濾過・加熱殺菌・加水調整していない日本酒を指します。

日本酒そのもののフレッシュな味わいを楽しめる無濾過生原酒は、全国で一大旋風を巻き起こしました。

その先駆けである飛露喜はその品質の高さから、現在でもプレミア価格で取り引きが行われています。

>>【福島の名酒】飛露喜(ひろき)のおすすめランキング11選!特徴・種類を日本酒ソムリエが解説!

価格で選ぶ

プレミアム日本酒は銘柄によって価格の差が様々です。

一般的には5,000円以上がプレミアム日本酒の目安とされています。

プレゼント用におすすめの価格帯は、一般的には5,000~10,000円程度の日本酒が適切と言えるでしょう。

特に入手困難なプレミアム日本酒は、720ml瓶で10,000〜20,000円する銘柄も少なくありません。

なお、ネットに出品されているプレミアム日本酒は定価の数倍で取り引きされています

なるべく定価で手に入れたいところですが、定価での入手が非常に難しい銘柄が多いことも事実です。

おすすめのプレミアム日本酒15選

商品画像獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分新政 No.6 R-Type新政 亜麻猫十四代 超特選 純米大吟醸 播州山田錦而今 特別純米 火入れ飛露喜 純米吟醸生詰め 黒ラベル鍋島 純米吟醸 山田錦村裕 純米大吟醸 無濾過本生 常盤ラベル花陽浴 純米吟醸 備前雄町磯自慢 大吟醸 一滴入魂醸し人九平治 純米大吟醸 EAU DU DESIR射美 特別純米 槽場無濾過生原酒 北雪 YK-35 大吟醸久保田 萬壽黒龍 石田屋
商品名獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分新政 No.6 R-Type新政 亜麻猫十四代 超特選 純米大吟醸 播州山田錦而今 特別純米 火入れ飛露喜 純米吟醸生詰め 黒ラベル鍋島 純米吟醸 山田錦村裕 純米大吟醸 無濾過本生 常盤ラベル花陽浴 純米吟醸 備前雄町磯自慢 大吟醸 一滴入魂醸し人九平治 純米大吟醸 EAU DU DESIR射美 特別純米 槽場無濾過生原酒北雪 YK-35 大吟醸久保田 萬壽黒龍 石田屋
詳細種類:純米大吟醸
酒蔵:旭酒造
相場価格:5,000~10,000円
種類:純米酒
酒蔵:新政酒造
相場価格:15,000~20,000円
種類:純米酒/生酛仕込み
酒蔵:新政酒造
相場価格:8,000~10,000円
種類:特別純米
酒蔵:木屋正酒造
相場価格:20,000~23,000円
種類:純米吟醸/生詰め
酒蔵:廣木酒造
相場価格:9,000~15,000円
種類:純米吟醸
酒蔵:富久千代酒造
相場価格:5,000円前後
種類:純米吟醸酒/無濾過本生
酒蔵:村裕酒造
相場価格:8,000円
種類:純米吟醸
酒蔵:南陽酒造
相場価格:15,000~20,000円
種類:大吟醸
酒蔵:磯自慢酒造
相場価格:6,000~8,000円
種類:純米大吟醸
酒蔵:萬乗醸造
相場価格:2,500~5,000円
種類:特別純米酒/無濾過生原酒
酒蔵:杉原酒造
相場価格:15,000円前後
種類:大吟醸酒
酒蔵:北雪酒造
相場価格:5,000円前後
種類:純米大吟醸酒
酒蔵:朝日酒造
相場価格:5,000円前後
種類:純米大吟醸酒
酒蔵:黒龍酒造
相場価格:40,000~45,000円
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獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分

獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分

詳細情報
種類:純米大吟醸
酒蔵:旭酒造
相場価格:5,000~10,000円

世界的に有名な獺祭の看板商品です。
酒米の王様と呼ばれる山田錦を28%まで削りました。
華やかな果実の香りと、すっと染み込んでいく味わいを楽しめます。
誰もが知っているプレミアム日本酒です。

種類酒蔵相場価格
純米大吟醸旭酒造5,000~10,000円

 

新政 No.6 R-Type

新政 No.6 R-Type

詳細情報
種類:純米酒
酒蔵:新政酒造
相場価格:15,000~20,000円

新政酒造のフラッグシップ商品。
新政酒造から分離した現役最古の協会酵母「6号酵母」を使用しています。
白ワインを思わせるような清涼感とフレッシュさ、柔らかな甘味と旨味が特徴的。
洗練されたモダンな味わいの1本です。

種類酒蔵相場価格
純米酒新政酒造15,000~20,000円

 

新政 亜麻猫

新政 亜麻猫

詳細情報
種類:純米酒/生酛仕込み
酒蔵:新政酒造
相場価格:8,000~10,000円

白麹を使用した新感覚の日本酒。
通常焼酎に使用する白麹を日本酒造りに応用することで、ジューシーな酸味を生み出しました。
アルコール感が押さえられ、瑞々しく甘酸っぱい味わいが多くの日本酒ファンを虜にしています。
従来の日本酒のイメージを覆すような意欲作です。

種類酒蔵相場価格
純米酒/生酛仕込み新政酒造8,000~10,000円

 

十四代 超特選 純米大吟醸 播州山田錦

十四代 超特選 純米大吟醸 播州山田錦

十四代の中でも別格の品質に仕上がった1本。
兵庫県産特A地区で栽培された最高級の山田錦を100%使用。
マスカットや白桃のような華やかさ、口に含むととろけるような気品ある甘味を感じます。
人生で1度は飲んでみたい超プレミアム日本酒です。

種類酒蔵相場価格
純米大吟醸高木酒造50,000~70,000円

 

而今 特別純米 火入れ

而今 特別純米 火入れ

詳細情報
種類:特別純米
酒蔵:木屋正酒造
相場価格:20,000~23,000円

旨味と甘味をいっぱいに感じる1本です。
火入れ酒でありながら、フレッシュな味わいを保っているのが而今の真骨頂。
濃い味わいがありますが、後切れが良くどんどん飲み進めることができます。
現代日本酒の理想形ともいえる仕上がりです。

種類酒蔵相場価格
特別純米酒木屋正酒造20,000~23,000円

 

飛露喜 純米吟醸生詰め 黒ラベル

飛露喜 純米吟醸生詰め 黒ラベル

詳細情報
種類:純米吟醸/生詰め
酒蔵:廣木酒造
相場価格:9,000~15,000円

米の旨味と切れ味が抜群な純米吟醸酒。
口に含むとまろやかな甘味を感じますが、その後はスパッと味が引いていきます。
旨味や酸味のバランスが程よく、食事との相性も抜群です。
日本酒らしさの中に華やかさを感じる銘酒。

種類酒蔵相場価格
純米吟醸/生詰め廣木酒造9,000~15,000円

 

鍋島 純米吟醸 山田錦

鍋島 純米吟醸 山田錦

詳細情報
種類:純米吟醸
酒蔵:富久千代酒造
相場価格:5,000円前後

甘旨でジューシーな味わいを楽しめる三重の銘酒。
ぴちぴちと微発泡を感じるほど、フレッシュな味わいがあります。
山田錦を使用した力強い旨味と、マスカットなどの華やかな香りが魅力的。
しっかりと冷やしてワイングラスでいただきたい1本です。

種類酒蔵相場価格
純米吟醸富久千代酒造5,000円前後

 

村裕 純米大吟醸 無濾過本生 常盤ラベル

村裕 純米大吟醸 無濾過本生 常盤ラベル

詳細情報
種類:純米吟醸酒/無濾過本生
酒蔵:村裕酒造
相場価格:8,000円

芳醇な甘味を楽しめるレアな日本酒。
和三盆と称されるやわらかくもコクのある甘味が特徴です。
すっと喉を通るきめ細やかな口当たりが、上品な甘さを引き立てています。
新潟の地酒としては珍しい、旨口タイプを得意とする酒蔵の1本。

種類酒蔵相場価格
純米吟醸/無濾過本生村裕酒造8,000円

 

花陽浴 純米吟醸 備前雄町

花陽浴 純米吟醸 備前雄町

詳細情報
種類:純米吟醸
酒蔵:南陽酒造
相場価格:15,000~20,000円

ここ近年で入手困難な状況が続く花陽浴。
日本酒ファンから熱い支持を集める「雄町」を酒米に使用。
まるでパイナップルを思わせるようなジューシーな味わいを楽しめます。
お肉料理とぜひ合わせていただきたい銘柄です。

種類酒蔵相場価格
純米吟醸南陽酒造15,000~20,000円

 

磯自慢 大吟醸 一滴入魂

磯自慢 大吟醸 一滴入魂

詳細情報
種類:大吟醸
酒蔵:磯自慢酒造
相場価格:6,000~8,000円

磯自慢は静岡県を代表する人気銘柄。
山田錦を45%精米し、丁寧にじっくりと仕込みを行いました。
メロンや桃を思わせる吟醸香が豊かで、味わいは非常にクリアです。
しっかりと冷やして乾杯酒としてぜひお楽しみください。

種類酒蔵相場価格
大吟醸磯自慢酒造6,000~8,000円

 

醸し人九平治 純米大吟醸 EAU DU DESIR

醸し人九平治 純米大吟醸 EAU DU DESIR

詳細情報
種類:純米大吟醸
酒蔵:萬乗醸造
相場価格:2,500~5,000円

フランスの三ツ星レストランで採用された日本酒です。
独特な酸味があり、白ワインのような爽やかさが楽しめます。
海外で評価され、国内に逆輸入されるような形で人気になりました。
フレンチやイタリアンとの組み合わせをぜひお試しください。

種類酒蔵相場価格
純米大吟醸萬乗酒造2,500~5,000円

 

射美 特別純米 槽場無濾過生原酒

射美 特別純米 槽場無濾過生原酒

詳細情報
種類:特別純米酒/無濾過生原酒
酒蔵:杉原酒造
相場価格:15,000円前後

日本一小さな岐阜県の酒蔵が生み出す1本です。
地元農家と協力して開発したオリジナルブランド米「揖斐の誉」を使用。
パイナップルのような甘味に加え、酸味と苦味が絶妙に絡み合います。
生産量がとにかく少ないので、幻の日本酒の筆頭とも言える銘柄です。

種類酒蔵相場価格
特別純米酒/無濾過生原酒杉原酒造15,000円前後

北雪 YK-35 大吟醸

北雪 YK-35 大吟醸

詳細情報
種類:大吟醸酒
酒蔵:北雪酒造
相場価格:5,000円前後

辛口の極みを目指した大吟醸酒。
山田錦を35%まで磨き上げ、華やかな香りを生み出す「協会9号酵母」を使用。
手仕事で丁寧に仕上げることで、水のようなキレ味とメロンや青リンゴを思わせる香りを生み出しました。
しっかりと冷やしてお楽しみください。

種類酒蔵相場価格
大吟醸酒北雪酒造5,000円前後

久保田 萬壽

久保田 萬壽

詳細情報
種類:純米大吟醸酒
酒蔵:朝日酒造
相場価格:5,000円前後

新潟の淡麗辛口を代表する久保田。
1980年代の辛口ブームを象徴する銘柄として一世を風靡しました。
華やかな風味とふくらみのある甘さがありますが、後味はすっと消えていきます。
その優れた品質は今も変わらず、高級酒としての人気は衰えていません。

種類酒蔵相場価格
純米大吟醸朝日酒造5,000円前後

 

黒龍 石田屋

黒龍 石田屋

詳細情報
種類:純米大吟醸酒
酒蔵:黒龍酒造
相場価格:40,000~45,000円

最高級の山田錦を使った超高級な純米大吟醸酒です。
米のピュアな旨味を凝縮させ、穏やかながら奥深い味わいを実現しました。
白桃やライム、バニラなどの複雑な風味を楽しめるでしょう。
とっておきの場面でおすすめしたいプレミアム日本酒。

種類酒蔵相場価格
純米大吟醸黒龍酒造40,000~45,000円

 

プレミアム日本酒の購入方法

こちらでプレミアム日本酒の購入方法を解説します。

入手困難な銘柄を入手するためにも、ぜひご参考ください。

特約店で購入する

特約店とは、酒蔵と直接販売契約を結んでいる販売店です。

プレミアム日本酒を生産する酒蔵は、自社が認めた販売店のみに限定して日本酒を卸していることが多いです。

特約店ではプレミアム日本酒を定価で購入できる点が大きな魅力。

多くの特約店は日本酒の冷蔵保管・冷蔵配送にも対応しており、品質面も安心です。

プレミアム日本酒を定価で入手したい方は、特約店での購入をおすすめします。

特約店は酒蔵のホームページや、酒蔵に直接問い合わせることで確認することが可能です。

ただし、特約店は店舗数が限られているため、利用しやすい場所に特約店がない場合もあるので注意。

ネットショップで購入する

インターネットの通販サイトや専門のネットショップでは、幅広い種類のプレミアム日本酒が取り扱われています。

ネットショップは自宅や職場から手軽に購入できるため、時間や場所に制約されずに利用できるのがメリット。

また、価格比較が容易で、出品されている商品の中から最安値を購入することも可能です。

しかし、大前提としてネットショップ上でプレミアム日本酒は高値で取り引きされています

定価の2~3倍は当たり前で、特に人気の銘柄は5倍以上の値が付くことも。

また、転売目的で出品する業者もいるために、品質が劣化した日本酒が出品されている可能性もあります。

品質に不安がある場合は、その出品業者が冷蔵保存・冷蔵配送に対応しているかを確認すると良いでしょう。

プレミアム日本酒の楽しみ方

こちらでプレミアム日本酒の楽しみ方をご紹介します。

なかなか手に入らない銘酒を楽しむためにも、ぜひご参考ください。

温度にこだわる

冷酒 (約5℃~10℃)

冷酒は日本酒を冷やして飲むスタイルです。

この温度帯では日本酒の爽やかさやキレ味が強調され、すっきりとした印象になります。

大吟醸酒や純米吟醸酒、無濾過生原酒など、フルーティで華やかな香りが特徴の日本酒におすすめです。

吟醸香と呼ばれるメロンやバナナ、パイナップルなどの果実の風味がより引き立ちます。

プレミアム日本酒は繊細でフレッシュな味わいが多いため、基本的には冷酒で飲むと良いでしょう。

 

常温 (約15℃~25℃)

常温で飲む日本酒は、香りが落ち着き味わいもまろやかに感じられます。

日本酒本来の味わいを堪能できるため、米の旨味を楽しむ純米酒や本醸造酒に向いています。

冷酒では感じることの出来なかった酸味や苦味などが現れ、味わいはより複雑な印象に。

日本酒の味わいをしっかりと堪能したいときに常温はおすすめです。

 

ぬる燗 (約30℃~40℃)

ぬる燗は日本酒をほんのり温めて飲む飲み方です。

温度が上がることで香りが広がり、まろやかさや米の甘味が増します。

ぬる燗は最も甘味を強く感じる温度帯のため、米の甘味を味わいたい方には最適でしょう。

ぬる燗は純米酒や本醸造酒など、特に旨み成分が豊富な銘柄におすすめです。

 

熱燗 (約45℃~55℃)

熱燗は日本酒をしっかりと温めて飲むスタイルです。

この温度帯では、アルコールの刺激が強まり、ぬる燗よりも甘味が押さえられて切れ味が増します

口に含んだ時のふくよかなコクや風味が強く、飲んだ後の後切れが良いのが熱燗の魅力です。

熱燗には旨味のある辛口な日本酒や、熟成酒が向いています。

フルーティーなプレミアム日本酒は熱燗にすることで香りが飛んでしまうので、温めすぎには要注意です。

グラスにこだわる

おちょこ・盃

日本酒の伝統的なグラスであるおちょこや盃。

おちょこや盃はグラスが小さいため、グラスをあまり傾けずに日本酒を飲むことができます。

日本酒がゆっくりと口の中全体に広がり、様々な味わいを感知できるのが特徴です。

また、香りがグラス全体にふわりと広がるため、やわらかな香りの印象を感じます。

日本酒の味わいをゆっくりと味わいたいときは、おちょこや盃を選ぶと良いでしょう。

 

ワイングラス

ワイングラスで日本酒を飲むと香りがより豊かに感じられます。

ワイングラスは香りを溜めこむ構造をしているのが大きな特徴。

日本酒を飲むときにすっぽりと鼻がグラスの中に入るため、香りの印象が味わいにも影響します。

また、ワイングラスで日本酒を飲むときはグラスを大きく傾けることとなるので、日本酒はグラスから一直線に口へと流れ込みます。

これにより、味わいにはすっきりと爽快な印象を持ちやすくなるのです。

ワイングラスは吟醸酒や大吟醸酒など、香り高く繊細な味わいが特徴の日本酒におすすめ。

 

日本酒専用グラス

日本酒を飲むために開発された専用グラスもおすすめです。

日本酒の香りや味わいを最大限に引き出すように設計されており、プレミアム日本酒をより深く楽しむことができます。

例えば、大吟醸の香りを最大限に引き出す「大吟醸グラス」や、純米酒の旨味に特化した「純米グラス」など。

味わいを引き出すための設計だけでなく、見た目も美しくデザインされているのが専用グラスの魅力です。

グラスにもしっかりとこだわりたい方は、日本酒専用グラスを探してみてはいかがでしょうか。

 

おつまみにこだわる

プレミアム日本酒には特別なおつまみを合わせたいところ。

こちらでプレミアム日本酒にふさわしい美味しいおつまみをご紹介します。

 

白身魚の刺身

白身魚の刺身は上品で繊細な味わいが特徴です。

プレミアム日本酒も同様な味わいであることから、お刺身と合わせるのなら白身魚がよく合うでしょう。

鯛やヒラメ、ふぐ刺しなどとの相性は抜群です。

フルーティーな日本酒には刺身だけでなく、ハーブと塩、レモンなどで味付けしたカルパッチョもおすすめ。

 

和牛のたたき

和牛のたたきはジューシーなプレミアム日本酒におすすめ。

和牛の豊かな脂の風味と旨味が、甘酸っぱい日本酒と組み合わさることでより深みを増します。

冷酒で合わせるほか、常温やぬる燗程度まで温めて飲んでも良いでしょう。

純米酒や純米吟醸、無濾過生原酒など、まろやかで旨味のある日本酒とよく合います。

 

松茸の土瓶蒸し

松茸の高級感溢れる風味を楽しめる土瓶蒸し。

土瓶蒸しには繊細な香りと味わいがある吟醸系の日本酒がおすすめ。

和の趣ある松茸の土瓶蒸しの風味が、日本酒の風味とぴたりと合います。

華やかな香りが強すぎない日本酒を、常温でぜひ合わせてみてください。

 

生ハムメロン

生ハムメロンはフルーティーな日本酒に最適なおつまみ

プレミアム日本酒にはメロンの香りが感じられることが多く、香りの相性はぴったりです。

ジューシーなメロンと生ハムの旨味と塩気が、日本酒の甘酸っぱい味わいと寄り添ってくれます。

無濾過生原酒などのフレッシュタイプの日本酒と一緒にぜひ。

 

チーズの味噌漬け

チーズと日本酒は現在注目を集めている組み合わせです。

そこに味噌が加わることで、日本酒×チーズ×味噌のトリプル発酵食品の組み合わせを楽しむことができます。

それぞれの旨味成分が口の中で絡まり合い、抜群の美味しさを生み出してくれるでしょう。

チーズの味噌漬けは濃厚なコクがありますので、合わせる日本酒も純米系の日本酒が良いでしょう。

全国にあるプレミアム日本酒の数々を楽しもう!

人生で一度は飲んでみたいプレミアム日本酒。

その味わいは繊細で上品なものや、ジューシーで瑞々しいものまで様々です。

入手困難な銘柄も多いですが、そのどれもが苦労してでも手に入れる価値があります。

今回の記事を参考に、気になるプレミアム日本酒を1銘柄だけでも楽しんでみてくださいね。

>>知っておきたい日本酒の人気銘柄トップ20!人気銘柄に多い味わいの特徴も解説!

>>一万円台の高級な日本酒ランキング15選!贈り物にもご褒美にも最適な銘柄を厳選!

>>【唎酒師監修】高級日本酒の人気おすすめランキング15選を徹底解説!

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