【ソムリエ厳選】コート・ド・ボーヌのおすすめ人気赤ワイン10選!

2019/04/20
おすすめ赤ワイン

コート・ド・ボーヌは意外と知られていない赤ワインの産地です。

コート・ド・ボーヌと言えば高級白ワインをたくさん生産しているイメージが強いですが、美味しい赤ワインもたくさんあります。

好みのワインを選びたいけど、ブルゴーニュは何かと複雑で多少知識がないと完全にお手上げですよね。

そこで今回は、コート・ド・ボーヌの美味しい赤ワインの選び方について解説します。

お値打ちのなブルゴーニュの赤ワインがきっと見つかるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。

執筆者/監修者

佐々木 健太

J.S.A. ソムリエ・エクセレンス

ソムリエ/年間受講者数日本一を誇るカリスマワインスクール講師  21歳でソムリエ資格を取得。南フランスにある一つ星レストラン「Keisuke Matsushima」にて研鑽を積み、帰国後は南青山「L’AS」を経て、株式会社WINE TRAILを創業。ワインのサブスク「HOME WiNE」を手掛ける。YouTubeチャンネル「ソムリエ佐々木」を運営。第9回全日本最優秀ソムリエコンクールファイナリスト。

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※販売数には限りがございますので、売り切れの際は何卒ご容赦ください。

 

コート・ド・ボーヌとは

コート・ド・ボーヌは、フランス・ブルゴーニュ地方に位置するワインの銘醸地です。

ブルゴーニュ地方には、銘醸地として名高いコート・ドールという丘陵地帯があります。

この丘は北部と南部に分けられ、北部をコート・ド・ニュイ地区、南部をコート・ド・ボーヌ地区といいます。

コート・ド・ボーヌはよく「シャルドネの聖地」と言われますが、実は卓越した赤ワインも充実している産地

白ワインで有名なピュリニー・モンラッシェやムルソーでも赤ワインを造っており、知る人ぞ知る高品質なワインが多く造られています。

>>【ソムリエ監修】ブルゴーニュワインの特徴は?人気おすすめ10選も紹介

コート・ド・ボーヌの赤ワインの特徴

白ワインの産地としてのイメージが強いコート・ド・ボーヌ。

そんなコート・ド・ボーヌで造られる赤ワインにはどんな特徴があるのでしょうか。

高品質かつ親しみのある味わい

コート・ド・ボーヌの赤ワインは、高貴ながらも親しみのある味わいが特徴です。

華やかで風格のあるコート・ド・ニュイと比べ、コート・ド・ボーヌの赤はボディが軽めで、飲み頃も早く訪れます。

しかしながら、お隣のコート・ド・ニュイと比較すれば、コート・ド・ボーヌを線が細いと感じる人は多いようです。

確かにインパクトの強いワインは多くありませんが、軽くて早飲みのワインばかりかというと、そうではありません。

コート・ド・ボーヌの赤ワインは一般的に硬いもの(飲み頃に時間がかかるワイン)が多いです。

理由のひとつはコート・ド・ボーヌの特徴である石灰質の土壌。

ミネラル分が多いゆえに硬く、味わいが開くまでには長い熟成期間が必要です。

飲み頃に達したコート・ド・ボーヌの赤ワインは芳醇で、とても素晴らしい味わいとなります。

赤ワインの生産量が全体の60%

コート・ド・ボーヌのワインと言えば、2つのモンラッシェやムルソーなど、白ワインの銘醸地として知られています。

そのイメージに反し、コート・ド・ボーヌのワイン生産量は、実は赤ワインが60%を占めているのです。

白ワインばかりに目が向きがちなコート・ド・ボーヌは、知る人ぞ知る高品質な赤ワインの産地でもあります。

ブルゴーニュの赤ワインはロマネ・コンティやジュヴレ・シャンベルタンなどを有するコート・ド・ニュイだけでなく、コート・ド・ボーヌにも注目したいところです。

掘り出しもののブルゴーニュの赤ワインを探したい方には、ぜひコート・ド・ボーヌをおすすめします。

コート・ド・ボーヌの格付けについて

コート・ド・ボーヌのワインは18の村が格付けワインとなっています。

さらにその村の中には7つのグランクリュ(特級畑)が存在します。

村名生産ワイングランクリュ
ラドワ・セリニィ 赤・白  コルトン【赤・白】

コルトン・シャルルマーニュ【白】

ペルナン・ヴェルジュレス赤・白 コルトン【赤・白】

コルトン・シャルルマーニュ【白】

アーロス・コルトン赤・白 コルトン【赤・白】

コルトン・シャルルマーニュ【白】

サヴィニィ・レ・ボーヌ赤・白
ショレイ・レ・ボーヌ赤・白
ボーヌ赤・白
ポマール
ヴォルネイ
モンテリ赤・白
オーセデュレス赤・白
サン・ロマン赤・白
ムルソー赤・白
ブラニィ
ピュリニー・モンラッシェ赤・白モンラッシェ【白】

シュバリエ・モンラッシェ【白】

バタール・モンラッシェ【白】

ビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェ【白】

シャサーニュ・モンラッシェ赤・白モンラッシェ【白】

バタール・モンラッシェ【白】

クリオバタール・モンラッシェ【白】

サン・トーバン赤・白
サントネイ赤・白
マランジェ赤・白

このように見ると、コート・ド・ボーヌの18の村ではすべて赤ワインが造られていることがわかります。

その一方で、グランクリュに選ばれる7つの畑のうち、赤ワインは1つしかありません。

これを見ればコート・ド・ボーヌは白ワインの銘醸地であることが明白です。

ですが、「黄金の丘(コート・ドール)」の一部を担うコート・ド・ボーヌは、高品質な赤ワインを生み出すに十分な環境が揃っています。

栽培されている黒ブドウ品種も、コート・ド・ニュイ地区と同じくピノ・ノワールが主体です。

白ワインに注目が行きがちであるからこそ、お値打ちなブルゴーニュの赤ワインがコート・ド・ボーヌには眠っているのです。

>>【ソムリエ執筆】ブルゴーニュのおすすめ赤ワイン15選!特徴から選び方まで解説

コート・ド・ボーヌの赤ワインの選び方

こちらでコート・ド・ボーヌの赤ワインの選び方を解説します。

味わい・生産者・価格をもとに、コート・ド・ボーヌの赤ワインを選んでいきましょう。

味わいで選ぶ

ブルゴーニュでは、村や畑など場所の名前がワイン名となります。

これらの村や畑ごとにワインの個性が違うのがブルゴーニュの面白いところ。

そして、風土や天候などによりその土地でしか出せないワインの味わいを、「テロワール」といいます。

ブルゴーニュワインの味わいを知るには、村単位の特徴を知ることがポイントです。

 

フルボディならこの3村を狙え!

・力強く男前なポマール

どっしり、重厚な赤ワインといえば、ポマール村のワイン。

村名でも十分パワフルですが、中でも力強いのは一級畑リュジアンです。

引き締まった強いタンニン、血を思わせるニュアンスがとても野性的。

逞しく男前なワインですので、フルボディのワイン好きなら気に入ること間違いなしでしょう。

 

・ふくよかで官能的なヴォルネイ

風格がありながら、女性的な肉付きのよさがあり官能的なのが、ヴォルネイ村のワイン。

いい造り手も多いため、村名でもそのテロワールはしっかり堪能できます。

特に一級畑のカイユレはふくよかで美しい品質です。

 

・上品でエレガントなコルトン

コート・ド・ボーヌで唯一赤の特級畑であるコルトン。

コルトンの特徴は、土壌成分やテロワールがエリアの中でも細かく分かれているところ。

共通の味わいをまとめにくいのですが、スケールの大きい上品なワインが多く造られています。

特級畑ならではの凝縮感がたっぷりで、深い余韻に浸れるような一級品のワインを楽しめるでしょう。

 

ライトボディならこれ!

ライトボディならコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュがおすすめ。

コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュは、複数の村で造られたワインをブレンドしたもの。

赤い果実の溌剌とした味わいがとてもチャーミングで、同時に繊細な優美さも持ち合わせています。

熟成を想定していないワインなので、少し品質の高いテーブルワインとしておすすめです。

重い赤ワインが苦手でも十分楽しめますよ!

 

生産者で選ぶ

ブルゴーニュのワイン生産者に話を聞くと、必ず出てくるのが「テロワール」という言葉。

ワインの造り手はみな、ワインを造る上でほぼ同様の作業を行っているはずなのです。

しかし、出来上がるワインはたとえ同じ土地で造ったとしても、生産者ごとにそれぞれ味わいが違うのが不思議ですよね。

以下、信頼できるコート・ド・ボーヌの3つの生産者をご紹介します。

 

軽快でエレガント ジョゼフ・ドルーアン

 

ジョゼフ・ドルーアンはボーヌに本拠地を置く大手ネゴシアン(契約農家からブドウを買い付けてワインを造る業態)。

ブドウとテロワールの個性を重視し、その特徴を生かしていくワイン造りを行っています。

そんな彼らの造るワインは、つねに果実味が活き活きとしていて軽快でありながら、滋味深い余韻がじんわりと長く続きます。

いたずらに重厚なワインに走らず、「ドルーアンスタイル」の分かりやすいワイン造りを追求する素晴らしい生産者です。

ドルーアンが手掛けたものであれば、どんなワインでも安心して購入できます。

 

パワフルでしなやか ルイ・ジャド

ルイ・ジャドもブルゴーニュ全域で活躍する大手ネゴシアンのひとつ。

そして、ドメーヌ(自社畑を持ち、栽培、醸造、瓶詰めまですべて行う生産者)としても錚々たる畑を保有し、感動的なワインを生み出しています。

ルイ・ジャドのワインが素晴らしいのは、凝縮感がありパワフルでありながら、決してしなやかさを失わないところ。

ブルゴーニュ人が大切にするテロワールも味わいにしっかり反映されており、上質なワインを飲んだ満足感を与えてくれます。

 

ニュートラルでノンストレス アルベール・ビショー

アルベール・ビショーはネゴシアンのほかに6つのドメーヌを持っています。

ユニークなのは、各ドメーヌが独立したチーム制を採っているところ。

チーム員はそれぞれその土地のテロワールを知り尽くすエキスパートたちです。

現当主の「ブドウ・人・自然環境を尊重するワイン造り」という信念のもと、ストレスのないニュートラルなワインが造られています。

どのワインも、ピノ・ノワールの個性と各土地のテロワールが見事に表現された素晴らしい味わいです。

>>【ソムリエ監修】アルベール・ビショーのワインの特徴、種類、おすすめも紹介

 

価格で選ぶ

コート・ド・ボーヌのワインを価格で選ぶ場合、上記で説明をした格付けが大きく関わってきます。

低格付けのものは価格が安く、高格付けのものは高くなります。

以下にそれぞれの格付けの価格帯を表にまとめました。

どのランクのものが、どの程度の価格帯で購入できるかの目安になると思いますので、参考にしてください。

格付け(A.O.C)具体的なA.O.C価格帯
ブルゴーニュ全域ブルゴーニュ・ルージュなど2,000~5,000円
コート・ド・ボーヌ地区オート・コート・ド・ボーヌなど2,000~5,000円
村名ポマール、ヴァルネイなど3,500~10,000円
一級畑(プルミエ・クリュ)ヴァルネイ・1er1・カイユレなど4,000~20,000円
特級畑(グラン・クリュ)コルトン10,000~50,000円

 

※ブルゴーニュ・ルージュはコート・ド・ボーヌ地区の格付けではありませんが、ブルゴーニュのすべての格付けを記載するために、表に含めています。

コート・ド・ボーヌのおすすめ赤ワイン10選

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商品画像メゾン・アン・ベル・リー オート・コート・ド・ボーヌドメーヌ・シャルル・ペール・エ・フィーユ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌフィリップ・コラン マランジュ・1er・ラ・フュシエールラペ ショレイ・レ・ボーヌジョゼフ・ドルーアン コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ
商品名メゾン・アン・ベル・リー オート・コート・ド・ボーヌドメーヌ・シャルル・ペール・エ・フィーユ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌフィリップ・コラン マランジュ・1er・ラ・フュシエールラペ ショレイ・レ・ボーヌジョゼフ・ドルーアン コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ
詳細生産国:フランス
A.O.C.:サン・トーバン
品 種:ピノ・ノワール
生産国:フランス
A.O.C.:ボーヌ
品 種:ピノ・ノワール
生産国:フランス
A.O.C.:マランジュ・プルミエ・クリュ
品 種:ピノ・ノワール
生産国:フランス
A.O.C.:ショレイ・レ・ボーヌ
品 種:ピノ・ノワール
生産国:フランス
A.O.C.:コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ
品 種:ピノ・ノワール
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

5位

ジョゼフ・ドルーアン コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ

詳細情報
生産国:フランス
A.O.C.:コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ
品 種:ピノ・ノワール

家庭料理にも合わせやすいお手頃ブルゴーニュ

コート・ド・ボーヌ内の数村のブドウをブレンドして造った、飲み口のいい赤ワイン。
果実味が生き生きとしていて、とてもチャーミングです。軽快でバランスがよく、食中酒としても最適。
難しいことを考えずに、気楽に楽しめます。
合うお料理:ハムとパセリのゼリー寄せなど。

味わいブドウ品種村名・格付け
ミディアムボディピノ・ノワールコート・ド・ボーヌ ヴィラージュ

 

香りカシス、ラズベリー
酸味★★★★☆
ボディ★★☆☆☆
渋み★★☆☆☆
佐々木
軽やかで豊かな果実味と酸がありつつ渋みは程よいため、全く飲み疲れしません。気に入った方は、同生産者の他銘柄もぜひお試しあれ。

4位

ラペ ショレイ・レ・ボーヌ

詳細情報
生産国:フランス
A.O.C.:ショレイ・レ・ボーヌ
品 種:ピノ・ノワール

名門ドメーヌが手掛ける優美な赤

ペルナン・ベルジュレスの名門ドメーヌ、ラペの手掛けるショレイ・レ・ボーヌです。
赤いベリー系の果実味が心地よく、タンニンが柔らかな繊細で優美なワインです。
比較的軽快なので、赤ワインが苦手でも美味しくいただけます。
合うお料理:ピッツア・マルゲリータなど。

味わいブドウ品種村名・格付け
ミディアムボディピノ・ノワールショレイ・レ・ボーヌ

 

香りフランボワーズ、チェリー
酸味★★★★★
ボディ★★☆☆☆
渋み★★☆☆☆
佐々木
なめらかな舌触りと共に、スッと余韻まで流れていく優美な仕上がり。赤ワインの渋みやボディが苦手な方に、ぜひおすすめしたい一本です。

3位

フィリップ・コラン マランジュ・1er・ラ・フュシエール

詳細情報
生産国:フランス
A.O.C.:マランジュ・プルミエ・クリュ
品 種:ピノ・ノワール

あまり知られていない村の一級畑を賢くゲット!

マランジュは、約30年前に新設された比較的新しいA.O.C.。
知名度があまり高くないため、一級畑でもこの価格で購入できます。
フィリップ・コランのマランジュは、骨太でありながら果実味が柔らかく、飲みやすいワインに仕上がっています。
合うお料理:ウフ・アン・ムーレットなど。

味わいブドウ品種村名・格付け
ミディアムボディピノ・ノワールマランジュ/プルミエ・クリュ

 

香りカシス、ミント
酸味★★★★★
ボディ★★★☆☆
渋み★★★☆☆
佐々木
今後、間違いなく値上がりしていくであろう隠れた逸品。マランジェ特有の起伏激しい土壌がワインのスタイルや複雑性に大きく貢献しています。

2位

ドメーヌ・シャルル・ペール・エ・フィーユ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ

詳細情報
生産国:フランス
A.O.C.:ボーヌ
品 種:ピノ・ノワール

気取らずに飲めてしまうお手軽ボーヌ!

柔らかなワイン造りに定評のあるドメーヌ・シャルル・ペール・エ・フィーユ。
このワインからは赤系果実のフレッシュなベリーの風味が感じられます。
手の込んだ料理よりも、シンプルな生ハムやトマト煮込みなどと相性が良いです。
テーブルワインとして気軽にボーヌのワインを楽しみたい方には最適でしょう。
合うお料理:フレッシュトマトのパスタ

味わいブドウ品種村名・格付け
ミディアムボディピノ・ノワールボーヌ

 

香りレッドプラム、梅
酸味★★★★☆
ボディ★★☆☆☆
渋み★★☆☆☆
佐々木
ボーヌらしいピュアでフレッシュな果実味と共に感じられる程よいミネラル感。ピノ・ノワールの魅力が存分に詰まった一品です。

1位

メゾン・アン・ベル・リー オート・コート・ド・ボーヌ

詳細情報
生産国:フランス
A.O.C.:サン・トーバン
品 種:ピノ・ノワール

ミネラルを感じる旨味に満ちた1本!

体に染み込んでいくようなピュアな味わいを感じることができます。
イチゴやラズベリーのような果実感の中に、ハーブや花のような風味も。
味わいはみずみずしくもミネラルが感じられ、酸味とともに味わい全体を引き締めています。
複雑性がありつつもするすると飲めてしまう、非常に完成度の高いワインです。
合うお料理:鴨肉のコンフィ

味わいブドウ品種村名・格付け
ミディアムボディピノ・ノワールサン・トーバン

 

香り野いちご、バラ
酸味★★★★★
ボディ★★★☆☆
渋み★★★☆☆
佐々木
サン・トーバンを代表する一本。熟成樽には3年使用樽を用いることでブドウ本来の果実味を邪魔せずに、複雑性だけを与えるという工夫が見られます。

特別な日に!5,000円~10,000円ベスト5

商品画像アロース・コルトン プルミエ・クリュ レ・フルニエールフランソワ・ミクルスキ ポマールルイ・ジャド ボーヌ・1er・クロ・デ・ズルシュールアルベール・ビショー アロース・コルトンヴォルネイ ヴィエイユ・ヴィーニュ
商品名アロース・コルトン プルミエ・クリュ レ・フルニエールフランソワ・ミクルスキ ポマールルイ・ジャド ボーヌ・1er・クロ・デ・ズルシュールアルベール・ビショー アロース・コルトンヴォルネイ ヴィエイユ・ヴィーニュ
詳細生産国:フランス
A.O.C.:コルトン・グランクリュ
品 種:ピノ・ノワール
生産国:フランス
A.O.C.:ポマール
品 種:ピノ・ノワール
生産国:フランス
A.O.C.:ボーヌ・プルミエ・クリュ
品 種:ピノ・ノワール
生産国:フランス
A.O.C.:アロース・コルトン
品 種:ピノ・ノワール
生産国:フランス
A.O.C.:ヴォルネイ
品 種:ピノ・ノワール
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

5位

ヴォルネイ ヴィエイユ・ヴィーニュ

詳細情報
生産国:フランス
A.O.C.:ヴォルネイ
品 種:ピノ・ノワール

古樹からつくられる威厳ある味わい

ポマールを思わせるようなリッチな骨格が感じられます。
スミレの花やブラックベリーなど、繊細で濃密なアロマが漂います。
味わいは極めて滑らかで、ゆっくりと伸びていくエレガントな余韻を楽しめるでしょう。
今からでも美味しくいただけますが、熟成のポテンシャルも感じます。
合うお料理:ラムチョップ

味わいブドウ品種村名・格付け
フルボディピノ・ノワールヴォルネイ

 

香りブラックチェリー、リコリス
酸味★★★★★
ボディ★★★★☆
渋み★★★☆☆
佐々木
ヴォルネイのエレガントなイメージを覆すリッチな仕上がり。古木ゆえの高い凝縮度があるため、更なる熟成ポテンシャルもうかがえます。

4位

アルベール・ビショー アロース・コルトン

詳細情報
生産国:フランス
A.O.C.:アロース・コルトン
品 種:ピノ・ノワール

果実味豊かでウマいアロース・コルトン

アルベール・ビショーのアロース・コルトンは、果実味が豊か。
きめの細かいタンニンがスムーズで飲み心地がよく、ついおかわりしたくなる美味しさです。
この村のものは村名でも味わいのしっかりしたものが多く、改めてテロワールの偉大さを感じます。
合うお料理:ローストビーフなど。

味わいブドウ品種村名・格付け
ミディアムボディピノ・ノワールアロース・コルトン

 

香りプラム、すみれの花
酸味★★★★★
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
なめらかなタンニンとエレガントな酸を備えた優美な一品。料理に寄り添える繊細さとコクがあるため、フレンチなどの少し凝った料理と一緒に頂きたいですね。

3位

ルイ・ジャド ボーヌ・1er・クロ・デ・ズルシュール

詳細情報
生産国:フランス
A.O.C.:ボーヌ・プルミエ・クリュ
品 種:ピノ・ノワール

ルイ・ジャドの懐刀(ふところがたな)的ワイン

クロ・デ・ズルシュールは、ルイ・ジャドが古くから単独所有する歴史ある畑です。
その味わいは、ボーヌ一級畑の中でも最も優れたもののひとつ。
しっかりした骨格を持ちながら果実味もタンニンも柔らかい、バランスの取れたワインです。
合うお料理:少し熟成の進んだブリ・ド・モー(白カビチーズ)など。

味わいブドウ品種村名・格付け
フルボディピノ・ノワールボーヌ/プルミエ・クリュ

 

香りレッドベリー、スパイス
酸味★★★★★
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
ボーヌ最高峰と名高いルイ・ジャド社の一品。高品質なピノノワール特有の凝縮感、スパイスや土といった複雑な熟成香がたまりません。

2位

フランソワ・ミクルスキ ポマール

詳細情報
生産国:フランス
A.O.C.:ポマール
品 種:ピノ・ノワール

ムルソーの造り手が放つ絶品ポマール!

フランソワ・ミクルスキは白ワインの造り手ですが、侮るなかれ。
赤ワインの味わいも絶品です。
このポマールは凝縮した果実味、湿った土のニュアンスがあり、とても男性的。
タンニンもしっかりしており、余韻が長く続きます。一度は試すべきワインです。
合うお料理:仔羊のローストなど

味わいブドウ品種村名・格付け
フルボディピノ・ノワールポマール

 

香りプラム、腐葉土
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
ポマールらしい、力強さと土っぽい奥ゆかしさの詰まった一品。上質なピノノワールらしい緻密で豊富なタンニンから、その高い熟成ポテンシャルも感じられます。

1位

アロース・コルトン プルミエ・クリュ レ・フルニエール

詳細情報
生産国:フランス
A.O.C.:コルトン・グランクリュ
品 種:ピノ・ノワール

三ツ星レストランのソムリエも惚れ込んだコルトン

コート・ド・ボーヌで唯一の特級畑となっているコルトンの銘柄。
ブラックベリーやスミレの華やかさに加え、大地やキノコなどの熟成香が混在します。
口に含めばシルキーな舌触りがあり、ゆっくりと鼻から抜けていく甘美な余韻は思わず目を閉じてしまうほど。
プルミエ・クリュの壮大な味わいを感じることのできる、ぜひ飲んでいただきたい特別な1本です。
合うお料理:ブッフ・ブルギニョン

味わいブドウ品種村名・格付け
フルボディピノ・ノワールレ・フルニエール/プルミエ・クリュ

 

香りブラックチェリー、ローズマリー
酸味★★★★★
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
知る人ぞ知るアロース・コルトン銘柄。その美しい酸に加え、熟成と共に醸される妖艶さを纏った腐葉土やキノコ、森を感じさせる滋味深さには脱帽です。

コート・ド・ボーヌの赤ワインに合わせるおつまみ

最後にコート・ド・ボーヌの赤ワインに合わせるおつまみをご紹介します。

お値打ちのブルゴーニュワインをぜひ、美味しいおつまみと一緒にお楽しみください。

生ハム

お手軽なおつまみとしては生ハムをおすすめします。

程よい塩気と旨味を持つ生ハムは、どんなワインとも相性抜群です。

芳醇な風味のコート・ド・ボーヌと合わせるなら、肉の風味が強い熟成ものの生ハムを用意したいところ。

いつもより少し奮発した生ハムを合わせれば、至福のペアリングを楽しめるはずでしょう。

エスカルゴ

ブルゴーニュで生まれたフランス料理・エスカルゴ。

エスカルゴはぶどうの葉を好んで食べることから、昔からワインのお供として食べられていました。

ニンニクとパセリ、バターで味付けした「エスカルゴのブルゴーニュ風」は、ワインとの相性抜群です。

地のものを合わせるペアリングをしたい方は、ぜひエスカルゴをお試しください。

エスカルゴの代わりに食感の似た貝類を使っても良いでしょう。

ブッフ・ブルギニョン

ブッフ・ブルギニョンは、ブルゴーニュの伝統料理である牛肉の煮込みです。

牛肉や野菜を赤ワインで煮込むことで、肉がホロホロと柔らかくなり味わいにもコクが生まれます。

コート・ド・ボーヌの赤ワインとの相性はこの上ありません。

材料さえ揃えれば作るのは難しくありませんので、ワインパーティーなどでぜひお試しください。

肉じゃが

日本の家庭料理である肉じゃがもブルゴーニュの赤ワインとよく合います。

出汁で煮込んだ肉と野菜は、滋味あふれるコート・ド・ボーヌの赤ワインとうまく調和します。

醤油の風味は赤ワインと相性がいいので、肉じゃがは醤油を効かせてしっかりと煮詰めるのがおすすめです。

お好みでオリーブオイルや胡椒をかければ、立派なワインのおつまみになります。

照り焼きチキン

甘辛い照り焼きチキンもコート・ド・ボーヌの赤ワインとピッタリ。

照り焼きの甘辛い味わいとジューシーな鶏肉が、熟成感のあるコート・ド・ボーヌの赤ワインによく合います。

照り焼きソースに赤ワインを隠し味として入れることで、より味わいの一体感が増すでしょう。

肉の脂身と照り焼きソースと、ワインの渋みや酸味が混然一体となる組み合わせをぜひお楽しみください。

多様なテロワールを楽しむのがコート・ド・ボーヌの醍醐味

白ワイン銘醸地と思われがちなコート・ド・ボーヌの赤ワインをご紹介しました。

力強いもの、ふくよかなもの、エレガントなもの、軽快なものなど、さまざまなタイプの赤ワインが造られることが分かっていただけたと思います。

そして、その味わいを造るのはテロワール。

テロワールはブルゴーニュの魅力を語る上で不可欠なものです。

ぜひこの記事を参考に、コート・ド・ボーヌのいろいろなテロワールを飲み比べてみてくださいね!

もっとブルゴーニュについて知りたい方はこちらの記事もご参考ください

>>【ソムリエ監修】ブルゴーニュワインの特徴は?人気おすすめ10選も紹介

>>【ソムリエ執筆】ブルゴーニュのおすすめ赤ワイン15選!特徴から選び方まで解説

>>【ソムリエ監修】ブルゴーニュの白ワイン人気おすすめ25選を紹介!

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