「ワインのライトボディってなに?」
「ライトボディのおすすめは?」
口当たりが軽く、アルコール度数が低めのワインが飲みたいという時におすすめなのが、ライトボディの赤ワイン。
しかしライトボディの赤ワインといっても多種多様な商品があるため、どれを選べばいいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ソムリエがライトボディの赤ワインの特徴や選び方、おすすめの赤ワインまでご紹介します。
ライトボディのワインをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
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ライトボディとは
白ワインの味わいは大きく甘口、辛口で分けますが、赤ワインはほとんどが辛口のため、ボディという言葉で違いを表現します。
ボディは、一言で表現するのは難しいですが、口にした時の感触、味わい、重厚感です。
ライトボディは口当たりの軽いもの
その種類は「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」に分けられ、ライトボディは一番軽いタイプになります。
渋みが出るタンニンが少なく、口当たりが軽いのが特徴です。
爽やかな香りとフルーティな風味で、ワインが飲み慣れていない人でも抵抗なく飲むことができます。ライトボディの赤ワインは淡くて鮮やかな色彩で、アルコール度数も低めです。
ライトボディ赤ワインのおすすめ選び方
ライトボディの赤ワインを選ぶときは、品種、産地に焦点を当てると、自分に合った好みのワインを見つけやすいでしょう。
今回紹介する選び方は以下の通りです。
・産地で選ぶ
・価格で選ぶ
後に紹介するライトボディの赤ワイン人気おすすめランキングにも反映されているので、ぜひ参考にしてください。
それぞれについて、詳しく解説します。
品種で選ぶ
ワインに使われるブドウの品種は何千種類にも及びますが、品種によって味わいには大きな違いがみられます。
ここでは特に代表的な以下の3つの品種をご紹介しましょう。
2.ガメイ
3.メルロー
ではそれぞれ見ていきましょう。
エレガントで繊細な味わいならピノ・ノワール
フランスのブルゴーニュ地方を代表するブドウ品種です。
タンニンが少なめでほどよい酸味があり、エレガントで繊細な味わいのワインになります。
イチゴやチェリーのようなフルーティーな香りを楽しめるでしょう。
フランスだけでなく、ヨーロッパ各国、アメリカ、オーストラリアなど広く栽培されていますが、産地により味わいに違いがあるのが特徴です。
それぞれ飲み比べてみるのも面白そうですね。
フルーティで口当たりの軽い赤ワインならガメイ
フランスのボジョレー地方で栽培されているブドウ品種です。
タンニンが少なく、フルーティーで口当たりの軽い赤ワインになります。
熟成に向かない品種で、新しいうちに楽しむのが特徴です。
ボジョレーヌーボーの原料になり、爽やかな飲み心地が人気を呼んでいます。
まろやかな口当たりならメルロー
フランスのボルドー地方原産で、世界中でも広く栽培されている品種です。
深みのある色合いで、フルーティーな香りがします。タンニンや酸味は穏やかで、まろやかな口当たりです。
ワインが初めての人も飲みやすいでしょう。
産地で選ぶ
ワインは産地によっても、気候や土壌などの違いで味わいが異なります。
今回は以下の産地を紹介します。
2.イタリア
3.スペイン
4.アメリカ
5.オーストラリア
それぞれの特徴を確認して、好みのワイン選びの参考にしてください。
ワインの本場といえばここ!フランス産
フランス全土にワインの産地があり、その中でもライトボディに使われる品種の産地としてあげられるのがボルドー右岸、ブルゴーニュ、ボジョレーです。
ボルドー右岸
ボルドー右岸の土壌は保温性の高い粘土質です。
ここで造られた赤ワインは、メルロー品種の特徴であるタンニン控えめでまろやかな味わいのライトボディが楽しめます。
ボルドーワインについてもっと知りたい方はこちら。
>>【ソムリエ監修】ボルドーワインの特徴とは?選び方や飲み方を徹底解説
ブルゴーニュ
ブルゴーニュのワインは基本的に1種類の品種で作られ、赤ワイン用にはピノ・ノワールが使われています。
ブルゴーニュは狭い地域内で多様なテロワールが存在します。
そのため、同じピノ・ノワールでも、テロワールによって個性の違うライトボディを楽しむことができます。
ブルゴーニュワインについてはこちらからご覧ください。
>>【ソムリエ監修】ブルゴーニュワインの特徴は?産地、品種、格付け、有名銘柄を解説!
ボジョレー
ボジョレーでは土壌に適したガメイ種が多く栽培され、ボジョレーヌーボーをはじめとするライトボディのワインが人気を呼んでいます。
生産量世界トップ!イタリア産
イタリアはワイン生産量が世界1位の産地です。
ワイン作りは紀元前にさかのぼり、当時から根付いて栽培されている品種は2千種類以上にも及びます。
全20州の中で、ライトボディに適したメルローを多く栽培しているのがヴェネト州です。
同じくライトボディのワインに多いピノ・ノワールは、イタリアでは「ピノ・ネロ」と呼ばれています。
こちらは主にイタリア北部の冷涼な地域で、ブルゴーニュに匹敵するほど質の良いピノ・ネロが栽培されています。
イタリアの赤ワインについてはこちらも合わせてご覧ください。
>>イタリアのおすすめ赤ワイン20選!特徴・種類・選び方のコツまでソムリエが解説
ブドウの栽培面積世界一!スペイン産
スペインはイタリア、フランスに次いで世界第3位のワイン生産量を誇ります。
ブドウの栽培面積は世界一で、地中海の適した温暖な気候は完熟したブドウの栽培に適しています。
栽培されているブドウ品種はフルボディに向いているテンプラニーリョが主体ですが、リオハをはじめとする北部地方では、ライトボディなど軽めの赤ワインも多く造られています。
スペインの赤ワインについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
>>【ソムリエ監修】スペインの人気おすすめ赤ワイン26選!選び方も解説
お手頃なものから高級ワインまで!アメリカ産
アメリカでライトボディのワインを選ぶなら、オレゴン州のものがおすすめです。
オレゴン州は、国内で第4位のワイン生産量ですが、栽培面積の6割をピノ・ノワールが占めています。
冷涼な気候から高品質なピノ・ノワールが収穫され、果実味に富んだ香りと繊細な味わいのライトボディを造り出しています。
同じオレゴン州の中でも産地によって気象条件が異なり、生産者によって個性の違うライトボディを味わうことができるため、それぞれ飲み比べてみるのも面白いでしょう。
アメリカの赤ワインについてはこちらもご覧ください。
>>【ソムリエ監修】アメリカの赤ワインおすすめ20選!選び方のコツも解説
コスパの良いワインが売り!オーストラリア産
オーストラリアのワイン作りの歴史は200年と浅いものですが、近年は手ごろな価格の高品質ワインが人気を呼び、ワイン生産国として躍進を遂げています。
オーストラリアの広い大地のうち、内陸部は乾燥していてブドウ栽培には適しません。
生産地は標高が高くて涼しい気候の南オーストラリア州を中心に、西海岸から南側に分布しています。
その中でライトボディに適した品種が多く造られているのはタスマニア州で、赤ワインの品種としてはピノ・ノワールが多く栽培されています。
オーストラリアの赤ワインについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>【ソムリエ監修】オーストラリアのおすすめ人気赤ワイン13選!
価格で選ぶ
ライトボディの赤ワインと言ってもピンからキリまで価格帯は幅広いです。
そのため目的ごとに予算を考えて、選んでいくことがおすすめ。
具体的には以下のような分け方で考えてみましょう。
目的 | デイリーワイン用 | 来客用 | プレゼント用 | 特別な日用 |
予算 | ~2,000円 | 2,000~5,000円 | 5,000~10,000円 | 10,000円以上 |
次から紹介していくライトボディの人気おすすめ赤ワインランキングでは、これらの予算別に解説しています。
ぜひ目的ごとに合わせたワインを選んでくださいね。
ライトボディの人気おすすめ赤ワインランキング27選
ここからは、ライトボディの赤ワインのおすすめを予算別にご紹介します。
今回は先ほど紹介した以下の選び方を参考にしています。
・産地で選ぶ
・価格で選ぶ
では予算別に見ていきましょう。
普段使いにおすすめ!予算2000円以下の人気おすすめ12選
まずはデイリーワインにおすすめの予算2,000円以下のライトボディの赤ワインを見ていきましょう。
今回紹介するのは以下の通りです。
ではそれぞれ解説していきます。
12位 王様の涙 赤
超リーズナブルなライトボディの赤ワイン
タンニンと甘さのバランスがとれた一本。
非常にリーズナブルなため、気軽に楽しめることが魅力的です。
また赤ワインでは珍しい甘口タイプであることも注目したいところ。
デイリーワインに迷ったら、ぜひ一度お試しください。
香り | いちご、ラズベリー |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★☆☆☆☆ |
11位 KWV コンコルディア 赤
コクと酸味の程よいバランス
さくらんぼやベリー系のアロマに、ダークチョコレートやカシスの香りを感じられるワイン。
複雑な香りの奥にある、生き生きとした酸味が魅力的です。
リーズナブルながらも2019年「THE WORLD’S MOST ADMIRED WINE BRANDS」に評価されるなどの実力派です。
香り | ラズベリー、チェリー |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |
10位 サンタ・リタ スリー・メダルズ メルロー
癖がなく飲みやすい
チリ最大規模のワイナリーであるサンタ・リタによる一本。
ルビーのような濃い色合いながらも、強すぎない軽やかな味わいを楽しめます。
ブラックチェリーやプラムの香りに、癖のないスッキリとした口当たりが魅力的です。
香り | カシス、ミント |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |
9位 プリンツ ベア 赤
可愛らしいラベルとジューシーな味わい
ドイツで人気なファンベルク社による赤ワイン。
ドイツ語で「くまの王子様」を表す「プリンツベア」がラベルに可愛く記載されています。
ダークチェリーやブルベリーなどを思わせる、ジューシーかつフレッシュな味わいが魅力的です。
甘口のためワイン初心者でも飲みやすいこともポイントの1つ。
香り | イチゴ、ブルーベリー |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★☆☆☆☆ |
渋み | ★☆☆☆☆ |
8位 タヴェルネッロ ロッソ
優しい口当たり
タヴェルネッロはイタリア語で「小さな居酒屋」を意味する言葉。
そんなタヴェルネッロによる柔らかい口当たりが魅力的な一本です。
ハッキリとした赤い果実の香りと、優しいタンニンのギャップをお楽しみください。
香り | ラズベリー、チェリー |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |
7位 盛田甲州ワイナリー シャンモリ 山梨
和食と合わせるデイリーワインならコレ!
山梨県産のマスカット・ベーリーAを使用したライトボディ赤ワイン。
繊細かつ軽やかな味わいは、優雅さを覚えます。
和食との相性が良く、すき焼きなどと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
香り | イチゴ、野葡萄 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |
6位 サンタ・ヘレナ・アルパカ・デライト・レッド
ライトに楽しめるアルパカシリーズ
リーズナブルなワインで人気なアルパカシリーズのライトボディ赤ワイン。
非常に軽やかに楽しむことができ、デイリーワインにぴったりです。
口当たりはすっきりとしており、カシスやブラックベリーの風味を感じられます。
アルコール度数も5.5%と赤ワインの中では低いため、気軽に楽しめますね。
香り | ブラックチェリー、カシス |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★☆☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |
5位 ブラック・タワー レッド
しなやかな辛口のドルンフェルダー
輝きを放つ外観が特徴的な一本。
しなやかでフルーティーな味わいが魅力的なドルンフェルダーを使っています。
爽やかな口当たりのため、幅広い料理と相性が良いこともポイントです。
香り | チェリー、クランベリー |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★☆☆☆☆ |
4位 ムッソ・スモール・ゲーム
100%有機栽培メルローのオーガニックワイン
スペインのオーガニックワインです。
フレンチオーク樽で12ヶ月間熟成され、熟した果実の複雑なアロマが口の中に広がるでしょう。
香り | プラム、スパイス |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
3位 パスクァ ロッソ・デル・ヴェネト
柔らかい果実の風味が広がる
1925年創業の家族経営の造り手で、ヴェローナを代表する生産者パスクァ社が造る赤ワインです。
コルヴィーナ、サンジョヴェーゼなどを主体にブレンドしています。
柔らかい果実の風味が広がり、渋味の少ないライトボディに仕上がっています。
軽く冷やして飲めば、より一層爽やかさが引き立つでしょう。
香り | レッドチェリー、ラズベリー |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |
2位 テレサ・リッジ メルロー デッレ・ヴェネツィエ
フルーティでまろやかな口当たり
手軽で飲みやすいカジュアルな銘柄として親しまれているブランド、テレサ・リッジの赤ワインです。
メルロー種の特徴がよく表れていて、フルーティでまろやかな口当たりです。
鮮やかなルビー色で、エレガントな香りが楽しめます。
タンニンは少なめで酸味がほどよく、トマトソースのパスタや鶏肉料理などさっぱりした料理によく合うでしょう。
料理に合わせたい人におすすめです。
香り | プラム、トマトの葉 |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |
1位 フランジア
丸みのある味わいが口いっぱいに
カリフォルニアの契約農家で育ったブドウを朝摘みして冷たいうちに醸造しているので、フレッシュでフルーティーな味わいに仕上がっているワインです。
ラズベリーやアメリカンチェリーのような香りが心地よく、軽い口当たりで丸みのある味わいが口いっぱいに広がるでしょう。
軽く冷やして飲んだり、ワインカクテルにするのもおすすめです。
さまざまな飲み方ができるので、普段使いにはもってこいの1品です。
香り | カシス、ブラックチェリー |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
来客用に!2,000~5,000円の人気おすすめ6選
次に来客用におすすめの2,000~5,000円のライトボディ赤ワインを見ていきましょう。
ではそれぞれ解説していきます。
6位 日本ワイン ジャパンプレミアム メルロ
サントリーが贈る高品質な日本ワイン
優しい風味を演出するメルローを使った一本。
豊かな果実味とやさしいタンニンのバランスが程よく絡み合っています。
癖が少なく、料理とも合わせやすいため、少し豪華な食卓用ワインとしてもおすすめです。
香り | プラム、土 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
5位 ジョルジュ デュブッフ ボジョレー
フルーティーさと深みの融合
ボジョレーのブドウを使ったコクのあるワイン。
フルーティーな一面の中には、奥深い繊細で凝縮された味わいがあります。
ライトなため、食中酒にもぴったりです。
香り | イチゴ、カシス |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |
4位 クロサンジャック ブルゴーニュ
サクランボや野イチゴのような爽やかな香り
ブルゴーニュのミシュラン三ツ星レストラン「ラ・コート・サンジャック」が手がけ、グラスワインとして提供している赤ワインです。
サクランボや野イチゴを思わせる爽やかな香りで、熟成されてまろやかになったタンニンが繊細な味わいを醸し出しています。
家庭でもホテルで出るワインを味わいたい方におすすめです。
香り | ラズベリー、枯葉 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
3位 ブラウンブラザース タランゴ
酸味が柔らかくてフルーティな香り
オーストラリアの科学者が1965年に開発したブドウ品種のタランゴを主体に、メルローをブレンドして造られています。
ブラウン・ブラザーズ社は近年、フランスのボジョレーと同じマセラシオン・カルボニック製法を導入しています。
ボジョレーヌーボーのような、酸味が柔らかくてフルーティーな香りのライトボディが楽しみたい方におすすめです。
香り | イチゴ、キャンディー |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |
2位 シーグラス ピノ・ノワール サンタ・バーバラ
極上のピノ・ノワールが楽しめる
シーグラスはコストパフォーマンスが高いことで人気の、カリフォルニアワインです。
サンタバーバラの豊かな陽光と冷たい潮風という恵まれた気候の中でブドウはよく熟し、バランスのよい酸味とエレガントな風味のワインが造られます。
穏やかな渋みとフルーティーな味わいで、格安でも極上のピノ・ノワールを楽しみたい方におすすめです。
香り | カシス、ブラックベリー |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
1位 マルセル・ラピエール レザン・ゴーロワ
ブドウをそのまま食べるような味わい
ガメイ種のブドウを使った、ボジョレー地方の赤ワインです。
ステンレスタンクで発酵・熟成させているので、軽快でまろやかな飲み口に仕上がっています。
著名なイラストレーター、モーリス・シネ氏によるラベルの絵もユニーク。
もぎたてのブドウをそのまま食べるような味わいを表現しています。
ヨーロッパのホームパーティーで頻繁に飲まれているので、週末に友人と集まって飲むという方にぜひおすすめです。
一度見たら、忘れないようなラベルが特徴的です。
香り | チェリー、野いちご |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |
プレゼントにおすすめ!5,000~10,000円の人気おすすめ4選
次に5,000~10,000円のライトボディ赤ワインを紹介していきます。
ぜひプレゼントの際などは奮発して、ここから選んでみてください。
では見ていきましょう。
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ロバート・パーカーも絶賛の、”カリフォルニアのロマネコンティ”の異名を持つ「カレラ」。
カリフォルニアのボリューム感とフランスの上品さを兼ね備えており、ワイン初心者から愛好家の方まで幅広い層に愛される味わいが特徴です。
香り | いちごジャム、ローズマリー |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |
4位 アルヌー・ラショー ブルゴーニュ ピノ ファン
果実味が豊かでバランスの良い一本
200年以上続く老舗のアルヌー家が造る赤ワインです。
ピノ・ファンはピノ・ノワールのクローン品種。
数あるクローンの中でも、小粒で凝縮した上質の実を付けます。
果実味が豊かでバランスが良く、十分な凝縮感のあるライトボディが楽しめるでしょう。
香り | キイチゴ、カシス |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
3位 トロ・ボー サヴィニー レ ボーヌ
エレガントで上品な味わい
トロ・ボーはショレイ・レ・ボーヌに本拠地を置く、家族経営のドメーヌです。
サヴィニー レボーヌは明るい色彩のワインで、まろやかなタンニンで酸味は少なめ。
ラズベリーや赤スグリの香りはとても甘美で、エレガントで上品な味わいを楽しむことができます。
香り | レッドチェリー、スミレ |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
2位 デクスター ピノ ノワール
スパイシーなアロマを秘めた、複雑な味わい
オーストラリアのヴィクトリア州原産で、ピノ・ノワール100%の赤ワインです。
ブラックベリーやプラムの香りにスパイシーなアロマを秘めた、複雑な味わいが楽しめます。
甘い果実味と柔らかなタンニン、控えめな酸味がバランスよく、心地よい余韻を残してくれるでしょう。
香り | レッドプラム、カシス |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
1位 ブリュノ・コラン サントネー ルージュ ヴィエーユ ヴィーニュ
特別な日に楽しむ極上の逸品
ブリュノは、トップクラスのドメーヌとして名を馳せたミシェル・コラン・ドレジェの後継者のひとり。
樹齢55年のピノ・ノワールの古木で熟した果実から、上質なワインが造られます。
赤い果実の爽やかな香りとまろやかな味わいで、記念日などの特別な日にゆっくり楽しみたい極上の逸品です。
香り | キイチゴ、バラ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
特別な日に憧れの赤ワイン!10,000円以上の人気おすすめ5選
最後に10,000円以上のライトボディの赤ワインを紹介していきます。
ぜひ特別な日の一本にお選びください。
では早速見ていきましょう。
5位 レシュノー シャンボール ミュジニー プルミエ クリュ
バランスのよい酸味で爽やかな味わい
レシュノーはニュイ・サン・ジョルジュを拠点とするドメーヌで、歴史は浅いながら大きく成長して高い評価を受けています。
果実味が豊かで、シャンボールらしい滑らかなタンニンが特徴のワイン。
バランスのよい酸味で爽やかな味わいです。のど越しの良さを存分に楽しめるでしょう。
香り | ラズベリー、スミレ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
4位 ロベール・シュヴィヨン / ニュイ・サン・ジョルジュ
重厚で深みのあるエレガントな味わい
ニュイ・サン・ジョルジュ村の生産者が造る赤ワインです。
平均樹齢は60年で、樹齢100年を超える樹も多くある畑で果実を丁寧に選別。
ワインの品質は、畑の段階で90%以上決まり、醸造では覆らないという哲学を持っています。
昔ながらの常温発酵で造られる赤ワインは、高い樹齢がもたらす濃密さや繊細さが特徴です。
重厚で深みのあるエレガントな味わいを楽しみたい方におすすめ。
香り | バラ、枯れ葉 |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★★☆ |
3位 ジャン・グリヴォヴォーヌ ロマネ
豊満でエレガンスを極めた極上の味わい
グリヴォ家は、ブルゴーニュの頂点を極める銘醸地ヴォーヌ・ロマネの由緒正しい生産者です。
ヴォーヌ・ロマネの典型といえるスタイルで、豊満でエレガンスを極めた極上の味わいを造りだしています。
ラズベリーやチェリーなど赤い果実の香りが爽やかで、まろやかな風味です。
充実した果実味を堪能したい方におすすめです。
香り | フランボワーズ、スパイス |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★★☆ |
2位 アルヌー・ラショー ニュイ サン ジョルジュ プルミエ・クリュ クロ デ コルヴェ パジェ
果実味あふれるバランスの良いワイン
200年の歴史を持つヴォーヌ・ロマネの老舗ロベール・アルヌーが2008年にアルヌー・ラショーへと名前を変え、変貌を遂げました。
果実味を備えたエレガントなワインを生み出しています。
キメ細かなタンニンは口当たりが優しく、エレガントで繊細な味わいを引き出します。
リッチな味わいなのに軽やかさもあるので、とても飲みやすいです。
香り | ラズベリー、バラ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
1位 ニュダン コルトン ブレッサンド グラン クリュ
凝縮された味わいのワイン
フランスのブルゴーニュ地方のコルトンにあるグランクリュの中でも、クロ・デュ・ロワと並ぶ高品質の赤ワインです。
樹齢60年という古木なので、凝縮された味わいのワインになります。
タンニンは柔らかで、繊細な味わいが楽しめるでしょう。
ライトボディながら重厚な味わいで、霜降り肉やすき焼きなどによく合います。
高級な食材、高級なワインで特別な時間を過ごしたいときに、ぜひおすすめしたい1品です。
香り | ブラックチェリー、ハーブ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |
ライトボディの赤ワインを楽しもう!
ライトボディの赤ワインのおすすめを、予算別にご紹介しました。
ライトボディといっても、ブドウの品種や産地によって味わいはさまざまです。
ライトボディには安い価格でも品質の高いワインが多く、その味わいは十分満足できるはずです。
金額の高いヴィンテージなら、軽さの中に凝縮した深い余韻を感じることができるでしょう。
また赤ワインについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>>【ソムリエ厳選】おすすめの赤ワイン16選!選び方・飲み方も解説!
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