シャルドネの人気おすすめ白ワイン30選!特徴や選び方も徹底解説

2019/09/24
おすすめ白ワイン

「シャルドネってどんな品種?」
「シャルドネのおすすめ白ワインは?」

白ワインで最も人気の品種、シャルドネ。

世界各地で栽培されているシャルドネは、産地や製法の違いからさまざまな味わいのワインが生み出されます。

今回はシャルドネの特徴やワインの選び方について、ソムリエがわかりやすくご紹介します。

おすすめの銘柄も30本厳選しているので、ぜひワイン選びの参考にしてください。

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執筆者/監修者

佐々木 健太

J.S.A. ソムリエ・エクセレンス

ソムリエ/年間受講者数日本一を誇るカリスマワインスクール講師  21歳でソムリエ資格を取得。南フランスにある一つ星レストラン「Keisuke Matsushima」にて研鑽を積み、帰国後は南青山「L’AS」を経て、株式会社WINE TRAILを創業。ワインのサブスク「HOME WiNE」を手掛ける。YouTubeチャンネル「ソムリエ佐々木」を運営。第9回全日本最優秀ソムリエコンクールファイナリスト。

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シャルドネとは

「白ワインの女王」と呼ばれる白ブドウの代表品種

「白ワインの女王」と呼ばれる白ブドウの代表品種

世界で最も有名な白ワイン品種と言えばシャルドネ(Chardonnay)。

シャルドネは世界中で広く栽培されている白ブドウ品種で、多くの人気ワインを生み出しています。

シャルドネの大きな特徴のひとつが、様々な気候や土壌の条件に適応できる順応性。

それぞれの産地によって、気候風土や土壌に合わせた様々な特徴を持つシャルドネが生まれています。

カリフォルニア大学デイヴィス校のDNA鑑定により、シャルドネはピノ種とグアイスブラン種の交配種として生まれたとされています。

シャルドネの原産地と主要産地

原産地はフランス・ブルゴーニュ地方です。

ブルゴーニュ地方は優れたシャルドネの栽培地として名高く、いくつかの高級なワインが生み出されています。

シャルドネの主要な生産地は以下の通りです。

シャルドネの主要生産地
・フランス
・イタリア
・アメリカ
・チリ
・オーストラリア
・南アフリカ

ヨーロッパだけでなく、アメリカ大陸やアフリカでもシャルドネは栽培されています。

これほど多くの国で栽培されている白ブドウ品種はシャルドネ以外にありません。

シャルドネの有名なワイン

シャルドネは多くの偉大なワインを生み出しています。

シャルドネを使った有名なワインの一部は以下の通りです。

シャルドネを使用した有名ワイン
・シャブリ
・ピュリニー・モンラッシェ
・ミュジニー ブラン
・ムルソー
・シャンパーニュ
・カリフォルニアシャルドネ

これらのワインは全てシャルドネから造られています。

品種は同じシャルドネであったとしても、仕上がるワインの品質は非常に多様です。

すっきり爽快な辛口や、芳醇でふくよかなタイプ、発泡性のあるスパークリングなど、シャルドネは変幻自在のブドウ品種と言えるでしょう。

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シャルドネの特徴

こちらでシャルドネの特徴をご紹介します。

ブドウとしての特徴と、ワインとしての特徴の2つに分けて解説していきます。

ブドウの特徴

シャルドネは「特徴が無いのが特徴」と言われるブドウ品種です。

シャルドネは環境への順応性が高いことから、他のブドウ品種よりも成育が比較的容易なため世界各地で栽培されています。

また、土壌や気候条件によってブドウの出来が大きく変化することもシャルドネの特徴です。

寒冷な地域では酸味が強く、温暖な地域では糖度と果実味が豊富になります。

世界各地で栽培されており、そのどれもが異なる風味を持っているのがシャルドネの魅力と言えるでしょう。

ワインの特徴

シャルドネは世界各地で栽培されている品種ですが、ほとんどが辛口です。

また突出した癖もないことから、幅広くお料理とのマリアージュを楽しめるのも魅力です。

冷涼な地のシャルドネはすっきりとした軽やかな味わい

冷涼な場所で栽培されたシャルドネはすっきりとしたワインに仕上がります。

レモンやりんご、梨、ミントなど、清涼感溢れる果実やハーブ系の香りが主軸です。

味わいはキリっとした酸が印象的な、清涼感溢れる軽やかな白ワインに仕上がります。

冷涼な地域のシャルドネからは、爽快感を活かしたフレッシュタイプの白ワインや、シャンパーニュなどの発泡性ワインが造られています。

温暖な地のシャルドネはまろやかなコクのある味わい

温暖な場所で栽培されたシャルドネは、ふくよかでリッチな白ワインに。

熟したパイナップルやマンゴー、グァバなどの香りが特徴的。

味わいは果実のリッチな甘味とコクを感じる、パワフルな仕上がりとなります。

ステンレスタンクで熟成することで、軽やかでフレッシュなブドウそのものの味わいを楽しめるワインに。

樽での熟成ならバニラやバター、ナッツなどの香りが加わり、ふくよかで力強い味わいに仕上がります。

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シャルドネワインの選び方

シャルドネの選び方

ここではシャルドネワインの選び方を紹介していきます。

シャルドネワインの選び方は大きく分けて3つあるので、ぜひ自分の好みに合わせてご覧ください。

では解説していきます。

産地の違い

シャルドネの白ワインは産地ごとに特徴があるので産地で選ぶのがおすすめです。

産地ごとの魅力があるフランス

フランス産のシャルドネの白ワインは、国内の各産地で味の特徴が違います。

そのため、各地域ごとにご紹介します。

■すっきりと酸味のある味!シャブリ

辛口の白ワインといえば、シャブリをイメージする人が多いのではないでしょうか。

シャブリはフランス・ブルゴーニュ地方の最北端に位置する産地です。

冷涼な産地ならではの、すっきりと酸味のある味わいが楽しめます。

かつて海の底にあったといわれるシャブリは、カキや貝殻などの化石が多く含まれる石灰質土壌が大きな特徴です。

シャブリはこの土壌の影響でミネラルの風味が強くなったのではないかといわれています。

>>おすすめのシャブリワイン

■豊富なミネラルと酸味のバランスが良い!ピュリニィ・モンラッシェ

世界最高峰のワイン産地の一つといわれているピュリニィ・モンラシェは、人口500人ほどの小さな村です。

フランスワイン産地における畑の最高格付けグラン・グリュ(特級畑)を4画、プルミエ・クリュ(1級畑)を17画を有しています。

モンラッシェの畑は、泥石土や化石を含んだ石灰、推積物などを含んだ複雑な土壌が特徴。

豊富なミネラルと酸味のバランスがよく、エレガントさと滑らかさのある上品な味わいです。

■シャルドネ100%のシャンパーニュ ブラン・ド・ブラン

ブラン・ド・ブランはフランス語で「白の白」という意味です。

シャンパーニュ地方で造られたシャルドネ100%を使ったシャンパーニュのことです。

シャルドネのみで造られているので、上質な白ワインを思わせる魅力的な香りを備えています。

ブラン・ド・ブラン最大の魅力は、上品な酸味です。

強固で滑らかな酸味が、他の産地のシャルドネとは違った個性を与えています。

各地で特徴が豊富!イタリア

イタリアではほとんどの州でシャルドネが栽培されています。

多様性に富んだ味わいのシャルドネを楽しめるのがイタリアの魅力です。

南部では樽の風味を効かせたパワフルなワインも造られており、またDOCGフランチャコルタの主要品種でもあります。

1,000円台から購入出来るアイテムがあり、3,000円以上出せば満足度の高いイタリアのシャルドネを購入出来ます。

デイリーワインはオーストラリア

オーストラリア国内で一番生産量が多い白ブドウがシャルドネです。

以前は樽の香りが前面に出たパワフルなワインが好まれていましたが、最近ではブドウそのものの酸味や味わいを重視する造り手が増えています。

桃、パイナップル、柑橘系のフルーティな香りとふくよかな味わいが特徴です。

デイリーワインの掘り出し物を探すならオーストラリアもオススメです。

1,000円程度から豊富に選択肢がありますが、美味しいと思えるアイテムなら2,500円以上出すと良いですね。

飲みやすくてコスパ良し!チリ

クオリティーの割にリーズナブルなアイテムが多いチリのシャルドネ。

年間を通して恵まれた日照時間と昼夜の寒暖差が大きい点がチリワインのポイントです。

豊かな果実味にトロピカルフルーツのような華やかな香り、程よい酸がのった「フレッシュなのにリッチな味わい」のシャルドネが生み出されます。

手頃な価格で購入出来るのがチリワインの特徴で、1,000円程度から購入出来ますので家飲みワインとしては最適です。

2,500円以上出せば満足度の高いアイテムに出会えることと思います。

バランスがよく飲みやすいと感じるシャルドネも多く、ワイン初心者には特にオススメです。

バランスが良くフルーティーな味わい!アメリカ・カリフォルニア

アメリカワインの最大の生産地は、カリフォルニア州です。

ソノマは大量生産型のワインを多く生み出すセントラル・ヴァレーに比べて、上質なワインを生み出しています。

南部からの太平洋岸の冷たい海風が流れ、その影響から冷涼な産地が多いことが特徴です。

凝縮された華やかな味わいとなり、レモンやパイナップル、グレープフルーツのような柑橘類の香りがあります。

酸味とのバランスがよく、すっきりとフルーティーな味が楽しめます。

味わいで選ぶ

シャルドネの味わいは大きく、きりっと系とふくよか系の2つに分けられます。

タイプごとに味わいや相性の良い料理が変わってくるため、重要なポイントになります。

ではそれぞれ見ていきましょう。

爽やかに楽しむなら「すっきり系」

すっきり系のシャルドネワインは飲みやすく、爽やかな味わいを楽しめます。

白ワインらしいキリリとした酸味があり、ドライで後に残らない爽快な味わいが特徴です。

具体的にはシャブリなどの冷涼な産地で造られたシャルドネが挙げられます。

魚介系などの料理と合わせる際にはすっきり系のシャルドネをお選びください。

肉料理と合わせるなら「ふくよか系」

ふくよか系は果実味を強く感じられ、ほのかな甘味があるシャルドネワインです。

フルーティーな味わいは肉料理と相性がよく、飲みごたえがあることが魅力。

辛口と表記があっても甘いと感じる方もいるほど、やわらかな味わいとなっています。

樽熟成を行ったシャルドネは、バターやナッツなどの芳醇な風味を楽しめるでしょう。

価格で選ぶ

シャルドネは世界各地で栽培されているからこそ、価格帯も幅広いことが特徴です。

そのため目的ごとに予算を決めて選ぶと失敗しづらいためおすすめです。

デイリーワインとしてシャルドネを楽しみたい方は2,000円未満から探してみましょう。

ちょっとしたご褒美なら5,000円未満、プレゼントや特別な日には10,000円未満をお選びください。

またシャルドネには10,000円を超えるワインもあるため、一生に一度の記念日などに楽しんでみるのも良いでしょう。

シャルドネの品質と価格相場
デイリーワイン:2,000円未満
ちょっとしたご褒美:5,000円未満
プレゼント用:10,000円未満
特別な高級ワイン:10,000円以上

シャルドネの人気おすすめワイン30選

安くて美味しい!予算2,000円ベスト10

第10位 ダークホース シャルドネ

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ブレンドによるコクが魅力

ダークホースはアメリカで発売した後、わずか1年で100万ケースを売り上げてしまうほど人気のワイン。

シャルドネをメインに使いつつヴィオニエとゲヴュルツトラミネールをブレンドすることで、まろやかで深い味わいを演出しています。

優しい酸味と飲みやすい味わいによる濃い旨さを味わうことができ、魚介はもちろん中華などとも相性が良いことが魅力的です。

香りパッションフルーツ、金木犀
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
シャルドネが味わいの骨格をつくり、ヴィオニエとゲヴュルツトラミネールという香りに特徴のある2つのブドウが華やかな個性をワインに付与している。果実味が前面に押し出されたスタイルに仕上がっています。

第9位 ベリンジャー ファウンダース・エステート・シャルドネ

爽やかなシャルドネが楽しめる

ナパ・ヴァレーで1876年にフレデリックとジェイコブのベリンジャー兄弟により誕生した歴史あるワイナリーによる1本。

りんごや洋梨のフレッシュな香りを楽しめる爽やかな白ワイン。

程よいまろやかさを兼ね備えたきりっと系の飲みやすさが特徴です。

香りりんご、洋梨
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★☆☆
佐々木
酸味が大人しくまろやかな舌触りが特徴です。料理やシチュエーションを選ばない、ニュートラルなスタイルを持っています。

第8位 オールド・コーチ・ロード シャルドネ

こだわりの味わい

サイフリードは家族5人で経営しているワイナリー。

ぶどう栽培からこだわり造られたワインは、味わい以上の暖かさや感動を得られます。

柑橘系やメロン、トロピカルフルーツのフルーティーな香りと、スパイシーなオークのニュアンスのバランスが良いことが特徴。

酸味とミネラルも程よい調和を感じさせてくれ、すっきりした後味を楽しめます。

香りメロン、パイナップル、シナモン
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
華やかなフルーツの香りと、樽由来の甘いスパイスの香りが調和している。冷蔵庫から取り出し15分ほど待ち、温度が上がって来た頃に楽しむのがおすすめです。そうすることでより顕著なトロピカルフルーツの香りを楽しめることでしょう。

第7位 D.O.セントラルヴァレー チリンギート コヴェ シャルドネ

コスパ最強

チリにあるセントラル・ヴァレーで造られたワイン。

非常にリーズナブルな価格でありながらも、トロピカルフルーツやりんごのフルーティーな香りと程よい酸味を味わえます。

コストパフォーマンスの良いチリのシャルドネを楽しみたい方にはおすすめです。

香りリンゴ、オートミール
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
トウモロコシのような香ばしいニュアンスと、乳製品を連想させるクリーミーな味わいが特徴です。

第6位

バランスの取れた味わい

オーストラリア内で家族経営最大級のワイナリーであるアンドリュー・ピースによる1本。

アプリコットや白桃、パッションフルーツの華やかな香りを漂わせ、はちみつのような甘みを感じられる味わいが特徴的です。

レモンやライムのような柑橘系の酸味も程よく感じられる、バランスの良いワインをお求めの方はぜひ。

香りアプリコット、白桃、はちみつ
酸味★★★☆☆
ボディ★★★☆☆
佐々木
白桃を思わせる甘いフルーツの香り、生き生きとした酸味が心地よく口中を刺激します。

第5位 サンタ・ヘレナ・ラ・プンタ・レセルヴァ・シャルドネ

酸味とフレッシュな果実味のバランス
1942年創業のサンタ・ヘレナ社は、いち早くチリワインの海外進出を果たしたパイオニア。

ありのままの自然環境の中、ブドウの樹と多種のハーブが共生する畑では良質なブドウが栽培されます。

高品質のブドウの持つ可能性を最大限に引き出し、凝縮感ある果実味と上質な深みのある気品あふれる仕上がりです。

シトラスや白桃の香りが豊かで、酸味とフレッシュな果実味のバランスがよいワインです。

香りレモン、白桃、セルフィーユ
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★☆☆
佐々木
柑橘系の香りとみずみずしいハーブの香りが調和。派手さがない分料理を邪魔をすることなくそっと引き立ててくれることでしょう。毎日の食卓に置いておきたい一本です。

第4位 ロス・ヴァスコス・シャルドネ

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フルーティーな香りが豊かな、爽やかな仕上がり

ボルドーの1級シャトー・ラフィットが手掛けるチリワイン。

1988年にパートナーとなったバロン・ド・ロートシルト家により世界品質へのワインへと進歩をしてきました。

濃厚な果実味はそのままで、果実味を際立たせた造りをしています。

柑橘類やバナナのようなフルーティーな香りが豊かな、爽やかな仕上がりのワイン。

香りバナナ、はちみつ
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
果実の香りがグラスから溢れてくるかのような、リッチに仕立てられたキャラクターのワインです。個性が強いのでワイン単体で十分に楽しめます。

>>ロス・ヴァスコスのワインをもっと見る

第3位 サンタ・リタ 120

さっぱりとしたフレッシュさが特徴

チリ国内最大規模のワイナリー、サンタ・リタ社は、2,000ヘクタール以上のブドウ畑を所有しています。

トロピカルフルーツや青りんごの香りの中に、オレンジピールのような爽やかさがあります。

さっぱりとしたフレッシュさが特徴のワインです。

香り青リンゴ、オレンジピール
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
リッチなスタイルではあるものの派手とまではいかず、バランスの良い上質なワインに仕上がっています。後味に残る心地よいほろ苦味がアクセントになっています。

第2位 コノスル ビシクレタ ヴェラエタル シャルドネ

¥9,098 (2024/10/01 08:45時点 | 楽天市場調べ)

果実味の豊かな味わいとやわらかい酸味

時代を意識したワイン造りを行うコノスル社の、ハイ・コストパフォーマンスなワイン。

パイナップルのようなトロピカルな甘い香りの中に、ハーブや柑橘類の白い花の香りが含まれる個性的なワインです。

果実味の豊かな味わいとやわらかい酸味の絶妙なバランスが、ワインのおいしさを引き立てています。

香りパイナップル、アカシア
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
チリのデイリーなシャルドネは総じて酸味が大人しく、まろやかでクリーミーな味わいが特徴のことが多い。しかし、このワインは心地良い酸味を持ち合わせており、その為飽きのこないメリハリの効いた味わいに仕上がっています。

>>コノスルのワインをもっと見る

第1位 コンチャ・イ・トロ カッシェロ・デル・ディアブロ シャルドネ

しっかりとした味わいと酸味のバランスが絶妙

1999年ワインスペクター誌が行った世界18,000人の読者による人気投票で、南米ベストワイナリーにも選出されたことのあるコンチャ・イ・トロ社。

あまりのおいしさに、ワインを盗み飲む人が多かったので、ワイナリー創設者が「この蔵には悪魔が住んでいる」という噂を流しました。

そうやってワインを守ったという逸話から「悪魔の蔵」という伝説ができました。

日本をはじめ世界約130ヵ国で販売されており、チリワインの代表ともいえるワイナリーです。

パイナップルや桃のような果実味あふれる香りに加え、成熟させたフレンチオーク樽のヘーゼルナッツの香りが漂います。

しっかりとした味わいで、酸味とのバランスも良いワインです。

香りパイナップル、シナモン、ヘーゼルナッツ
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
熟した南国系フルーツの香りと、樽由来のスパイスの香りが調和しています。

ちょっとしたご褒美に!2,000円~5,000円ベスト10

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ブレッド&バター シャルドネ カリフォルニア
ブレッド&バター シャルドネ カリフォルニア

詳細情報

度数:13.5%
産地:アメリカ、カリフォルニア
品種:シャルドネ

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日本国内でも大人気の、リッチなシャルドネワインの代表銘柄が「ブレッド&バター シャルドネ」

銘柄名に恥じないトーストのような香ばしいアロマとバターを思わせるクリーミーさと濃厚な質感が最大の特徴。

クリームを使った料理をはじめ、魚からお肉料理まで幅広くマッチする一品です。

香りパイナップル、クリームブリュレ
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★★

第10位 ヘス コレクション セレクト シャルドネ

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モントレーで家族経営によりワインを製造しているヘス・コレクションによる1本。

2種類のステンレススチール・フレンチオークによる熟成により、樽由来のバニラのニュアンスをお楽しみいただけます。

エレガントな雰囲気のあるラベルも人気の理由の1つです。

香りバニラ
酸味★★★☆☆
ボディ★★★☆☆
佐々木
冷涼なことで知られ、抑えのきいた味わいのワインを生む産地”モントレー”。カリフォルニア産のワインに多い”果実味爆弾”のようなわかりやすいスタイルではなく、料理にも合わせやすいように造られたエレガントな味わいに仕上がっています。

第9位 ラ・クレマ シャルドネ ソノマコースト

¥5,478 (2024/09/17 22:19時点 | 楽天市場調べ)

上品な味わいが魅力的

ケンダル・ジャクソンによるカリフォルニア大手のブティックワイナリー。

少量高品質のワインを扱うからこそ、質の高い味わいをお楽しみいただけます。

レモンや熟した梨のフルーティーな香りと、バニラやスモークのスパイシーさが混ざりあった爽やかな刺激を感じられます。

上品な口当たりで品格ある空間を演出してくれますよ。

香り洋ナシ、バニラ、スモーク
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
みずみずしい酸味が上品さを演出しています。果実味をやや抑えたスタイルで、樽のニュアンスもあえて控えめに仕上げています。

第8位 ルイ・ジャド ブルゴーニュ シャルドネ

¥3,370 (2024/09/17 22:19時点 | 楽天市場調べ)

まろやかなシャルドネ

質の高いシャルドネをステンレスタンクと樽で発酵・熟成させることで、最大限魅力を引き出したワイン。

熟成により角がなくなり、良質でまろやかな味わいを感じられます。

桃や洋梨のフルーティーさと白い花の華やかさ、バニラの香りを楽しむことができ、程よい酸味を楽しめる1本です。

香り洋ナシ、スイカズラ、シナモン
酸味★★★★☆
ボディ★★★☆☆
佐々木
樽の香りは控えめで、チョークのようなミネラルの香りが印象的です。キリっとした酸味が口中を引き締め、ブルゴーニュならではのエレガントなスタイルに仕上がっています。

第7位 ベリンジャー ナパ・ヴァレーシャルドネ

¥4,169 (2024/09/17 22:22時点 | 楽天市場調べ)

パーカーポイント 89点の実力

パーカーポイント 89点(2013年ヴィンテージ)を叩き出す優れた味わいは、ぶどうの個性を最大限活かすための工夫によるもの。

ブロックごとに発酵・熟成させることで各ぶどうの魅力を引き出しており、リッチでバランスの取れたワインとなりました。

フレンチ・オーク樽での熟成による芳醇なバニラを感じられる香り。

クリーミーなまろやかさと、リンゴやシトラスのような爽やかさが絶妙にマッチした味わいをお楽しみいただけます。

香り洋ナシ、スイカズラ、シナモン
酸味★★★★☆
ボディ★★★☆☆
佐々木
廉価なワインも高級なワインも口にいれた瞬間のインパクトはほぼ同じであり、味わいの中盤から後半にワインの上質さが現れると言われています。原料ブドウへのこだわりが液体からしっかりと感じ取れる一本です。

第6位 ブレッド&バターシャルドネ

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元大統領のランチミーティングに採用されたワイン

オバマ元大統領主催のPTTランチミーティングで振る舞われたシャルドネの白ワイン。

価格以上のエレガントな雰囲気と、マロラクティック発酵焦がしバターの香りを楽しめます。

カリフォルニアのバランスの良さを活かしつつも、濃厚な味わいが魅力的です。

香り焦がしバター、パイナップル
酸味★★★☆☆
ボディ★★★☆☆
佐々木
果実味たっぷりの”いかにもカリフォルニアらしいワイン”というスタイルは、どれも同じ味わいであるという理由から昨今市場から毛嫌いされている節があります。”ブレッドとバター”のようなわかりやすいキャラクターが楽しめます。

第5位 ジャム・セラーズ バター・シャルドネ

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カリフォルニアらしい樽香が利いた一本

名前の通り、完熟したマンゴーや、バターに似た風味を醸し出しています。

マンゴー、黄桃、パイナップル、アンズのトロピカルな香りが満載です。この果実味と十分な酸味が楽しめる一品。

オーク樽由来のバニラのような香りが加わり、カリフォルニアらしい樽香が利いたワインです。

香りバター、アンズ
酸味★☆☆☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
さらにわかりやすく樽の香りを前面に押し出した一本です。樽の香りがとにかく大好き!という方にオススメです。

第4位 サンダルフォード・エステイト・リザーブ シャルドネ

ゆっくりとした余韻を楽しめる

西オーストラリア州内のプレミアムワイン産地であるスワンバレー、マーガレットリバー、グレートサザーン に自社畑を保有し、その土地に適したぶどう品種を栽培しています。

白桃、グレープフルーツ、キャラメル風味のカシューナッツの香り。

ストーンフルーツ、柑橘系果実の風味にバニラやトーストが感じられ、さわやかな酸がストラクチャーと長い余韻を与えています。

樽発酵からくるフレンチオークがきれいに調和した、滑らかな口当たりのミディアムボディのワインです。

香り白桃、グレープフルーツ、カシューナッツ
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
西オーストラリア州は、オーストラリアワイン全体の僅か2%の生産量しかないにもかかわらず、その品質の高さからオーストラリアを代表するシャルドネの産地として知られている今注目の産地です。

第3位 フランシス フォード コッポラ ディレクターズ シャルドネ

樽由来のフレーバーが上品に香る

流行に流されることなく、古典的なカリフォルニアワイン造りを貫き通している数少ないワイナリーです。

白桃やメロンのような香りがあり、クリーミーな口当たりです。カリフォルニアらしい、バニラやバターなどの樽由来のフレーバーが上品に香ります。

香りメロン、バニラ、バター、ヘーゼルナッツ
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
有名な映画監督であるフランシス・フォード・コッポラは、ワイナリーオーナーとして世界で最も成功を収めた映画監督として知られています。

第2位 ドメーヌ ド ラ ボングラン マコン ヴィラージュ テヴネ カンテーヌ

親しみやすい味わいのブルゴーニュ

フランス、ブルゴーニュのシャルドネというと値段が高いという印象をお持ちの人も多いでしょう。

そんな方に試していただきたいのがブルゴーニュのマコネ地区のシャルドネです。ドメーヌ・ド・ラ・ボングランはそんなマコネ地区で15世紀から続く生産者。

ぶどうやワインに対して人為的なことを極力しないでワインを造ります。

自然にまかせているため、ブルゴーニュでは珍しく貴腐ぶどうができるときもあります。

有機栽培でぶどうを栽培し、天然酵母でぶどうを発酵させます。

レモンピール、ハチミツ、ハーブなどの風味があり、適度なボリューム感があります。

親しみやすい味わいは、ブルゴーニュ白の入門編としておすすめです。

香りレモンピール、はちみつ
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
価格の高騰が止まることのない産地ブルゴーニュにおいて、最後の砦として一定の価格を保っている”マコネ地区”。ここのワインは南国系の香りが出やすく、ブルゴーニュワインの中では良い意味で分かりやすさをかねたワインが多く生産されています。

第1位 カレラ セントラルコースト シャルドネ

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カリフォルニアのロマネ・コンティ

このワイナリーの創設者は学生の頃イギリスに留学し、ブルゴーニュワインの虜になりました。

やがてロマネ・コンティでワイン造りを学んだ彼は母国アメリカに戻り、このワイナリーを立ち上げました。

今では「カリフォルニアのロマネ・コンティ」とも言われています。

このワインはカレラのシャルドネの中で最もリーズナブルなワインです。

マンゴーのような果実味とバニラのような樽の風味が楽しめます。ローストチキンなどと合わせてお楽しみください。

香りマンゴー、バニラ
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★☆
佐々木
ブルゴーニュに影響を受けたこのワインは、カリフォルニアらしい果実味たっぷりのワインとは一線を画しています。生き生きとした酸味と果実味が完全に釣り合っており、抑えのきいた樽の風味は心地よいアクセント程度にあえてとどめられています。

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第5位 ロンバウアー・シャルドネ・カーネロス

クリーミーでかつキレの良い後味

全米レストランのソムリエによるランキング14年連続TOP10入り継続中のワイン。

メロンやマンゴーにアプリコットやクリームブリュレ、ほんのりとバターやバニラが香ります。

熟した桃やトロピカルな果実味に溢れ、パイ生地やベーキングスパイスにクリーミなテクスチャーを持つリッチなオールド・スタイルです。

香りメロン、クレームブリュレ、バター
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★★★
佐々木
なめらかでコクのあるリッチな味わい。樽のフレーバーが強いものの、それに負けない凝縮した味わいの構成は原料ブドウの上質さを物語っています。

第4位 ムルソー プルミエ・クリュ・シャルム

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しっかりとした酸味と樽本来のバニラの香り

ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾンです。

レ・シャルムはペリエール、ジュヌブリエールと並んで、グラン・クリュの無いムルソーの頂点に君臨しています。

香りはバターやレモンクリーム、穏やかで綺麗な酸にはちみつのような甘さが見事に調和しています。

香りバター、レモンクリーム、はちみつ
酸味★★★☆☆
ボディ★★★☆☆
佐々木
ムルソーはブルゴーニュのなかでもよりなめらかでコクのあるワインとして知られています。その中でもレ・シャルムは「ムルソー」らしいなめらかなスタイルでより知られています。

第3位 シャブリ プルミエ クリュ レ・モンマン

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牡蠣と合わせたい力強いシャブリ

ドメーヌ・ラロッシュはフランス・シャブリで最も歴史のあるワイナリー。自然派農法でぶどうを栽培しています。

除草剤、殺虫剤、防腐剤は使用しません。

このワインはシャブリの一級畑のぶどうで造られています。日差しが降り注ぐ素晴らしい畑です。

オリと共にじっくりと熟成させたシャルドネは力強さが感じられます。

シャブリと言ったら合わせるのは牡蠣ですね。

香りレモン、ヘーゼルナッツ
酸味★★★★☆
ボディ★★★☆☆
佐々木
ソムリエからの評価が高く都内高級レストランでは必ず置いてあると言っても過言ではないシャブリを代表する生産者「ラ・ロッシュ」は必ずおさえておきたい生産者の一人ですね。

第2位 イエルマン ワー ドリームス

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飲んだらうっとり夢心地

イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州はイタリアの白ワインの銘醸地です。

イエルマンもフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のワイナリーのひとつ。

このワインはイタリアのワイン誌で「イタリアを変えたワイン」として取り上げられました。

コクがありながらとてもエレガントです。これはイタリアではあまりないタイプのワインでした。

桃やトロピカルフルーツ、ブリオッシュのような風味が感じられます。

ワイン名には「夢はどこから生まれるのか(ここからだよ!)」というメッセージが込められています。

飲んだら夢を見ているような気分になれるワインです。

香り濡れた石、ブリオッシュ
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★★★
佐々木
ミネラル感がたっぷりで、抜栓してから開くのにやや時間がかかる印象。しかし、上質なワインほど気難しいもので、もし飲み頃を迎えた素晴らしい状態で出会えたのなら、うっとりするほど魅惑的な香りのワインです。

第1位 ペタルマ シャルドネ

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オーストラリアの代表的シャルドネ

ペタルマはオーストラリアを代表するプレミアムワイナリー。

世界的ワイン評論家も高く評価しています。

ぶどうは手摘みで収穫し、ワインは少量生産でクオリティを重視しています。

このワインからは桃や樽熟成から生じるスモークベーコンのような風味が感じられます。

クリーミーな味わいながら、豊かな酸も感じられます。

グリルしたチキンやポークにレモンを絞って一緒にいただくとおいしいでしょう。

香りマンゴー、バター、スモークベーコン
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★★★
佐々木
温暖で乾燥したオーストラリアは上質なワインの生産に適した広大な土地を有しています。そのオーストラリアで、高品質なワインに特化してワインを生産しているのがペタルマです。上質な原料ブドウに相応しい上質な樽を用い、長期熟成を経てリリースされます。

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第5位 ファーニエンテ シャルドネ ナパ・ヴァレー

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くつろぎのひとときに

高級ワインが多く集まるカリフォルニア、ナパ・ヴァレー。

生産者ファーニエンテは創業130年以上で、ナパ・ヴァレーでも歴史のある生産者のひとつです。

このワインはカリフォルニアのシャルドネらしい芳醇な味わいです。

「ファーニエンテ」はイタリア語で「のんきに」という意味です。

リラックスしてくつろぎたいときにぴったりのワインです。

香りパイナップル、カシューナッツ、貝殻
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★★★
佐々木
シャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンに特化したワイナリー。アメリカでは比較的珍しい自社畑のブドウを用い、栽培から醸造まで一貫して高品質なワインの生産にフォーカスしています。

第4位 オーベール シャルドネ ソノマコースト

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ガツンと力強いシャルドネ

オーベールはカリフォルニア、ソノマコーストのワイナリー。

単一畑のぶどうのみから造るワインに特化しています。

1999年設立と、それほど歴史の長いワイナリーではありません。

それでも今やカリフォルニアの高級ワイナリーと同等の評価を得ています。

最初にぶどうが収穫されたのは2000年ですが、彼らのワインは10年以上熟成される可能性があります。

このワインは力強い果実味とミネラル感にあふれています。

力強い白ワインが好きな方に飲んでいただきたいワインです。

香り白桃、炒ったアーモンド、乳製品
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★★
佐々木
海からの風が吹くことで、より冷涼な土地から良質なブドウが栽培できるとして近年注目のソノマ・コースト。ミネラル感と果実味のバランスに優れたトレンドのスタイルのシャルドネを知ることができる一本です。

第3位 コント・ラフォン ムルソー シャルム

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ブルゴーニュのエレガンス

コント・ラフォンはムルソーの世界の白ワイントップ10生産者に選ばれたワイナリー。

ムルソーのトップ生産者です。

コント・ラフォンはパワーよりエレガンスを重視しています。

かと言ってパワーに欠けるわけではありません。パワーとエレガンスのバランスが良いです。

このワインはシャルムというムルソーの1級畑のもの。ムルソーで最高格付けのワインです。

エレガントな方へのプレゼントにおすすめです。

香り青リンゴ、石灰、アーモンド
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★★★
佐々木
キレキレの酸味と後味に感じるほのかな塩気が印象的で、旨味の詰まった凝縮したシャルドネが楽しめる。ゆっくりと時間をかけて楽しみたい、緊張感みなぎる生き生きとしたワインです。

第2位 ドメーヌ・ルフレーヴ バタール モンラッシェ グラン クリュ ルフレーヴ

洗練された味わい

バタール・モンラッシェは、ブルゴーニュ、ピュリニィ・モンラッシェの特級畑です。

創業300年と歴史も非常に長く、肉感的でありながら洗練された味わいです。

すぐに飲んでもおいしいように造られていますが、10年以上寝かせてからの方がおいしく飲めるワインです。

ぜひとっておきのひとときに味わってください。

香りマンゴー、ヘーゼルナッツ、クリーム、マッシュルーム
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
佐々木
なめらかで弾力のある味わいで、噛むような印象さえ感じます。10~30年ほど熟成可能な偉大な一本です。

第1位 モンラッシェ グラン クリュ マルキ ド ラギッシュ

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ブルゴーニュ白ワインの頂点

モンラッシェはピュリニィ・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェのふたつの村にまたがる特級畑です。

モンラッシェは特級畑の中でもワンランク上とされています。

ジョセフ・ドルーアンは創業130年を超える家族経営のワイナリー。

まだ若いワインですが長期熟成がおいしいとされるワインなので、10年後に楽しむつもりでお求めください。

ワインが好きなら一度は飲んでみたいワインです。

香りパッションフルーツ、シナモン、クルミ
酸味★★☆☆☆
ボディ★★★★★
佐々木
若いうちはストレートなフルーツの香りが楽しめるが、この状態はこのワインの真骨頂とはいえない。熟成するにつれ、キノコやナッツを連想させる土様の香りが混ざり始め、モンラッシェにしかない官能的な香りに発展する。

シャルドネの楽しみ方

こちらでシャルドネワインの楽しみ方をご紹介します。

最もポピュラーなブドウ品種だからこそ、シャルドネは様々なシーンで楽しむことが可能です。

飲み比べを楽しむ

シャルドネは飲み比べが楽しい品種と言えるでしょう。

シャルドネは非常に多様なブドウ品種であり、産地や醸造方法によってその味わいが大きく異なります。

そのためシャルドネを飲み比べることによって、そのワイン産地の個性をより感じることができるでしょう。

また、熟成や醸造技法の異なるシャルドネを飲み比べれば、ワインの製法についての理解を深めることも可能です。

ワインに興味がある、勉強したいという方には、ぜひシャルドネの飲み比べをおすすめします。

以下に飲み比べをする際のポイントをまとめます。

シャルドネの飲み比べのポイント
・グラスを揃える
・ワインの色/香り/味わいを比較する
・温度によって印象は変わるので、時間をかけて飲み比べする
・料理との相性の違いも確認する

グラスにこだわる

シャルドネを楽しむためにはグラスにもこだわりたいところ。

ワインはグラスを変えて飲むことによって、香りや味わいの印象が大きく変化します。

特にシャルドネは産地や製法でワインの特徴が変わるため、そのシャルドネに適したグラスを選ぶことが重要です。

こちらではシャルドネを「すっきりタイプ」と「ふくよかタイプ」の2つに分け、それぞれのおすすめグラスをご紹介します。

すっきりタイプには白ワイングラス

すっきりタイプのシャルドネには、通常の白ワイングラスがおすすめ。

チューリップ型に膨らんだボウル部分がシャルドネの香りを溜めこむため、爽快な風味を堪能することができます。

また、ワインが勢いよくストレートに口の中に入り込むことによって、より爽やかな印象を感じやすくなるでしょう。

すっきりタイプのシャルドネは冷やして飲むのが一般的なため、グラスのサイズは小ぶり~中程度のものが適切です。

ふくよか系にはブルゴーニュグラス

ふくよかタイプのシャルドネには、やや大ぶりなブルゴーニュグラスがおすすめです。

ブルゴーニュグラスの特徴は、風船のように大きく膨らんだボウルの部分

通常の白ワイングラスよりも多くの香り成分を溜めこむ構造をしています。

また、湾曲したボウルはグラスを傾けたときにゆっくりとワインを口へと運ぶため、ワインが口の中に広がりながら流れてきます。

そのため酸味や果実味、ミネラル感などの複雑な味わいを感じやすくなるでしょう。

特にしっかりと樽熟成したリッチなシャルドネは、ブルゴーニュグラスで飲むことをおすすめします。

料理と合わせる

シャルドネは食事との相性を幅広く楽しめるワインです。

お飲みになるシャルドネのタイプに合わせて、最適な料理を選べるようにしましょう。

以下にその一例をご紹介しますので、ぜひご参考ください。

カルパッチョ

カルパッチョは白ワインの定番おつまみです。

オリーブオイルやハーブ、レモンの風味が、爽快感のある白ワインとマッチします。

シャブリなど冷涼な地域で生産されるシャルドネとぜひ合わせてみてください。

魚介系の料理と辛口のシャルドネは鉄板の相性です。

サーモンとアボカドのタルタル

サーモンとアボカドのタルタルは前菜として人気のおつまみ。

脂の乗ったサーモンと濃厚な口当たりのアボカドは、フルーティーなシャルドネとよく合います。

アメリカやチリなどのフレッシュでカジュアルな味わいのシャルドネをぜひ。

濃厚な味わいを豊かな泡立ちで洗い流す、シャンパーニュとの組み合わせもおすすめです。

生ハム

生ハムは赤ワイン・白ワインどちらとも相性の良いおつまみです。

旨味と塩味が豊富な生ハムには、酸味と果実味がしっかりとしたシャルドネが好相性です。

チリやオーストラリア、イタリアなどのバランスの取れたシャルドネがおすすめです。

生ハムのしっかりとした味わいを、白ワインの酸味が洗い流してくれるでしょう。

白身魚のムニエル

バターの風味を纏った白身魚のムニエル。

濃厚な味わいのムニエルには、ふくよかなシャルドネを合わせたいところです。

熟成タイプのシャルドネは、バターの風味と相性が良く料理の味わいをより豊かにします。

舌平目などの高級魚を使ったムニエルには、ムルソーやモンラッシェなどブルゴーニュの熟成シャルドネが特におすすめです。

鶏肉のクリーム煮込み

鶏肉のクリーム煮込みは、クリームベースのリッチなソースで煮込まれた料理です。

肉料理となるため、こちらはよりパワフルなシャルドネと相性が良くなるでしょう。

おすすめは樽熟成したアメリカ・カリフォルニアのシャルドネです。

バターやナッツなどの風味が、クリームソースのコクと相まって料理全体の深みを増してくれます。

多様性のあるシャルドネのワインを楽しもう!

シャルドネのワインを楽しもう!

産地・造り手によって、さまざまな姿へと変化するシャルドネ。

日常使いとしての使い勝手の良さはもちろん、特別な日を華やかに彩る白としても不動の存在。

白ワイン品種の頂点に立ち、その圧倒的な存在感は飲む人を魅了し、飽きさせることがありません。

他の白ワイン品種も知りたい方はこちらをどうぞ。

>>白ワインのぶどう品種一覧
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