生ワインの人気おすすめランキング15選を紹介!特徴や選び方も解説

2019/03/05
ワインの基礎知識

最近、新しいカテゴリーのワインが話題です。その名も「生ワイン」。

まだご存知ない方もいるかもしれません。

そもそもワインが「生」とは、どういうことでしょう。

この記事では、生ワインの特徴や選び方、おすすめの生ワイン15選をご紹介していきます。

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※販売数には限りがございますので、売り切れの際は何卒ご容赦ください。

 

執筆者/監修者

佐々木 健太

J.S.A. ソムリエ・エクセレンス

ソムリエ/年間受講者数日本一を誇るカリスマワインスクール講師  21歳でソムリエ資格を取得。南フランスにある一つ星レストラン「Keisuke Matsushima」にて研鑽を積み、帰国後は南青山「L’AS」を経て、株式会社WINE TRAILを創業。ワインのサブスク「HOME WiNE」を手掛ける。YouTubeチャンネル「ソムリエ佐々木」を運営。第9回全日本最優秀ソムリエコンクールファイナリスト。

生ワインとは

生ワインについて、ワイン業界で明確な定義があるわけではありません。

いくつかの日本の生産者が独自に自らの商品につけている呼び名です。

生ワインの特徴

大まかに言うと、生ワインと呼ばれているものは次のようなワインです。

 

生ワインの特徴
・ろ過しない
火入れ殺菌しない

・酸化防止剤や保存料を使わない

 

ろ過しない、または火入れ殺菌しないだけでも生ワインとして販売されている商品もあります。

いずれにしても、ぶどう本来のフレッシュな味わいを生かしたワインという点が共通しています。

生ワインのおすすめの選び方

おすすめの生ワインの選び方

ここからは生ワインのおすすめの選び方を紹介します。

今回紹介する選び方は以下の通り。

 

生ワインの特徴
・産地で選ぶ
・品種で選ぶ
・種類で選ぶ 

 

後に紹介する種類別の人気おすすめ生ワインまとめにも反映されているので、ぜひ参考にしてください。

ではそれぞれ見ていきましょう。

産地で選ぶ

日本で生ワインと言われるワインは日本で造られています。

今回見ていく日本の代表的な生ワインの産地は以下の通りです。

 

生ワインのおすすめ産地
・山梨県
・長野県

・北海道

 

まずは上記の3つを抑えてみましょう。

では解説していきます。

やさしい味わいの山梨県

山梨県は日本のワイン造り発祥の地であり、日本最大のワイン産地。

中でもぶどう栽培の中心地、甲府盆地の気候は、ワイン用のぶどう栽培にぴったりです。

寒暖差が大きく、日照量が多く、降雨量が少ないので、良質なぶどうが育ちます。

山梨県産の生ワインでは、日本固有の品種、甲州マスカット・ベーリーAが使われています。

山梨県のワインは長野県、長い歴史に裏付けられていて、安定したクオリティと言えます。

和食全般に合う、やさしい味わいが山梨県のワインの特徴です。

また山梨県のワインについてはこちらから。

>>【ソムリエ厳選】山梨のおすすめ白ワイン20選!選び方のコツも解説

甘い香りの長野県

長野県は、日本では山梨県に次いで大きなワイン産地です。

日本で初めて原産地呼称管理制度を導入した県でもあります。(原産地呼称制度とは、特定の地域に根ざした原産地名を認定し、保護する制度です)。

長野県のワイン産地はすべて盆地気候です。

山梨県同様に寒暖差が大きく、降水量が少ない気候で、ぶどう栽培に適しています。

長野県産の生ワインには、ナイアガラやコンコードなどの品種が使われています。

これらの品種は甘い香りが特徴なので、甘いワインを好きな方におすすめです。

また長野県のワインについてはこちらからどうぞ。

>>【ソムリエ監修】長野のおすすめ白ワイン15選!特徴と選び方のコツも解説

すっきりとした酸味の北海道

北海道は日本では3番目に大きなワイン産地。

他の地域に比べて広大な土地が確保できるため、近年非常にワイナリー数が増えています。

また、ワイン用の原料ぶどうを自社畑で造る「ドメーヌ」が本州に比べて多いことも特徴です。

冷涼な気候のため、ドイツ系の白ぶどう品種(ケルナー、ミュラー・トゥルガウ、バッカスなど)が多く栽培されていて、生ワインにもこれらの品種が使われています。

北海道のワインは酸味のきいたものが多いので、酸味のあるワインが好きな方におすすめです。

北海道のワインについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

>>【ソムリエ監修】北海道のおすすめ白ワイン15選!選び方のコツも解説

ぶどう品種で選ぶ

生ワインには、白ワイン、赤ワインとあり、品種もさまざまです。

まずはそれぞれの代表品種をおさえて選びましょう。

繊細な味わいの白 甲州

甲州は100年以上の歴史を持つとされている日本固有の白ぶどう品種で、最もワイン向けに栽培されている品種です。

主に山梨県で栽培されています。

青りんごや梨のような果実味、ほんのりとした苦味があります。

少し日本酒を思わせるような味わいです。

酸味がおだやかでやさしい風味なので、だしを使った和食と相性がいいです。

詳しい甲州の解説についてはこちらをご覧ください。

>>日本初の世界品種 「甲州」とは?特徴からおすすめ白ワイン15選を紹介

甘い香りの白 ナイアガラ


ナイアガラはアメリカ合衆国原産の白ぶどう品種です。

コンコードとキャサディと言う品種の交配種で、主に北海道、長野県、山形県で栽培されています。

フォクシーフレーバーと言われる甘い香りが特徴です。

また表記によってはナイアガラではなく、ナイヤガラとされることもありますが基本は同じです。

本記事では基本はナイアガラと表記しますが、商品によってはナイヤガラとする場合があります。

イチゴのような味わいの赤 マスカット・ベーリーA

甲州に次いで2番目にワイン用に栽培されている品種です。

日本の新潟県が原産地の黒ぶどう品種です。

果皮が薄いため、色調の明るいワインができます。

イチゴキャンディのようなチャーミングな香りとしっかりした酸味があり、渋みはおだやかです。

マスカット・ベーリーAについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

>>【ソムリエ監修】 マスカット・ベーリーAとは?特徴から、おすすめワイン10選を紹介!

渋みのおだやかな赤 コンコード


コンコードは、アメリカ合衆国原産の黒ぶどう品種です。

主な産地は長野県や山形県です。

この品種もナイアガラと同様にフォクシーフレーバーと言われる、グレープキャンディのような香りが特徴です。

コンコードからは渋みのおだやかな、フルーティな赤ワインが造られます。

種類で選ぶ

生ワインにも赤・白・ロゼの3種類があります。

それぞれ使用している品種が異なり風味や味わいが違うため、好みから選びましょう。

次から紹介する生ワインの人気おすすめランキング15選では、種類別で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

種類別!生ワインの人気おすすめランキング15選

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ここからは生ワインの人気おすすめランキング15選を紹介していきます。

今回は先ほど紹介した以下の選び方を参考にしています。

 

生ワインの特徴
・産地で選ぶ
・品種で選ぶ
・種類で選ぶ 

 

ではそれぞれ見ていきましょう。

白の生ワインベスト7

まずは白の生ワインについて紹介していきます。

今回紹介するのは以下の通りです。

商品画像林ワイナリー 五一わいん ヴァンブーリュ にごり  無添加生ワイン ほいりげデラウェアにごり生ワイン 無ろ過 白 北海道ワイン 日本ぶどうの生ワイン プレミアム 白 北海道ワイン おたるナイヤガラ 丹波ワイン てぐみデラウェア
商品名林ワイナリー 五一わいん ヴァンブーリュ にごり無添加生ワイン ほいりげデラウェアにごり生ワイン 無ろ過 白北海道ワイン 日本ぶどうの生ワイン プレミアム 白北海道ワイン おたるナイヤガラ 丹波ワイン てぐみデラウェア
詳細産地: 長野県
品種: ナイヤガラ
タイプ: 甘口
産地: 山形県
品種: セイベル
タイプ: やや甘口
産地: 山梨県
品種: デラウェア
タイプ: やや甘口
産地: 山梨県
品種: 甲州
タイプ: 辛口
産地: 北海道
品種: ミュラー・トゥルガウ、デラウェア
タイプ: やや辛口
産地: 北海道
品種: ナイヤガラ
タイプ: 甘口
産地: 京都府
品種: デラウェア95%その他5%
タイプ: 辛口
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

では解説していきます。

7位

丹波ワイン てぐみデラウェア

詳細情報
産地: 京都府
品種: デラウェア95%その他5%
タイプ: 辛口

シンプルイズベスト
シンプルだけどコクのある奥深い味わいが魅力的な一本。

デラウェアを使用することでりんごや柑橘系のさっぱりとした風味をまとっています。

ほのかなハーブ香の酸味が特徴的。

シュワシュワっとした泡立ちと爽やかな酸味、そして程よい苦味を感じられます。

非常に飲みやすいため、ワイン初心者にもおすすめです。

香りりんご、ブドウ
酸味★★☆☆☆
ボディ★★☆☆☆
佐々木
生食用ブドウらしいフレッシュな果実味と、かすかな野生味が魅力的に感じられる一本です。

6位

北海道ワイン おたるナイヤガラ

詳細情報
産地: 北海道
品種: ナイヤガラ
タイプ: 甘口

迷ったら一度は試してほしい北海道ワイン
北海道のワインとして有名な「おたるワイン」の代名詞とも言える一本。

ナイヤガラの旨味を引き出しており、果実をそのまま味わっているかのような華やかさがあります。

やや甘口のため、ワインが苦手な方でも試しやすいことも魅力的。

フレッシュなブドウの甘みを存分に味わいたい方はお試しください。

香りマスカット、りんご
酸味★★★☆☆
ボディ★★☆☆☆
佐々木
軽快な口当たりから始まり、優しい甘さが心地よく口中で感じられます。

5位

北海道ワイン 日本ぶどうの生ワイン プレミアム 白

詳細情報
産地: 北海道
品種: ミュラー・トゥルガウ、デラウェア
タイプ: やや辛口

チーズやジャガイモと合わせて
ドイツ系品種のミュラー・トゥルガウとデラウェアをブレンドしたワインです。

熱を加えずに瓶詰めしています。

青リンゴやマスカットのようなフルーティさと、さわやかな酸味があります。

チーズやジャガイモを使った料理と相性がいいでしょう。

香りりんご、白い花
酸味★★★☆☆
ボディ★★☆☆☆
佐々木
フルーティー&フレッシュな味わい。ジャーマンポテトのようなドイツ料理とも好相性です。

4位

生ワイン 無ろ過 白


素材の味を生かした和食と共に
山梨県の甲州を使った生ワイン。ろ過をせずに瓶詰めしました。

甲州はそもそもオリと共に熟成させるのが一般的ですから、無ろ過は他の品種以上になじむスタイルかもしれません。

繊細な甲州の味わいがフレッシュな状態で楽しめます。

素材の味を生かした風呂吹き大根、野菜の天ぷら、アサリの酒蒸しなどと合わせてお楽しみください。

香りレモン、青リンゴ
酸味★★★★☆
ボディ★★☆☆☆
佐々木
無濾過のため、澱由来の旨味やボディが足された甲州の味わいが堪能できます。

3位

デラウェアにごり

詳細情報
産地: 山梨県
品種: デラウェア
タイプ: やや甘口

レアチーズケーキと一緒に
山梨県で甲州より一足早く収穫されるデラウェアを使った無ろ過の生ワイン。

同じ山梨県の甲州に比べると、酸味がしっかりしています。

アルコールが10%と低めで甘口なので、お酒の苦手な方でも飲みやすい味わいです。

レアチーズケーキなどと合わせるとおいしいです。

香りりんご、ブドウ
酸味★★★★☆
ボディ★★☆☆☆
佐々木
甘口ながらも酸がしっかりあることで、ベタつかずスッキリとした口当たりが実現しています。

2位

無添加生ワイン ほいりげ

詳細情報
産地: 山形県
品種: セイベル
タイプ: やや甘口

かんきつ系フルーツのフレッシュさ
セイベルという品種を使った山形県のワインです。

「ホイリゲ」はドイツ語で「新酒」という意味です。

できたてのワインを酸化防止剤無添加で瓶詰めしています。

酵母が生きている状態なので、微発泡です。

やや甘口ですが、さわやかな酸味があるのでスッキリした味わいです。

アルコールが7%と低めなので、お酒の苦手な方でも飲みやすいでしょう。

かんきつ系のシャーベットなどと合わせてデザートに楽しむのがおすすめです。

香りシトラス、マスカット
酸味★★★★☆
ボディ★★☆☆☆
佐々木
「新酒」の名に相応しいフレッシュで生き生きとした軽快な味わいが非常に魅力的な一本です。

1位

林ワイナリー 五一わいん ヴァンブーリュ にごり

詳細情報
産地: 長野県
品種: ナイヤガラ
タイプ: 甘口

年に一度しか味わえない
酸化防止剤無添加で、ろ過や加熱殺菌をしないワインです。

元は新酒として工場の人しか飲めなかった特別なワインでした。

現在は予約限定で1年に1度だけ味わえます。

酵母が生きているため、微炭酸が生じています。

マスカットのような果実味と酸味の上に、微炭酸が感じられ、とてもさわやかです。

フルーツを練りこんだチーズ、ハチミツをかけたブルーチーズなどと合わせるとおいしいでしょう。

香りレモン、りんご蜜
酸味★★★★☆
ボディ★★☆☆☆
佐々木
酵母由来の乳製品を思わせるほのかな甘酸っぱさが感じられる、生ワインらしい味わいです。

赤の生ワインベスト5

ここからは赤の生ワインベスト5を紹介していきます。

今回紹介するのは以下の通りです。

商品画像井筒ワイン 無添加生にごりワイン生ワイン 無ろ過 赤 北海道ワイン 日本ぶどうの生ワイン プレミアム 赤新 【限定流通・要冷蔵】生ワイン赤北海道ワイン 日本ぶどうの生ワイン 赤
商品名井筒ワイン 無添加生にごりワイン生ワイン 無ろ過 赤北海道ワイン 日本ぶどうの生ワイン プレミアム 赤新 【限定流通・要冷蔵】生ワイン赤北海道ワイン 日本ぶどうの生ワイン 赤
詳細産地: 長野県
品種: コンコード
タイプ: やや甘口
産地: 山梨県
品種: マスカットベーリーA
タイプ: やや辛口
産地: 北海道
品種: ツヴァイゲルト、セイベル13053
タイプ: 辛口
産地: 山梨県
品種: コンコード
タイプ: やや辛口
産地: 北海道
品種: キャンベル・アーリー
タイプ: やや甘口
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

ではそれぞれ解説していきます。

5位

北海道ワイン 日本ぶどうの生ワイン 赤

詳細情報
産地: 北海道
品種: キャンベル・アーリー
タイプ: やや甘口

イチゴのデザートと合わせて
アメリカで開発された黒ぶどう、キャンベル・アーリーで造られています。

キャンベル・アーリーは、日本で明治時代に導入された歴史ある品種です。

食用でおなじみの巨峰もこの品種がルーツです。このワインは熱処理をしないで瓶詰めしています。

甘口ですがイチゴのような酸味も適度にあり、フルーティです。

チーズケーキやイチゴを使ったデザートと一緒に楽しむのがおすすめです。

香りラズベリー、フランボワーズ
酸味★★☆☆☆
ボディ★★☆☆☆
渋み★★☆☆☆
佐々木
甘口のピュアな果実味が全面に感じられるため、女性の方やワインに飲み慣れていない方には特におすすめの一本です。

4位

新 【限定流通・要冷蔵】生ワイン赤

詳細情報
産地: 山梨県
品種: コンコード
タイプ: やや辛口

煮物と楽しみたい
国産のコンコードと米国のコンコードをブレンドしたワイン。

醸造後、ろ過をして、熱処理をせずに瓶詰めしています。

コンコード種特有の甘やかな香り、コクのある味わいを楽しめます。

相性がいいのは、しょうゆベースの煮物などです。

香りラズベリー、グレープキャンディ
酸味★★☆☆☆
ボディ★★☆☆☆
渋み★★☆☆☆
佐々木
コンコードらしい、優しく穏やかな香味が詰まった一本です。

3位

北海道ワイン 日本ぶどうの生ワイン プレミアム 赤

詳細情報
産地: 北海道
品種: ツヴァイゲルト、セイベル13053
タイプ: 辛口

ジンギスカンと合わせて
北海道で栽培されたツヴァイゲルトとセイベル13053という品種のブレンドです。

いずれも寒さに強い品種で、日本では北海道が主産地です。

熱処理をしないで瓶詰めをしたワインです。

酸味と果実味のバランスが良い辛口の赤ワインです。

北海道の赤ワインですから、ジンギスカンが相性抜群です。

香りチェリー、スパイス
酸味★★★☆☆
ボディ★★★☆☆
渋み★★★☆☆
佐々木
フレッシュな赤系果実味の中にかすかなスパイス香がまじっているため、癖のあるお肉の風味も引き立ててくれます。

2位

生ワイン 無ろ過 赤

詳細情報
産地: 山梨県
品種: マスカットベーリーA
タイプ: やや辛口

焼き鳥やうなぎと一緒に

山梨県産のマスカット・ベーリーAを使った無ろ過のワインです。

沈殿物がありますが、その分果実の凝縮感を味わえます。

タレの焼き鳥や、うなぎの蒲焼きなどと合わせるのがおすすめです。

香りいちごジャム、カシス
酸味★★★☆☆
ボディ★★☆☆☆
渋み★★☆☆☆
佐々木
マスカット・ベーリーAらしい少し熟度を感じるイチゴの風味が、うなぎや照り焼きなどの甘いタレと抜群の相性です。

1位

井筒ワイン 無添加生にごりワイン

詳細情報
産地: 長野県
品種: コンコード
タイプ: やや甘口

季節の果物と楽しむ
井筒ワインは85年の歴史を持つワイナリーです。

長野県桔梗ヶ原の風土を生かしたワイン造りを長くおこなっています。

キャンディのような甘い風味のある品種、コンコードを使ったワインです。

発酵が終わる前に瓶詰めをしているので、ワインの中に酵母が残り、少し発泡しています。

酸化防止剤無添加です。冷たく冷やして、季節の果物などと一緒に楽しむとおいしいでしょう。

香りグレープキャンディ、イチゴ
酸味★★★☆☆
ボディ★★☆☆☆
渋み★★☆☆☆
佐々木
微かな発泡が口中で、コンコードらしい果実味と甘味をスッキリと引き立ててくれています。

ロゼの生ワインベスト3

ここからはロゼの生ワインベスト3を紹介していきます。

今回紹介するのは以下の通りです。

商品画像北海道ワイン おたるロゼ 井筒 にごり生ワインほいりげ ( ロゼ )
商品名北海道ワイン おたるロゼ 井筒 にごり生ワインほいりげ ( ロゼ )
詳細産地: 北海道
品種: キャンベルアーリ
タイプ: やや甘口
産地: 長野県
品種: コンコード
タイプ: 甘口
産地: 山形県
品種: マスカットベーリーA
タイプ: やや甘口
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る

ではそれぞれ見ていきましょう。

3位

ほいりげ ( ロゼ )

詳細情報
産地: 山形県
品種: マスカットベーリーA
タイプ: やや甘口

口の中に弾ける微炭酸が癖になる
白の2位でも登場した「ほいりげ」のロゼワイン。

フルーティーな味わいで非常に飲みやすく、微炭酸が程よいアクセントになります。

ロゼで色合いも可愛らしいため、パーティーなどで振る舞ってみてはいかがでしょうか。

香りチェリー、ラズベリー
酸味★★☆☆☆
ボディ★★☆☆☆
渋み★★☆☆☆
佐々木
やや甘口で微発泡、味わいもフルーティーなため食前酒としていただきたい一本ですね。

2位

井筒 にごり生ワイン

詳細情報
産地: 長野県
品種: コンコード
タイプ: 甘口

ブドウをまるごと食べている感覚
フレッシュな味わいと微炭酸が魅力的な生ワイン。

ブドウをまるごと味わえるようなフルーティーさが特徴です。

香りマスカット、チェリー
酸味★★☆☆☆
ボディ★★☆☆☆
渋み★★☆☆☆
佐々木
これぞ生ワインと言えるような、みずみずしく、生き生きとした風味が大変魅力的です。

1位

北海道ワイン おたるロゼ

詳細情報
産地: 北海道
品種: キャンベルアーリ
タイプ: やや甘口

豊かなブドウの香り
「おたるワイン」のロゼ。

ワイン初心者でも飲みやすく、フルーティーかつフレッシュな味わいです。

ホットのおたるロゼと紅茶を、2対1ほどで合わせてみても美味しいですよ。

甘口ワインにありがちな甘ったるい感覚はなく、すっきりとした程よい甘みが特徴。

キャンベルアーリの豊かな香りを楽しみながら、ご賞味ください。

香りイチゴ、カシス
酸味★★★☆☆
ボディ★★☆☆☆
渋み★★☆☆☆
佐々木
おたるワインに共通する「すっきり心地よい甘味」が感じられます。万人におすすめできるロゼワインですね。

生ワインの美味しい飲み方

生ワインの美味しい飲み方

ここからは生ワインの美味しい飲み方について紹介していきます。

基本は一般的なワインと変わりませんが、デリケートなため保存には充分しましょう。

では詳しく解説していきます。

保存には注意

生ワインは非常にデリケートなため、保存方法には注意が必要です。

一般的には赤ワインなら16℃前後、白なら6℃前後と言われています。

しかし生ワインの場合は「要冷蔵」であることも少なくありません。

そのため購入前には保存方法について詳しく確認しておくことが大切です。

また常温保存の場合は、温度変化に注意しなければいけません。

理由は、温度変化が激しいと劣化までのスピードが急激に早まってしまう可能性があるからです。

そこでワインセラーの使用をおすすめします。

ワインセラーを使うことで適切に保存することができ、生ワイン以外でも管理できます。

ワイン好きなら1台は持っておいても損はありません。

家庭用のワインセラーについてはこちらからどうぞ。

>>【ソムリエセレクト】おすすめワインセラー17選!家庭用にはコレ!

賞味期限は2週間

生ワインの賞味期限は通常のワインよりも短いです。

早い場合だと2周間、長くとも半年ほどと言われています。

賞味期限についてもメーカーやワイナリーから指示があることが多いため、購入前には確認しておきたいところ。

特に贈り物として生ワインを検討している方は賞味期限の長いものを選ぶと、相手の負担になりづらいためおすすめです。

合わせる料理

生ワインと合わせる料理についてもこだわってみましょう。

基本的には一般的なワインと変わらず、赤なら肉類や濃い味付け、白なら魚介やパスタなどと相性が良いです。

ただ生ワインはぶどうをそのまま味わっているかのような自然さが魅力的なため、料理も素材の味を楽しめるものを用意してみてください。

自然の魅力を存分に楽しみ尽くせる、普段とは違ったひとときを過ごせるでしょう。

生ワインを楽しみつくそう!

生ワインを楽しみ尽くそう

このように、生ワインはぶどう本来のフレッシュな味わいを生かしたワインです。

そして、その「デリケートさ」のため、地産地消が前提になっています。

船便での長距離輸送を想定していません。

これは、従来のワインとはまったく異なるもの、とも言えます。

念のため補足すると、通常ワインに使用されている酸化防止剤については、食品衛生法で使用基準が定められています。

そのため、ワインに酸化防止剤が使用されていても、人体に影響を及ぼすほどの量ではありません。

それは日本のワインでも、輸入ワインでも同様です。

お読みいただき、ありがとうございました。

また日本のワインについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

>>【ソムリエ解説】日本ワインの特徴は?選び方や飲み方について解説!

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