オーストリアのワイン生産量は世界全体の1%ほどと少ないですが、品質の高いワインが多く造られています。
とくに白ワインの生産が盛んで、世界中のワイン愛好家や専門家から高い評価を受けている高級ワインもたくさん。
赤ワインは生産量こそ少ないものの、固有品種のツヴァイゲルトで造られるワインなど良質で味わい深いワインが多く、見逃せません。
そこで今回はオーストリアのワインにスポットをあて、その特徴や産地、品種について詳しく掘り下げてみましょう。有名ワインやおすすめのワインもご紹介します!
目次
オーストリアのワインの特徴
オーストリアのワインの特徴を、いろいろな角度から見ていきましょう。
気候について
オーストリアではグリューナー・フェルトリーナーやツヴァイゲルトなど古くからの固有品種が多く栽培され、ブドウ栽培やワイン造りの歴史が長いことを物語っています。
オーストリア全体の気候は比較的寒冷で、降水量が少ないのが特徴。そのためブドウの生産地は気候条件が栽培に適した東部に集中し、4つの州でほとんどのワインが造られています。
また、寒暖の差が激しいことからよく熟した旨味のあるブドウが育ち、果実味溢れるワインが造り出されています。
幅広い味わいの白ワイン
オーストリアの寒冷な気候は白ワイン用の品種の栽培に適していて、生産量は全体の7割になります。その中でも中心的なのが、グリューナー・フェルトリーナーやヴェルシュリースリングという固有品種です。
これらはライトな辛口から長期熟成タイプ、貴腐ワインまで、幅広い味わいのワインを造りだしています。
同じ品種でも生産者や土壌により味わいは異なります。果実味豊かなものからミネラル感あふれるものまで、さまざまな個性を発揮。違いを楽しむことができます。
他にもリースリングやヴァイスブルグンダー(ピノ・ブランの別名)といった国際品種の栽培も盛んに行われ、軽快な辛口ワインや高級な貴腐ワインなどが造り出されています。
濃厚な味わいの赤ワイン
オーストリアの赤ワインは生産量が3割と少なめですが、良質な赤ワインが多いのが特徴。
固有品種のツヴァイゲルトやブラウフレンキッシュ、ピノ・ノワールの別名であるブラウアーブルグンダーを中心に栽培されています。
固有品種で造られるワインは軽やかな味わいのワインもありますが、長期熟成により複雑で濃厚な味わいのあるフルボディのワインが多く生産されています。
ナチュラルワインの先進国
オーストリアのブドウ栽培はオーガニック率が20%と、世界最高水準にあります。
有機農法やビオディナミ農法などを積極的に取り入れ、ナチュラルワインの先進国と言われるほど。
無農薬・無化学肥料の有機栽培に取り組んだり、保存料の亜硫酸塩を抑えたりなどが行われていますが、さらに一歩進んでいるのがビオディナミ農法です。
オーストリアの学者、ルドルフ・シュタイナーが提唱した理論に影響を受けた農法で、化学的、人工的なものを排除して、自然の力を最大限に引き出すことを重視。土壌や植物だけでなく、天体の動きも反映した栽培方法です。
オーストリアワインの選び方
オーストリアワインの選び方を紹介していきます。
今回は産地・品種・価格の3つのポイントから見ていきましょう。
では解説していきます。
産地で選ぶ
オーストリアは全体的に寒暖差の激しい冷涼な気候で、降水量が少なく乾燥しています。
そのため生産地は気候条件がブドウ栽培に適した東部に集中し、ニーダーエスタライヒ州、ウィーン州、ブルゲンラント州、シュタイヤーマルク州の4州でほとんどのワインが生産されています。
ニーダーエスタライヒ州はオーストリアワイン最大の生産地。全体の約6割を占めます。オーストリアの東端で、気候の違いで3つに分けられた8つの生産地があります。
次に生産量が多いのはブルゲンラント州で、オーストリアの赤ワインの半分はこの地域で造られています。4つの生産地があり、中でもノイジードラーゼー湖に発生する霧を利用して国内最高級の貴腐ワインを造る、ノイジードラーゼー・ヒューゲルラントが有名です。
シュタイヤーマルク州は全体のワイン生産量は少ないものの、白ワインの生産が多い産地。オーストリアの南部にあり地中海性気候の影響を受けるため、比較的温暖です。3つの生産地があります。
ウィーン州はオーストリアの首都ですが、首都でワインが作られているのは世界でも唯一です。ワイナリーが経営するワイン酒場のホイリゲや、さまざまなブドウ品種を混醸したゲミシュターサッツで有名な産地です。
各産地ごとに気候や土壌にははっきりとした差異があり、それぞれに個性的なワインが作り出されています。
ワイン品種で選ぶ
オーストリアのワインに使われている品種について、説明していきましょう。
白ワインの品種
グリューナー・フェルトリーナー
栽培面積がオーストリア全体の30%以上を占める、オーストリアワインの主要品種です。
ウィーンで毎年11月に解禁される新酒の原料に使われるのが、このグリューナー・フェルトリーナーです。
トロピカルフルーツのようなフレッシュな果実味と、スパイシーさも感じられるワインに仕上がります。
ヴェルシュリースリング
オーストリアでは2番目に多く栽培されている品種です。
酸が強くクセのない味わいで、口当たりの良い飲みやすい白ワインになります。
柑橘系の爽やかな香り。酸味のきいたスパークリングから最高級の貴腐ワインまで、幅広いスタイルのワインに仕上がります。
ヴァイスブルグンダー
ヴァイスブルグンダーはピノ・ブランの別名です。
ハーブや柑橘系の爽やかな香りがあり、適度な酸味と苦みを持ちます。
若飲みから長期熟成まで幅広く使われる品種で、貴腐ワインの原料にもなります。
リースリング
リースリングはドイツの代表的な品種ですが、オーストリアでも長い歴史があります。
キリッと際立つ酸と、柔らかな酸が特徴。長期熟成させた高級ワインも造られています。
赤ワインの品種
ツヴァイゲルト
ツヴァイゲルトは耐寒性のある品種で、オーストリアで最も多く栽培されています。
タンニンが強いのが特徴。若飲みから熟成させた力強い味わいのワインまで、幅広く造られています。
ブラウフレンキッシュ
ブラウフレンキッシュは2番目に多く栽培されている品種です。
若いうちは飲みにくく、長期熟成させることで骨格のしっかりした味わいの赤ワインになります。
ブラウアーブルグンダー
ブラウアーブルグンダーはピノ・ノワールの別名です。
栽培が難しい品種ですが、理想的な環境で生育したものは品質の高い上品なワインを造りだします。
また、長期熟成することで、エレガントで複雑味のある最高級のワインができあがります。
価格で選ぶ
オーストリアのワインはリーズナブルなものから、高級ワインまで様々です。
具体的にはデイリーワインなら2,000円未満のもので充分にお楽しみいただけます。
5,000円未満なら来客や特別な日に、5,000円以上ならプレゼントにおすすめです。
高価なワインほど国際的にも人気度の高いものが多いため、入手しづらいこともありますが、味は格別です。
逆にコスパ重視で、安くとも美味しいワインも豊富にあります。
自分の目的に合わせてお選びください。
予算別!オーストリアの人気おすすめワイン15選
フルボトル(750ml)の高級ワインには、
- ・高い
- ・飲み切るのが大変
- ・他と比較できない
という悩みがありますよね。
ホームワインは高級ワインが100mlで4本ずつ届くから、ワインの違いをわかりたい方にオススメ。本サイトの編集長ソムリエ佐々木が監修した学習コンテンツや、2023年にスタートしたソムリエによるコンシェルジュサービスも大人気。
ワインをもっと楽しむために、始めない理由がありません!▼
※販売数には限りがございますので、売り切れの際は何卒ご容赦ください。
予算2,000未満のおすすめベスト5!
5位
グリューナー・フェルトリナー ベートーベン 第9ラベル
味わい:辛口
オーストリアの首都ウィーンで1683年設立された、由緒あるワイナリーです。
ベートーヴェンが住んでいた「ベートーヴェンハウス」が ワイナリーの敷地内にあり、観光名所としても有名。
ワインボトルのデザインもベートーヴェンの肖像画で、クラシックファンの人へプレゼントすれば喜ばれるでしょう。
芳醇な果実の香りに、ハーブやスパイスのニュアンスも感じられます。
グリューナー・フェルトリーナーの特徴がよく出た、バランスの良い辛口。長い余韻が続くでしょう。
香り | 青リンゴ、ハーブ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
4位
カイザー ヴァイスブルグンダー シュペートレーゼ
味わい:甘口・ミディアムボディ
ヴァイスブルグンダー100%で造られた上品さが特徴のワイン。
アプリコットや熟したリンゴなどの香りと、ハチミツのようなまろやかな甘いニュアンスも感じられます。
しっかりとした果実味のほのかな甘味と、爽やかな酸味が絡み合い、長い余韻をお楽しみいただけます。
午後のひとやすみ時間に、アップルパイに合わせてどうぞ。
香り | りんご、ハチミツ |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |

3位
シュタット・クレムス グリューナー・フェルリナー シュタイニック
味わい:辛口
シュタット・クレムスは長い歴史を誇るワイナリー。
黄色いりんごやハーブ、高原の花の香りに、タバコのニュアンスをほのかに感じられます。
洋梨のような爽やかな酸味が全体のバランスを取っており、飲みやすい味わいが魅力的です。
魚介料理や和食によく合い、デイリーワインとして食卓を彩ってくれます。
香り | リンゴ、ハーブ、タバコ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆ |

2位
レッド ペップ ブラウアー ツヴァイゲルト
味わい:辛口/ミディアムボディ
メーカー:レッド ペップ ブラウアー ツヴァイゲルト
グリューバーは、ニーダーエスタライヒ州・ヴァインフィアテル地区の先駆者のような存在。
1814年より農業に携わり、1950年代にブドウ栽培とワイン醸造をスタートさせた、歴史ある家族経営のワイナリーです。
ほのかな甘みを感じられるベリー系の果実味、まろやかで滑らかな口当たりが魅力的です。
リーズナブルながらも本格的なツヴァイゲルトを味わえる一本。コスパ重視の方におすすめです。
香り | ブラックベリー、タバコ、なめし皮 |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

1位
マインクラング ブルゲンランド
味わい:辛口・ミディアムボディ
マインクラングはビオディナミ農法を実践するワイナリーです。
ルドルフ・シュタイナー創立のビオディナミの協会が認証するデメテールを取得しています。
ツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、ザンクト・ラウレントをブレンド。
チェリーやカシスのようなフルーティな香りで、さわやかな酸味と柔らかな果実味が調和しています。
ナチュラルワインが、驚くほどリーズナブルな価格。この機会にぜひ、オーストリア先端のナチュラルワインをお試しください。
香り | ブルーベリー、鉄分、梅紫蘇 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

2,000円未満のオーストリアワインの比較表
商品画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | マインクラング ブルゲンランド | レッド ペップ ブラウアー ツヴァイゲルト | シュタット・クレムス グリューナー・フェルリナー シュタイニック | カイザー ヴァイスブルグンダー シュペートレーゼ | グリューナー・フェルトリナー ベートーベン 第9ラベル |
詳細 | 産地:オーストリア 味わい:辛口・ミディアムボディ | 産地:オーストリア 味わい:辛口/ミディアムボディ メーカー:レッド ペップ ブラウアー ツヴァイゲルト | 産地:オーストリア 味わい:辛口 | 産地:オーストリア 味わい:甘口・ミディアムボディ | 産地:オーストリア 味わい:辛口 |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
予算2,000円~5,000円代のベスト5!週末のご褒美や来客などがある日にはコレ
5位
モリッツ ツヴァイゲルト
味わい:辛口・ミディアムボディ
オーストリア国内と隣のドイツで完売してしまい、現地でも入手困難という幻のワイン。
原料のツヴァイゲルトは、オーガニック栽培の畑で収穫することで自然の風味を残したまま味わえることが魅力の1つ。
フルーティーな香りのあとに、複雑なスパイシーのニュアンスを感じられるバランスの良さを楽しめます。
熟した果実味とまろやかで優しいタンニンの調和は、リッチな気分を感じさせてくれます。
ボトルのラベルはフェルト製で、1枚1枚手作業で切り貼りしているという丁寧さからも、プレゼントにもおすすめなワインです。
香り | ラズベリー、ブラックペッパー、血液 |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

4位
クルッツラー ブラウフレンキッシュ 赤
味わい:甘辛・辛口/ミディアムフルボディ
ヴァイングート・クルッツラーは国内外問わず評価の高い、オーストリアの中でも特別な位置付けをされているワイナリー。
チェリーのようなフルーティーな香りに、ブラウフレンキッシュの特徴であるスパイシーさが感じられます。
爽やかな酸と程よいタンニン、生き生きとしたミネラルが魅力的です。
自然に沿ったシンプルな醸造を心がけていることから、上品ながらも伸び伸びとした、なおかつ繊細な飲み心地の赤ワインが仕上がりました。
ご褒美としてゆっくりとお楽しみください。
香り | チェリー、丁子 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

3位
クラッハー トロッケンベーレンアウスレーゼ
味わい:甘口・フルボディ
1/4サイズのトロッケンベーレンアウスレーゼです。
10年後、20年後にようやく飲みごろになる貴腐ワインですが、 実際には早く空けてしまって本当の味がわからないままになることが多いもの。
それがもったいないと考えたクラッハーは、2005、2006、2007ヴィンテージをブレンドして、すぐに飲めるノン・ヴィンテージを造りました。
ヴェルシュリースリングを主体に、シャルドネをブレンドしています。
輝く琥珀色で、芳醇な香りと深い味わい。今すぐ本物の熟成した貴腐ワインを味わいたい人におすすめです。
ギフトパッケージ入りなので、贈り物にも最適。記念日やパーティーに添えれば、最高の演出になるでしょう。
香り | アンズ、サフラン、はちみつ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |

2位
シュロス・ゴベルスブルク リースリング
味わい:辛口
シュロス・ゴベルスブルクは、世界各国からカンプタールの最高峰と言われているワイナリー。
白桃やカリン、白い花などの甘くて華やかなアロマをまといながら、フレッシュな酸味とほのかな甘さの果実味を感じられます。
時間を置くことで複雑な味わいへと変化する、リースリングの醍醐味を存分に味わえるワインです。
和食との相性が良いため食事と合わせやすいことも特徴の1つです。
1位
香り | 白桃、カリン、リンデン |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |

ブリュンデルマイヤー ツヴァイゲルト
味わい:辛口/ミディアムボディ
カンプタールの中心・ランゲンロイスで家族経営でワインを製造しているワイナリーである、ブリュンデルマイヤーによる1本。
紫がかった美しいダークチェリーレッドで、ベリーフルーツやカシス、プラムなどの豊かな果実味をお楽しみいただけます。
シナモンなどのスパイスやオーク香、爽やかな森林のニュアンスから酸味とタンニンが綺麗に絡み合ったバランスの良さが魅力です。
ぶり大根や鍋料理など、和食との相性が非常に良いためおすすめです。
2,000~5,000円のオーストリアワイン比較表
商品画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | ブリュンデルマイヤー ツヴァイゲルト | シュロス・ゴベルスブルク リースリング | クラッハー トロッケンベーレンアウスレーゼ | クルッツラー ブラウフレンキッシュ 赤 | モリッツ ツヴァイゲルト |
詳細 | 産地:オーストリア 味わい:辛口/ミディアムボディ | 産地:オーストリア 味わい:辛口 | 産地:オーストリア 味わい:甘口・フルボディ | 産地:オーストリア 味わい:甘辛・辛口/ミディアムフルボディ | 産地:オーストリア 味わい:辛口・ミディアムボディ |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
プレゼントや特別な日にはコレ!5,000円以上ベスト5
5位
リースリング ベーレンアウスレーゼ
味わい:甘口/ミディアムフルボディ
マントラーは長期熟成型の白の生産をしているワイナリーで、国際的にも評価の高いことで有名です。
有機栽培のリースリングを貴腐果実にしたベーレンアウスレーゼは、特別な年のみ生産されるため手に入れづらいことも人気の理由の1つ。
エレガントな華やかさをまとった香りと、驚くほど滑らかな口当たりをお楽しみいただけます。
しっかりとした甘みと酸味を感じた後に上品な感覚が広がる味わいは、まさに高貴な味わいの貴腐ワイン。
結婚記念日など、特別な日にぜひお選びください。
香り | リンゴ、黄桃、ハチミツ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |

4位
イム ヴァインゲビルゲ グリューナー フェルトリーナー スマラクト
味わい:辛口/ミディアムボディ
ビオディナミ農法のパイオニアとして有名なニコライホーフが手掛ける白ワイン。
ヴァッハウ地方で、3つ以上の白品種が一緒に栽培されるゲミシュターサッツで収穫されたブドウを使用しています。
実際に、リースリング、グリューナー・フェルトリーナー、ノイブルガー、ヴァイスブルグンダーの4種類をブレンドしており、フルーティーな柑橘系の香りとスパイシーなニュアンスがバランス良く感じられる味わいが魅力的です。
豊かな果実味と程よい酸味とミネラルにより、長い余韻が続くでしょう。
魚介類のソテーやラム肉、仔牛の肉料理と一緒にお楽しみください。
香り | リンゴ、黄桃、ハチミツ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |

3位
ユルチッチ ソンホフ ツヴァイゲルト タンツァー レゼルヴ
味わい:辛口/ミディアムボディ
1868年からワイン製造に携わる老舗のワイナリー、ユルチッチソンホフによる1本。
チェリーやフランボワーズのようなフルーティーな香りを感じられ、ビロードのような濃密さがと優しい酸味、奥深いタンニンが口の中に広がります。
濃厚な味わいを感じた後には、長くゆったりとした余韻を味わえるでしょう。
週末のゆとりがあるときに、時間をかけて味わいたい極上の赤ワインです。
香り | チェリー、丁子 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

2位
ゲゼルマン 「 G 」ゲー
味わい:辛口/フルボディ
ゲゼルマンは世界中からオーストリアのトップ生産者として認知されているワイナリー。
樹齢40年から80年の古木から収穫したブラウフレンキッシュを使っており、非常に大切に造られたワイン。
良作の年にしか造られず、フルボディの最高傑作との声も。
サンクトラウレントをブレンドさせることでバランスを保ちつつ、オークの小樽で40ヶ月熟成させることでミネラル感あふれるパワフルな味わいとなっています。
オーストリアの最高級赤ワインを特別な日のディナーとともにお楽しみください。
香り | 野イチゴ、なめし皮、マッシュルーム |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

1位
ライナー・ヴェス グリューナー・フェルトリーナー ロイベンベルク
味わい:辛口
景観が美しい銘醸地・ヴァッハウのワイナリーであるライナー・ヴェスによる1本。
すべてオーガニック栽培を採用している自社畑で、平均樹齢約40年の古木から収穫されたヴェス グリューナー・フェルトリーナーを使用しています。
「美味しい料理をさらに美味しくすること」をコンセプトとしており、和食や肉料理など幅広い料理との相性が良いことが魅力です。
さわやかでフルーティーな果実味とスパイシーのニュアンス、エレガントな雰囲気をまとった味わいはリッチな気分をもたらします。
特別な日のディナーにぜひお選びください。
香り | 青リンゴ、タラゴン、ワサビ |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |

5,000円以上のオーストリアワインの比較表
商品画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | ライナー・ヴェス グリューナー・フェルトリーナー ロイベンベルク | ゲゼルマン 「 G 」ゲー | ユルチッチ ソンホフ ツヴァイゲルト タンツァー レゼルヴ | イム ヴァインゲビルゲ グリューナー フェルトリーナー スマラクト | リースリング ベーレンアウスレーゼ |
詳細 | 産地:オーストリア 味わい:辛口 | 産地:オーストリア 味わい:辛口/フルボディ | 産地:オーストリア 味わい:辛口/ミディアムボディ | 産地:オーストリア 味わい:辛口/ミディアムボディ | 産地:オーストリア 味わい:甘口/ミディアムフルボディ |
商品リンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
オーストリアのワインを楽しもう
オーストリアのワインについてご紹介しました。
辛口から貴腐ワインまでバラエティに富んだ白ワイン、テロワールごとに個性豊かな赤ワインと、その味わいはどれも特筆すべきものばかり。
手ごろな価格が多いので、ぜひ一度その素晴らしさを味わってみてください!
関連記事


アルゼンチンワインのおすすめ銘柄12選!産地や各ワインの特徴も解説!
「アルゼンチンのワインにはどのようなものがある?」「おすすめの銘柄は?」 アルゼンチンのワインというと、


【ソムリエ監修】サン・テミリオンのワインを徹底解説!主要品種や格付け、有名銘柄を紹介!
ボルドー地方のサン・テミリオンは、高級赤ワインや、まろやかなタンニンと芳醇な味わいの白ワインを生産しています。


【ソムリエ監修】フランスのワインを徹底解説!産地やおすすめを紹介
「フランスでワインが有名な産地は?」「どの地方でワインは造られている?」 ワインの名産地と言えばフランス


イタリアワインの特徴は?品種から有名銘柄までソムリエが完全解説
「イタリアワインの特徴は?」「どのような銘柄があるの?」 長靴の形をしたワイン大国、イタリア。 南


【ソムリエ監修】ピエモンテ州のワインを徹底解説!産地や品種の特徴、人気の有名銘柄をご紹介!
ピエモンテはトスカーナと並ぶイタリアを代表する銘醸地です。 イタリアで最も格付けワインが多く、バローロ、バルバレス


マコンワインとはどんなワイン?特徴や産地・おすすめをソムリエが紹介
「マコンワインってどんなワイン?」「おすすめの銘柄はどれ?」 マコンはフランスのブルゴーニュ地方、マコネ


南アフリカワインの特徴は?産地の特徴やおすすめ銘柄をソムリエが紹介!
「南アフリカでもワインは造られている?」「南アフリカのワインにはどんな特徴があるの?」 南アフリカのワイ


【ソムリエ監修】ヴェネト州のワインとは?産地の特徴を品種を解説
ヴェネトは水の都ヴェネツィアを州都とする観光名所。 ワインの生産量はイタリアトップで、ソアヴェやアマローネ、プロセ


ニュージーランドの人気おすすめワイン12選!特徴や選び方も解説
ニュージーランドは、日本と同様、島国で、その美しい景観から観光地としても人気があります。 ワイン産地として


スペインワインの特徴を徹底解説!産地・品種・おすすめの絶品銘柄をご紹介!
「スペインワインの特徴は?」「どんなワインがある?」 イタリアやフランスに並ぶ、ワイン大国であるスペイン


【ソムリエ監修】オーストリアのおすすめ人気白ワイン15選!特徴を解説
オーストリアは白ブドウと黒ブドウの生産比率が6:4と、白ワインが有名なワイン産地です。 味わいも辛口から極甘口まで


【ソムリエ監修】オーストリアの人気おすすめ赤ワイン銘柄17選!産地特徴、味わいをご紹介!
オーストリアの赤ワインは白ワインの影に隠れ、あまり知名度がありません。 ただ、固有品種のツヴァイゲルトなどで造られ
人気記事ランキング


【ワイン教養】高級シャンパンおすすめ35選ランキング!シャンパンの基礎知識からギフトにおすすめな銘柄までをご紹介!


【ソムリエ厳選】おすすめの赤ワイン20選!選び方・飲み方も解説!


【編集部厳選】おすすめの高級焼酎25選!人気のプレミアム焼酎を厳選!


高級ウイスキーのおすすめ人気ランキング21選!美味しい飲み方も紹介


【2022年版】人気おすすめ焼酎26選!種類から選び方まで徹底解説
特集記事


日本酒スキンケア用品ランキング6選!併せて楽しめる日本酒もご紹介!


人気おすすめの純米酒ランキング31選!選び方や美味しい飲み方も紹介


【ソムリエ厳選】おすすめの赤ワイン20選!選び方・飲み方も解説!


リキュールとは?種類から、おすすめのリキュール一覧、飲み方まで徹底解説!

