「カルフォルニアの赤ワインの特徴は?」
「カリフォルニアワインのおすすめ銘柄は?」
カリフォルニアといえば、アメリカのワイン生産量の約80%を占めるワインの一大生産地です。
赤ワインだけでも商品数が多く、どれを選べばいいか迷ってしまうという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、カリフォルニアの赤ワインの特徴や選び方、おすすめの赤ワインをご紹介します。
ぜひ、ワイン選びの参考にしてください。
カリフォルニアの赤ワインの特徴

安定した温暖な気候から生まれる、リーズナブルなデイリーワインから超高額で希少なカルトワインまで、世界最高水準の品質を誇っています。
ヨーロッパの各寒冷地で生産されるワインと比較して、総合的に果実味豊かでボリュームあるアルコールのスタイルとなる傾向にあります。
気候条件が多種多様なワインを生み出す
赤ワインの品種で見ると、冷涼な地域ではピノ・ノワールやカベルネ・ソーヴィニヨンが、比較的温暖な地域ではジンファンデルやメルローが栽培されています。
カリフォルニアは温暖で湿度が低く、雨量が少ないという気候からブドウ栽培に適しています。
太平洋から流れる寒流にも影響を受け、冷涼な地域と暑く乾燥した地域を生み出しています。
そのため、栽培する地域によって適するブドウの種類が異なり、多様なワインを生み出す結果になっているのです。
赤ワイン生産量は年々増加
アメリカワインの90%を占めるカリフォルニアですが、赤ワインはその6割ほどで年々生産量が多くなっています。
カリフォルニアではカベルネ・ソーヴィニヨンなどのボルドー系品種やピノ・ノワールの栽培に成功していますが、その品質は1976年のパリス審判でも認められています。
これを契機にカリフォルニアワインが世界の注目を浴び、生産量を増やすきっかけにもなりました。
パリスの審判とは
パリスの審判とは、1976年アメリカ独立200年の記念に行われたカリフォルニアワインとフランスワインを飲み比べるというワインのイベントのことです。
名前の由来はギリシャ神話の「パリスの審判」で、パリスとフランスの首都 パリをかけて当時の記者が見出しにしたことで名が広まりました。
イベントの内容はカリフォルニアワインのテイスティングという題目で集められたワインの専門家などに、それぞれを採点してもらい順位をつけるというもの。
しかし、実際にはカリフォルニアワインのみでなく、フランスワインも含んだテイスティングでした。
その結果、赤・白ともに1位がカリフォルニアワインとなり、「上質なワイン=フランス」という長年の概念を打ち破ったのです。
軽やかな味わいが特徴

カリフォルニアの赤ワインは、その軽やかな味わいが特徴的です。
太陽に恵まれた気候と多様な土壌が、ブドウの理想的な生育環境を作り出しています。
カリフォルニアの赤ワインは、重厚さよりも果実味を前面に押し出した、エレガントなスタイルが主流です。
ピノ・ノワールやカベルネ・ソーヴィニヨンなどの品種は、しなやかなタンニンと豊かな果実味を兼ね備えています。
口当たりは滑らかで、余韻にはほのかなスパイスのニュアンスが感じられます。
食事との相性も抜群で、幅広い料理と好相性です。
特に、グリルした赤身肉やローストした野菜と合わせると、ワインの果実味と料理の風味が見事に調和します。
カリフォルニアの赤ワインは、その軽やかな味わいと親しみやすさから、ワイン愛好家だけでなく、多くの人々に愛されています。
ワインを楽しむ文化が根付いたカリフォルニアならではの魅力を、ぜひ味わってみてください。
カリフォルニアワインの当たり年とは

カリフォルニアワインの当たり年とは、ワインの品質が特に優れた年のことを指します。
気象条件が良好な年は、ブドウが理想的に成熟し、高品質のワインが生産されます。
具体的には、適度な降水量と日照時間、昼夜の温度差が大きいことが重要です。
これらの条件が揃うと、ブドウの糖度と酸度のバランスが良くなり、凝縮感のある味わいのワインが出来上がります。
近年では、2013年、2016年、2018年などが当たり年。
特に2018年は、ワイン専門家から「歴史的な当たり年」と絶賛されるほどの出来であったと評価されています。
当たり年のワインは、品質が高く、熟成にも耐えうるため、コレクターズアイテムとしても人気があります。
カリフォルニアワインの当たり年を知ることは、美味しいワインを選ぶ上で重要な指標の一つと言えるでしょう。
カリフォルニアの赤ワインの産地

カリフォルニアワインの生産地は地方ごとに味わいに個性が出ます。
細かな産地名がブランド化しているものもありますが、まずは大きなくくりとして地方ごとの特徴を押さえましょう。
栽培地域は大きく5つに分けられる
カリフォルニアの赤ワインの産地は主に5つの地方ごとに分けられます。
主な特徴は以下の通り。
ノースコースト | カリフォルニアワインの銘醸地ナパやソノマがある地域 生産されるワインは赤が多く、カベルネ・ソーヴィニヨン主体、もしくはボルドータイプのガッツリとした味わいのものが多い。高級ワインの産地でもあるため、カリフォルニアワインを初めて飲む方にもおすすめ。 |
セントラルコースト | 太平洋沿いに約160㎞続く広大な産地で、セントラルヴァレーの次に大きな地域 冷涼な海沿いでは主にピノ・ノワール、気温の高い乾燥した内陸部では主にジンファンデルが栽培されており、それぞれの気候に合わせたワインが生産されている。 |
セントラルヴァレー | 生産地の中で最も広い面積 生産されているものは多くが家庭用の安価なワインで、産地内の「ローダイ」という地域のジンファンデルが有名。 |
サウスコースト | カリフォルニアの最も南に位置し、ロサンゼルスやサンディエゴなどの大都市がある地域 ワイン産地としての歴史は他の地域と比べても長いが、産地内の大部分が非常に暑く乾燥しておりブドウの栽培面積は最も小さい。 |
シエラ・フットヒルズ | 19世紀ゴールドラッシュの中心地であったシエラ・ネバダ山脈の周辺地域 アメリカ独自の品種であるジンファンデルが主に栽培されている。 |
特に重要な産地はカリフォルニアの銘醸地が集まるノースコースト。
より細かくブランド化された地域については、本記事内「カリフォルニア赤ワインの選び方」にて解説します。
カリフォルニア赤ワインの選び方
ここからは世界的にも評価されているカリフォルニアの赤ワインを、どのような基準で選んだらよいのか。
3つのポイントをお話していきます!
品種で選ぶ
ジンファンデル

ジンファンデルはナパやソノマを代表するぶどう品種のひとつで、色は濃く果実の味わいをしっかりと感じるワインとなります。イタリアでは「プリミティーヴォ」と呼ばれる品種です。
カリフォルニア州ではイタリアよりも酸が穏やかでサクランボや黒すぐりのような香りに加え、クミンやスパイス香を合わせた香りが出やすい傾向にあります。果実の凝縮感がありアルコール度数も高めで、長期熟成にも向くワインが多く造られています。
カベルネ・ソーヴィニヨン

香りが豊かで、黒い果実を思わせる凝縮した果実味にタンニンもしっかりあり濃厚な味わいが特徴の品種です。
カリフォルニア州のカベルネ・ソーヴィニヨンは、ボルドーと比べて、豊富な日照量によりフルーティーさやアルコールのボリュームが強く出ます。
果実味溢れるタイプも多く、造り手や価格にもよりますが、気難しいボルドーのように長期熟成を待たず購入してすぐに愉しめるワインも多いです。
メルロー

メルローはまろやかで柔らかいという言葉がぴったり、レッドベリー系のアロマに程よいタンニン、繊細で重圧感もありながら穏やかな味わいになる品種です。
熟成も望めますし、若くても愉しめるところが魅力です。メドックでは基本的にブレンドですが、カリフォルニア州では単一のワインも多くあり、エレガントで凝縮した果実味と深みのある味わいが出やすくなります。余韻にスパイシーなニュアンスを感じることもあります。
ピノ・ノワール

シャンパーニュ地方を除いて、基本的には単一で造られる品種です。芳醇な香りと味わいが特徴でシルクのように滑らかな口当たりが印象に残る品種です。
熟成により枯葉やジビエを思わせる香りへと変化していきます。
カリフォルニア州のピノ・ノワールは、比較的ワイルドベリーやさくらんぼのような果実香が出やすく、ジューシーな果実味で優しくエレガントなワインに仕上がる傾向があります。
産地で選ぶ

カリフォルニア州のワイン産地は5つの地域に分けられるとお伝えしましたが、ここでは分かり難い産地分けではなく、ワインのエチケットにも記載がある分かりやすいエリアに分けて解説します。
特に5つの地域の中でも最も押さえておきたい、セントラルコースト内5つの地域についてまとめているので、参考にしてください。
ソノマ
霧が深い冷涼なソノマ南部ではピノノワールの栽培が盛んで、非常にクオリティーの高いワインが造られています。
一方、日照量に恵まれて比較的温暖な内陸部ではカベルネソーヴィニヨンやメルロー、ジンファンデルが主に栽培されています。こちらはコストパフォーマンスに優れたアイテムが多いのも魅力です。
サンタバーバラ
映画サイドウェイで一躍有名になったワイン生産地です。降水量が極端に少なく冷涼な気候が特徴で、ブルゴーニュ品種であるピノノワールの栽培に適しています。
標高が高い場所ではシラーの栽培も盛んです。比較的飲みやすくリーズナブルなアイテムが多いのも魅力です。
カーネロス
ソノマとナパにまたがるブドウ栽培地です。
湾からの冷涼な海風の影響で、黒ブドウは冷涼な気候に適したピノノワールを多く栽培しています。程よい酸とタンニンでで飲みやすく、ベリーやスパイシーの香りが豊かな赤ワインに仕上がります。スパークリングワインの生産も盛んなエリアです。
モントレー
モントレ湾から吹き込む冷たい風が、ブドウの生育を緩やかにしており、他の地域よりも1か月ほど長く育成されたブドウから、果実の凝縮感溢れるワインに仕上がります。
AVAサンタルチアハイランズはブルゴーニュと肩を並べるピノノワールの銘醸地であり、特に「ピゾーニ畑」はカリフォルニアのラターシュと呼ばれ、世界的な知名度を誇っています。
ナパ・ヴァレー
カリフォルニア州で一番有名な生産地で、日本でも馴染みのあるワインが多く生産されています。
南部と北部では気温に差があり、北部に行くほどは温暖な気候となりブドウが早く成熟します。広く栽培されている品種は、北部ではカベルネソーヴィニヨン、メルロー、シラー、ジンファンデルなど、南部ではピノノワールです。
ナパにはボルドースタイルのカルトワインを造るワイナリーも多くあります。
有名ワイナリーで選ぶ
ロバート・モンダヴィ ワイナリー

誰もが知るカリフォルニアのワイナリーで、モンダヴィ氏は「カリフォルニアワインの育ての親」と称えられています。
手頃な価格でデイリーワインにちょうど良いアイテムからプレミアムなものまで選択肢があり、大変身近なカリフォルニアのワイナリーです。
1979年にムートンとのジョイントでオーパスワンを、1995年にはイタリアのフレスコバルディ社とルーチェを生み出しています。
スタッグスリープ・ワインセラーズ

1976年「パリスの審判」で、5大シャトーを打ち負かし勝利したカベルネ・ソービニヨンが、 スタッグスリープ・ワインセラーズのワインでした。
この衝撃は、世界的にスタックスリープを有名にし、今ではカリフォルニアの赤ワインを語る際に欠かせないワイナリーです。
マーカッシンヴィンヤーズ

カリフォルニアで一番高級なワインはオーパス・ワンだと思う方が多いかもしれませんが、実はそれ以上に素晴らしく高価なワインは山ほどあります。
マーカッシンはアメリカで最も尊敬されワインの女神と称されるヘレン・ターリー女史が立ち上げたワイナリーで、カルト中のカルトワインです。
ピノ・ノワールのクオリティーはDRCを超えるとも言われており、大変素晴らしい評価を受け続けています。
値段で選ぶ

カリフォルニアの赤ワインを選ぶ際、値段は重要な指標の一つです。
しかし、単に高ければ良いというわけではありません。
ワインを楽しむシーンに合わせて、予算を考えることが大切です。
いつ飲むかによって予算を決める
日常的に楽しむワインなら、手頃な価格帯のものを選ぶのが賢明です。
2,000程度のワインでも、十分に美味しいものが見つかるでしょう。
一方、特別な日に飲むワインは、予算を少し高めに設定しても良いかもしれません。
5,000円から10,000円程度のワインなら、より複雑で深みのある味わいが期待できます。
大切なのは、自分のライフスタイルと予算に合ったワインを選ぶことです。
特別な日には普段飲まないものを選ぼう
記念日やお祝いの席では、普段は手が出ないような少し贅沢なワインを選ぶのもおすすめです。
例えば、有名なワイナリーの限定品や、希少な品種のワインなどは、特別な日にふさわしい一本と言えるでしょう。
普段飲まないワインを選ぶことで、いつもとは違う特別な体験ができます。
ただし、予算オーバーにならないよう注意が必要です。
特別な日のワイン選びは、予算内で自分へのご褒美として考えると良いでしょう。
カリフォルニアのおすすめ赤ワイン21選

ここからは実際におすすめのカリフォルニアの赤ワインをランキング形式でご紹介します!
予算別に分けているので、購入の参考にしてみてください。
デイリーワインにおすすめ!予算2,000円ベスト7
7位

力強い果実味とスパイシーな風味が魅力的な赤ワイン。
カリフォルニアのロダイで育ったジンファンデルを使用。
ブラックベリーやプラムを思わせる濃厚な果実のアロマに、ブラックペッパーやクローブのニュアンスが加わり、力強くスパイシーな香りを醸し出します。
口に含むと、しっかりとしたタンニンと凝縮感のある果実味が調和し、長く続く余韻へと導きます。
品種 | 生産地 |
---|---|
ジンファンデル | カリフォルニア |
香り | ブラックベリー、ブラックペッパー |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

6位

人気ワイン「ブレッド&バター」の生みの親が手がけるコスパ最高の赤ワインです。
カリフォルニアのピノ・ノワールから生み出される力強さとバランスの良さは、ワイン初心者でも飲みやすい味わいとなっています。
芳醇なベリー感や繊細さも感じられ、上品な長い余韻に思わずうっとりしてしまうでしょう。
この価格帯ではなかなか味わうことのできないカリフォルニア ピノ・ノワールのエレガントな奥深さを、ぜひ一度堪能してください。
品種 | 生産地 |
---|---|
ピノ・ノワール100% | カリフォルニア ナパ他、アデュレーション |
香り | 熟れたレッドベリー、ヴァニラ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

5位

ジンファンデルを主体に、プティ・シラーをブレンドしています。
濃厚なラズベリーやブラックベリーのアロマに、微かなオーク香が感じられ、しなやかなタンニンと芳醇な果実の味わい。
長い余韻が残るでしょう。
ジンファンデルの特徴がよく出ている1本、カリフォルニアらしい赤ワインをリーズナブルに味わいたい人におすすめです。
品種 | 生産地 |
---|---|
ジンファンデル、プティ・シラー | カリフォルニア ソノマ、レーヴェンスウッド |
香り | ブラックプラム、ユーカリ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
渋み | ★★★★☆ |

4位

ジューシーな果実味とスムーズな飲み心地が魅力的な赤ワイン。
映画監督としても知られるフランシス・コッポラ氏が手がける、イタリア品種を使用したブレンドワイン。
ラズベリーやチェリーを思わせるジューシーな果実のアロマに、ほのかなスパイスのニュアンスが加わり、親しみやすい香りを生み出します。
口当たりは滑らかでまろやか。果実味とソフトなタンニンが調和し、スムーズな飲み心地が楽しめます。
品種 | 生産地 |
---|---|
ジンファンデル、プティシラー、シラー、カベルネソーヴィニョンのブレンド | カリフォルニア |
香り | ラズベリー、チェリー、スパイス |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

3位

凝縮感のある果実味とスパイシーな風味が魅力的な赤ワイン。
ナパバレーを代表する名門ワイナリー、モンダヴィ・ファミリーが手がける、コストパフォーマンスに優れたカベルネソーヴィニヨン。
ブラックベリーやプラムを思わせる濃厚な果実のアロマに、ブラックペッパーやシナモンのニュアンスが加わり、力強くスパイシーな香りを醸し出します。
口に含むと、しっかりとしたタンニンと凝縮感のある果実味が調和し、長く続く余韻へと導きます。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネ・ソーヴィニヨン | カリフォルニア |
香り | ブラックベリー、ブラックペッパー、シナモン |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★★ |

2位
フルーティな果実味とまろやかなタンニンが特徴の赤ワイン。
カリフォルニアのセントラルコーストで育ったカベルネソーヴィニヨンを使用。
チェリーやプラムを思わせる果実のアロマに、ほのかなスパイスのニュアンスが加わり、親しみやすい香りを生み出します。
口当たりは滑らかでまろやか。果実味とタンニンのバランスが良く、飲みやすい味わいが楽しめます。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネ・ソーヴィニヨン | カリフォルニア ソノマ、フライ・ブラザース・ワイナリー |
香り | フルーティー、スパイス |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★★ |

1位

濃厚な果実味とスパイシーな風味が魅力的な赤ワイン。
カリフォルニアの恵まれた気候と土壌が生み出す、凝縮感のあるカベルネソーヴィニヨンです。
ブラックベリーやカシスを思わせる果実のアロマに、ブラックペッパーやクローブのニュアンスが加わり、複雑で奥行きのある香りを醸し出します。
口に含むと、力強いタンニンと豊かな果実味が見事に調和し、長く続く余韻へと導きます。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネ・ソーヴィニヨン | カリフォルニア |
香り | オーク |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
渋み | ★★★★★ |

週末や来客などがある日に!予算2,000円~5,000円ベスト8
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“カリフォルニアのロマネコンティ”の愛称で知られる上質な赤ワインが「カレラ」。
カリフォルニアらしい明るい果実味がありつつも、どこかフランスのピノ・ノワールを彷彿とさせる綺麗な酸味も備えています。
ブルゴーニュ好きの方にこそ飲んでほしい一本です!
香り | いちごジャム、ローズマリー |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |
8位

ブラックベリーやブラックチェリーを思わせる濃厚な果実味と、なめらかなタンニンが特徴の赤ワイン。
ナパバレーの複数の畑で育ったカベルネソーヴィニヨンを使用。
ブラックベリーやブラックチェリーを思わせる濃厚な果実のアロマに、ほのかなバニラやスパイスのニュアンスが加わり、深みのある香りを生み出します。
口当たりはリッチでなめらか。凝縮感のある果実味とシルキーなタンニンが調和し、エレガントな味わいが楽しめます。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネソーヴィニヨン主体、プティシラー、シラー、メルローのブレンド | カリフォルニア |
香り | ブラックベリー、ブラックチェリー |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
渋み | ★★★★☆ |

7位

カリフォルニアのナパ・ヴァレーやソノマなど、様々な産地のカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしています。
消費者のニーズに合わせたコスパ抜群のカリフォルニアワインを目指す「689セラーズ」の商品で、価格はさることながら味わいでも高い評価を得ています。
度数が14.5%と濃厚かつ芳醇な仕上がりで、香り高さとエレガントさがお見事、「5秒で虜になるワイン」と呼ばれる味わいを、ぜひ一度堪能してください。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネ・ソーヴィニヨン | カリフォルニア ナパ、ソノマ、パソ・ロブレなど |
香り | 熟れたレッドベリー、ミント |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

6位
品質の高さで名高いソノマ・コースト産のピノ・ノワールを使用した贅沢な仕上がりです。
作り手のラ・クレマは敏腕醸造家であるグレッグ・ラフィレット氏によって、ワイン・スペクテイターなどの著名なワイン誌において「ベスト・ワインメーカー」にも選ばれています。
中でもピノ・ノワール100%の味わいは、心地よいタンニンとジューシーかつ穏やかな酸のある果実味が感じられ、エレガントな雰囲気をまとっています。
軽食からメインディッシュまで、どんな食事にも華やかさをプラスしてくれる1本でしょう。
品種 | 生産地 |
---|---|
ピノ・ノワール100% | カリフォルニア ソノマ、ラ・クレマ |
香り | レッドベリー、ナツメグ |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★☆☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

5位

ブラックチェリーやプラムを思わせる濃厚な果実味と、スパイシーな風味が魅力的な赤ワイン。
ナパバレーの標高の高い畑で育ったカベルネソーヴィニヨンを使用。
ブラックチェリーやプラムを思わせる濃厚な果実のアロマに、ブラックペッパーやシナモンのニュアンスが加わり、力強くスパイシーな香りを醸し出します。
口に含むと、しっかりとしたタンニンと凝縮感のある果実味が調和し、長く続く余韻へと導きます。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネソーヴィニヨン95%、プティシラー5% | カリフォルニア モントレー、サイクルズ・グラディエーター |
香り | ブラックチェリー、プラム、スパイス |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★★ |

4位

ブラックベリーやカシスを思わせる豊かな果実味と、しっかりとしたタンニンが特徴の赤ワイン。
ナパバレーの恵まれた気候と土壌が生み出す、凝縮感のあるカベルネソーヴィニヨン。
ブラックベリーやカシスを思わせる豊かな果実のアロマに、ほのかなバニラやスパイスのニュアンスが加わり、複雑で奥行きのある香りを醸し出します。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネソーヴィニヨン90%、プティヴェルド8%、メルロー2% | カリフォルニア ナパ |
香り | ブラックベリー、カシス |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

3位

ダックホーンは1976年、ナパ・ヴァレーの中心部・セントヘレナの北に設立されたワイナリーです。
ブレンド用の品種とみなされていたメルローを主体にしたワインを造り、大成功を収めたナパ・メルローの立役者。
メルローを主体に、カベルネソーヴィニヨンをわずかにブレンドしています。
メルローに特徴的なブラックチェリー、プラムの香りに、スパイスのフレーバー。芳醇な味わいが楽しめます。
カリフォルニアのメルローが飲みたいと思ったら、こちらがおすすめです。
品種 | 生産地 |
---|---|
メルロー80%、カベルネソーヴィニヨン20% | カリフォルニア ナパ、ダックホーン・ヴィンヤーズ |
香り | プラム、ハーブ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★★ |

2位
チェリーやラズベリーを思わせるジューシーな果実味と、滑らかなタンニンが特徴の赤ワイン。
カリフォルニアのセントラルコーストで育ったピノノワールを使用。
チェリーやラズベリーを思わせるジューシーな果実のアロマに、ほのかなスパイスやハーブのニュアンスが加わり、フレッシュで華やかな香りを生み出します。
口当たりは滑らかでエレガント。豊かな果実味と繊細なタンニンが調和し、バランスの良い味わいが楽しめます。
品種 | 生産地 |
---|---|
ピノノワール | カリフォルニア |
香り | チェリー、ラズベリー、ハーブ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
渋み | ★★★★★ |

1位

カシスやブラックチェリーを思わせる濃厚な果実味と、なめらかなタンニンが特徴の赤ワイン。
ナパバレーの高標高の畑で育ったカベルネソーヴィニヨンを使用。
カシスやブラックチェリーを思わせる濃厚な果実のアロマに、ほのかなバニラやスパイスのニュアンスが加わり、深みのある香りを生み出します。
口当たりはリッチでなめらか。凝縮感のある果実味とシルキーなタンニンが調和し、エレガントな味わいが楽しめます。
品種 | 生産地 |
---|---|
メルロー | カリフォルニア、ナパヴァレー |
香り | カシス、ブラックチェリー、バニラ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
渋み | ★★★★★ |

特別な日に!予算5,000円以上ベスト6
6位

2022年のワイン・スペクテイターのその年の最もお値打ちワインTOP10において、見事1位に輝いた商品です。
カリフォルニアワイン好きからも評価が高く、バランスの良さに加え、「ナパカベ(ナパのカベルネ・ソーヴィニヨン)」のリッチな味わいが凝縮した1本となっています。
辛口のフルボディなので、ガッツリとしたカベルネの味わいが好きな方に特におすすめです。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネ・ソーヴィニヨン89%、プティ・シラー5%、シャルボノ2%、マルベック2%、その他2% | カリフォルニア ナパ、ボーリュー・ヴィンヤード |
香り | ブラックプラム、クローブ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
渋み | ★★★★★ |

5位

カリフォルニアワインのカベルネ好きにはたまらない名手が造る1本です。
「Life is Cabernet!(人生はカベルネ!)」を掲げるほどのカベルネ愛から生まれる、香り高さやスパイシーさ、程よい酸とコクのある上品な味わいが特徴です。
濃厚で妖艶な雰囲気をまとった最高級ナパカベを、ぜひ堪能してください。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネソーヴィニヨン76% , メルロー14.5% , カベルネフラン5% , プティヴェルド4% , マルベック0.5% | カリフォルニア ナパ、シルバー・オーク |
香り | 熟れたカシス、ペパーミント |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

4位

ブラックチェリーやブラックベリーを思わせる濃厚な果実味と、力強いタンニンが特徴の赤ワイン。
ナパバレーの自社畑で育ったカベルネソーヴィニヨンを使用。
ブラックチェリーやブラックベリーを思わせる濃厚な果実のアロマに、ほのかなバニラやスパイスのニュアンスが加わり、深みのある香りを生み出します。
口に含むと、力強いタンニンと凝縮感のある果実味が見事に調和し、長く続く余韻へと導きます。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネソーヴィニヨン76%/メルロー16% /マルベック4%/プティヴェルド3%/カベルネフラン1% | カリフォルニア ナパ |
香り | ブラックチェリー |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
渋み | ★★★★★ |

3位

カシスやブラックベリーを思わせる豊かな果実味と、シルキーなタンニンが特徴の赤ワイン。
ナパバレーの一級畑で育ったカベルネソーヴィニヨンを主体にしたブレンドワイン。
カシスやブラックベリーを思わせる豊かな果実のアロマに、ほのかなバニラやスパイスのニュアンスが加わり、複雑で奥行きのある香りを醸し出します。
口当たりはリッチでエレガント。
凝縮感のある果実味とシルキーなタンニンが調和し、優雅な味わいが楽しめます。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネソーヴィニヨン主体 | カリフォルニア ナパ |
香り | カシス、ブラックベリー |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

2位

ブラックチェリーやプラムを思わせる濃厚な果実味と、なめらかなタンニンが特徴の赤ワイン。
ナパバレーの複数の畑で育ったカベルネソーヴィニヨンを使用。
ブラックチェリーやプラムを思わせる濃厚な果実のアロマに、ほのかなバニラやスパイスのニュアンスが加わり、深みのある香りを生み出します。
口当たりはリッチでなめらか。凝縮感のある果実味とシルキーなタンニンが調和し、エレガントな味わいが楽しめます。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネソーヴィニヨン99%、メルロ1% | カリフォルニア |
香り | ブラックベリー、プラム、バニラ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★★★ |
渋み | ★★★★★ |

1位
カシスやブラックベリーを思わせる豊かな果実味と、力強いタンニンが特徴の赤ワイン。
ナパバレーの単一畑で育ったカベルネソーヴィニヨンを使用。
カシスやブラックベリーを思わせる豊かな果実のアロマに、ほのかなバニラやスパイスのニュアンスが加わり、複雑で奥行きのある香りを醸し出します。
口に含むと、力強いタンニンと濃厚な果実味が見事に調和し、長く続く余韻へと導きます。
品種 | 生産地 |
---|---|
カベルネソーヴィニヨン | カリフォルニア ナパ |
香り | カシス、ブラックベリー |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★★ |

幅広いカリフォルニアの赤ワインを味わいつくそう!

今回はカリフォルニアの赤ワイン、21本をご紹介しました。
カリフォルニアの赤ワインは、テーブルワインにおすすめの手頃なものから、高級ワインに分類されるかなりの高額なものまで幅広く、商品数に驚くでしょう。
ですがどんな値段でも、それに見合ったクオリティがあるのは確かです。
本記事を参考にして新世界と呼ばれる中でも本場フランスワインに負けない味わいを、ぜひ味わいつくしてください!
>>赤だけじゃない!カリフォルニアのおすすめ白ワインを知りたい方はこちら
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