「ヴーヴ・クリコってなに?」
「おすすめの1本はどれ?」
ヴーヴ・クリコは、シャンパーニュを代表する老舗メゾンです。
1772年の創業よりマダム・クリコの精神を引き継ぎ、高貴なシャンパンを生み出し続けています。
この記事では、そんなヴーヴ・クリコについて、歴史や特徴、各ラインナップについて詳しく解説していきます。
ぜひ、ヴーヴ・クリコの銘柄選びの参考にしてください。
目次
ヴーヴ・クリコとは

ヴーヴ・クリコとは、1772年フィリップ・クリコによって設立されたメゾン「メゾンクリコ」から生まれたシャンパーニュブランドです。
正式名称は「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン」。
ここでは、そんなヴーヴ・クリコの特徴を3つお話しします。
「Veuve Clicquot」の意味はフランス語で「クリコ未亡人」
ヴーヴ・クリコという名前は、マダム・クリコと呼ばれる女性に由来します。
彼女はヴーヴ・クリコの前身であるメゾンクリコの創業者フィリップ・クリコの息子、フランソワ・クリコの妻でした。
父に代わりメゾンの経営を行っていたフランソワでしたが、流行病により31歳という若さで亡くなってしまいます。
夫の死後、1805年に経営を引き継いだマダム・クリコの名をとって「ヴーヴ・クリコ(クリコ未亡人)」というブランドが誕生したのです。
ちなみに、「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン」のポンサルダンはマダム・クリコの旧姓です。
女性起業家の先駆けとなったマダム・クリコ
ヴーヴ・クリコの名が広まった背景には、マダム・クリコの当時は珍しい女性の起業家としての活躍があります。
27歳という若さで未亡人となったマダム・クリコは、元々廃業する予定であったシャンパーニュ造りを「品質はただひとつ、最高級だけ」という信念のもと続ける決意をします。
当時は男尊女卑が強く、女性がメゾンを経営するというのは前例のないことでした。
そんな中で様々な戦略を経てヴーヴ・クリコの地位を確立し、女性の社会進出の先駆けとなったのです。
功績が称えられマダム・クリコはシャンパーニュにおいて「偉大な女性(ラ・グランド・ダム)」と呼ばれています。
マダム・クリコの行った具体的な戦略や発明は、本記事内「ヴーヴ・クリコの歴史」で詳しく解説しています。
目印は太陽を思わせるイエローラベル
ヴーヴ・クリコのシャンパーニュの代名詞といえば、存在感のあるイエローのラベルです。
ヴーヴ・クリコによって商標登録もされている特徴的なカラーラベルのため、シャンパーニュの中では同じカラーの商品はありません。
2022年に改めて発表された「太陽のように輝くブランド(ソレール)」というメゾンの哲学からも感じられる、ヴーヴ・クリコのエネルギッシュさを象徴したカラーです。
ヴーヴ・クリコの歴史

ヴーヴ・クリコの歴史を読み解く中で、マダム・クリコの活躍は知っておきたいところです。
ここではヴーヴ・クリコが世界的ブランドとなるまでの、マダム・クリコの功績をお話しします。
ロシア展開の成功
マダム・クリコが家業を引き継いだ年にメゾンは110,000本を出荷し、このうち約20%がロシア向けでした。
当時は、ナポレオンがロシアで大敗を喫する少し前。
ロシアにおけるフランスの影響が弱くなり、他社が撤退する中でマダム・クリコは売り込みを独占的に成功させました。
この持ち前の度胸と決断力もマダム・クリコの経営者としての手腕として評価されるきっかけになりました。
現在も使われている手法の発明
マダム・クリコは経営者としての手腕があるだけでなく、シャンパーニュ造りにおける新しい手法を生み出す開発者としての才能もありました。
彼女が成し遂げた功績は主に以下の3つ。
・ヴィンテージシャンパンの醸造に初成功
・オリを除去するための画期的な方法「ルミアージュ」を発明
・ブレンド法によるロゼシャンパーニュ造りに初成功
これだけの功績を知れば、シャンパーニュにおいてマダム・クリコが「偉大な女性(ラ・グランド・ダム)」と呼ばれているのにもうなづけますよね。
LVMH傘下、英国王室御用達で地位確立
ヴーヴ・クリコは、1987年にLVMH(モエ・ヘネシールイ・ヴィトン)の傘下にはいります。
LVMHの傘下には他に高級シャンパンとして名高い、モエシャンやドンペリ、アルマンドなどがあります。
これにより、販売網は一気に拡大。
イギリス王室にも気に入られ英国王室御用達となり、シャンパンブランドとしての確固たる地位を築きあげました。
ヴーヴ・クリコが日本で人気の理由

ヴーヴ・クリコは世界的に人気のあるシャンパンですが、なぜ日本でこれほどまで人気が高まったのか気になりますよね。
ここでは、ヴーヴ・クリコが日本で人気となった理由をシャンパンが日本で広まった背景からお話していきます。
モエ・エ・シャンドン社がシャンパンを日本広める
バブルの時代まで、ブランデーが夜の街ではステータスのある飲み物でした。
しかし、ブランデーの「アルコール度数が高く、1本飲み切るのに時間がかかる」という難点に目を付けたのがモエ・エ・シャンドン社の国際販売部隊です。
彼らのPR戦略により、夜の街ではシャンパンが主役となるようになりました。
シャンパンは高級感のある華やかな見た目のものが多い中で、ヴーヴ・クリコの鮮やかなイエローカラーは一線を画す存在。
さらにはマダム・クリコの女性としてのカッコよさに魅了されたファンも多く、徐々に日本での人気も高まりました。
ローズラベルの大ヒットで日本における地位を確立
2004年にノンヴィンテージのロゼを、日本の桜の季節に合わせて初めて発売しました。

このローズラベルは女性を中心に人気を呼び、大ヒット。
あまりの売れ行きに供給が追い付かず、日本以外の国では発売を2006年に遅らせたほどでした。
ヴーヴ・クリコの味わいの特徴

世界中で愛されるヴーヴ・クリコですが、その味わいにはどういった特徴があるのでしょうか。
ここではヴーヴ・クリコのシャンパーニュの特徴をお話ししていきます。
ピノ・ノワール主体の味わい
ヴーヴ・クリコで使用されるブドウ品種はピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネといったシャンパン造りの代表格とも言える3品種です。
中でもピノ・ノワールの割合が高く、全体的になめらかかつ骨格のある華やかな味わいになります。
さらにシャルドネのフレッシュさやムニエの補助的な役割により、バランスの取れた飲みやすさを実現しています。
栽培量が多いのはシャルドネ
ヴーヴ・クリコは、シャンパーニュ地方に390ヘクタールに及ぶ広大な畑を所有しています。
その中でグラン・クリュ(特級畑)は12ヶ所、プルミエ・クリュ(一級畑)は20ヶ所。
シャルドネの栽培量が最も多く、移り変わりのある海洋性の気候がブドウにフレッシュさを与え、白亜質の土壌がシャンパーニュに溢れるミネラル感を与えています。
どんな食事にもピッタリの味わいが見つかるラインナップ
ヴーヴ・クリコのラインナップには、各シリーズごとに白・ロゼがあります。
食前酒としても楽しむことができますが、食事と合わせて飲むことでそれぞれを引き立たせ合う相性の良さを楽しむことができるでしょう。
ヴーヴ・クリコ公式HPでは各シリーズにおすすめのチーズの紹介もしているので、気になる方はチェックしてみてください。
五感で味わうシャンパン
ヴーヴ・クリコ流のシャンパンの飲み方は、「五感すべてで味わう」こと。
まずはシャンパーニュの泡の音に耳を傾け、次に持続性のある泡や色合いを観賞、変化していくアロマも楽しみます。
さらにフレッシュに弾ける泡を口の中で感じ、最後に酸味や甘味などの味わいや余韻を堪能しましょう。
ヴーヴ・クリコは定価と販売相場が異なる

ヴーヴ・クリコは、シャンパン市場において独特の価格体系を持っています。
定価と実際の販売相場が大きく異なるため、シャンパン愛好家の間では常に話題に。
その理由と、ヴーヴ・クリコを定価で購入することの難しさについて詳しく解説します。
定価と販売相場が異なる理由
ヴーヴ・クリコの定価と販売相場が異なる主な理由は、需要と供給のバランスにあります。
ヴーヴ・クリコは世界的に人気が高く、常に高い需要があります。
一方で、生産量は限られているため、供給量が需要に追い付いていません。
この需給バランスの不均衡により、実際の販売相場は定価よりも高くなる傾向にあります。
また、ヴーヴ・クリコのブランド力や希少性も価格を押し上げる要因となっています。
限定品や特別なヴィンテージは、さらに高い価格で取引されることも。
ヴーヴ・クリコは定価では買えない
ヴーヴ・クリコを定価で購入することは非常に難しいと言えます。
多くの酒販店や百貨店では、定価よりも高い価格で販売されているのが一般的です。
特に人気の高い商品や限定品は、定価の1.5倍から2倍程度の価格になることもあります。
ただし、一部のディスカウントストアやオンラインショップでは、定価に近い価格で販売されている場合もあります。
しかし、これらの販売店では在庫が少なく、すぐに売り切れてしまうことが多いです。
ヴーヴ・クリコを定価で購入するには、こまめに在庫をチェックし、タイミングを逃さずに購入する必要があります。
ヴーヴ・クリコの種類と値段

ヴーヴ・クリコのラインナップは、次の10種類です。
ラインナップ | 特徴 |
---|---|
イエローラベル ブリュット | ヴーヴ・クリコを代表するシャンパン |
ローズラベル | 200年以上の歴史を持つロゼ |
ホワイトラベル ドゥミ・セック | やや甘口のシャンパン |
リッチ | カクテルのためのシャンパン |
リッチ・ロゼ | カクテルのためのロゼシャンパン |
ヴィンテージ | 当たり年だけに造られるシャンパン |
ヴィンテージ・ロゼ | 当たり年だけに造られるロゼ・シャンパン |
ラ・グランダム | マダム・クリコに捧げたヴーヴ・クリコ最高峰のシャンパン |
ラ・グランダム ロゼ | マダム・クリコに捧げたヴーヴ・クリコ最高峰のロゼ・シャンパン |
エクストラ ブリュット エクストラオールド | リザーブワインのみをブレンドした極辛口シャンパン |

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ヴーヴ・クリコ イエローラベル
イエローラベルの味わい
グラン・クリュとプルミエ・クリュのブドウを主体としたピノ・ノワールをメインに、シャルドネ、ピノ・ムニエを使用したシャンパーニュです。
ピノ・ノワールがしっかりとした骨格を作り、シャルドネが優雅で上品な味わいを与えています。
少量ブレンドされるピノ・ムニエがまろやかさを加え、素晴らしいバランスで複雑味のあるシャンパーニュを造り上げています。
香り | 白桃、トースト |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★☆☆☆ |

イエローラベルの価格
定価は?
日本の参考小売定価は、7,300円です。
相場は?
ネット通販では、8,000円〜12,000円が相場になっています。
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店での価格は?
レストランやバーでは、11,800円~15,000円がボリュームゾーンです。
キャバクラでは20,000円前後、ホストクラブでは40,000円~50,000円が相場です。
イエローラベルのおすすめの飲み方は?

爽やかでジューシーな味わいは、サーモンのマリネや鴨肉の料理、パルメザンチーズをたっぷり使ったサラダによく合います。
ヴーヴ・クリコ ローズラベル
ローズラベルの味わい
1818年がファーストヴィンテージで、200年以上の歴史を持つロゼ・シャンパーニュです。
「イエローラベル ブリュット」をベースに、特別に栽培されたブドウで造られた赤ワインをブレンドしています。
美しいピンク色で、フレッシュな赤い果実のアロマ。みずみずしく、調和のとれた味わいが魅力です。
香り | ラズベリー、フランボワーズ |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |

ローズラベルの価格
定価は?
日本の参考小売定価は、7,700円です。
相場は?
ネット通販では、7,000円前後が相場になっています。
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店での価格は?
レストランやバーでは、13,000円~17,000円がボリュームゾーンです。
キャバクラでは25,000円前後、ホストクラブでは70,000円~100,000円が相場です。
ローズラベルのおすすめの飲み方は?

ツナやトマトを使った前菜、イベリコハムとイチジクのサラダ、スモークサーモンのサラダ仕立てなどに合わせてどうぞ。
ヴーヴ・クリコ ホワイトラベル
ホワイトラベルの味わい
ピノ・ノワールをメインに、フレッシュな果実味のピノ・ムニエを多めにブレンド。
シャルドネを加えることで、爽やかさと繊細さを引き出しています。
ピノ・ノワールとピノ・ムニエの比率が高いことで、芳醇でコクのあるボディを実現。デザートと合わせやすいやや甘口のシャンパーニュです。繊細な果実のアロマと爽やかな甘みのハーモニーをお楽しみください。
香り | ネクタリン、熟れたリンゴ |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |

ホワイトラベルの価格
定価は?
日本の参考小売定価は、6,850円です。
相場は?
ネット通販では、6,000円〜7,000円が相場になっています。
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店での価格は?
レストランやバーでは、12,000円~14,000円がボリュームゾーンです。
キャバクラでは、20,000円前後、ホストクラブでは40,000円~50,000円が相場です。
ホワイトラベルのおすすめの飲み方は?

優しくまろやかな味わいで、タルト・タタンなどのフルーツを使ったケーキやフレッシュフルーツのカクテルなど、デザートと合わせて楽しむのがおすすめです。
ヴーヴ・クリコ リッチ
リッチの味わい
ピノ・ノワール60%、シャルドネ33%、ピノ・ムニエ7%のブレンド。
ドザージュ率が高い甘口で、カクテルのように楽しむことができる新しいシャンパーニュです。
柑橘系の果実やフローラルな香りに、クリーミーなフィニッシュ。氷とともに厳選した素材と合わせることで、さまざまな味わいを表現できます。
香り | シトラス、アカシア |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★☆☆☆ |

リッチの価格
定価は?
日本の参考小売定価は、8,000円です。
相場は?
ネット通販では、7,000円前後が相場になっています。
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店での価格は?
レストランやバーでは、14,000円~16,500円がボリュームゾーンです。
キャバクラでは、35,000円前後が相場です。ホストクラブではリッチはあまり取り扱っていません。
リッチのおすすめの飲み方は?

カクテルで楽しむシャンパーニュです。お好みでグレープフルーツやライム、リンゴ、パイナップル、紅茶、セロリ、キュウリなどを選び、氷を入れてヴーヴ・クリコリッチを注いでください。
フルーティーなシャンパーニュの味わいと素材が絡み合い、個性豊かなカクテルが堪能できます。
ヴーヴ・クリコ リッチ・ロゼ
リッチ・ロゼの味わい
ヴーヴ・クリコリッチに赤ワインを15%ブレンドしたロゼ・シャンパーニュです。
ヴーヴ・クリコ リッチと同じくカクテルを楽しむ甘口のシャンパーニュ。
お好みの素材を組み合わせて、オンザロックでお楽しみください。
香り | いちご、レッドベリー |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★☆☆☆ |

リッチ・ロゼの価格
定価は?
日本の参考小売定価は、8,400円です。
相場は?
ネット通販では、8,000円〜9,000円が相場になっています。
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店での価格は?
レストランやバーでは、15,000円~20,000円がボリュームゾーンです。
キャバクラでは、40,000円前後が相場です。ホストクラブではリッチ・ロゼはあまり取り扱っていません。
リッチ・ロゼのおすすめの飲み方は?

赤ワインをブレンドしたロゼは、より果実味豊かな味わいです。
フルーツや紅茶、ジンジャーなどお好きな素材を加えて、オリジナルのカクテルをお楽しみください。
ヴーヴ・クリコ ヴィンテージ
ブドウの当たり年のみに造られるシャンパーニュです。
※ヴィンテージのルールとして、その年に収穫されたブドウしか使用できません。
例えば、ヴィンテージ2008であれば、2008年に収穫された、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエが使用されています。
ヴィンテージ2008の味わい
ピノ・ノワール61%、シャルドネ34%、ピノ・ムニエ5%をブレンド。
2008年ヴィンテージでは5%をフレンチオークの樽で熟成させることで、複雑さや豊かな香りが引き出されています。柑橘系の果実の香りに、ミネラル豊かで力強くしっかりした味わい。心地良い余韻が長く続きます。
香り | ブリオッシュ、ミネラル |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |

ヴィンテージ2008の価格
定価は?
日本の参考小売定価は、9,200円です。
相場は?
ネット通販では、9,000円前後が相場になっています。
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ヴィンテージのおすすめの飲み方は?

ミネラル豊かで複雑味のある味わいは、ローストしたホタテや白身魚、牡蠣、きのこのソテー、カニ料理などによく合います。
ヴーヴ・クリコ ヴィンテージ・ロゼ
ヴィンテージ・ロゼ2008の味わい
ヴィンテージに赤ワインを14%ブレンドしています。濃いピンク色に、繊細で軽やかな泡立ちと、熟した果実の洗練された香りが印象的。
複雑味に溢れ、フレッシュさが際立つ味わいです。
長い余韻が続くでしょう。
香り | プラム、スミレ |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |

ヴィンテージ・ロゼ2008の価格
定価は?
日本の参考小売定価は、10,500円です。
相場は?
ネット通販では、11,000円〜12,000円が相場になっています。
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ヴィンテージ・ロゼのおすすめの飲み方は?

複雑で果実味豊かな味わいは、幅広い料理に合わせることができます。
スパイシーなエスニック料理や中華料理、さらに和食にもよく合い、料理の味を引き立ててくれるでしょう。
ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム
ラ・グランダムの味わい
マダム・クリコに捧げられた、ヴーヴ・クリコで最高級のシャンパーニュです。
グラン・クリュのブドウだけを使用。ピノ・ノワール53%とシャルドネ47%をブレンドしています。
ドライフルーツのような密度の濃い香りに、ジンジャーブレッドやモカの風味へと変化する複雑なニュアンス。口に含むと、緻密でシルクのようにエレガントな味わいが広がります。
香り | ドライフルーツ、ヴァニラ |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |

ラ・グランダムの価格
定価は?
日本の参考小売定価は、19,000円です。
相場は?
ネット通販では、16,000円〜20,000円が相場になっています。
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店での価格は?
レストランやバーでは、30,00円~40,000円がボリュームゾーンです。
キャバクラでは80,000円前後、ホストクラブでは200,000円~300,000円が相場です。
ラ・グランダムのおすすめの飲み方は?

トリュフやホタテ、キャビアを使った前菜や、牡蠣やカニの料理、熟成したチーズなどに合わせてどうぞ。
ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム・ロゼ
ラ・グランダム・ロゼの味わい
ラ・グランダムに赤ワインを15%ブレンドしたロゼ・シャンパーニュです。
美しいピンク色で、きめ細やかな泡。華やかなアロマに、爽やかでふくよかな味わいが魅力的。
エレガントな余韻が長く続きます。
香り | ドライベリー、トースト |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★☆☆☆ |

ラ・グランダム・ロゼの価格
定価は?
日本の参考小売定価は、37,600円です。
相場は?
ネット通販では、30,000円〜40,000円が相場になっています。
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店での価格は?
レストランやバーでは、60,000円~80,000円がボリュームゾーンです。
キャバクラでは120,000円前後、ホストクラブでは250,000円~350,000円が相場です。
ラ・グランダム・ロゼのおすすめの飲み方は?

フレッシュで果実味豊かな味わいは、ロブスターの料理やサーモンのマリネ、鴨肉の料理によく合います。
デザートのキッシュケーキなどと合わせるのもありです。
ヴーヴ・クリコ エクストラ ブリュット エクストラオールド
エクストラ ブリュット エクストラオールドの味わい
シャンパン造りの中で最新ヴィンテージと合わせて使用される「リザーブワイン」のみをブレンドして造られたコレクションです。
現在発表されているのはシリーズ1~3の3本。
それぞれピノ・ノワール主体の極辛口で、熟成年数は15年以上。
ヴーヴ・クリコらしい風味が凝縮された、フレッシュかつまろやかでバランスの良い仕上がりになっています。
香り | 洋梨、ローストナッツ |
酸味 | ★★★★★ |
ボディ | ★★★☆☆ |

エクストラ ブリュット エクストラオールドの価格
定価は?
2020年発売のシリーズ2での日本の参考小売定価は、10,000円です。
相場は?
ネット通販では、12,000円〜13,000円ほどで購入できます。
「詳細を見る」ではAmazon、楽天、Yahoo!ショッピング各サイトの最安商品を見ることができます。
店での価格は?
レストランやバーでは30,000円ほどで飲むことができます。
キャバクラでは80,000円前後がボリュームゾーンです。
エクストラ ブリュット エクストラ オールドのおすすめの飲み方は?

バランスが良いのでどんな食事とも合いますが、中でも燻製や熟成したチーズなどのしっかりとした風味のものと相性抜群。
しっかりと冷やして、きめ細やかなな泡も楽しんでください。
ヴーヴ・クリコの楽しみ方

ヴーヴ・クリコの特徴的な鮮やかなカラーリングを活かして、ヴーヴ・クリコならではの楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。
ここでは、2つの楽しみ方をご紹介します。
公式のラグジュアリーグッズを使って楽しむ
ヴーヴ・クリコはそのデザイン性を活かしてシャンパンに関連したラグジュアリーグッズの販売も行っています。
その特徴は機能性、ファッション性、環境への配慮を考えて作られているということ。
例えば再利用とリサイクルが可能なアイスボックス。
素材には木材から作られた厚紙と紙が使われており、長く使えることを考えて設計されています。
しっかりと冷やすことで楽しめるシャンパンの作り手だからこそのアイデアで、公式グッズによって特別は楽しみ方ができる点はヴーヴ・クリコの強みですね!
購入はネット通販から、イエローラベルと合わせて10,000円ほどで購入できます。
グラスと並べて楽しむ
ヴーヴ・クリコの鮮やかなボトルカラーはグラスに入ったシャンパンの透明感と相性抜群です。

明るい場所ではもちろん、照明を落としたムーディな雰囲気にも写真映えすること間違いなし。
シンプルなシャンパングラスに注いで、その透き通った輝きとボトルのデザイン性を楽しんでください。
シャンパングラスには一般的なフルートタイプだけでなく、様々な種類のものがあります。
以下の記事も参考にして自身のお気に入りのグラスを見つけて、ぜひこだわりのシャンパンタイムを彩りましょう。
>>おすすめのシャンパングラスはこちらから
マダム・クリコの精神を受け継ぐヴーヴ・クリコを楽しもう!

ヴーヴ・クリコのシャンパーニュについて、ご紹介しました。
本格的なシャンパーニュを味わうなら、絶対に外せないのがヴーヴ・クリコです。
ラインナップの中でどれを選ぶか迷ったら、イエローラベル ブリュットをお試しください。
ヴーヴ・クリコのシャンパーニュをよく知ることができる1本です。
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