「クリスマスにはどんなワインを選べばいい?」
「シーンごとのおすすめワインは?」
クリスマスにぴったりな飲み物と言えば、ワインです。
パーティーやお呼ばれの際に、ワインを手土産として持って行くと喜ばれること間違いありません。
そこでこの記事では、クリスマスのためのおすすめワインを、シーンごとに厳選して紹介しています。
ぜひ、ワイン選びの参考にしてください。
目次
クリスマスにぴったりのワインの選び方
恋人、友人、家族など、クリスマスに過ごす相手や料理の種類ごとにおすすめのワインを紹介していきます。ぴったりのワインを見つけてください。
食前酒~前菜ならスパークリングワイン
レストランなどで出される食前酒もスパークリングが多いと思いますが、やはり食事の前にはやはりスパークリングがオススメです。
食事前の喉を潤すだけでなく、スパークリングの心地よい泡は食欲を促進する働きがあります。
レストランなどではNGと言われていますが、クリスマスのパーティー感を出すためにポーンと勢いよく開けてみても活気がつくでしょう。
また、食事が始まった後に運ばれてくる、軽めのお料理や前菜にも非常に相性が良いので流れがスムーズです。
食事中には赤ワイン
食事の最中には白ワインももちろん良いですが、クリスマスを代表する料理、ローストビーフやターキー、ビーフシチューなどには白ワインよりも赤ワインがオススメです。
ボリュームのあるお肉料理などは特に、タンニンのしっかりとしたフルボディの赤ワインと合わせた方が、よりバランスが良くなります。
もし白ワインを合わせたいという場合には、樽のしっかりと効いた骨格のある白ワインを合わせると良いでしょう。
デザートにはデザートワイン
甘いデザートにはすっきりした白ワインの方が合わせやすいのでは?と思われる方も多いと思います。
実は、すっきりとした白ワインと甘みの強いものを合わせると、ワインの酸味が引き立ち、酸と甘みが喧嘩してしまいます。
このような時にオススメするのが、やはり甘口のデザートワインです。
甘口ワイン単体で飲むと甘いと感じるワインでも、不思議と甘みのあるデザートと合わせると、そこまで甘ったるくなく絶妙なバランスでまとまります。
甘みの好みは人によってさまざまですので、甘いもの好きの人には「極甘口」、ほどよく甘みを楽しみたい人には「やや甘口〜甘口」あたりを選ぶと良いでしょう。
さっぱりとしたデザートには「やや辛口」のワインもおすすめです。
乾杯酒・食前酒におすすめのクリスマスワイン
甘口スパークリングワイン
マスカットを使った甘口のスパークリングワインです。
マスカットの味わいがとてもフルーティですし、アルコールは7%程度とややひかえめなので、飲みやすいです。
ボトルに天使がプリントされていて、聖なる気持ちでクリスマスソングを聞きながら飲みたいワインです。
シャンパン
創業200年以上のシャンパーニュ・メゾン、ペリエ・ジュエの辛口シャンパンです。
シャルドネを主体としたエレガントな味わいです。アネモネの花があしらわれたキュートなボトルなので、女子受け抜群です。
ロゼ・スパークリングワイン
こちらはシャンパンと同じ製法で造られるスペインのスパークリングワイン、カヴァです。
フレシネはカヴァの中で世界で一番売れているブランドです。そのロゼのスパークリングワイン。
ラズベリーのようなチャーミングな風味が感じられます。
食事に合わせるクリスマスワイン
白ワイン
200年以上の歴史を持つ生産者のフランス・ブルゴーニュの白ワインです。
バニラのようなまろやかな味わいはクリームソースを使った料理と相性が良いです。
赤ワイン

カリフォルニア、モントレーを中心とした地域のブドウから醸造されるピノ・ノワール単一の赤ワインです。
ブドウは質の高いブルゴーニュクローンにこだわっています。
リッチなフレンチオークの香りの後に、やや熟した黒い果実の味わい。
かすかにスパイスも感じ取れ、ヴィンテージのイメージ以上に長い余韻が伝わる手軽なプレミアムワインです。
ローストした鶏肉やフォアグラのパテなどクリスマスらしいお食事にもぴったりです。
同シリーズのシャルドネがオバマ前大統領時代にTPP首脳ミーティングのオフィシャルワインとして採用されたことで一躍脚光を浴びました。
ロゼワイン
イタリア中部のアブルッツォ州のロゼワインです。「チェラスオーロ」は「チェリーの花」という意味。
名前のとおり、桜色です。
味わいはサクランボのような果実味があります。サーモンのマリネなどと相性が良いです。
デザートにおすすめのクリスマスワイン

- ・高い
- ・飲み切るのが大変
- ・他と比較できない
という悩みがありますよね。
ホームワインは高級ワインが100mlで4本ずつ届くから、ワインの違いをわかりたい方にオススメ。本サイトの編集長ソムリエ佐々木が監修した学習コンテンツや、2023年にスタートしたソムリエによるコンシェルジュサービスも大人気。
ワインをもっと楽しむために、始めない理由がありません!▼
※販売数には限りがございますので、売り切れの際は何卒ご容赦ください。
ポートワイン
ケヴェード トウニー・ポート
ポルトガル・ポートの褐色(トウニー)のポートワインです。
酸化熟成によって生じるナッツやナツメグのような風味、ドライフルーツやキャラメルのような濃縮した甘味が感じられます。
エッグタルトやティラミスなどと合わせてみてはいかがでしょうか。
アイスワイン
ドイツで作られるアイスワインです。
アイスワインとは-7度以下の気温で自然凍結したブドウを使用して作られるワインです。
凍結されたブドウは糖度を高めるので、気温の低いドイツでも高貴な甘口ワインの生産を可能にします。
食後、濃厚なブルーチーズなどと一緒に召し上がれば、素敵な大人の時間が楽しめます。
アイスワイン
アイスワイン ラインヘッセン ヨット・ハーン
ドイツのラインヘッセン地方のアイスワインです。
アイスワインは、ぶどうが樹上でマイナス8度以下に凍った状態で収穫され、ワインにされます。
豊かな甘さと、すっきりとした酸がバランスよく調和しています。
レモンのシャーベットなどと合わせるとおいしいです。
甘口の白ワイン
エミリアーナ レイト・ハーベスト ソーヴィ二ヨン・ブラン
有機栽培ぶどう100%のチリ産の甘口ワインです。「レイト・ハーヴェスト」とは遅摘みという意味です。
完熟したぶどうを、収穫時期を遅らせて水分が蒸発して糖度が高くなったところで収穫します。
青々としたフレッシュな風味のソーヴィニヨン・ブラン種をベースに、香りの華やかなゲヴュルツトラミネール種をブレンド。
パパイヤやショウガのような風味が感じられます。
クリームブリュレやブルーチーズなどと合わせてお召し上がりください。
クリスマスはホットワインで暖まろう!

クリスマスのワインの楽しみ方として、ドイツや北欧で飲まれているホットワインというものがあります。
ここでは、ホットワインとは何かということや作り方を紹介していきます。
ホットワインとは
ホットワインは、その名の通りワインを温めて飲む飲み方です。
ヨーロッパでは冬の風物詩として定番で、冷たい季節に体を温めるのに最適な飲み物とされています。
特にホットワインはクリスマスマーケットや、冬のお祭りなどのアウトドアイベントで人気です。
一般的なホットワインは赤ワインをベースに、砂糖やフルーツ、スパイスを加えて温めて作られます。
甘みや香り付けが行われるため、ホットワインは単にワインを温めた味わいとは異なります。
また、温めることでアルコール分が飛ぶことから、お酒が苦手な方にとっても飲みやすい点も魅力です。
ホットワインの作り方
ここでは、一般的なホットワインの作り方を紹介します。
飲み残しのワインを上手に使うのがおすすめです。
材料と所要時間
所要時間は5〜15分です。
【材料】
・赤ワイン
・オレンジ・レモンなどの果実
・オレンジピールなどの果皮
・シナモン・クローブなどのスパイス
・砂糖や蜂蜜
作り方
①ワインに好みの果実・果皮・スパイス・甘味料(砂糖・蜂蜜など)を追加。
②火にかけて温めます。
③加熱しすぎるとワインの風味とアルコールが飛んでしまうので注意しましょう。
おすすめワイン
ホットワイン用にワインを準備するなら、加熱して使用するので、安価なもので十分です。
むしろ高価なものはそのまま飲む用にとっておきましょう。
この記事で紹介したワインの飲み残しを使うのもいいでしょう。
ホットワインについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
番外編!クリスマスシーズン限定ワイン特集
ニッカ シードル ヌーヴォスパークリング 2020
2020年に収穫した国産リンゴ品種「つがる」100%で醸造したシードル(リンゴのスパークリングワイン)です。
季節限定の新酒で、リンゴの自然な甘さをお楽しみいただけます。
アルコール度は2%なので、普段あまりお酒を飲まない方でも飲みやすいです。ボトルもクリスマス仕様です。
シャンドン・ブリュット スパークル
シャンパンに使われるのと同じ品種、ピノ・ノワールとシャルドネを使ったスパークリングワイン。
洋ナシのような果実味、ローストしたナッツのような香ばしさが感じられます。
ボトルはきらめく泡の輝きをイメージした、シルバーとゴールドのホリデーシーズン限定ボトルです。
マルキ ド カロンセギュール
ボルドー地方サンテステフ地方を代表するワイン「シャトー カロンセギュール」のセカンドワインです。
メルロとカベルネソーヴィニヨンをバランスよくブレンドし、滑らかでふくらみのある味わいです。
エチケットにはかわいくハートマークが描かれています。クリスマス、特別な夜にピッタリの赤ワインになります。
レッド エンジェル
イタリア北部を代表する生産者イエルマンが送り出すピノ・ノワールです。
キュートな名前に幻想的なエチケットラベルが目を引きます。
味わいの中に冷涼な気候を感じさせながら、熟した果実のニュアンスを併せ持っているので、様々なお料理に合わせることも出来ます。
クリスマスのワインまとめ
いかがでしたでしょうか。
クリスマスにワインと言っても、様々なワインがありますね。
今年のクリスマスは、ぜひ用途やシチュエーションによって使い分けてみてください。
関連記事


【ソムリエ監修】ロバート・パーカーとは?パーカーポイントの概要、貴重な満点ワインもご紹介!
「ロバート・パーカーってどんな人?」「ワイン界ではそんなに有名な人なの?」 ワインショップやオンライン通


ワインの持ち込みサービス(BYO)とは?気になるメリットや注意点、マナーをご紹介!
皆さんは、レストランなどの飲食店に自分でワインを持ち込んで食事と一緒に楽しむ、ワイン持ち込みサービス「BYO」という


ソムリエが教えるレストランでのワインマナー!絶対おさえたいポイントを解説
パートナーのお誕生日や記念日のお祝いに、レストランでお食事するのって楽しいですよね。 でも、いざレストランに行って


【ソムリエ監修】初めてでもわかる!ワインラベルの読み方のポイントを詳しく解説!
ワインのエチケット(ラベル)には多くの情報が書かれています。 初心者にとっては複雑に感じるかもしれませんが、実は多


ワインのプレゼントにおすすめな銘柄25選をソムリエが厳選!
「ギフトに選ぶならどんなワインが喜ばれる?」「その人に合わせたワインを選ぶときのコツは?」 ワイン好きの


ワインの当たり年ってなに?メリットやデメリット、主要産地の当たり年銘柄をご紹介!
ワインの世界でよく耳にする、「当たり年」または「グレートヴィンテージ」。 ワイン愛好家の方であれば常識かもしれませんが


焼酎のおすすめサブスク8選!選び方や焼酎の楽しみ方もご紹介
焼酎にもサブスクのサービスがあることをご存じでしたか?焼酎好きの方にとって、毎月様々な焼酎が自宅に届くサブスク


【ワイン教養】ソーヴィニョン・ブランとは?品種特徴や味わい、おすすめ銘柄までご紹介!
3大白ブドウ品種の一つとして世界中で愛されているソーヴィニョン・ブラン。 ワインにあまり詳しくない方でも、シャルド


【ソムリエ監修】シードルとは?選び方やおすすめ13選を紹介!
りんごのお酒として知られるシードル。 実は、アルコールのないシードルもありますし、産地によってその特徴はさまざまで


【ソムリエ監修】ポムロールとは?産地の特徴や人気シャトーをご紹介
ボルドーでも特に高級な赤ワイン産地として有名なポムロール。ワイン造りにこだわる小規模生産者が多く、ポムロールの
人気記事ランキング


【ワイン教養】高級シャンパンおすすめ35選ランキング!シャンパンの基礎知識からギフトにおすすめな銘柄までをご紹介!


【ソムリエ厳選】おすすめの赤ワイン20選!選び方・飲み方も解説!


【編集部厳選】おすすめの高級焼酎25選!人気のプレミアム焼酎を厳選!


高級ウイスキーのおすすめ人気ランキング21選!美味しい飲み方も紹介


【2022年版】人気おすすめ焼酎26選!種類から選び方まで徹底解説
特集記事


日本酒スキンケア用品ランキング6選!併せて楽しめる日本酒もご紹介!


人気おすすめの純米酒ランキング31選!選び方や美味しい飲み方も紹介


【ソムリエ厳選】おすすめの赤ワイン20選!選び方・飲み方も解説!


リキュールとは?種類から、おすすめのリキュール一覧、飲み方まで徹底解説!

