度数低めの甘口微発泡ワイン、モスカート・ダスティとは?おすすめワインまでご紹介

2019/01/16 イタリア

食べ物と合わせて楽しむイタリアワイン。日本では赤ワインのキャンティやバローロなどが有名です。

でも、ランチの時間からキャンティやバローロだと酔っぱらってしまうのではないかと心配になる方もいるかもしれません。

そんなときにおすすめなのが軽い飲み口のモスカート・ダスティです。

この記事では、モスカート・ダスティの特徴や選び方、おすすめのモスカート・ダスティについて紹介していきます。

[PR]
※販売数には限りがございますので、売り切れの際は何卒ご容赦ください。

モスカート・ダスティとは

モスカート・ダスティは、イタリア北西部ピエモンテ州で造られる低アルコールの甘口微発泡のワインです。使用する品種、製法は決まっています。

ピエモンテ州は高品質なワインの産地で、赤、白、スパークリングとさまざまなタイプのワインが造られています。皆さんはバローロという名前を聞いたことがあるかもしれません。フルボディの力強い赤ワインです。あのバローロもピエモンテ州のワインです。

品種はモスカート・ビアンコ

モスカート・ダスティには、モスカート・ビアンコという白ぶどう品種を使うことが定められています。

甘い、花のような香りが特徴の品種です。英語では「マスカット」、フランス語では「ミュスカ」と言われます。

製法はシャルマ方式

シャンパンは、炭酸を発生させるためにビン内で二次発酵をおこないます。モスカート・ダスティは、ビン内での二次発酵はおこないません。その代わりに、大きなタンクで二次発酵をさせます。この方法は「シャルマ方式」と呼ばれています。

この方法で造られたスパークリングワインは果実味を生かしたフルーティな味わいになります。

モスカート・ダスティは果実本来のフレッシュさを楽しむスパークリングワインなので、この方法がピッタリです。

モスカート・ダスティの選び方

地区で選ぶ

モスカート・ダスティの産地はさらに小地区があります。これらの地区は特にモスカート・ダスティに適した産地とされています。ワンランク上のモスカート・ダスティがほしいときはこちらを探してみましょう。

カネッリ

ここは石灰質豊富な土壌で温暖な気候です。しっかりとしたアロマとミネラル感、キレイな酸が特徴です。

 

ストレヴィ

南むきの斜面にある、日当たりのよいブドウ畑が多いので、果実がよく熟します。果実味のある味わいが特徴です。

 

アルコール度数で選ぶ

モスカート・ダスティのアルコール度数は5〜6%ですから、通常のワインの半分程度の弱さです。

ただし、実際飲んでみるとお酒の弱い方ははっきりとアルコールを感じるかもしれません。1%の違いは意外と大きいです。商品にはアルコール度数が記載されていますので、お酒の弱い方はなるべく度数が低いものを選びましょう。

価格で選ぶ

モスカート・ダスティは1,000円台から2,000円台のものが中心です。サンドイッチなどの軽い食事や、ビスケットやケーキ、アイスクリームなどのスイーツ、果物などと一緒に気軽にお楽しみください。

1,000円台のものはフレッシュな味わい、2,000円以上のものは比較的複雑味のある味わいのものが多いです。

おすすめのモスカート・ダスティ10選

[PR]
フルボトル(750ml)の高級ワインには、

    •  ・高い
    •  ・飲み切るのが大変
    •  ・他と比較できない

という悩みがありますよね。
ホームワインは高級ワインが100mlで4本ずつ届くから、ワインの違いをわかりたい方にオススメ。本サイトの編集長ソムリエ佐々木が監修した学習コンテンツや、2023年にスタートしたソムリエによるコンシェルジュサービスも大人気。
ワインをもっと楽しむために、始めない理由がありません!▼

ホームワインを詳しく知る!

※販売数には限りがございますので、売り切れの際は何卒ご容赦ください。

デイリーにおすすめ!予算2,000円

5位

サンテロ ヴィッラ ヨランダ モスカート・ ダスティ

詳細情報
アルコール度数 5.5 %
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ
メーカー名 モトックス
果実 %     モスカート・ビアンコ100%

これぞコスパワイン
イタリア屈指の大規模スパークリングワインメーカー、サンテロ社が手がけています。この生産者のスパークリングワインはどれも非常にコストパフォーマンスがいいですが、モスカート・ダスティも例外ではありません。

選別された良質なブドウだけを収穫後すぐに栽培農家から輸送し、醸造に回しています。だからこその新鮮味あふれる味わいです。

蒸し暑い日に、このワインだけゴクゴク飲みたいフレッシュさです。

 

4位

モスカート・ダスティ テヌータ カレッタ

詳細情報
味わい  甘口
原産国名 イタリア 
メーカー名 サッポロビール
果実 %     モスカート

老舗のモスカート・ダスティ
テヌータ・カレッタ社は創立550年の老舗ワイナリー。すべてのワインは自社畑のブドウで造っています。エレガントで繊細な味わいのワインが国際的に評価されています。

このモスカート・ダスティはレモンやセージ、ショウガのような味わいが特徴です。

生ハムと合わせるとおいしいです。

 

3位

ルフィーノ モスカート・ダスティ

詳細情報
アルコール度数 6 %
原産国名 イタリア

イタリア王室も認める味
140年の歴史を持つルフィーノ社が手がけるモスカート・ダスティ。最初ルフィーノはトスカーナでワイン造りを始めました。そのキャンティはイタリア王室御用達となるほどのクオリティでした。

やがて、ピエモンテ州でも高品質な白ワイン造りを造り始めます。ルフィーノのモスカート・ダスティは、華やかなオレンジの花の香りがします。

ルフィーノ社おすすめの飲み方は、オレンジジュースで割ったり、スライスしたオレンジを浮かべて飲む飲み方です。お試しください。

 

2位

バンフィ シャンドル モスカート・ダスティ

詳細情報
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 バンフィ
果実 %     モスカート

果実味たっぷりの「ストレヴィ」
バンフィ社は広大な敷地と優れた醸造設備を持つ、大規模なワイナリーです。土壌、栽培方法、品種などの研究も精力的におこなっています。

バンフィ社のモスカート・ダスティは、ワンランク上の小地区ストレヴィで造られています。

ストレヴィのテロワールを反映して、完熟した桃、ドライフルーツ、ハチミツのようなまろやかな味わいです。

ブルーチーズなどと相性がいいです。

 

1位

ファルケット デル ファント モスカート・ダスティ

詳細情報
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 バンフィ
果実 %     モスカート ビアンコ 100%

ワンランク上の「カネッリ」
4世代続く歴史ある生産者が手がけるモスカート・ダスティ。2016年ヴィンテージからは、ラベルに「カネッリ(Canelli)」と書かれています。これはモスカート・ダスティの中でもワンランク上の小地区で栽培された証拠です。

しかも、彼らのワインは単一畑での手作業で造られます。ワインのブドウは、平均樹齢35年以上の木のものです。樹齢の長い木の方がブドウの味わいに凝縮感が出ます。そのため、熟成度が均一な果実味のしっかりしたブドウができあがります。

かんきつ類の果実の風味、ハーブのようなさわやかな味わいがあります。

レモンやハーブをきかせたサラダと一緒にいただくとおいしいです。

2,000円までのモスカート・ダスティ比較表

商品画像ファルケット デル ファント モスカート・ダスティバンフィ シャンドル モスカート・ダスティルフィーノ モスカート・ダスティモスカート・ダスティ テヌータ カレッタサンテロ ヴィッラ ヨランダ モスカート・ ダスティ
商品名ファルケット デル ファント モスカート・ダスティバンフィ シャンドル モスカート・ダスティルフィーノ モスカート・ダスティモスカート・ダスティ テヌータ カレッタサンテロ ヴィッラ ヨランダ モスカート・ ダスティ
詳細味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 バンフィ
果実 %     モスカート ビアンコ 100%
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 バンフィ
果実 %     モスカート
アルコール度数 6 %
原産国名 イタリア
味わい  甘口
原産国名 イタリア 
メーカー名 サッポロビール
果実 %     モスカート
アルコール度数 5.5 %
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ
メーカー名 モトックス
果実 %     モスカート・ビアンコ100%
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

来客用やちょっとしたご褒美に!2,000円~5,000円

5位

ラ カウドリーナ モスカート ダスティ

詳細情報
原産国名 イタリア トスカーナ 
メーカー名 ピノノワール・オンライン

モスカート・ダスティのお手本
モスカート・ダスティの造り手として、最も模範的と言われる生産者が手がけています。異なる畑のブドウを使っていますが、畑は南か、南西に面した日当たりのよい畑です。そのため、ブドウがよく熟します。ブドウはすべて手摘みで、やさしくプレスされます。

焼き菓子と相性がいいので、一緒にプレゼントしたらいいでしょう。

 

4位

ラ スピネッタ ブリッコ クワリア モスカート ダスティ

詳細情報
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 ラ・スピネッタ
果実 %     モスカート100%

アルコール超ひかえめ
ラ・スピネッタ社は1977年創業のワイナリー。それほど歴史が長いわけではありませんが、すでにワイン評価紙で非常に高評価を得ています。イタリア国内では高級レストランにオンリストされるワインです。

化学薬品の使用を可能なかぎり控え、収量を抑えてワインを生産しています。

商品名にある「ブリッコ クワリア」は畑の名前です。この畑から収穫したブドウだけでワインを造っています。

アルコールが4.5%とモスカート・ダスティの中でもひかえめでやさしい味わいです。

パーティでビールの代わりに乾杯の一杯に使いたいです。

 

3位

モスカート・ダスティ ナティンコ

詳細情報
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 ラ・スピネッタ
果実 %     モスカート

タキシードを着て飲みたい
モスカート・ダスティ協同組合が造るモスカート・ダスティ。2000社の加盟農家が造るモスカート種の中で、最良品質のブドウだけで造られています。各地域のブドウ畑のブドウを発酵、熟成させたあと、ブレンドします。

味わいの異なるワインをバランスよくブレンドし、上品な甘さと適度な酸を実現しています。

ラベルの絵はタキシードをイメージしています。

ちょっとおしゃれをして出かける集まりに手土産として持っていくと喜ばれるでしょう。

 

2位

モンキエロ カルボーネ モスカート・ダスティ

詳細情報
アルコール度数 5.5 %
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 モンキエロ・カルボーネ
果実 %     モスカート

ブルゴーニュを思わせるデリケートさ
ピエモンテの銘醸地、ロエロ地区を拠点とする生産者が手がけるモスカート・ダスティ。この生産者は、ブルゴーニュをイメージさせる上品な味わいを得意としています。

最新式のプレス機を使って、ブドウのフレッシュさをキープした白ワイン造りをしています。

微炭酸のモスカート・ダスティの中でも特にデリケートな泡立ちなので、スパークリングワインが苦手な方でも飲みやすいです。

酸がしっかりときいたさわやかな味わいです。

限定生産のワインですので、「限定品」に弱い方へのプレゼントにどうぞ。

 

1位

モスカート・ダスティ ミストラル

詳細情報
アルコール度数 5 %
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 ボンド商会
果実 %     モスカート

自然派モスカート・ダスティ
モリーノ社は化学肥料を使わない自然派のモスカート・ダスティを造っています。醸造には自然酵母を使い、酸化防止剤は規定の量の3分の1の量です。

「ミストラル」とは、畑に吹く夏の風を指します。自然の一部としてワインが造られているイメージにふさわしいです。
黄桃のような果実味のある味わいがとてもエレガント。

ラベルも華やかでプレゼントにぴったりです。

2,000円~5,000円のモスカート・ダスティ比較表

商品画像モスカート・ダスティ ミストラルモンキエロ カルボーネ モスカート・ダスティモスカート・ダスティ ナティンコラ スピネッタ ブリッコ クワリア モスカート ダスティ ラ カウドリーナ モスカート ダスティ
商品名モスカート・ダスティ ミストラルモンキエロ カルボーネ モスカート・ダスティモスカート・ダスティ ナティンコラ スピネッタ ブリッコ クワリア モスカート ダスティラ カウドリーナ モスカート ダスティ
詳細アルコール度数 5 %
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 ボンド商会
果実 %     モスカート
アルコール度数 5.5 %
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 モンキエロ・カルボーネ
果実 %     モスカート
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 ラ・スピネッタ
果実 %     モスカート
味わい  甘口
原産国名 イタリア ピエモンテ 
メーカー名 ラ・スピネッタ
果実 %     モスカート100%
原産国名 イタリア トスカーナ 
メーカー名 ピノノワール・オンライン
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

まとめ

モスカート・ダスティは低アルコールで甘口ですから、ティータイムに罪悪感なく楽しめるワインです。ぜひ、大人のおやつとしてお楽しみください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事をシェアしよう!
この記事のURLとタイトルをコピーする
   

関連記事

ランブルスコとは?おすすめ15選から飲み方までソムリエが解説

「ランブルスコってどんなワイン?」「ランブルスコのおすすめは?」 ランブルスコはイタリアで作られるスパー

【ソムリエ監修】フランチャコルタとは?味わいの特徴や種類、おすすめ10銘柄もご紹介!

お料理との相性も良く気軽に楽しめるスパークリングワインは、日本でも人気が定着しましたね。 その中で、今日は

イタリアのスパークリングワイン「スプマンテ」はどんなワイン?種類やおすすめを紹介

「スプマンテとはどんなワイン?」「イタリアにもスパークリングワインはある?」 地域によって多くの個性的な

【ソムリエ監修】アスティの人気おすすめ13選を紹介!選び方も解説

アスティはアルコール控えめな甘口で飲みやすく、日本でも大人気。 価格もリーズナブルで、テーブルワインにもピ

【ソムリエ監修】プロセッコとは?概要や特徴、人気のプロセッコ10銘柄をご紹介!

レストランでの食事に欠かせないお酒といえば、スパークリングワイン。 今回はプロセッコというイタリアのスパー

アイスワインのおすすめ11選をソムリエが厳選!特徴や飲み方も紹介!

「アイスワインってどんなワインなの?」「初めての場合はどの銘柄を選べばいい?」 ワインに対する関心が高くなってき

甘口白ワインのおすすめ24選をソムリエが厳選|飲みやすいワインの選び方も徹底解説

「甘口の白ワインにはどんなものがある?」「飲みやすいワインはどうやって選べばいい?」 甘口の白ワインは、

【ソムリエ監修】ミュスカとは?特徴からおすすめのワイン10選まで紹介

ミュスカと聞くと、よくわからないという人も多いかもしれません。しかし実はこれ、日本でもおなじみのマスカットのこと

デザートワインとはどんなワイン?選び方や飲み方・おすすめをソムリエがご紹介!

「デザートワインって何?」「おすすめのデザートワイン銘柄は?」 みなさんは、「デザートワイン」という言葉

【ソムリエ厳選】飲みやすい!甘口のおすすめロゼワイン10選!

ほんのりとしたピンク色の見た目も可愛らしく、やさしい甘さで飲みやすい甘口のロゼワイン。 さまざまな食事にも合わ

特集記事

日本酒スキンケア用品ランキング6選!併せて楽しめる日本酒もご紹介!

人気おすすめの純米酒ランキング31選!選び方や美味しい飲み方も紹介

【ソムリエ厳選】おすすめの赤ワイン20選!選び方・飲み方も解説!

リキュールとは?種類から、おすすめのリキュール一覧、飲み方まで徹底解説!

【編集部厳選】おすすめの高級焼酎25選!人気のプレミアム焼酎を厳選!

TOP