歴史深いワイン銘醸地ブルゴーニュにて長い歴史を誇る名門ドメーヌ、「ジョゼフ・ドルーアン」。
ワイン愛好家であれば誰しも一度は味わったことがあるであろう、当産地を代表する人気生産者の一角です。
しかし、廉価な価格帯も多数リリースしていることが良くも悪くも身近な印象を与えてしまい、あまり彼らの魅力が知られていないのも事実。
当記事は、そんな当ワイナリーの魅力を再認識するための充実した内容となっています。
今回の記事ではジョゼフ・ドルーアンの総論を検討し、ワインの特徴や銘柄の選び方、そして少なくとも一度は飲むべきおすすめ銘柄までたっぷりとご紹介いたします。
ぜひ最後までお付き合いください。
目次
1. ジョゼフ・ドルーアンとは
ジョゼフ・ドルーアンは、ブルゴーニュを代表する家族経営のワイナリー。
ワイナリーが設立されたのは1880年と歴史古く、140年以上にわたり一貫してテロワールを重視したワイン造りを続けています。
家族経営と聞くと何やら小規模な印象を受けますが、当ドメーヌに関しては全くそんなことはなく、今ではブルゴーニュ最大規模のドメーヌと言って差支えないでしょう。
そんな彼らのワインは昔から今も変わらず、世界中の一流レストランをはじめ、ワイン愛好家から初心者の方までを虜にしています。
こうした背景が、ジョゼフ・ドルーアンは “ブルゴーニュの誇り”と称される所以となっています。
ジョゼフ・ドルーアンの歴史
ワイナリー名にもなっている初代ジョゼフ・ドルーアン氏によって1880年にワイン造りがスタート。
以降、2代目によってボーヌを中心にブドウ畑が開拓され、遂に世界市場へと乗り出し一躍人気に火がついたのが3代目、ロベール・ドルーアン氏の時代でした。
そして、現在4代目として指揮を取るのはドルーアン4兄弟。
それぞれが、CEO、栽培長、醸造長、販売責任者として各部門を牽引しています。
中でも、醸造家である長女ヴェロニク・ドルーアン氏は、ドメーヌのスタイルである「エレガンスとバランス」の守護神として知られる有名人です。
ジョゼフ・ドルーアンのワインの特徴
当ワイナリーのワインの特徴といえば、「エレガンスとバランス」「幅広い価格帯」の2つ。
「エレガンスとバランス」と称されるように、どのワインにもその土地の個性が感じられるような、テロワールに重きが置かれた味わい深さがあります。
そして、幅広いアペラシオンを手がけていることに起因し、「幅広い価格帯」にて銘柄がリリースされているのも特徴の一つ。
そんな中、醸造長であるヴェロニク氏による一切の妥協はありません。
味わいにエレガンスさを残すための新樽比率の抑制、赤ワインの一部全房発酵、自社での樽のシーズニングを経て焼き具合を細かくオーダーするなど。
その膨大な生産量に関わらず、質も限りなく追求していることが当ドメーヌの素晴らしい点であり、それはワインの品質にもしっかり表れています。
2. ジョゼフ・ドルーアンを知る上で欠かせない2つのポイント
ジョゼフ・ドルーアンを深く知る上で欠かせないの以下の2つ。
当ドメーヌのワインをより深く味わうためにも、この2点はおさえておきましょう!
①早期からの自然農法へのシフトチェンジ
②オレゴンへの先見の明
【ポイントその1】徹底した自然農法へのシフトチェンジ
ドルーアン社は、その他ドメーヌに先駆けて除草剤などを含む化学薬品の使用を止め、自然農法へ早期にシフトチェンジしたことで知られています。
そして2007年には、4代目栽培長であるフィリップ・ドルーアン氏の推進により、全自社畑をビオディナミ農法への転換に成功。
この際、一般的なワイナリーではオーガニックやビオディナミ認証を機関へ申請し、正式な認定を得るのが普通ですが、ドルーアン社は違います。
実際のところ、正式な認証を得ることでワインの販売価格は高くでき、買い手が多くつく傾向があるのも事実。
しかし、そうした商業的な目的で自然農法を行うのではないと彼らは語ります。
昨今の自然派ブームも、”全てはいいワイン造りのための手段であり、目的ではない”という事を再認識させてくれます。
【ポイントその2】新世界屈指の銘醸地アメリカ・オレゴン州に進出
ブルゴーニュの誇りとまで称される当ワイナリーがついに、新世界屈指のピノ・ノワール銘醸地であるアメリカ・オレゴン州に1987年に進出。
ワインのスタイルは、シャンボール・ミュジニーを彷彿とさせる、女性的でしなやか、優美な味わいと言っていいでしょう。
そして、異国の地でブルゴーニュを凌ぐ高級ワインを造るだけが目的….かと思いきや、オレゴンワイン発展のためにも尽力。
畑を増やすことで親しみやすいレンジのワインも造り、より身近にオレゴンワインの魅力に触れてほしいと考えているのです。
ブルゴーニュのエッセンスと新世界の恵まれたテロワールを武器に手がける、当ドメーヌのワインに今後も期待が寄せられます。
3. ワインの選び方
このワインの選び方こそが、当記事で最も重要な項目かも知れません!
というのも、ジョゼフ・ドルーアンのワインは調べてもらっても分かる通り、とにかく銘柄数が多いのです。
その数なんと、50種類以上…!
しっかりと自分に合った選び方が出来なければ、買った後に後悔する可能性も無きにしも非ずです。
そんな事態を避けるためのポイントはたったの1つ。
その後のおすすめ銘柄紹介にも続く内容ですので、ぜひご参考ください。
シリーズで選ぶ
筆者的に最もおすすめの選び方が、「シリーズで選ぶ」です。
用意されてあるのは、以下の8つ。
この中からそれぞれ自分の好みや予算に合わせて絞っていくと、自ずと最適なワインが見つかる可能性が高いでしょう。
各シリーズの概要や特徴は、記事最後のおすすめ銘柄紹介にてご紹介していきます。
*【スタンダードクラス】ブルゴーニュ広域
*【上質な赤ワイン好きへ】コート・ド・ニュイ
*【ドメーヌ看板銘柄が集う】コート・ド・ボーヌ
*【隠れ銘醸地】コート・シャロネーズ
*【ハイコスパ】マコネ
*【絶品ガメイを堪能】ボージョレ
*【シャブリの魅力を再認識】ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン
*【ブルゴーニュを超える新境地】ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン
4. ワインの購入方法
ここでは、ジョゼフ・ドルーアンのワインを安心して購入する方法やおすすめのサイトをご紹介します。
彼らのワインは国内流通量も多いため、イオン系スーパーでも見かける機会は多い印象です。
よって今回は、手軽に購入できるオンラインに絞りご紹介させていただきます!
ワインショップドラジェ
ワインのECサイトではエノテカやワイングロッサリー、しあわせワインなども人気ですが、今回に限ってはワインショップドラジェ一択。
その他の人気ワインショップECサイトも信頼はできますが、用意されてある銘柄がどれもハイレンジなものばかり…。
その点、ワインショップドラジェではカジュアルレンジ〜ハイレンジまで充実した品揃えとなっています。
また、楽天などのECサイトにても品揃えはありますが、そこでの出品者の多くはワインショップドラジェです。
楽天ポイントを効率的に貯めたいという方は、出品者欄をよくチェックして購入するようにしましょう!
5. 【シリーズ別厳選】ジョゼフ・ドルーアンの厳選おすすめ19銘柄
それでは最後に、ジョゼフ・ドルーアンのおすすめ銘柄をご紹介して終わりたいと思います。
今回は【シリーズ別厳選】としまして、ラインナップの中でもとりわけ人気かつ知名度があり、ワインとしての品質も高い評価を受けている銘柄をチョイスしています。
本来は全銘柄を一挙にご紹介したいのですが、なんせ50種類以上もある当ワイナリーですので今回は割愛させていただきます…。
もちろん、ここで紹介のない銘柄も自信を持っておすすめできるものばかりですので、気になる方はぜひ調べてみてください!
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商品名 | ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ヴィエイユ・ヴィーニュ [2023] | ドメーヌ・ドルーアン オレゴン ピノ・ノワール ロレーヌ | ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン・シャルドネ・アーサー | ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ グランクリュ レクロ | ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ レゼルヴ・ド・ヴォードン | ジョゼフ・ドルーアン ムーラン・ナ・ヴァン | ジョゼフ・ドルーアン プイィ・フュイッセ | ジョゼフ・ドルーアン リュリー ブラン | ジョゼフ・ドルーアン コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ | ジョゼフ・ドルーアン シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ マルキ・ド・ラギッシュ | ジョゼフ・ドルーアン ボーヌ プルミエ・クリュ クロ・デ・ムーシュ ルージュ | ジョゼフ・ドルーアン ヴォルネイ | ジョゼフ・ドルーアン シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・ザムルーズ | ジョゼフ・ドルーアン クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュ | ジョゼフ・ドルーアン ヴォーヌ・ロマネ | ジョゼフ・ドルーアン コート・ド・ニュイ ヴィラージュ | ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ シャルドネ | ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ ピノ・ノワール | ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ アリゴテ |
詳細 | タイプ:赤ワイン 品種:ガメイ AOC:ボージョレ・ヴィラージュ | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AVA:ダンディー・ヒルズAVA | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AVA:ダンディー・ヒルズAVA | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCシャブリ グラン・クリュ | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCシャブリ | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCムーラン・ナ・ヴァン | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCプイィ・フュイッセ | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCリュリー | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCコルトン・シャルルマーニュ | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCシャサーニュ・モンラッシェ 1erCru | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCボーヌ 1erCru | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCヴォルネイ | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCシャンボール・ミュジニー 1erCru | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCクロ・ド・ヴージョ | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCヴォーヌ・ロマネ | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCコート・ド・ニュイ ヴィラージュ | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCブルゴーニュ | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCブルゴーニュ | タイプ:白ワイン 品種:アリゴテ AOC:AOCブルゴーニュ アリゴテ |
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【シリーズNo.1】ブルゴーニュ広域
“AOCブルゴーニュ”などのブルゴーニュ広域のブドウを使って造られるシリーズ。
ラインナップ中、最も低価格帯となるのがこちらになります。
ただ、コスパの良さではブルゴーニュワイン全体の中でも優れた銘柄ばかり。
まずはジョゼフ・ドルーアンの味わいを体験したい!という方におすすめのシリーズです。
商品画像 | |||
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商品名 | ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ シャルドネ | ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ ピノ・ノワール | ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ アリゴテ |
詳細 | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCブルゴーニュ | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCブルゴーニュ | タイプ:白ワイン 品種:アリゴテ AOC:AOCブルゴーニュ アリゴテ |
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ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ アリゴテ
ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ アリゴテ
品種:アリゴテ
AOC:AOCブルゴーニュ アリゴテ
当ドメーヌ屈指のハイコスパワインがこちらの「ブルゴーニュ アリゴテ」。
品種特有のキリッと引き締まったレモンや青リンゴの果実味があり、ほのかな火打ち石のニュアンスがいいミネラル感として感じられます。
アリゴテの特徴を捉えてみたい!という方にもおすすめな入門ワインとも言っていいでしょう。
品種 | AOC | ボディ |
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アリゴテ | ブルゴーニュ・アリゴテ | ライトボディ |
ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ ピノ・ノワール
ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ ピノ・ノワール
品種:ピノ・ノワール
AOC:AOCブルゴーニュ
ブルゴーニュルージュの模範的な味わいと評される「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」。
使用されるブドウは主にコート・ド・ボーヌのもので、ワインの一部を古樽にて熟成させることで酒質に深みを演出しています。
鮮やかなレッドチェリーやラズベリー、クローブのアロマも堪能できる、秀逸なエントリークラスの一本です。
品種 | AOC | ボディ |
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ピノ・ノワール | ブルゴーニュ | ミディアムボディ |
ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ シャルドネ
ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ シャルドネ
品種:シャルドネ
AOC:AOCブルゴーニュ
ブルゴーニュ白ワインの入門編とも呼べるハイコスパ銘柄がこちらの「ブルゴーニュ・シャルドネ」。
マコンやリュリー、ボーヌ全域のシャルドネを中心にブレンドされて仕上げられた当銘柄は、その他の広域クラス銘柄とは一線を画する出来。
抜栓から徐々に醸される上品な樽香が印象的で、酸味の質や余韻の長さも価格以上。
お金が許すならばデイリーワインにしたいほど、筆者もお気に入りのブルゴーニュ・ブランです。
品種 | AOC | ボディ |
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シャルドネ | ブルゴーニュ | ミディアムボディ |
【シリーズNo.2】コート・ド・ニュイ
ブルゴーニュを代表する赤ワイン銘醸地である、コート・ド・ニュイ地区のシリーズがこちら。
ヴォーヌ・ロマネ、クロ・デ・ヴージョという高名な村を筆頭に、ブルゴーニュ屈指の赤ワインが並んでいます。
中でも、「シャンボール・ミュジニー 1erCru レ・ザムルーズ」は当ドメーヌを代表する銘柄です。
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商品名 | ジョゼフ・ドルーアン シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・ザムルーズ | ジョゼフ・ドルーアン クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュ | ジョゼフ・ドルーアン ヴォーヌ・ロマネ | ジョゼフ・ドルーアン コート・ド・ニュイ ヴィラージュ |
詳細 | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCシャンボール・ミュジニー 1erCru | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCクロ・ド・ヴージョ | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCヴォーヌ・ロマネ | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCコート・ド・ニュイ ヴィラージュ |
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ジョゼフ・ドルーアン コート・ド・ニュイ ヴィラージュ
ジョゼフ・ドルーアン コート・ド・ニュイ ヴィラージュ
品種:ピノ・ノワール
AOC:AOCコート・ド・ニュイ ヴィラージュ
コート・ド・ニュイを代表する5つの村のブドウをブレンドして造られる「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」。
なめらかな口当たりから続く、深みのある赤系ベリーのアロマの数々。
先ほどご紹介のピノ・ノワールと比べて、厚みと複雑性がやや増した仕上がりとなっています。
品種 | AOC | ボディ |
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ピノ・ノワール | コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ | ミディアム+ボディ |
ジョゼフ・ドルーアン ヴォーヌ・ロマネ
ジョゼフ・ドルーアン ヴォーヌ・ロマネ
品種:ピノ・ノワール
AOC:AOCヴォーヌ・ロマネ
ブルゴーニュワインの中でも、とりわけ気品あるエレガントな味わいが魅力的な「ヴォーヌ・ロマネ」。
村名クラスながら、すでにその価格は他村のプルミエ・クリュに匹敵。
ただやはり、その品質には目を見張るものがあり、バラやスミレといった花々を彷彿とさせるアロマがグラスから溢れるほどに広がります。
品種 | AOC | ボディ |
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ピノ・ノワール | ヴォーヌ・ロマネ | フルボディ |
ジョゼフ・ドルーアン クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュ
ジョゼフ・ドルーアン クロ・ド・ヴージョ グラン・クリュ
品種:ピノ・ノワール
AOC:AOCクロ・ド・ヴージョ
長期の熟成ポテンシャルを秘めた、グラン・クリュ「クロ・ド・ヴージョ」。
その凝縮感と複雑性はさすがの一言。
煮詰めた果実にクローブ、ローズヒップが香り、しなやかなタンニンと共に長い余韻へと続きます。
品種 | AOC | ボディ |
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ピノ・ノワール | クロ・ド・ヴージョ | フルボディ |
ジョゼフ・ドルーアン シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・ザムルーズ
ジョゼフ・ドルーアン シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・ザムルーズ
品種:ピノ・ノワール
AOC:AOCシャンボール・ミュジニー 1erCru
“恋人たち”の意を持つ、グラン・クリュに比肩する価格と品質を誇る「レ・ザムルーズ」。
ブルゴーニュで最もエレガントなワインとも形容されるプルミエ・クリュです。
余韻も非常に長く、グラスを鼻に近づける度に香るアロマにピノ・ノワールの真髄が感じられます。
品種 | AOC | ボディ |
---|---|---|
ピノ・ノワール | シャンボール・ミュジニー1erCru | ミディアム+ボディ |
【シリーズNo.3】コート・ド・ボーヌ
コート・ド・ニュイとブルゴーニュの双璧を成す、白ワイン銘醸地コート・ド・ボーヌで造られるシリーズ。
世界トップクラスの白ワインが生み出される当産地にて、ジョゼフ・ドルーアンは上質な赤ワインも得意としています。
“蜜蜂の畑”の名を関する「クロ・デ・ムーシュ」、シャサーニュ・モンラッシェ村屈指の一級である「モルジョ」を看板に、赤・白共に素晴らしいワインが味わえます。
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商品名 | ジョゼフ・ドルーアン コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ | ジョゼフ・ドルーアン シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ マルキ・ド・ラギッシュ | ジョゼフ・ドルーアン ボーヌ プルミエ・クリュ クロ・デ・ムーシュ ルージュ | ジョゼフ・ドルーアン ヴォルネイ |
詳細 | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCコルトン・シャルルマーニュ | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCシャサーニュ・モンラッシェ 1erCru | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCボーヌ 1erCru | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCヴォルネイ |
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ジョゼフ・ドルーアン ヴォルネイ
ジョゼフ・ドルーアン ヴォルネイ
品種:ピノ・ノワール
AOC:AOCヴォルネイ
ボーヌの中で突出した赤ワインを生み出す隠れ銘醸地「ヴォルネイ」。
ラズベリーやスミレを思わせる味わいに、ボーヌらしいボディと緻密なタンニンが続きます。
コート・ドールにて下手にプルミエ・クリュに手を出すよりも、ヴォルネイやポマールは期待を裏切らずいつも安定しています。
品種 | AOC | ボディ |
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ピノ・ノワール | ヴォルネイ | フルボディ |
ジョゼフ・ドルーアン ボーヌ プルミエ・クリュ クロ・デ・ムーシュ ルージュ
ジョゼフ・ドルーアン ボーヌ プルミエ・クリュ クロ・デ・ムーシュ ルージュ
品種:ピノ・ノワール
AOC:AOCボーヌ 1erCru
“蜜蜂の畑”の意を持つ、ジョゼフ・ドルーアンの自社畑。
ボーヌ1級の中でも特に評価が高く、次にご紹介するマルキ・ド・ラギッシュと共に自社を代表するボーヌ銘柄の一つとして知られています。
ボーヌらしい優美さが堪能できる、当産地全体の赤ワインを見ても秀逸な一品となっています。
品種 | AOC | ボディ |
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ピノ・ノワール | ボーヌ1erCru | ミディアム+ボディ |
ジョゼフ・ドルーアン シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ マルキ・ド・ラギッシュ
ジョゼフ・ドルーアン シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ マルキ・ド・ラギッシュ
品種:シャルドネ
AOC:AOCシャサーニュ・モンラッシェ 1erCru
ドメーヌ最高峰の白ワインと評される「プルミエ・クリュ モルジョ マルキ・ド・ラギッシュ」。
モンラッシェの大部分を所有するラギッシュ候爵家の畑で、1947年からはドルーアン社に栽培から醸造までを一任。
100%ビオディナミ農法によって造られ、まろやかで豊かな香味に加えて引き締まった酸とミネラル感を呈した極上の一品です。
品種 | AOC | ボディ |
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シャルドネ | シャサーニュ・モンラッシェ1erCru | フルボディ |
ジョゼフ・ドルーアン コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ
ジョゼフ・ドルーアン コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ
品種:シャルドネ
AOC:AOCコルトン・シャルルマーニュ
ブルゴーニュの白ワインを代表するグラン・クリュ、「コルトン・シャルルマーニュ」。
グラン・クリュに相応しいさすがのスケール感を備えており、長期の熟成ポテンシャルも秘めています。
りんごや白桃、アカシアの花の蜜にアーモンドやヴァニラの風味に満ち溢れた、極上の一品です。
品種 | AOC | ボディ |
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シャルドネ | コルトン・シャルルマーニュ | フルボディ |
【シリーズNo.4】コート・シャロネーズ、マコネ、ボージョレ
昨今の激しいブルゴーニュ高騰の暑さを凌ぐように、その避暑地として注目されているのが、コート・ドールの下に続くこれら3つの産地。
リュリーでは赤・白ともにバランス感の優れた味わいが生まれ、マコネは近年一級畑昇格のニュースもあり、再注目されている伸び代抜群の白ワイン産地。
ヌーヴォーだけという日本国内での印象も徐々に拭われつつあるボージョレでは、ガメイのポテンシャルを再認識せざるを得ない銘柄が揃っています。
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商品名 | ジョゼフ・ドルーアン ムーラン・ナ・ヴァン | ジョゼフ・ドルーアン プイィ・フュイッセ | ジョゼフ・ドルーアン リュリー ブラン |
詳細 | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AOC:AOCムーラン・ナ・ヴァン | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCプイィ・フュイッセ | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCリュリー |
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ジョゼフ・ドルーアン リュリー ブラン
ジョゼフ・ドルーアン リュリー ブラン
品種:シャルドネ
AOC:AOCリュリー
バランスの取れたまろやかな味わいが人気の「リュリー・ブラン」。
メロンや白桃にレモンピール、トーストの心地よいアロマが続く一品。
5,000円台でこのクオリティに仕上がるのは、やはり当産地だからこそと言っていいでしょう。
品種 | AOC | ボディ |
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シャルドネ | リュリー | ミディアム+ボディ |
ジョゼフ・ドルーアン プイィ・フュイッセ
ジョゼフ・ドルーアン プイィ・フュイッセ
品種:シャルドネ
AOC:AOCプイィ・フュイッセ
昨今はプルミエ・クリュ昇格のニュースもあり、今勢いに乗っている産地「プイィ・フュイッセ」。
ステンレスタンクとオーク樽熟成を巧みにブレンドすることで、味わいに適度な円みとドライさが備わっています。
今後も高騰が続くであろう産地ですので、今のうちに味わっておきたいですね。
品種 | AOC | ボディ |
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シャルドネ | プイィ・フュイッセ | フルボディ |
ジョゼフ・ドルーアン ムーラン・ナ・ヴァン
ジョゼフ・ドルーアン ムーラン・ナ・ヴァン
品種:ピノ・ノワール
AOC:AOCムーラン・ナ・ヴァン
ボージョレで最も長命なワインを生む村の一つとして知られる「ムーラン・ナ・ヴァン」。
完熟したフルーツにスパイス感、樽による複雑味と骨格が、まさに上質なピノ・ノワールを彷彿とさせます。
また、ここまでの品質ながら価格は4,000円台というのも非常に嬉しいポイント。
品種 | AOC | ボディ |
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ピノ・ノワール | ムーラン・ナ・ヴァン | ミディアム+ボディ |
【その他:シャブリ】ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン
シャブリ40周年を迎える2008年に誕生したシャブリのみを手がけ追求し続ける、「ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン」。
1968年から続くシャブリ自社畑のブドウを手摘みで収穫し、圧搾した果汁はそのままワイナリー中心地のボーヌにまで運ばれ、丁寧に醸造されます。
また、シャブリはジョゼフ・ドルーアン氏の出身地ということもあり、ドメーヌの中でも一層特別な意味を持つワインではないでしょうか。
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商品名 | ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ グランクリュ レクロ | ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ レゼルヴ・ド・ヴォードン |
詳細 | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCシャブリ グラン・クリュ | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AOC:AOCシャブリ |
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ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ レゼルヴ・ド・ヴォードン
ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ レゼルヴ・ド・ヴォードン
品種:シャルドネ
AOC:AOCシャブリ
ドメーヌの看板シャブリといえば、この「シャブリ レゼルヴ・ド・ヴォードン」。
霜害被害によく遭うシャブリ地区では、リスクヘッジとして収量を多く保つ傾向がある中、こちらは低収量に徹して高品質を追求。
そうして出来上がるワインは、厚みのあるレモン、白桃の果実味とクリスピーな酸が特徴的な仕上がりになっています。
品種 | AOC | ボディ |
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シャルドネ | シャブリ | ミディアム−ボディ |
ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ グラン・クリュ レ・クロ
ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ グランクリュ レクロ
品種:シャルドネ
AOC:AOCシャブリ グラン・クリュ
ドメーヌの中で最も高名なシャブリがこちらの「シャブリ グラン・クリュ レ・クロ 」。
シャブリ7つのグラン・クリュの中で最も評価が高い、レ・クロのブドウを使用。
シャブリの魅力を再認識せざるをえない、深みのあるアロマと芯のあるミネラル感が堪能できます。
少なくとも8年ほどは寝かせて楽しみたい一品です。
品種 | AOC | ボディ |
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シャルドネ | シャブリ | ミディアム+ボディ |
【その他:オレゴン】メゾン・ドルーアン・オレゴン
1987年に、アメリカ・オレゴン州のウィラメット・ヴァレーに設立されたワイナリーが「メゾン・ドルーアン・オレゴン」。
元々は小麦とクリスマスツリー用の木の畑だった土地を、ピノ・ノワールの栽培に最適だと直感した先代のロベール・ドルーアン氏がすぐさま購入した所から始まります。
現在はドルーアン家の長男と長女が指揮をとり、ブルゴーニュでのワイン造りをそのまま異国の地にて体現しています。
商品画像 | ||
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商品名 | ドメーヌ・ドルーアン オレゴン ピノ・ノワール ロレーヌ | ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン・シャルドネ・アーサー |
詳細 | タイプ:赤ワイン 品種:ピノ・ノワール AVA:ダンディー・ヒルズAVA | タイプ:白ワイン 品種:シャルドネ AVA:ダンディー・ヒルズAVA |
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ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン・シャルドネ・アーサー
ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン・シャルドネ・アーサー
品種:シャルドネ
AVA:ダンディー・ヒルズAVA
この味わいで6,000円!?と驚きが隠せなかった一品が「シャルドネ・アーサー」。
このワインを一言で表すならば、”シャブリの酸”と”ムルソーの穏やかさ”が体現された “シャソースタイル” 。
口に含むとトーストやアーモンドの香ばしさが果実味と上品に交わっており、余韻へと流れていくきれいな酸に両銘醸地の一端を感じます。
品種 | AVA | ボディ |
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シャルドネ | ダンディー・ヒルズ | ミディアム+ボディ |
ドメーヌ・ドルーアン オレゴン ピノ・ノワール ロレーヌ
当ドメーヌのフラグシップとなる上質ピノ・ノワールが、こちらの「ピノ・ノワール ロレーヌ」。
ブルゴーニュの繊細さと品格を備えつつも、新世界らしい陽気さも感じられる一品。
まさに、オレゴントップクラスのピノ・ノワールと言って問題ないでしょう。
また、ドメーヌのワインメーカーであるヴェロニク氏が、長女の”ロレーヌ”の名を付けている所からも、当キュヴェへの確固たる自信と想いが感じられます。
品種 | AVA | ボディ |
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ピノ・ノワール | ダンディー・ヒルズ | フルボディ |
6. 2023年11/16日(木)解禁 ボージョレ・ヌーヴォーも!
2023年度のボージョレ・ヌーヴォー解禁日が着々と近づいてきましたね。
そして、当然ながらジョゼフ・ドルーアンもヌーヴォーをリリースしています!
中でも毎年注目なのが、こちらの「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ヴィエイユ・ヴィーニュ」。
友人たちの為だけに手がけ、最初に瓶詰めを行った1959年がドメーヌにおけるヌーヴォーの原点。
一口飲むと、「これがヌーヴォー…!?」と思ってしまうほどのしっかりした凝縮感とストラクチャーが堪能できます。
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ヴィエイユ・ヴィーニュ [2023]
品種:ガメイ
AOC:ボージョレ・ヴィラージュ
まとめ
ジョゼフ・ドルーアンとは、ブルゴーニュを代表するドメーヌの一つ。
由緒あるこのドメーヌは、今ではブルゴーニュ最大規模ドメーヌと評されるほどの一大生産者となりました。
“テロワールの個性を尊重しつつ、伝統を守りながら味わいを追求する”という理念のもと生み出されるワインは、どれもブルゴーニュらしい奥深さを秘めています。
デイリーワインから高級ワインまでと充実した幅広いラインナップですが、どのワインも素晴らしい品質に仕上がっています。
まだ彼らのワインを味わったことがないという方は、今回ご紹介したおすすめ19銘柄の中から選んでみてはいかがでしょうか。
ジョゼフ・ドルーアンのワイン片手に当記事を読むことで、ワインがより味わい深く感じられるはずです!
ワイン教養シリーズ
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